« ショートターンとロングターンの違い (ショートターン 2) | Main | クイックな切り替えと落下のエッセンス (ショートターン 4) »

Sep 06, 2005

テールコントロールと反発力 (ショートターン 3)

ショートターンもロングターンと同じで、「ズレを入れてスピードを制御するショートターン」と「切っていくことでスピードを殺さないショートターン」があります。前者は中・急斜面用、後者は緩斜面用です。(逆だったら怖いですね)

前回の記事で書いた 3 つの練習法のうち、最後の「直滑降から急停止」は前者のための練習法。テールコントロールを使って、素早くエッジングを行えるようにするのが狙いです。白状すると、私は「ズレるショートターン」を後から覚えたというおかしな人で、テールコントロールでズレを入れてスピードを落とすコツを覚えるため、この練習をさんざんやったのです。

ただし、「直滑降から急停止」では横を向いて止まってしまいます。そこで、向きを 45 度ばかり変えて「斜滑降 → テールコントロールでグイと向きを変える → そのまま抜け出す」という動きに変えてみます。あまりエッジを立てすぎると板がずれませんから、注意してください。

fc87f2338f8cf6fd4991003137aa01031

上の図と一緒に載せてある写真では、スキーの後ろ半分が雪を舞い上がらせていますが、テールコントロールで強くエッジングすると、こうなります。このときのポイントは、脚をしっかり曲げて、股関節を自由に使えるようにしておくことです。そうしないと、テールを押し出してずらす操作や、板を回していく操作、エッジの立て具合を調整する操作が思うようにできません。
もしも難しいようであれば、上下動の力を借りて、身体を沈めながらテールを押し出すと楽だと思います。無論、「基本は外脚荷重」です。

強いエッジングを行うと、板から反発力が返ってきます。その反発力を使って板を走らせながら、ターンを抜け出していきます。上の図では右ターンだけですが、左ターンも左右が反転するだけで、要領は同じです。

あとは、左右のターンをクイックにつないでいけばいいのですが、最初からそれをやるのも骨が折れます。それに、強いエッジングの反発力を処理できないと "発射" してバランスを崩してしまいます。最初はゆっくりとエッジングして感触をつかみ、だんだんクイックに向きを変えていく。そして反発力を利用してスッと抜け出せるようにする。
それができるようになったら、次は素早く切り替えていく話になるのですが、それは次回に。

|

« ショートターンとロングターンの違い (ショートターン 2) | Main | クイックな切り替えと落下のエッセンス (ショートターン 4) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« ショートターンとロングターンの違い (ショートターン 2) | Main | クイックな切り替えと落下のエッセンス (ショートターン 4) »