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Sep 05, 2005

初心者・初級者に優しいスキー場・I

ザウスがなくなってしまった現在、スキーをするにはスキー場に行く必要があります (あたりまえやがな)。交通手段の話は、また回を改めて書くことにして、まずは初心者・初級者のための「スキー場選び」から。

実際にガイドブックなんか見てみると分かるのですが、スキー場によって、レイアウトもコース内容も違います。たまたま御近所だからといって、中・上級者コースばかりが揃った虎の穴みたいなところに行っても、初心者・初級者は楽しめません。お金を払ってスキーするんですから、楽しめることも大事です。
基本的には、幅が広い緩斜面が、ある程度の長さで続いているのがよいでしょう。長すぎてもリフトの上で凍えてしまうので、500-1,000m 程度が基準でしょうか。

どんな斜面を確保できるのかは、そのスキー場がどんな地形の場所にあるのかで決まります。地形の話は別の機会にすることにして、初級・中級・上級のコース配置には、いくつかパターンがあるので、その話から。

・パターン 1 : 急中緩型
上の方に行くほど斜度がきつくなり、ベースに近付くと緩やかになる、もっとも多いパターン。
選択肢は広い代わりに、初心者は山頂部を見上げて「自分は行けないのか、あーあ」とたそがれてしまうので、精神衛生上は、あまりよくないですね。

・パターン2 : 急緩急型
トップとベースが急斜面で、途中に緩斜面が挟まるパターン。珍しいパターンですが、探せばあります。
たとえば、グランデコ (福島・裏磐梯) は、中間部に 1,000m 超の緩斜面が確保されてます。幅も広くて、初心者・初級者はビビらずに練習できてよいです。しかも、ここに行くにはゴンドラで上がるので、初心者でもゴンドラに乗る楽しみがあります。ベースに降りるには、とてつもない急斜面とは別に、緩い迂回路がちゃんとあります。
雫石 (岩手) のプリンス側も、ベースからロープウェイで上がったところに、いい感じの緩斜面があります。
このパターンの隠れた利点は、ベースより標高の高いところで、幾分ながらも雪質のいいところを滑れること。

・パターン 3 : 緩急緩型
上部とベースに緩斜面があって、間を急斜面が分断しているパターン、台地状の山があると、このパターンになります。典型例は小樽天狗山 (北海道・小樽)。
このパターンの場合、急斜面を迂回する初級者ルートがつけられているのが普通なのですが、これが意外と厄介です。というのは、この手の迂回路はたいてい林道や林間のコースで、幅が狭く、ウネウネとカーブしてるから。

・パターン 4 : 並行型
トップに上がると、中・上級者コースは一直線、初級者コースはぐるっと迂回して、同じベースに戻ってくるパターン。NASPA (新潟・湯沢) や GALA 湯沢の中央エリア、安比高原 (岩手)、札幌国際、サホロ (どちらも北海道) が典型例。初級者ルートの幅がある程度確保されていれば、一度に長い距離を滑れるので、お勧めのパターン。中・上級者が初級者コースに流入しにくくなるのもマル。
ただ、迂回コースが尾根、あるいは林間ルートだと、コース幅が狭くなるので、心理的に辛いのが難点。
コースが本当に平行して並んでいるせいで降りる場所がバラバラになるものの、田代 (新潟) も、このパターンですかね。

・パターン5 : 独立型
独立して、初級者コースだけが別の場所に向かって伸びているパターン。典型例はキロロ (北海道) や富士見パノラマ (長野・諏訪) のファミリーゲレンデ。まわりが同レベルの人ばかりになるので、うまい人が上の方から突っ込んでくる心配をせず、気兼ねせずに滑れるのが利点。

ゲレンデマップを見るときには、斜度表示だけでなく、こんなところにも注目してみたいもんです。うまい人と一緒に行くときには、行動パターンにも影響しますから。

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