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November 2005

Nov 25, 2005

Web と TSL と私

相変わらず、軍用高速輸送艦に転用するかどうかという話がチラチラと燻っている TSL ですが、以前に本館の方で書いたように、あれは貨客船で RoRo 船ではないので、車輌の自力揚搭ができません。これでは軍用輸送船としては失格でしょう。陸軍より軽装備の海兵隊を運ぶのだとしても、せめて HMMWV や LAV、榴弾砲ぐらいは積めないとお話になりません。M1A1 戦車は無理だとしても。

その TSL が「もうだめぽ」という話になった頃に、夜の 10 時からやってる某ニュース番組の制作に携わっているという関係者から、私のところに接触がありました。なんでも、TSL 商用化の話が持ち上がって世間がイケイケドンドンになっているときから、私が批判的な見解を Web で書いていたのが目にとまったとの由で。

いろいろ話をした後で「ディレクターの某から電話させます」ということになったのですが、そこで音沙汰がなくなってしまいました。私は TV を見ない人なので知りませんでしたが、そのまま「井上抜き」で放送されたようですね。
多分、私が平素からマスコミ報道に批判的で、その TV 局の関係の新聞なんかケチョンパンに書いてるもんですから「こんな奴を出せるか」となったのかも (笑)

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Nov 23, 2005

ウェルカム・パーティ II

前回の続きです。

もちろん、ビル・ゲイツが来日したときにも、ウェルカム・パーティをやることがあります (来日したときにはいつも、というわけではなかったかも)。当然、主賓ですから最初に皆の前で

「やあ。今日は集まってくれてありがとう。最近の我が社の周辺状況はかくかくしかじかで、それに対して新製品の開発状況がうんたらかんたらで、まあ大変なこともいろいろあるけど頑張っていこう。エイエイオー」(超意訳)

とかなんとかスピーチして、後は誰かに案内されながら、あるいは自分でウロウロしながら社員と話して回るというのがよくあるパターン (その辺の話は、古川さんの blog に詳しい)。ときには、話が盛り上がりまくって後のスケジュールに食い込みそうになり、古川さんの秘書を務めていた T さんが会場の外で気をもんでいた、なんてことも。
そういえば、ビルが私のボスをつかまえて「日本語版にローカライズするときの、翻訳のコストと品質がどーたらこーたら」と、いつもの早口でしゃべってたこともありましたねぇ…

いつだったか、最初にビルがスピーチした後で成毛さんが「じゃあ、誰かビルに質問がある人は ?」とネタ振りしたら

(しーん…)

みんな黙ったままで、なんか気まずい感じが。奥ゆかしい人ばかりだったのか、皆が見ている前で質問するのが恥ずかしかったのか。
で、仕方なく成毛さんが「ところでビル、クルマは何に乗ってるの ?」とネタ振り。そのときの返事が「レクサス」だったのですね。今では、ビル・ゲイツがレクサス LS に乗ってるという話も、それなりに知られてますけれど。

ところが数年後のウェルカム・パーティでは、今度はビルにサインを求める社員が続発。本人、結構嫌そうな顔をしていたような、いなかったような… 古川さんの blog にもありましたけど、本当なら仕事の話で丁々発止したかったんでしょうね。多分。

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Nov 22, 2005

ウェルカム・パーティ I

新しいプロジェクトをローンチするときなどに、本社や、他の FE の sub (極東各地の子会社 - subsidiary - のことをこういう) から人が集まって、日本でキックオフ・ミーティングをやることがあります。もちろん、昼間はプレゼンテーションやらミーティングやらでスケジュールがぎっちり詰まるのですが、たいてい、どこかで時間を作ってウェルカム・パーティをやります。

ビジネスでも戦争でも同じですけど、人間同士が顔を突き合わせてやるわけですから、関係者が顔を合わせてメシを食い、酒を飲みつつ、仕事と関係ない部分も含めていろいろ話をするのは重要です。電子メールだけで用が足りる世界でもないのです。ウェルカム・パーティじゃないですが、日本に長期出張で来ていた韓国の某と日本側の人間が何人かで、笹塚のバーで深夜、馬鹿話に花を咲かせていたこともあります。

何のときだったか忘れましたが、新宿のちゃんこ屋か何かでウェルカム・パーティをやったことがありました。いかにもジャパネスクでいいと思うのですが、ひとつ困ったのがメニューの説明。メニューは日本語で書かれてますから、我々日本人が必死になって英語で説明するわけです。仕事の打ち合わせより大変だったかも (汗)

多分、もっと困ったのがお店の人。いかにも欧米系という本社の人達はまだしも、FE sub の人はアジア系。そんな中に日本人が混じって、大半は英語でしゃべってるわけです。オーダーするにも、日本人スタッフが代行するならともかく、ちょっとした註文はみんな自分で (英語で) やってしまうので、焦ったかもしれませんねぇ…

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Nov 20, 2005

足裏感覚

スキーをやっていると、よく出てくる言葉のひとつです。私も師匠に「足裏感覚を磨くように」といわれました。

どういうことかというと。
板を縦方向に滑らせる「切れた状態」と、板を横方向に滑らせる「ズレた状態」では、足の裏に伝わってくる感覚が違います。この違いが分かっていると、滑りながら、「あ、今はどんな状態だな」というのが分かります。慣れてくると、荷重ポジションがどの辺になってるか、あるいは「テール側だけズレてるな」といったところまで分かるようになります。

といっても最初のうちは、どういうときにどういう感覚が伝わってくるのか分かりません。そこで、真っ直ぐ斜滑降したときと横滑りしたときとで、足裏に伝わってくる感覚を比較してみてください。横滑りしているときには、板が雪を押しのけながら横方向に移動しているので、その様子が足裏に伝わってきているはずです。この感覚の違いを覚えておけば、滑りながら板と雪面の関係を知ることができます。

自信がなければ、圧雪したばかりでシュプールがついていないところを滑った後で一旦停止して、後ろについたシュプールと自分の感覚を比較してみるのもよいでしょう。切れているつもりがズレていた、なんてこともあるかもしれません。

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Nov 19, 2005

兵士の呼び方

米軍の報道発表を見ていると、軍種ごとに兵士の呼び方が違うのに気付きます。陸軍は soldier、海軍は sailor、空軍は airman、海兵隊は marine。

ややこしいことに、異なる軍種同士が一緒に行動する事例もあります。たとえば、イラクの西部では海兵隊の指揮下に陸軍の部隊が入って作戦しています。だから、「第 2 海兵遠征軍・第 2 海兵師団に配属された陸軍の兵士が」ということも起こります。こういうときに、私は「配属」という言葉を使っていますが、もっと適切な訳語があったら御教示くださいませ。

つまり、部隊名だけでなく、soldier と書かれているか marine と書かれているかで立場が違ってくるので、そこのところにも気を使わないと誤訳になります。特に海兵隊は誇り高き集団ですから、陸軍と一緒くたにすると怒り出しそうです (苦笑)。

なんか、gun と howitzer と mortar の話に似たものを感じるわけですが、この話についてはまたそのうち。

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Nov 18, 2005

目標マーキングと白燐弾

JDAM みたいな GPS 誘導爆弾、あるいはペーブウェイみたいなレーザー誘導爆弾なら関係ない話ですが。

自由落下爆弾、あるいは非誘導式ロケット弾を使って攻撃するときには、爆撃機や攻撃機がターゲットを確認しやすいように、目標をマーキングします。
たとえば、第二次世界大戦中に多用された市街地夜間爆撃では、まず航法がうまい爆撃機が目標となる都市の周囲四隅に焼夷弾を落として火災を起こして、マーキングをやります。残りの爆撃機は、その四隅の枠内に爆弾を落とせばいいというわけです。
(もっとも、その裏をかくために防衛側がニセの火災を起こしたりすることもありますが)

地上軍を支援する近接航空支援では、前線航空管制官 (FAC。フ○ックと読まないでね) が乗った航空機が、ターゲットの位置に発煙ロケット弾を撃ち込んでマーキングします。攻撃機は、その煙の位置を狙って爆弾やロケット弾、あるいは機関砲なんかを撃ち込むわけです。
また、地上にいる兵士が、ターゲットに発煙手榴弾を投げ込む場合もあります。用途別に使い分けられるように、発煙手榴弾は煙の色によっていろいろな種類に分かれています。

突如として話題になった "化学兵器" こと白燐弾とは、このマーキングに使用するものです。ロケット弾の弾頭に白燐が仕込んであって、撃ち込まれると燃えて煙を出します。つまり、主な目的は上空から明瞭に視認できる煙を出すことで、これを使って何かを破壊するのが主目的というわけではありません。まあ、付随的に火災になる可能性までは否定しませんけれど。
米軍では、この発煙ロケット弾のことを「WP」あるいは「ウィリー ピート」と呼んでいます。目標マーキングの手段としては、はるか昔のベトナム戦争の頃から当たり前のように使われているものです。別に目新しいものでもなんでもありません。むしろ骨董品です。

この発煙ロケット弾のことを、"新型の化学兵器" と称して非難しているウスラトンチキがいるらしいですね。化学反応を起こすものはみんな化学兵器だというなら、人間のオナラだって化学兵器でしょうに (爆)。

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アドボカシー 2

http://www.tfm.co.jp/rainforest/guest/index_20050730.html

例の、サニーサイドアップの次原社長が出演して余計なことまでしゃべっちゃったラジオ番組の Web サイトです。ななななんと、次原社長の出演分だけ、番組内容の再生ができなくなりました。まさしく、証拠隠滅のアドぼかしです。

消すなら全部消せばいいものを、部分的に消すなんてボロ出しまくりですね。そんなことしたら、消した分にヤヴァイ内容が含まれてるんだって認めるようなものじゃないですか。却って燃料を投下するだけだということに気付かないんですかねぇ…

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Nov 16, 2005

アドボカシー

本館に書いたイカリング関連記事の補足。

アドボカシー advocacy という単語には、「弁護, 支持; 鼓吹, 唱道」「主唱者 [代弁者] の仕事」という意味があるそうです (Microsoft Bookshelf 2003 より)。

でも、ホワイトバンドプロジェクトがやってるのは、「広告事業 + 商品販売」という本質を隠蔽する「アドぼかし」でしかないんですよね。だから叩かれるんですよ。当事者は、そこのところをちゃんと理解できていないみたいですけれど。

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Nov 15, 2005

井上強制入浴

MSKK のオフィスが笹塚から調布に (部分的に) 引っ越したのは、1995 年 5 月です。1995 年というと、阪神淡路大震災とか地下鉄サリン事件とか、年明け早々から事件の多い年でした。

そんなわけで、5 月というとまだオウム騒動が続いていて、私はオウム真理教をネタにした替え歌を量産していた時期だったわけですが、ちょうど会社が引っ越す直前に麻原彰晃が捕まってましたっけ。そのときの某夕刊紙の見出しがこれ。

麻原強制入浴

"強制入浴" がウソかホントか知りませんけど、この見出しを見て、ある同僚が大ウケしてました。

そんな時期に会社の引っ越しがあったのですが、笹塚移転に続いて、またも引っ越しに関わっていた私。最後の 3 日ぐらいはいろいろバタバタしていたせいで家に帰れず、会社に泊まり込んでました。ええ、風呂にも入らずに。当時の MSKK のオフィスには、風呂とかシャワールームとか、そういう気のきいたものはなかったですから。

最終日の夕方、やっと片付いてホッとしている私が「風呂にも入らずに 3 日連続泊まり込み」というのを聞きつけた件の同僚、

井上強制入浴

なんてギャグを飛ばしてくれました。
やれやれ。麻原彰晃と一緒にしないで欲しいなあ。

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Nov 13, 2005

スピードと遠心力を味方につけよう

今回は「スピードと遠心力」の話です。(タイトルに書いてあるやんけ !)

自転車やバイクで、ゆっくり走りながら車体を傾けて曲がろうとすると、ふらふらしてうまくいかず、転びそうになります。ある程度、スピードが乗った状態で車体を傾ける方が、上手に曲がれます。なぜかというと、スピードが遅いと遠心力が足りないからです。ある程度のスピードを出しつつ車体を内側に傾けることで、遠心力と釣り合いを取るところがポイントです。

ちなみに、曲がるときに内側に傾けるのは自転車・バイク・飛行機・鉄道。外側に傾くのは自動車と船。


おっと、閑話休題。
スキーも、内側に傾けるグループに入ります。もっとも、いわゆる外向傾姿勢で上半身を立てることもありますが、それでも下半身だけ見ると内側に傾いているので、概念としては同じです。

ですから、スピードが上がるとターン運動時の遠心力も増えて、釣り合いがとれます。そのため、傾きを作り出しても転びません。そして、この遠心力が、板を雪面に食い込ませて身体を支える力にもなります。そんなわけで、カービングなんかは、ある程度のスピードがないと駄目なのですね。

スピードを上げると遠心力が増えるということは、いわゆる作用反作用の法則というやつで、雪面から自分の方に向かってかかってくる力、いわゆる外力も増えます。これと板のたわみを組み合わせると、かかってくる力を利用して板を回して走らせる、なんてこともできます。切れ気味のショートターンをやると、この感覚がよく分かります。

そんなわけで、あまりにものろいスピードで滑るのではなくて、ちょっとスピードを上げてみることが上達の秘訣、といえます。ただし、いつでもスピードを落とせる、あるいは止められるということが絶対の前提条件です。止められないのはただの暴走です。

さて。スピードを上げるに際しては、2 つの関門があります。まず、どうやってスピードを上げていくか。もうひとつは、スピードに対する恐怖感の克服。まずは前者から。

◎方法 1: 中・急斜面に行く
そ う じ ゃ な い だ ろ
(,,`゚д゚)≡⊃≡⊃≡⊃)`A゚)ノ、;'.・

◎方法 2 : ズレを少なくする
板がズレると運動エネルギーが吸収されて、スピードが落ちます。つまり、板をずらす量を少なくする、あるいはズレをなくしてレールターンやカービングターンで滑るようにすれば、スピードは上がります。
斜度がない、あるいは雪が重いときなんかは、エッジを立ててカービングする方が、直滑降よりも板が走るような気がします。多分、板と雪が接している面積が少なくなり、摩擦が減るせいだろうと思います。

◎方法 3 : ターン弧を浅くする
深回りはスピードの抑制効果があります。逆に、浅回りはスピードが落ちにくくなります。さらに、ターン弧を縦長にすると、落ちている時間が長くなるので、これもスピードを上げる効果があります。このとき「落差を取る」なんていう表現をすると格好いいですね (違)

◎方法 4: アイスバーンを滑る
そ う じ ゃ な い だ ろ
(,,`゚д゚)≡⊃≡⊃≡⊃)`A゚)ノ、;'.・
アイスバーンはエッジがかかりにくいので、初心者・初級者のうちは避けましょう。

どうしても、初めの頃はスピードに対する恐怖感があります。それは仕方ありません。クルマの運転でも自転車でも同じです。

まずは、緩斜面でそこそこ距離があって、かつ空いているときに、思い切ってチョッカリ大爆走 (いわゆる直滑降) してみるといいかもしれません。安比高原の白樺ゲレンデみたいに、幅が広くて、下に行くほど斜度が緩くなる構成なら最高です。
まず、距離があれば「早く止まらなくっちゃ !」と焦らずに済みます。空いている方がいいのは、衝突事故防止の観点から見て当然ですね。

そして「もう限界」と思ったら、ずらしながらゆっくりターンして、少しずつスピードを落としていきます。それでも駄目ならターンは諦めて横滑りに持ち込みます。緩斜面なら、これで余裕をもって止められるでしょう。

スピードに対する「慣れ」と、「いつでも止められる」という自信。これが、スピードを克服する鍵だと思います。

スピードを上げたときに必要なのが、遅い人のかわし方。基本的には、前をゆっくり滑っている人の後ろを横切るように抜く方がよさそうです。逆に、前方を横切るのは衝突の機会を増やすので NG です。あと、スノボの人は何の予告もなしに、いきなり飛んだり跳ねたり転んだりするので、たとえ後方からでもあまり接近しない方が身のためです。

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Nov 12, 2005

地名の英語表記

軍事関連のニュースにつきものなのが、平素はあまりなじみのない海外の地名です。特に海外のニュースソースにあたっていると、英語で書かれた地名を見て「はて、これってなんだっけ」ということになります。Baghdad 以外のイラクの地名がさんざん報じられるなんて、イラクで戦争がなければあり得なかった話でしょう。

たとえば、さまざまな騒擾やイスラエル軍の撤退でおなじみの「ガザ地峡」と「ヨルダン川西岸地区」。それぞれ、Gaza Strip と West Bank といいます。特に後者は、日本語とは微妙に言葉の雰囲気が違います。

もうちょっと厄介なのが Gulf。一般名詞としては「湾」ならなんでも gulf ですが、頭を大文字にした Gulf だと、ペルシア湾を意味する場合と、メキシコ湾を意味する場合があります。the Gulf conflict なら前者 (湾岸戦争のこと)、Gulf hurricane relief なら後者の意味になります。湾岸協力会議も GCC、Gulf Cooperation Council (またたは Cooperation Council for the Arab States of the Gulf) ですね。

地名の頭文字を取った略語というのもありますね。たとえば、最近では死語ですが、GIUK ギャップというのがあります。Greenland - Iceland - United Kingdom を結ぶ、大西洋上の阻止線のことです。ソ聯海軍の潜水艦が進出してくるのを防ぐ拠点ということで、冷戦期には馴染み深い言葉でした。

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煮詰まったときの練習法

安比のライブカメラを見たら、もう雪は融けちゃってました。この時期だと、まだ仕方ありませんね。

Yeti に通いながら、まずは感覚を取り戻すべく奮闘しておるのですが、ロングターンはともかく、ショートターンがまだ思うようにいきません。昨シーズンの終わりには板がクルンクルン回っていたのに、今はまだ動きが良くありません。挙句、コントロール不能になって暴走しちゃったり (恥)

これに限らず、「どうも思い通りに滑れない」といってヤキモキしてしまうことは、よくあります。でも、焦れば焦るほど、うまくいかなくなるのが世の習い。では、どうすればいいかというと。

まずは易しい条件で、ターン運動なんかを構成する個々のパーツを、ゆっくりと別々に試してみます。たとえばテールコントロールのショートターンならば、まず横滑りしながら交互に押し出し操作を試して、次に上下動を使った荷重・抜重のタイミングを復習して… という感じでしょうか。

また、リフトの上から上手い人の滑りを観察して、自分の滑りと比較してみるのも良いです。どうせリフトの上ではヒマですから、無駄にするのはもったいないのです。リフトの上は、次の滑りに備えたデブリーフィングの時間です。

そして、うまくいったら、パーツを組み合わせてみます。いきなりショートターンが難しければ、まず中回りをやってみて、だんだんとリズムを早めていく、といった具合に。それでうまくいったら、今度は条件を難しくしていきます。斜度をきつくしたり、スピードを上げたり。
もしも途中で詰まってしまったら、巻き戻して易しい段階に逆戻りするわけです。

次回に書こうと思っていますが、スピードが遅い方が易しい、と一概にいい切れない部分があります。プルークボーゲンはともかく、スキッディングのパラレルでも、ましてやカービングでも、そしてショートターンでも、ある程度のスピードがある方がうまくいくのも事実です。
だから、遅すぎず、速すぎないスピードで練習する、という書き方が正解かもしれません。その加減が難しいんじゃないか、と突っ込まれれば、確かにその通りなんですが。

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Nov 10, 2005

ライブカメラ中毒

さあ、だんだんと積雪の便りが聞かれる季節になってきましたよー。

Image1

上の画像は安比高原ですが、最近はあちこちのスキー場でライブカメラを設置して、Web で観られるようになりました。中には動画で観られるものや、熊ノ湯や GALA 湯沢みたいに、アクセスしてる人がカメラの向きやズームを操作できるものもあります (だから奪い合いになっちゃったりする)。

雪の積もり具合や混み具合を確認できて、便利といえば便利なんですけど。ただ、ライブカメラが気になってしょうがなくなるという副作用もありますね。特に、今時分みたいな時期には。

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Nov 06, 2005

雪だるま@Office 97 仕様

首都圏ではひと冬に 1-2 回ぐらい、ドカッと雪が降ることがあります。すると、転んで怪我する人が出て、それがニュースになるのはお約束。雪国の人が見たら笑っちゃいますよね。

いつだったか忘れましたが (AE111 に乗っていた頃だから、97-98 年の冬だと思う)、とある週末に雪に見舞われたことがありました。たまたま、雪が降った後で用があって会社に休日出勤したのですが、徒歩 15 分ほどの調布オフィスに行ってみたら、エントランスにこんなものが。

R0200017

雪が降ったら雪だるまを作る… というだけならよくある話ですが、注目すべきはそのパーツ。目は CD-ROM、頭の上には Office 97 のパッケージ。鼻は自動販売機の紙コップ。完璧なまでの "Microsoft 仕様"。

多分、たまたま休日出勤していた誰かの仕業なんでしょうけれど、誰が作ったんでしょうねぇ…

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Nov 04, 2005

海兵隊の HMMWV 後継車

米陸軍と米海兵隊が共同で、HMMWV の代わりになる小型車輌のプロジェクトを始めようとしています。HMMWV では IED に弱いということで、今度は防禦力を大事にしたいのだとか。(関連記事)

その「関連記事」に載っているイラストなんですが、あまりにも海兵隊っぽくなくていい味出してますね。

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(Illustration by US Marine Corps)

私はてっきり、宮○駿監督にイラストを描いてもらったのかと思っちゃいましたよ !

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Nov 03, 2005

いやー参った参った

だんだんとコース幅が広がってきている Yeti ですが、やはり、混雑していると滑る練習より衝突回避の方が主になってしまいます。

今日 (もう昨日か) には、いきなり前方で横移動を始めたスノボの人を回避しようとしてコースアウト、10m ばかりプラマットの上を滑ってしまいました。こんなことをすれば、滑走面に傷が付くのは避けられません。

撤収するときに確認したら、案の定、あちこちにザックリと傷が入ってしまいました。こんなこともあろうかと思って、昨シーズンに使ったままの、すでに滑走面が傷だらけ、エッジもガタガタ、という状態の板を持ち込んでいるのですが、正解です。

熱中してきて、シーズン始めに人工雪の上で滑るようになったら、傷んでも構わないような古い板を用意しておく方がいいですね。コースアウトしてプラマットの上を滑ったり、混雑したリフト乗り場 (やコース上) で他の人に踏まれて傷が入ったりしますから。シーズン始めに新品の板、あるいはチューンしたての板を持って行くのは下策です。

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Nov 01, 2005

続・100 隻のタンカー

前回、タンカー tanker について書きました。もちろん、海軍にはフネのタンカーもあります。日本語では給油艦といいますが、これも oiler と transport oiler に区別されます。前者は洋上給油機能があり、後者にはありません。そのため、後者を油送艦などと呼んで区別することもあります。もっとも、こんなものまで自前で持っている海軍は、今となっては皆無ですが。

燃料以外にも、海軍はいろいろな補給物資を必要とします。昔は用途別に全部補給艦が分かれていて、弾薬を補給する給兵艦 ammunition ship、糧食などの日用品を補給する給糧艦 store ship、といった具合になっていました。

しかし最近では、品目別にいちいち補給艦を使い分けるのは面倒だということで、1 隻でさまざまな品目をまとめて補給できる、多目的な補給艦が当たり前になりました。
米海軍の場合、洋上補給艦 replenishment fleet oilers と高速戦闘支援艦 fast combat support ship があり、それぞれ艦種記号が AOR と AOE に分けられています。どちらも燃料・弾薬・糧食などをまとめて補給できますが、AOE は空母戦闘群に随伴できるだけの速度性能 (27-28kt) があるのに対し、AOR はもっと低速で、20kt ぐらいしか出ません。そのため、揚陸艦のように低速な艦のお供をすることが多くなります。

支援任務にあたる艦としては、母艦もあります。といっても、航空母艦 aircraft carrier ではなくて、駆逐艦母艦 destroyer tender や潜水母艦 submarine tender のこと。駆逐艦や潜水艦は小型なので、乗組員の休養、物資の補給、ちょっとした修理作業などを支援するために、別途、支援作業にあたる母艦を用意するというわけです。
日本では掃海母艦というのがありますが、これも機能的には同じですね。掃海艇の場合、独特の補給品をいろいろ必要とするので、掃海母艦が予備を持って行きます。

ちなみに、攻撃型原潜 nuclear powered attack submarine と弾道ミサイル原潜 nuclear powered ballistic missile submarine とで、対応する潜水母艦が別々になっています。なぜかというと、後者は SLBM の搭載作業を行う必要があるからです。そのため、弾道ミサイル原潜に対応した潜水母艦は艦内に予備の SLBM を保管していて、必要に応じてクレーンで積み込みを行います。
(でも、ミサイル原潜が SLBM の実弾をぶっ放した後で、悠長に潜水母艦から再装填を受ける図ってあり得ないと思うんですけどねぇ…)

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