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January 2006

Jan 28, 2006

That Others May Live

何かと話題のアニメ「よみがえる空」で舞台になっている、空自の救難隊。米軍も含めて、救難隊のモットーとして知られているのが "That Others May Live" というフレーズ。正式には

"These things we do, that others may live."

といいます。では、"These things" ってどんな行いのこと ?

実は、"These things" とは救難隊の部隊章に描かれている絵柄のことで、女神 (?) が天空から救いの手を差し伸べる行為、つまり救難活動そのものを指しているのですね。著作権の関係があるんでかっぱらってくるのは避けますけど、"That Others May Live" をフレーズ指定して Google イメージ検索か何かをかければ、すぐに何点か出てきます。

つまり、このモットーはサバイバーに対して「生き残るであろう者達よ、我等は (部隊章の絵柄に書かれている) 行いをなさん」と呼びかけているのですね。

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Jan 27, 2006

ビデオ vs 連続写真

一人で滑りに行くと何が困るって、自分が滑っているところを自分では見られないことです。連れがいればデジカメを渡して、動画撮影してもらうんですが。
その代わり、一人で行くと自分のペースで好きなように滑りまくってコソ練できるという利点もあるのですけれど、練習が練習になっているかどうかを知る指標も必要です。

昨シーズンに三度ばかり、白馬五竜のいいもりゲレンデを本拠地にしている「EN 写真工房」さんで、秒間 8 コマの連続写真を撮ってもらいました。比較的まともに映っているやつは、こことか年賀状の素材にするのですが、実は出来の悪いコマも大量にあって、凹みまくって反省しています。もっとも、反省するから上手くなるわけですが。(上手くなったのか ?)

先日、NASPA で mixi のオフ会があったときに、初めて「動画撮影」をやってもらいました。後で現物を見てみたら、「構えがなんとなくヘン」とか「ターンサイズがどんどん大きくなってる」とか「左ターンに比べて右ターンがどうもぁゃしぃ」とかいう難点がある一方で、「切って滑ったつもりだったけれど、ちゃんと切れていた」とか「谷回りがきちんと取れていた」とか、それなりに進歩の形跡も見受けられたので、嬉しいというよりホッとしました。1 シーズン 40 日も滑って上手くならなかったら、それもちょっとねぇ。

細かいディテールを見るには連続写真の方がいいですが、全体の動きを「流れ」として見るには動画の方がいいですね。デジカメの動画撮影機能を使えるから、動画の方が敷居が低いし。

問題の動画、おいおい本館の方で晒し上げようと思っています。

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Jan 24, 2006

校正七つ道具

昨日から今日にかけて、新刊書の校正をやってました。校正紙、いわゆる「ゲラ」の内容を確認して、必要なら修正の指示を入れる作業です。今回は全部で 700 頁ぐらいあると思うのですが、第一陣は 400 頁ぐらいあったでしょうか。

普通なら誤字・脱字のチェック程度で済みますが、ときどきスクリーンショットが間違ってたり、DTP の作業をミスって書式が変になっていたりするので、その辺もチェックします。入稿後に発生したイベント、あるいは新事実の反映も、必要なら行います。

写真は、私が校正に使っている七つ道具。といっても 4 種類しかありませんが。

  • ボールペン : 赤・青・黒の 3 色対応で、これらを 1 本で使い分けられるという、F/A-18 並みにマルチロールな一品。場合によっては、索引語をマーキングするためにマーカーペンが加わります。
  • 付箋紙 : チェックを入れた場所に貼り付けます。そうすれば、修正の際に付箋紙が付いた場所だけ見ればいいので、担当者が楽になります。場合によっては色分けします。
  • 定規 : 打ち消し線なんかを真っ直ぐ引くのに使います。
  • クリップ : 校正紙がバラバラにならないように、留めておくのに使います。性格的に、紙が雑に積まれていると我慢できないもので…

IMG_4011

あ、このほかに広いテーブルも必要ですね。見終わった校正紙と作業中の校正紙を別々に置かないといけませんから。

ときどき、校正紙を編集部の方が宅配便で送ってくるのですが、伝票の品名に「ゲラ」と書いてあったりします。そこで業界用語を使うよりも、「書類」の方が分かりやすいと思うんですけど (苦笑)

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Jan 21, 2006

雪質が良すぎる故の悩み

安比に行ってきました。2 日とも盛大に吹雪いてました。おわり。

そうじゃなくって。
吹雪いていれば新雪が積もって楽しめるだろう、と思うとさにあらず。安比みたいに雪質が軽いところでは、風が強すぎると雪が吹き飛ばされてしまって、なかなか積もってくれません。あの辺では基本的に西風ですが、そのせいでコースの左半分 (風上側) にはそれなりに新雪が積もり、コースの右半分 (風下側) は先週末に気温が緩んだときの後遺症でアイスバーンのガリガリ、という状況でした。それが分かってからは、左寄りばかり滑るわけです。

20 日の朝に第 1 ザイラー C コースに突撃したら圧雪してなかったので、新雪がふんわりと積もったところを飛ばすことができました。去年の年明けにも同じコースで同じことをやってるんですが、どっちにしても雪が軽いので楽しかったです。第 1 ザイラー C は斜度がさほど急ではないので、そこそこ滑れる人なら十分に新雪を楽しめて、お勧め。ただし、降雪の直後に行かないと駄目ですけど。

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Jan 18, 2006

投資ではなく信仰である

ソ聯海軍 SSBN・K-219 のブリタノフ艦長っぽく一言。

ライブドア株の購入は、投資ではない。信仰である

ああ、すっきりした。

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Jan 17, 2006

北米ブレイク工業 ?

Demolition complete (AFNews)
http://www.af.mil/news/story.asp?storyID=123013967

フロリダの MacDill AFB にある古い管制塔をぶっ壊したときの映像。下の方の外壁が壊されているから、その辺に爆薬を仕掛けたのかなと。

ちなみに、「Demolition」とは「爆破」のこと。東富士演習場の中を通っている富士山スカイラインを走ると、沿道に「第 1 爆破場 DEMO #1」とあるのも、語源は同じですね。Demonstration ではないので、念のため。

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Jan 16, 2006

ブーツが緩いんじゃないの ? 疑惑

詳しくは本館の方に書きますが。
GALA が風でクローズになり、振り替えで NASPA に行ったら、こちらもクワッドが全滅。そのままだとヒマだったので半日レッスンを申し込んで、基本を中心に滑りを見てもらったのですね。

それで、緩斜面で片脚斜滑降をやったときだったか、スクールの先生が「ブーツが緩いんじゃないの ?」

工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

愛用の SALOMON Ellipse 9.0 は 03-04 モデルだけど、シーズンが終わってから買ったから、使い始めは 04-05 シーズン。まだ 2 シーズン目なんだけど… ただし使用日数は 56 日。インナーがへたってきたかなぁ。
それとも、もともと余裕があったとか ? 確かに、強い外力がかかると足がぶれることがあるのは事実。ひょっとして、もう買い替えを検討しないと駄目 !? しぇー。

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Jan 11, 2006

兵器輸出を論じることの難しさ

ホワイトバンド批判に絡めて、こういう論調があります。

「イギリスの対アフリカ武器輸出は 4 倍に増えている。つまり、(イギリスが発祥の) ホワイトバンドとは、アフリカ諸国の債務を他国に負担させて、浮いたカネで兵器を売りつけるための運動なのだ」

分かりやすい構図ですけど、いろいろと突っ込みどころが多いのも事実。

まず、「4 倍に増えている」というところ。兵器輸出の額が毎年のように変動している以上、特定のスパンで「4 倍に増えた」というのは、実のところ、どうとでも操作できる数字。起点になる年を、たまたま兵器輸出が落ち込んだ年に設定すれば「○○倍に増えた」の部分は好きなように変えられるわけで。重視すべきは相対的な倍率変化よりも長期的な絶対額のトレンドでしょう。

さらに、「対アフリカ」という枠のおおざっぱさ。アフリカといっても広いし、国によって需要もそれぞれ。具体的に、どこの国にいくらの商談で何を売ったのか、までリストアップした上で批判しないと、とんでもなく的外れになる危険性があります。

そして、イギリスの兵器産業にも得手・不得手があるし、競争力がある商品なのか、紛争や貧困が問題になっているような国が買いたがる物なのか、というところも問題。最初に兵器一式を輸出したものなのか、その後の補用品輸出なのか、はたまた補修などのサービス業務なのか、それとも既存装備のアップグレードなのか。そういう内容も問題です。
そこまで言及した上でこの件を論じている人は、極めて少ないのが実情。とりあえず、イギリスの兵器産業がどんな状況にあるのか知るために、12 月にリリースされたばかりの DIS (Defence Industrial Strategy) について調べてみるようにお勧めしたいところ。

まあ、イギリスを筆頭に欧州諸国がアフリカ諸国に兵器をいろいろ売りつけているのは事実であるにしても、"兵器" という言葉が指す対象が極めて多様化している昨今、内容や仕向地までちゃんと目を向けた上で論じてみる、という姿勢も必要なんじゃないかと思うわけです。冒頭に書いたような構図は、批判する際のネタとしては分かりやすくてアピールしやすいですけど。

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Jan 08, 2006

「ひかり」の上は ?

その昔、まだ「のぞみ」という名前が決まっていなかった頃のお話。

JUNET の fj.jokes だったと思いますが、「ひかり」より速い列車ができたら、何て名前にするんだ ? という話題になりまして。で、「ハイスピードひかり」「ハイパースペースドライブ」などと言いたい放題の投稿が飛び交っていたわけです。そこにボソッと投稿された以下の内容が、個人的にバカウケ。

「...ハイスピードゆり子...に...してほしい...」

石田ひかりの姉が石田ゆり子、だと分かってないとウケませんね、はい。

最近、あちこちで「石田ゆり子のセミヌード」とやらが話題になっているのを見て、思い出したお話でした。

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Jan 07, 2006

軍事英語入門 II (部隊名は住所)

あまり間が空いてしまっても何なので、イラク関連のニュースでよく出てくる言葉の話題を。

陸軍の部隊は通常、以下のような階層構造になっています。

  • 軍 Army
  • 軍団 Corps
  • 師団 Division
  • 旅団 Brigade
  • 聯隊 Regiment
  • 大隊 Battalion
  • 中隊 Company
  • 小隊 Platoon
  • 分隊 Squad

部隊名を表記するときには、これらを下の階層から順に書いていくのが基本パターンです。住所の書き方と似ていますね。日本だと「国→都道府県→市区町村→番地→名前」ですが、外国だと「名前→番地→市区町村→州とかなんとか→国名」となるのと同じです。

だから、「第 1 歩兵師団・第 2 旅団・第 3 大隊・D 中隊」であれば、「D Company, 3rd Battalion, 2nd Brigade, 1st Infantry Division」と書きます。聯隊がすっぽ抜けているのは、旅団が聯隊に配属部隊を追加したもので、基本的には同一レベルだからです。
また、組織階層名に兵科名称が加わる場合もあります。歩兵なら Infantry、野戦砲兵なら Field Artillery、機甲なら Armour、空挺なら Airborne、工兵なら Engineering。上の例で師団だけ兵科名称が加わっているのは、「第 1」には機甲師団も騎兵師団もあるから、です。

米陸軍や米海兵隊の場合、中隊名だけは数字じゃなくてアルファベットです。それと、兵科の名称だけで部隊階層名称を省略したときは、たいてい聯隊のことです。近代的な軍隊では、聯隊が基幹戦闘単位となっているという歴史によるものでしょう。(ただし、第 82 空挺師団みたいに数字も内容も重複していないと、"82nd Airborne" で済ませてしまうことも)
そのほかの例外としては、米陸軍の騎兵隊があります。第 1 騎兵師団 (1st Cavalry Division) や第 3 機甲騎兵聯隊 (3rd Armoured Cavalry Regiment。第 11 もある) では、大隊が Battalion ではなく Squadron になります。飛行隊の Squadron をときどき「飛行大隊」と訳す人がいるのは、この影響でしょうか。

中隊名でも、変わった書き方をする場合があります。典型例が、SAS 戦闘中隊の Saber Squad。その SAS 自体、正式には「第 22 SAS 聯隊」ですが、アンディ・マクナブの本によると、通常は単に "Regiment" と呼ぶそうです。

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Jan 03, 2006

相乗りは速い !?

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて。年末年始は世間並みに実家に帰省してました。普段は何をするにも「世間と行動パターンをずらす」というモットーがあるので、スキーに行くのは平日、遊びに行くのはオフシーズン、という方法を通しているのですが、年末年始の帰省だけは例外です。しかたなく、必死になって指定券を取り、ブタ混み状態の新幹線に乗ります。

年末に安比に行ったときにも、もう冬休みに入った後の時期なので、それなりに混んでいました。といっても、「ランチタイムにゲレ食が満員になる」「ゴンドラの待ち行列ができる」という意味です。昔みたいに「ゴンドラ待ち 50 分」なんていうクレイジーな状況ではありません。

それでも、忍耐力がニワトリ並みで、しかも普段はガラ空きの平日に動いている私は「あ゛ー、行列ができてるよ」と思ってしまうわけですが、実は安比のゴンドラに限らず、多くのゴンドラやクワッドで、相乗りレーン、あるいはシングルレーンと呼ばれるものを設定しています。つまり、グループではない客はそこを通って先回りしてしまい、定員に満たないグループ客が乗り込むときに割り込んで相乗りするわけです。

安比のゴンドラは定員 8 名ですから、7 人以下のグループなら相乗りができます。安比ではさほど積極的ではありませんが、混んでいる週末に Hakuba 47 なんか行くと、リフト係の人がグループの人数をマメに確認して、シングルレーンから人を入れて定員発車を励行しています。こうすると、空席を残して搬器が出ていくことがないので、待ってる人のイライラも軽減できますね。

ところが、先日の安比では人数の多いグループが目立ったのと、スノボやショートスキーを搬器の中に持ち込む (= 定員乗車が難しい) という事情で、逆にシングルレーンの方が詰まってしまいました。まずは通常レーンで待っているグループ客をゴボー抜きして「へっへっへ」となるのですが、その先で相乗りがスムーズに行かなくて詰まってしまい、元の木阿弥。といっても、時間を計測したわけじゃないですが。

ヒトリストにとって、基本的には美味しいシングルレーンですが、たまにはこういう失敗もあるというお話でした。

P.S.
そういえば、リフトやゴンドラの搬器には車輪なんて付いていないのに、どうして「乗車」「降車」っていうんでしょうね。乗るのは「搬器」だから、正確には「乗機」「降機」なんでしょうけれど、人口に膾炙した言葉とはいえないから、駄目 ?

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