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Jul 17, 2006

騒ぎすぎるのは良くない、が ?

以前から、「テポドンで騒ぎすぎるのは良くない。政府にしかるべく対応してもらえばよい」と書いていますが、これは、 もともと民心をかき乱して都合がいいように状況を操るのが北朝鮮の目的だから、という考えに拠ります。そういう意味では、 ミサイルをぶっ放して賭け金を吊り上げたのに、誰もそれに乗ってきていない現状は北朝鮮の一人負けで、まことに理想的な展開といえます。

でも、世の中には同様に「テポドンで騒ぎすぎるのは良くない」と主張していても、その理由がまったく異なる場合もあるようです。 たとえば、「テポドンは脅威ではない」→「MD は不要である」みたいな形に話を持っていきたいとか。あと、「テポドン失敗説」や 「テポドン成功説」にしても、その中には、何だか怪しげなバイアスがかかっているケースもありそうです。

つまり、同じような内容を喋っていても、話し手の立ち位置によって、背景・理由・動機がまったく違ってくるわけです。 いちいちそこまで疑ってかからないといけないのは、なかなか難しいですね。

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Comments

>以前から、「テポドンで騒ぎすぎるのは良く
>ない。政府にしかるべく対応してもらえばよい」
>と書いていますが、これは、もともと民心をかき
>乱して都合がいいように状況を操るのが北朝鮮の
>目的だから、という考えに拠ります。

ここは同意。しかし正しい知識は身につけるべきだと思う。総合的に判断して、今回のテポドン2号は失敗。データもロクに取れていないので、ブラックマーケットに売れなくなった。したがって、裏の外貨獲得のために不具合を修正した上で近日中に再度発射すると見ている。でなきゃ、あそこまでの強硬姿勢は出来ない。
それと、スカッド改良型とノドンを今回短時間で6発も撃ったことで、日本と韓国への驚異度は増したと思う。自分にとってはこっちの方が恐い。下手な鉄砲も、数撃ちゃ当たるから。
正しい知識を身につけた上でなお恐いと思うのと、ただ単純に「ミサイル」=「恐い」で騒いでるの輩とはまったくの異質。

それよりも、今回最もなんとかしてほしいのは盧武鉉なんだが……。

Posted by: さはらあきら | Jul 17, 2006 at 01:35 AM

>さはら様
>しかし正しい知識は身につけるべきだと思う。
しかし、私のような「客観的事実」と「推論」を見分けるのが
困難な人間には、なかなかそれは難しい気がします(^_^;)。

何となく思う事は「北朝鮮にとって、今回の事は著しい損失であった」
という事でしょうか…。

Posted by: Takaya Mane | Jul 17, 2006 at 03:27 AM

>正しい知識を身につけた上でなお恐いと思う
これは正常な反応ですね。現実には、

>単純に「ミサイル」=「恐い」で騒いでる
が少なくないように見受けられるので、うちではもっぱら火消しをやってるわけですが。

>盧武鉉
この人は奈良の騒音おばさんみたいなもんですからねぇ。この機会に乗じて美味しい役回りを獲ろうとして大失敗、他国からはスルーされて国内からは叩かれて。
ただ、これで反省してやり方を変えるよりも、ますます尖鋭化する可能性が高そう。アジアにおける隠れた厄介者です。

>見分けるのが困難
そのために我々のような人種が… (苦笑)

Posted by: 井上 | Jul 17, 2006 at 12:08 PM

始めまして。

>盧武鉉
北朝鮮の一人負けには、大いに納得していますが、この人とこの国のほうが要素として危険な気がします。

Posted by: 山田 | Jul 18, 2006 at 09:21 AM

小泉も負け組
WorldWideで耳目を集める中東、サミットでエネルギーを扱い、直前の訪問先がパレスチナとイスラエル。影響力の行使のしようもない事を露呈。
手打ちにできれば、「それだけの地力があるなら…」北朝鮮の話にも賛助が得られる。
しかし、「テポドンでは死人は居ない」「SDFはIDFの足かせとして国連軍に参加できるのか」という安保理での議論があった時にどうなるのか。
1週間、テポドンで時間を潰し、米国が第七章の行使を取り止めたのは中東情勢に鑑み、安保理の時間を費やせなかったから。イスラエル関連のダブルスタンダードを呑ませるためにも、中国のダブルスタンダードに歩調を合わせなければならなかった。
日本のニュースだとその辺の「世界の視点」が欠けてくる。
レバノン女性拉致と絡めてベイルートに行けば、小泉の株も上がったかもしれない「人間の鎖」じゃないけれど。
さてさて、ゴランの輸送隊が邦人外国籍輸送に出向く機会があるか否か。
http://jda-clearing.jda.go.jp/hakusho_data/2005/2005/html/17316200.html
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g14205110.htm

Posted by: sionoiri | Jul 19, 2006 at 06:49 AM

政治というやつはいろいろな利害が絡む世界ですし、どちらか一方の言い分が 100% 通るわけでもないので…
少なくとも、「まあまあ穏便に」路線をとらなかった分だけ、今回の件に関する日本政府の対応は個人的に評価していますけれど。(だから盧武鉉みたいなのがキーキー騒ぐわけですが)

中東、特にレバノンあたりに関していえば、日本は利害関係が少ない分だけ中立的ともいえますが、それは反面、影響力を行使できないという意味でもあるわけです。

なんにしても、世の中、完全でもなければ公平でもないのは自明の理なので、その中で、程々のところで折り合いを付けていくしかないんじゃないですかねぇ。


だいたい、今でも自衛隊がゴラン高原に行っているなんて話、どこのメディアも完全スルーじゃないですか。ヒズボラがイスラエルにロケットや大砲を日常的に撃ち込んでいる話も。
それでいて「加害者イスラエル vs 抵抗者ヒズボラ」という図式で報じるんだから、まったくもう。

Posted by: 井上 | Jul 19, 2006 at 11:16 AM

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