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October 2006

Oct 31, 2006

orz

うちの主力戦闘機になっている自作 PC のコンピュータ名は、ギリシア神話に出てくる「炉とかまどの女神」からいただいて、HESTIA といいます。

ふと出来心で「HESTIA」あるいは「ヘスティア」でググってみたら、どちらでも二番目に出てきたのがこれ。

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Oct 30, 2006

ホーネットはデブお断り

五月原清隆のブログハラスメントで、戦闘機のコックピットの広さについて取り上げていたのですが、「有識者」の突っ込みがひとつもなかったので、有識者ではない私がネタ投下。

その昔、NAF 厚木の一般公開があったときに、「フライトスーツを着てヘルメットを被って、F/A-18 のコックピットに座ってポラロイドを 2 枚撮影して \1,000-」というイベントがありました。もちろん飛びついて、米海軍の小遣い稼ぎ (?) に協力してきました w

当時も今も私は超痩せ形ですが、その私が「狭いなあ」と思ったのが、ホーネットのコックピット。太った人はいうまでもなく、普通に体格がいい人でも辛そうです。左右のコンソールに挟まれた部分の幅が狭いのですね。
今では米海軍はこんな太っ腹をやってくれませんが、航空自衛隊の浜松広報館に行けば、三菱 F-1 のコックピットをのぞき込むことはできます。これも相当に狭いので、ぜひ見てみましょう。

F/A-18 が装備する AN/APG-65 レーダー (今は AN/APG-73) は、F-15 の AN/APG-63 や AN/APG-70、F-14 の AN/AWG-9 や AN/APG-71 と比較するとアンテナが小径で、φ685.8 しかありません。その分だけ、胴体を細くできます。そもそも前面投影面積を増やすと空気抵抗に響きますから、胴体断面が細いに越したことはないのですが、レーダーの性能も無視できないので、どこでバランスをとるかという問題になりますね。

あと、胴体がむやみに太いと、下方視界に影響します。古くは紫電、最近だとタイフーンが、下方視界の問題を抱えていますね。もっともタイフーンの場合、胴体サイズというよりも、コックピット直下に取り付いたカナードのせいですが。

ちなみに、リンク先記事にあった「スイッチ類の集中配備」というのは、コックピットのサイズとはあまり関係ないです。今は HOTAS (Hands on Throttle and Stick) 化するのが普通ですから、よく使うスイッチはみんな操縦桿やスロットルレバーに取り付いてしまうので、コックピットの広さには影響しません。

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Oct 27, 2006

工場見学

なにも工場と限定することはないのですが、モノを作っている現場、バラして整備している現場、その他諸々、平素は見る機会がない場所を見学する機会があるとワクワクします。

これまでに、いろいろな会社の施設を見学する機会に恵まれました。ありがたいことです。
ところがどういうわけか、鉄道・自動車・航空機の製造現場は見学したことがあるのに、船舶関係は皆無なのです。変わったところでは、小学生のときに遠足で訪れたミカンの選果場とかピアノ工場とか。製造現場以外だと、某エアラインの機体整備工場。これもなかなか面白かったです。

そういえば、かれこれ 18 年前、学生のときに訪れた川重岐阜工場では、最初の概要説明時に一言。

「ミサイル工場はお見せできません」

そりゃそうですよねえ (苦笑)。
でも、あまり開けっぴろげでも却って心配になりますし、ちゃんと警戒しているぐらいでちょうどいいのです。

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Oct 23, 2006

男を馬鹿にするのもいい加減にせーよ

「日本女性の進化に男性はついてこられなかった」「仕事でもそれ以外の点でも、自分よりも上の男が好み」「女はトリュフ、男は牛丼」 とか、「男は女の 2 倍の年収がないと結婚相手になれない」 とか、「女性なら、誰もがこれまでずっとフツウにやってきた、『相手に合わせる、折り合いをつける』ということを、男性も考えなくてはいけない」 とか。

書いた本人は「ほーら、私のいうとおりに変化すれば結婚できるのよ~」と釣っているつもりかも知れないけれど、むしろ、こんなこと書かれたら結婚したくなくなる人が増えるだけじゃないかと。だいたい、白河某がいうような「女 = 結婚しない、男 = 結婚できない」という見下した差別意識は何なのさ、と思うわけですよ。

それに、こんなこと書かれたら、なまじ稼ぎのいい男、資産がある男ほど「寄ってくる女は所詮、カネ目当てか」といって結婚から遠ざかる。と考えるのが自然じゃないですか ? 稼ぎのいい男、資産がある男は、カネがないふりをするのが賢明かも知れませんよ。カネがないのにカネがあるふりをするのは論外としても、金満ぶりをひけらかすのも超下策。

そりゃね、「男が稼いで女が使う」ことで経済が回る、という構図があるのは事実ですよ。そのことまでは否定しません。でも、それをさも当然であるかのように思い、男を金蔓としか思ってないような言説を振りまくのは論外の外。バブル期の「アッシー・メッシー」意識が、悪い方に正常進化しただけでしょ。

冒頭で挙げたような記事が女性誌に載って、それが広く受け入れられるということなら、この手の考え方に賛成する人が多いということ。そんなのに付き合うなんてまっぴらゴメン。
え、「こう書くことで男の奮起を促して、稼ぎが増えるように頑張ってもらいたい」? いーや。男を金蔓としか思ってないような馬鹿女のために奮起して稼ぎを増やすぐらいなら、増えた稼ぎは自分のために使いますって。

逆に、冒頭のような考え方を持つ人が少数派だというなら、件の記事はその他の多数派に対する侮辱ですよ。どっちに転んでも、記事を書いた本人の blog が炎上するのは当然じゃないですか。(さらにコメント削除なんて燃料まで投下したみたいだし)

こんな記事を書いて & 掲載して、非婚化・少子化に拍車をかけて、いったい何が楽しいのかと。それともまさか、こういう記事を書けば非婚化・少子化に歯止めがかかると思ったんでしょうかねぇ。信じられないですけど。

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Oct 19, 2006

ネイキッド PC

Core 2 Duo 導入に伴って余ったマザーボードの動作確認を兼ねて、Lubic で組んでみました。

Pict0680 Pict0682

いくらなんでも、これを欲しがる人はいないでしょうねぇ…
しかも、DVD-ROM ドライブを支えるステーが邪魔をして、AGP スロットが使えないというオチ orz

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Oct 18, 2006

北朝鮮が陥った無間地獄

北朝鮮が中国に「複数回の核実験をやる」と通告した、なんて話が出ています。

これまで、「核兵器を開発するぞ」「弾道ミサイルを開発するぞ」とやらかし、さらにはいずれも実際にテストするところまでエスカレートしてきました。ある恫喝で相手がいうことを聞かなければ、さらに刺激が強い恫喝に行くしかないのですが、なんだかエロビデオと似ています。最初はちょっとした刺激でも満足していたものが、だんだんと物足りなくなって強い刺激を求めるようになる。こうなると際限がないのですね。北朝鮮の恫喝外交も、同じような状況に陥っている感があります。

同じ原則は、「裏話系 Web サイト」とか「陰謀論者」にも適用できます。最初はちょっとした話でも満足してもらえたのが、だんだんと刺激が足りなくなってエスカレートしていくあたりは。

でもって、外交には「先にちゃぶ台をひっくり返した方が負け、悪者にされる」というパターンがあります。大量破壊兵器で脅しをかけても、物事が思い通りに進まない。となると、最後にはぶち切れてちゃぶ台をひっくり返す可能性が出てくるのですが、それをやっちゃったら「体制維持」という目的がすっ飛んでしまう。金ちゃんがそんな基本的なことも分かっていないのだとしたら、こまりものです。

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Oct 17, 2006

なんでこうなるの !

Image2_2

Google 先生の考えることは、よくわからん…

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Oct 15, 2006

ポカーン

このイベントの現場です。午後 2 時スタートだというので、それに合わせて偵察に行ってみました。

061015

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

(  д )

(; Д ) !!

2 時過ぎに現着したら、現場はこの有様。ほとんどもう、スタッフしかいません
イベント自体は夜の 8 時までで、メーンイベントは終了直前だそうなので、そのときにはもうちょっと人が集まるのかもしれません。それにしても、去年の東京タワーのときには昼間から大賑わいだったのと比較するとねぇ…


追記 :
みんす党の藤田幸久氏が、このイベントに参加していたようです。藤田氏の blog に写真が載っていたのですが、それを見ると "熱気にあふれていました" という割には空席が目立ってるんですが。

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Oct 13, 2006

ビミョーな発言

讀賣が、「米国務長官『米国に北朝鮮進攻の意思はない』」と報じてました。
それと同じときのものかどうか分かりませんが、国務省の Web を見たら、国務長官に対する質疑応答の中に以下のような内容が。


QUESTION: How difficult it is for you, Madame Secretary, to make it very clear, as you've had to assert in that interview and in any other interview you've had in the last couple of days, that the United States -- the President said it again yesterday -- has no plan, is not planning on attacking North Korea? You have to make that clear while at the same time you have to make it clear that that's not being taken off the table if need be.


SECRETARY RICE: That's right. It is not -- the President doesn't remove any of his options and no one should want the President of the United States to remove options. But what we're saying is that this is now a diplomatic matter and we believe it can be resolved diplomatically. It's also important for people to know that the North Koreans keep saying that the reason they need to test missiles or they need to test nuclear weapons is that the United States is a threat to invade them. And the President said, all the way back in 2002 when he was in South Korea, that the United States does not intend to invade or attack North Korea. We obviously maintain a deterrent should North Korea do something provocative. But the idea that the United States is just going to launch an attack against North Korea is both wrong and it is what the North Koreans are trying to tell their people and the world.

そもそも外交ってそういうものだと思うけれど、なんとも微妙な発言。
ていうか、上の内容だと「軍事的オプションの完全放棄」とまでは言い切っていないような希ガス。

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Oct 11, 2006

Burn your images !

Seagate のハードディスク用ユーティリティをダウンロードしに行ったら、なんと「日本語」のページがありました。言語を選択する画面で「日本」を選ぶと、ライセンス文書や画面のメッセージが日本語になるのですね。
それは親切でいいのですが、最後に出てきたダウンロード画面でのけぞりました。
Seagate
ちなみに、元の英語バージョンがこちら。
Seagate2
これはあんまりです。ひところ話題になった、マイクロソフト サポート技術情報の機械翻訳もかくやというはっちゃけぶりです。誰か日本人にレビューさせなかったんでしょうかねえ…

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Oct 09, 2006

とりあえずもちつけ

北韓が核実験をやったとかいう話で、mixi ニュースなんか見ると「日記のパニック書き」みたいな状態になっているのですが、とりあえず一言。

「おまいらもちつけ」

テポドンと一緒で、パニックを起こさせるのもあちら側の策略の一環。わざわざ、それに乗せられて騒ぐことはないんです。いつものように、歌舞音曲に励みましょう。ましてや、「対抗して日本が核武装するべきだ」なんて主張するのは愚の骨頂というもんです。

問題なのは、仮にこの件が本当だとして、核弾頭を弾道ミサイルに載せられるぐらい小型化できているのかどうか。この一点だけですね。

あと、日頃「反核」とか「反戦」を叫んで米軍相手の抗議活動なんかをやっている人達が、この件に対してどう反応するかを観察するのは重要です。大騒ぎするヒマがあったら、そちらを先にどうぞということで。
(追記 : もっともありそうなのは「対話に応じないで北朝鮮を追いつめたアメリカのせいで、こんなことになった。アメリカ怪しからん」というところですかネ)

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熊式動画

「"第五世代戦闘機の姉 " は~」の続きがなかなか決まらなくて頭を抱えているので (元ネタの電波が足りないのがいかんのじゃ)、ヒマネタとして「動く Tu-95 の映像」をドゾー。

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Oct 07, 2006

箱庭サーチエンジン ?

「『日の丸検索エンジン』開発に意欲 NTT コム社長」(asahi.com) より引用。


和才社長は「日本語は特殊な言語で、検索には特殊な処理技術が必要だ。検索エンジンのデータベースも含めて、日本独自の開発を進めることが重要だ」との認識を示した。

え、それだけ ?

そもそも、経済産業省の旗振りに乗っかって「日の丸サーチエンジン」というナショナリスティックな看板を掲げた時点でダメじゃん、と思うのですが。ユーザーにとって重要なのは、サーチエンジンがどれだけ情報探しの手助けをしてくれるかで、そのサーチエンジンがどこ製なのかじゃないんですから。

さらに「日本語は特殊で」なんて、わざわざ箱庭の中に閉じこもってしまってどうするのかと。そこで「複雑な日本語に対処できるような優れたアルゴリズムを編み出し、それを普遍化して世界に通用するサーチエンジンを作る」ぐらいのことをいえないんでしょうかねぇ。
それとも、「日本語という特殊な世界」でだけ通用する、日本国内専用のサーチエンジンが作れれば、それで満足なんでしょうか。だとすると、「日の丸サーチエンジン」なんてブチ上げた割には、ちと志が低すぎやしませんか ?

ところで。
PC の OS で日本製品が覇権を握れなかったもんだから、「次は情報家電だ」とばかりに「情報家電は TRON か Linux にしてくれないか」あるいは「日本発のオープンソースは 42 件」とかいってたのも経済産業省ですが、そっちの話はどうなったんでしょうか。最近、あまり話が聞こえてきませんが。

そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実 (?) も、多少気になるところですが。

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Oct 05, 2006

免許が無くても…

スクーターの CM に出ているあややが、原付免許を取ってくれといわれてチャレンジしたものの、17 回連続で落ちているそうです。

「スクーターの CM に出ているタレントが実は無免許、では格好が付かない」と考えるスズキ関係者の立場も分かります。
が、かつて「私は免許がないので、こうしてコマーシャルしています」といって、リーザ・チャチャの CM に登場してクルマを後ろから押していた早見優の例もあるんで、要は発想の問題だと思うんですけど。リーザ・チャチャの CM では、最初から早見優が無免許なのは承知の上で、それを逆手にとってああいう CM をつくったそうですし。

しかし、17 回も受けたら問題を全部覚えちゃうんじゃないかと思うけど、それでも落ちるの ? > あやや

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Oct 04, 2006

軍隊のない平和な国 ? ぷっ

在アイスランド米軍が撤退したニュースを受けて、mixi 日記なんかで「軍隊のない平和な国になって、すばらしい」「アイスランドにも、米軍がごり押しして居座っていたのか」などと、寝言みたいなことを書いている人がたくさんいました。

( ´_ゝ`)プッ

アメリカが「米軍を引き上げる」といいだしたら、「経費は負担するから、なんとか残ってくれないか」と要請したのはアイスランド側なんですけれど。

http://www.asahi.com/international/update/0930/009.html
アイスランド政府は基地の駐留経費の全額負担などを申し出て駐留継続を促してきたが、米国側は「地球規模の戦力再編成の一環」と突っぱねた。

そもそも、米軍がアイスランドに駐留するようになったきっかけは、第二次世界大戦でデンマークがドイツに占領されてしまい、当時デンマーク領だったアイスランドが宙に浮いてしまったこと。そして現実問題として、ドイツ海軍の気象観測船、水上艦、そして潜水艦がアイスランド近辺をウロウロしていたわけです。
それに対して最初に、イギリス軍なんかが上陸してアイスランドの警備任務を始めました。それを後に、米軍が引き継いだというわけ。戦後、1951 年に両国が協定を結んで、アイスランドの防衛を米軍に依存する体制が確定しました。そもそも、アイスランドはレッキとした NATO 加盟国です。

ここに限らず、防衛を他国に依存しているケースは他にもあって、その一例としてリヒテンシュタインがあります。

ソ連が消滅して、G-I-UK ギャップをめぐって「レッド・ストーム・ライジング」みたいなことになる可能性がなくなった現状、アイスランドに防衛軍を張り付けておく必然性は薄いのですが、むしろ米軍がいなくなると困るのは、米軍の救難ヘリが担当していた SAR (Search and Rescue)。もちろん救難ヘリの HH-60G Pave Hawk も撤収してしまったので、何か事故が発生したときの救難手段がないわけです。

だからといって、それだけのために軍事組織をビルドアップするのも、アイスランドにとっては辛い話。冷戦終結後に、平和維持活動への参加なんかを目的として軍事組織のビルドアップを始めた例としてアイルランドがありますが、アイスランドとは手持ちのリソースが全然違います。

現実的な落としどころとしては、PMF (Private Military Firm) に委託するしかないでしょうね。たとえば、パイロットなど最低限の要員だけアイスランド側から出して、基地施設の運用と維持管理なら KBR、機体の整備なら L-3 Vertex といった、その手の業務に慣れた会社に投げてしまうと。
もっと極端な方法としては、救難ヘリの運用をまるごと、PFI (Private Finance Initiative) で民間委託してしまう方法も考えられます。すでに、イギリスでは SAR を PFI 化する選択肢を検討してたりします。

既存の軍隊が PMF に業務委託すると、ノウハウが外部流出して PMF 抜きでは軍隊の活動が成り立たなくなる、という問題があります。ですが、そういう基盤がない国で、特定の分野について限定的な機能だけ欲しい、という場合には PMF も使いようだよなあ、と再認識。

☆なぜかこのエントリに限って横文字の spam コメントが集中するため、このエントリに限ってコメントを無効にしています。御了承ください。

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Oct 02, 2006

クマが出た

最近、人里にクマが出たとか、そのクマに人間が反撃したとかいうニュースで世間は賑やかですが、アラスカの方でもクマが出たそうです。

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Oct 01, 2006

待てば海路の日和あり

鉄道ジャーナル 1971 年 1 月号の座談会「われら誇り高き私鉄マン」より引用。
(吉村 : 吉村忠晃氏 (TBS), 生方 : 生方良雄氏 (小田急), 小林 : 小林宇一郎氏 (長電))


吉村 そうすると、もう 5000 形は増備しないで、今度は新しい "NNSE" というのが出そうですね。
生方 それより先に、例の 9000 形という地下鉄千代田線直通用の車輌をつくらなければならない。
吉村 ユメはすぐ現実へ戻ってしまう。(笑) それはどうせロングシート、4 扉、20 メートル車だ。
(中略)
吉村 その直通高速電車は名鉄さんの向こうを張ってオール座席指定で。
生方 それは、営団さんの都合もあるので…

つ MSE

小林 長野電鉄としては、まず特急車ですが、6 年前にいろいろの事情で陽の目を見なかった前面展望車をぜひとも実現させたいと思っています。

つ HiSE

この座談会があったのは 1970 年の話。それからなんと 36 年後の 2006 年に「千代田線乗り入れ座席指定特急 MSE」の発表があり、長野電鉄では前面展望室付きの HiSE が運転開始。いやー、長生きはしてみるもんですね。待てば海路の (鉄路の ?) 日和あり、ってもんです。

でも、この座談会の中で出てきていた「相模大野まで複々線」は、おそらく 22 世紀ぐらいになっても実現しないのではないかと。第一次石油ショック前の、高度成長・イケイケドンドンの時代に行われた座談会ですから、それも致し方ないのかも。

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"第五世代戦闘機の姉" は冷戦崩壊で直撃された (前編)

「"第五世代戦闘機の姉" は冷戦崩壊で直撃された」予定地。

白河木兆子氏が次の燃料を投下して、それがネタとして使えそうだったときのために。


というわけでつくってみましたよ。

元ネタ :
白河桃子の「“キャリモテ”の時代」(第4回)


さて今回は、このコラムで第五世代戦闘機と呼んできた、ハイテク満載な 1980 年代生まれの戦闘機の上のゾーン、いわゆる最新型爆撃機の状況を見てみよう。このコラムでは、 "第五世代戦闘機の姉" と呼んでいる。この世代は原子力空母に匹敵するプライスゾーンに含まれるので、予算削減の一番のターゲット。政府はこのカテゴリーの航空機たちに、価格を引き下げてもっと調達数を増やせるようにして欲しいと心から願っていたようだが、実はこちらもなかなか調達が実現できなかった。

affordability と performance を両立できなかった、または両立するのが大変なことに気がつかなかった第五世代戦闘機に比べ、"第五世代戦闘機の姉" は、「affordability と performance なら performance 優先」と選択しているようだ。というより、彼女たちには affordability を選択したくてもできなかった事情がある。
彼女たちが空軍にデビューしたのは冷戦崩壊後。B-2 の場合、当初予定の 132 機どころか、縮小した 75 機の調達枠すら実現できなかった。ロシアの Tu-160 も事情は似たり寄ったり。この世代は東西両陣営とも、受注獲得にとても苦労している。数が出なければコストも下がらないから、affordability など夢の話。

F-22 や F-35 のような第五世代戦闘機が、まがりなりにも先進諸国で 3 桁、あるいは 4 桁の受注を獲得できた、あるいは獲得しようとしているのに比べて、"第五世代戦闘機の姉" は少数しか受注を獲得できず、しかもすでに 2~3 回のアップグレード改修を経験している場合が多い。空軍では「爆撃機というと核戦力だと思われるから、それを苦労して議会に売り込む話には目が向かない」という将軍が多いし、一方で機体の側は改修をやっては通常兵器のテストや演習ばかり。運良く実戦に使ってもらえても、地図が間違っていたせいで誤爆事件を起こして叩かれたりして、仕事はハードだ。

取材していると「今の仕事は本当にやりたい仕事じゃない」という爆撃機が多い。それではいつやりたい仕事に就くのかというと、「冷戦の時代だったら、核抑止力三本柱の一員として、本当にやりたい仕事をできたのに…」と答える。この世代の憧れの爆撃機を見ても、それはよく分かる。かつての B-52 のように、国家戦力の根幹を担う存在として使われている爆撃機が一番人気があるのだ。

(続く)

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