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May 21, 2007

接客業と身だしなみ

16 歳「茶髪」少女 バイト先からクビ通告 個人で労組へ
http://www.asahi.com/life/update/0519/TKY200705190129.html

ちょうどこのあいだ、「新幹線ガール」を読んでいたところなんですが。
最初の研修で出てくる話のひとつに身だしなみのことがあって、それによるとジェイアール東海パッセンジャーズは「茶髪禁止」なんだそうです。正社員だろうがバイトだろうが、それは同じです。それだけじゃなくて、爪の長さから髪のまとめ方から、実に細かくいわれるみたいです。

ここに限らず、接客業が身だしなみにうるさいのは毎度のこと。新幹線に限らず、航空会社でもホテルでもどこでも、それは変わらないでしょう。場合によっては、お化粧の内容まで口を出すことだってあります。そして、かくもうるさくしているのには、それなりの理由があるわけです。問題になったファミレスのバイトだって、(厨房勤務でもなければ) 接客業のひとつである以上、例外たり得ないと思うんですけれど。

だから、私はこの件について、店側を全面支持します。どうしても茶髪を止めたくなければ、接客業ではないバイト、見てくれにうるさくなさそうなバイトを選ぶべきでしたね。それを何ですか、誰が入れ知恵したのか知りませんけれど、「労組に駆け込む」って。甘い。甘すぎる。サッカリンのように甘い。

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Comments

ご免なさい。当直室でついた寝癖が直らないんです。決してパンクじゃないんです。寝癖のつかない髪型にしろですって、それはそれで威圧感を与えるじゃないですか。

Posted by: sionoiri | May 21, 2007 at 06:34 PM

ふと思ったのは。
「茶髪禁止」はありがちだけれど、「スキンヘッド禁止」なんてあるのかなあ…

Posted by: 井上 | May 21, 2007 at 08:13 PM

私がお気に入りにいれてる
http://curry-blog.cagami.net/
でのコメントが面白かったのでちょっとご紹介。(21日の日記の下の方です)
ふーむ、同じフリーライターでも結構違うふうにとるものですねえ。

Posted by: 唯野 | May 21, 2007 at 11:20 PM

これは、何に重きを置くかの違いが、そのまま現れているんじゃないでしょうか。
私はまず「接客業としてどうなのよ」というところにこだわりましたが、紹介していただいた blog では「上司の言い分に従うだけでいいのか」というところにこだわっている。どっちが正しいとか間違ってるとかいうよりも、まさに立ち位置の違いというやつですね。

Posted by: 井上 | May 21, 2007 at 11:43 PM

 いっそのこと,由緒正しい日本髪に.

Posted by: 消印所沢 | May 22, 2007 at 01:26 AM

今もやっているのかどうか知らないんですけれど、日本航空に「着物で接客する客室乗務員」がいましたね。あの着物、機内のトイレでパッと着替えられるように、かなり特殊な構造になっていたらしいです。詳細は分かりませんが。

Posted by: 井上 | May 22, 2007 at 09:46 AM

こちらでは、初めてコメントいたします。
「接客業」として一括りにしてしまうと、問題があると思います。

井上さんがおっしゃるようにそれなりの理由があって茶髪がNGであるのならば、この会社はそもそも茶髪のバイトを採用しないし、そう言った規定があるべきではないでしょうか。どの程度のファミレスか知りませんが、バイトに労働力を依存せねばならない業種なのですから、そこまで拘るべきではないし、逆に拘るのなら全社的に拘るのが筋だと思います。

客としてファミレスに行く際も店員が茶髪程度は気にはしないし、きちんとした社員教育をして、一定以上のサービスを提供する「接客業」とは同じにならないと思うのですけど。

Posted by: ふじっ子 | May 22, 2007 at 12:03 PM

確かに、「後で直させるぐらいなら、なんで採用したのよ」という主張には理がありますね。その辺の事情は伝わってきていないわけですけれど。

私がこの件についてかなりシビアになっているのは、大昔 (昭和 40 年代半ば) に国鉄の食堂車で、かなり厳しい規定を敷いていた話が念頭にあったから、かもしれません。
なんでも「指輪禁止」だったそうで、食べ物を扱うのと関係あるのかと思ったら「お客様が身につけているモノより高価だったら、失礼にあたるから」だったそうです。

Posted by: 井上 | May 22, 2007 at 12:15 PM

記事中に、
>ところが3月、ファミレスの新店長に「髪の色を黒くしなさい」と指示された。
とあるので、前店長は何も言わなかったが新店長に注意されたと読み取れます。最終的に復職していることも併せて考えると会社的には茶髪NGの規定はないと推測できます。(あるとしたら、前店長も会社側の対応も問題ですが)

規則や規定はこういった一つ一つの事例が積み重なって作られていく物でもあると思いますので、「指輪禁止」の例ももしかしたら実際に失礼になったケースがあったのか、あまりにも華美な指輪を付けたスタッフがいたのかも知れませんね。

Posted by: ふじっ子 | May 22, 2007 at 01:39 PM

そこまで大騒ぎしたんだからちゃんと大検通って夢を叶えて欲しいですね。
まあこれまで茶髪で文句も言われず働いてこれたのは、このファミレスがハレの場ではなく、ケの場でしかないってことでしょう。雇っておいて昇級させてあとで文句を言うのは元からバイトの管理がなっていないような気がします。
食堂車の話も、客からすればそこまでされると逆にイヤな気分になりますねえ。

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | May 22, 2007 at 01:49 PM

>事例が積み重なって作られていく
そのとおりですね。某高校で「下駄禁止」という規則があって笑っちゃいましたが、禁止するということは、やる奴がいたってことでしょうし。法律でも、似たようなところがありますね。

本来なら、いちいち規則で細々と決めずに「常識の範囲内」で個人が判断すれば済むのなら、それが最善だと思います。でも、それが通用しないとなると、仕方ないから規則が増えていくのかも知れません。

>ケの場
びっくりドンキーだという話もあるらしいのですが、はてさて。
自分で「接客業が」といっておきながら、こんなことを書くと自爆ですけれど。これが牛丼屋やコンビニのバイトだったら、客も「そういうものだ」と思って、でんでん問題にならなかったんじゃないかなあ…

Posted by: 井上 | May 22, 2007 at 02:32 PM

何かあれこれ言うには、この記事だけでは判断材料が少ない気がします。

私個人は極端な茶髪や金髪やガングロ(死語?)でも無い限り、接客態度が良ければ気にならない方だったりします>髪の色

ただ、この16歳の少女の場合、外部の労働組合の力を借りてまで主張を押し通したことが、後々の進路や就職に関してはかえってマイナスになるのではと懸念しています。
雇う側にしてみれば、トラブルの種は極力避けたいでしょうし、それこそ彼女がこれから目指しているという大学等も例外ではないと思いますから。

新聞記事を見る限りでは「個人が企業の圧力に屈しなかった→英雄」という扱いにしたかったのかもしれませんね。

Posted by: まね | May 22, 2007 at 06:23 PM

場所によって期待値が違うにしても、こういうことが気になるのは、それだけ私がオジサン化したということです (苦笑)

とはいえ、御指摘の懸念はもっともだと思います。なにしろ「顔出し」までやってしまいましたから、リスクは大きそうです。しかも、「個人が企業の圧力に屈しなかった→英雄」という取り上げられ方をしたことで、本人が舞い上がってしまっていたとしたら…

Posted by: 井上 | May 22, 2007 at 06:45 PM

> 本人が舞い上がってしまっていたとしたら
 事実関係はよく分かりませんし、私自身も「清潔で有ればOK」と考えている甘ちゃんですが、そちらの方が気になりますね。
 顔出しまでしているというので、大学は良いとしても、その後の就職等に多大な影響を及ぼす危険性が高いと考えます。
 そのリスクを承知の上なら別に一向に構わないのですが、マスコミに祭り上げられたあげく「こんなはずではなかった」というのは、何ともしがたいですからね。一方、大学紛争等で暴れまくったあげく、いざ就職の段になって転向し、何食わぬ顔で大企業等でしたり顔をしている「元活動家」の様な節操無しも、果たして「人間」としてどうかと思いますが(大汗)。
 まあ、最悪、活動家として生きる道もあるでしょうが、果たしてそれで幸せなのでしょうか。どちらが良かったのか、私には何とも言えません。

Posted by: へぼ担当 | May 26, 2007 at 07:24 PM

>活動家として生きる道
それって、どうみても幸せそうではないと思います。

「若気の至り」といってしまうと身も蓋もないですけれど、今回の件は、ちと突っ走りすぎた感じがいたします。半分は周囲の責任でしょうけれど。

Posted by: 井上 | May 28, 2007 at 12:15 AM

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