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May 03, 2007

ゆにこん

といっても、「エリア 88」に出てくる F-20 とは関係なくて。

ゆにこん - Wikipedia

私が乗ったことがあるのは二代目の方で、1998 年 6 月のこと。下の写真は、そのときに青森で撮影したやつです (クリックすると拡大)。たまたま Wikipedia で見た記事によると、今は台湾で走っているとのこと。スクラップにならなくてよかった。

Unicorn1 Unicorn4


私が乗ったときには海がちょっと荒れていたのですが、そこを 35kt で爆走するのは迫力があって、実にしびれる光景でした。

このフネ、車輌の出入口が後ろにしかないので、後ろから乗り込んだらいったん最前部まで走り、そこで U ターンして、出入口に向かう形になって駐めます。だから、車輌甲板で U ターンできない車輌を積むのは難しくて、実質的に乗用車やバイクがメイン。大型車も載せられることになっていますけれど、どうみても U ターンは不可能なので、バックで出入りさせたのでしょうか。

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Comments

>35ktで爆走
 船舶で30ktを超えるとなると大迫力ですよね。私は沖縄離島便の小さな高速船にしか乗った事がありませんが、小さいだけに波を突っ切ると激しく動揺。負けじと轟音を上げるディーゼルエンジンと、かなりスリリングな体験だった事を良く覚えています。
 しかし1000tオーバーの船舶ではどのような感じだったのでしょうか。滑るように滑走したのか、力任せにかき分けていったのか。荒れる水面での挙動が興味深いところです。

Posted by: へぼ担当 | May 03, 2007 at 02:21 PM

ひとことで形容すると

     ズドドドドドドドドドドドドドド

という感じでした。海が荒れてるからコーヒーサービスは中止、なんていっていたのですが、そんなに酷く揺れた記憶はありません。

今度、東日本フェリーの青函航路には INCAT のウェーブピアサーが入るので、また乗ってみたいところです。
ただ、Wikipedia の記事にあるように

>燃費が悪く、また冬季の欠航多発で採算にあわず

を二度も繰り返している曰く付きの航路なので、三度目の正直となるでしょうか…

Posted by: 井上 | May 03, 2007 at 02:53 PM

>音
 離島航路の高速船は
ズドドド、ドカッ(波に激突した音)、バシャ(突っ切った波を頭からかぶる音)
と言う具合で、音からして旅行を楽しむには良いのですが、乗り物に弱い人や振動・騒音に耐えられない人には辛いだろうなぁ、と思うところでした。
 個人的には急ぐときには仕方がありませんが、時間があるときは従来フェリーでまったり、の方が好みですね。

>曰く付きの航路
 需要という面で航路の設定自体に間違いはないのですが、冬季の荒天に耐えられるか否かが問題なのでしょうね。
 場所は違いますが、日本海を見ていると夏はべた凪、波全くなしから、冬は大嵐という具合で同じ海かと思うぐらいですし。北海道苫小牧行きの太平洋航路の1万トンクラスの大型フェリーでも、冬場欠航するときは欠航しますので。
 後、燃費の面は致命的でしょうね。沖縄に行ったときも、高速船は船の値段も高い(アルミ合金製だったりするそうです)が、燃費の方はもっと高いそうで。少しでも油の値段が上がると、採算に致命的に効いてくると聞いています。
 個人的にはこのご時世。テクノライナーの大ゴケを例に取らなくとも、リプレースの際には若干スピードは劣っても(速度向上に必要な馬力は速度の3乗に比例すると聞いた事があります)、バランスのとれた経済的な船が求められるのでしょうね。

Posted by: へぼ担当 | May 03, 2007 at 08:54 PM

これ、双胴船ですから、案外と荒天には強いかも知れません。速度 3 乗の法則は、普通の排水量型のフネで造波抵抗なんかに絡んで適用するものだったと思いますが、ウェーブピアサーの場合、どうなるのか興味があります。

ただし気にかかるのが、先代でも問題になった、高速航行時の引き波です。INCAT のウェーブピアサーは北米のどこだかでも引き波の問題を起こしたと記憶していますが、それについても、どう解決したのか興味があります。

Posted by: 井上 | May 03, 2007 at 10:57 PM

水運の高速化で、日本ほどメリットが得られる国も少ないと思うんです、はい。
なのに、あのTSL以外はあまり話を聞かないのはなぜですかねー。

Posted by: Hi-Low-Mix | May 04, 2007 at 10:25 AM

やはり、コストと効果のバランスという問題に尽きるのではないかと思います。

高速化だけならコスト増の要因ですけれど、所要隻数を削減できるとかいう投資節減効果も実現できれば、やる価値が出てくるわけです。東日本の青函航路や、新日本海フェリーのケースがこれですね。逆に、それが成立しないのが小笠原 TSL。

Posted by: 井上 | May 04, 2007 at 12:59 PM

こうなったらいっそのこと、「ゆにこん」と同型の船体をいくつかこしらえて、車輌甲板にはミッション・モジュールを積み込み、客室は CIC や居住区に改造して日本版 LCS をうわなに (ry

Posted by: 井上 | May 04, 2007 at 01:12 PM

>引き波
 かなーり根本的なところナンで、そう簡単に解決できないかも、北米の件では速度を抑えての運用以外に解決策はなかったはずです。

 とか思って調べてみたら日本財団の調査結果が引っかかりました、色々工夫の余地はあるようですが、船型に起因する問題などがあるので難しいようです。

http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2001/00822/mokuji.htm
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2001/00822/contents/00014.htm

>日本版 LCS をうわなに (ry

 それ、既に世艦で既出(爆)>確か高速型モノハル船体の技術を応用した高速コルベットの建造ネタを宇垣氏が記事にしてましたな。

Posted by: ooi | May 05, 2007 at 07:25 AM

>既出
やはり、誰でも考えますよねえ。

ただ、ひとつ問題があって、ヘリコを積む場所がないんです。フェリーがベースだと、車輌甲板のランプを潰さないとヘリを載せるスペースがありません。Visby も、スペースの問題で艦内格納庫を諦めてしまいましたけれど。

Posted by: 井上 | May 05, 2007 at 12:01 PM

>フェリーがベースだと、車輌甲板のランプを潰さないとヘリを載せるスペースがありません。

 いや、そんなに問題にはならないんじゃないかなあ・・・高々改設計するだけの話で。
 モノハル船型とエンジンを土台にして、後は結局軒並み弄られちゃいますよ、結局の所。

Posted by: ooi | May 05, 2007 at 07:39 PM

確かに…
軍艦として使うつもりなら重心降下も必要でしょうし、いろいろ改設計しているうちに訳が分からなくなって、オリジナルはどこへやら。とか。

ただ、ミッション・モジュールの出し入れをするのに、後部ランプを残しておく方が都合いいだろうなあと思ったんです。はい。

Posted by: 井上 | May 05, 2007 at 10:41 PM

 いや、そりゃ後部ランプを折りたたむように改設計すればいいだけのことで。

 それに、カーフェリー規格だとそれはそれで問題があるんですよ、カーフェリーは専用の設備が港に要るじゃないですか。

 むしろRORO船(やおおすみの横に装備されている)みたいに普通の桟橋でも使えるランプみたいなのを使えば良いだけの話で。

Posted by: ooi | May 05, 2007 at 10:56 PM

> どうみても U ターンは不可能なので、
> バックで出入りさせたのでしょうか。

私がときどき乗る「フェリーとしま」も後部にランプウェイ一つの小型フェリーですが、後進で乗船し、前進で下船するといった方法です。
軽トラで後進乗船するときに、ランプ途中でスリップしてやり直しの時もあります。(笑)
大潮で雨の時がキツイです。(斜度がきつくなり、雨で滑るので。)

Posted by: H@tokara | May 06, 2007 at 08:59 AM

>専用の設備
ええと、それってフネの前後から出入りさせるには云々、って話でしょうか。地上側にランプが要る訳じゃないですし。

>後進で乗船し、前進で下船
乗船時は上り坂になるのに、それがバックなんですか (驚)
MT 車では絶対にやりたくないです… とかなんとか面倒があるのは承知しつつ、次に乗るクルマも MT 車にしたいといっている私。

Posted by: 井上 | May 06, 2007 at 10:11 AM

>専用の設備
 モノに寄るので一概には言えないのですが、大型のカーフェリーだとランプの固定装置みたいなのとかが地上側に必要になることがあるですね、前後がどうとかじゃなくて。
 ゆにこんぐらい小さいとまあ桟橋の高さ程度は考えに入れとけばいい程度のことになるんじゃないかと思いますが、そう言うのは多分カスタマイズの対象になるかなあ。
 おおすみの舷側に装備されてる程度のランプならそう問題はないでしょうし。

Posted by: ooi | May 06, 2007 at 09:52 PM

なるほどなるほど。

あと、桟橋が L 型になっていないと、「ゆにこん」みたいに後部ランプしかないフネでは辛いですよね。

Posted by: 井上 | May 06, 2007 at 10:18 PM

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