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Jun 29, 2007

ジェットエンジン萌え

「工場萌え」なんて写真集が出るぐらいだから、「ジェットエンジン萌え」な人がいるかと思ってググってみました。残念ながら、そのものズバリのタイトルを付けたサイトは、ひとつも出てきませんでした。

性能と重量軽減、そして安全性や信頼性・保守性を両立させるために、設計者がさまざまな知恵を絞ったジェットエンジンには「突き詰めた機能美」を感じるのですが、そういう人ってあまりいないものなんでしょうか。

有名なところでは芸術品扱いされている GE90 のファンブレードがありますけれど、ブレード全般、ブレードをディスクに固定する部分の緻密な構造 (しかもメーカーごとに個性がある) などなど、メカ好きの琴線を刺激する要素満載だと思うんですけれどねぇ。

あと、F100 のアフターバーナー部で使っているケーシングの構造も、個人的には面白くて好きです。

Img_0112

飛行機でメカ好きを刺激するパーツといえば、エンジンと降着装置が双璧でしょう、うん。

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Comments

さすがに中まで眺め放題なチャンスが少なそうですもんね。YouTubeにある"Way cool toy"はなかなか素敵でしたけど、ラジコン用のは見た目の萌え要素が少ないですし。でも、学研の大人の科学でエンジンのシリーズがあるのはそれなりに機能美を楽しみたい人がいるからだと思います。誰も気にしないディーゼルのピストンの形状なんかも、どうやって造ったの?ってほど抉ってあったりしてワクワクしますよ。

低翼の引き込み脚の飛行機が好きなんですが、レンタルして乗れるような機体はあまりなく、出した時にスピードが微妙に落ちて空気の抵抗を楽しむチャンスが少ないのが残念です。

Posted by: AL | Jun 29, 2007 at 10:02 PM

確かに、むき出しでエンジンを眺められる機会は少ないんですが、それはコックピットも同じこと。なのに、コックピットほどにはエンジンが人気を集めていない (と思われる) のが、ちょっと惜しいなあと思います。

ピストンみたいなパーツ単体レベルでもそうですし、あと、レース用のエンジンにも研ぎ澄まされた凄みを感じます。このあいだ、MegaWEB に置いてあったトヨタ F1 のエンジンに見入ってしまいました。ハイブリッドシステムも、違った面白さがありますよね。

Posted by: 井上 | Jun 29, 2007 at 10:23 PM

>「工場萌え」なんて写真集

 「諸君、私は原子力が好きだ。(以下略)」という有る界隈で一世を風靡した有名なコピペがありますが。私自身は「原子力(発電所)萌え」と自信を持って言えますね。
 写真集についても同じ事。現在では取り扱い厳重注意で、絶対に公開できないのが残念でなりませんが、実は私が運転員の際に内部教育・執務参考資料として、定期検査時含め、業務の間に撮り集めること約1年間。総数3200枚以上、CD-R 4枚組にも及ぶ膨大なデジタル写真集を構築済みで、現在でも様々な場面で活用していたりします。
<種種の事情で撮影不可能な物以外、撮っていない物はない!というのが売り文句でして。部内関係者にそれを見せると、部内関係者であっても皆一様に驚くのが、密かな自慢だったりしています。

 同じく発電用タービンを見るのは大変難しくなりましたが、常設展示として実物を見ることが出来るところが、私の知りうる限りで2カ所有ります。

 まずは1カ所目:「茨城県JR日立駅前のタービン羽根モニュメント」
ほっとメール@ひたち:日立駅前のタービン羽根モニュメントを考える
http://blog.hitachi-net.jp/archives/50281969.html
http://www.jsdi.or.jp/~y_ide/060820tarbin.jpg
原子力発電所(ABWR:電気周波数50Hz用)の最終段(ラスト)に位置する最も大きな物です。その大きさや直径5.4メートル、翼長1.3メートルあまり。私自身にとっては日常でしたが、見る者を圧倒する力があります。

 そして2カ所目「TEPCO : 電気の史料館」(横浜市鶴見区)
http://www.tepco.co.jp/shiryokan/H_home-j.html
こちらは空いている平日に、高感度撮影の出来るデジカメを持参なさって、1日たっぷり時間を掛けてご覧頂きたい展示物の宝庫です。
 急ぎでは80分案内付きのツアーコースがあり、そちらもお勧めです。そして、出来れば一通り説明を聞かれた後、興味を持たれた物をもう一度ゆっくりご覧になることを強くお勧めします。
 中でもお勧めは以下の通りです。
TEPCO : 電気の史料館 | 千葉火力発電所1号タービン発電機
http://www.tepco.co.jp/shiryokan/exhibition/H_chiba-j.html
TEPCO : 電気の史料館 | 国産発電用一号ガスタービン
http://www.tepco.co.jp/shiryokan/exhibition/H_gastur-j.html
TEPCO : 電気の史料館 | プラントエンジニアリングモデル
http://www.tepco.co.jp/shiryokan/exhibition/H_plant-j.html
どれもPR施設の模型では味わえない、実物ならではの見応えがあると考えます。
 ちなみに私事ながら、私自身が現役の際に操作した、皆の汗がしみこんでいる原子炉の制御棒操作装置もあります。これは、新型にリプレースされた後、幸いなことに廃棄を免れ、貴重な実物として同館内に常設展示となったものです。合わせてご覧頂き、その中でいかに運転員が奮闘したか、一時でも感じていただけると、この上ない幸せです。
 以上、長くなりましたが、私自身の経験とご紹介まで。

Posted by: へぼ担当 | Jun 30, 2007 at 04:44 AM

そういうの、理解できるんですけど、仕事になると、なんかやってられないな~と。
毎日、コンプレッサーブレード、可変静翼アクチュエーター、タービンブレード、スターターインバーターetc. etc......

Posted by: いーの | Jun 30, 2007 at 10:00 AM

個人的にはJ79萌え~ですね。
ファントムよりスターファイターに積まれた姿がなんともいいです。

仕事ではやりたくないですね確かに。
セフティーワイヤーを見ると工芸品なんじゃないかと思ったりします。

Posted by: ちょろっとすいません | Jun 30, 2007 at 06:59 PM

クルマの慣らし運転を兼ねて、久方ぶりに FJR710 と御対面してきました。距離が長かった上に、行きも帰りも渋滞に巻き込まれてヘロヘロです。

>タービン羽根モニュメント
(*´Д`)ハァハァ
タービンつながりで、発電機や舶用タービンも素晴らしそうですね。でも、いーのさんが仰るとおり、何でも趣味として眺めるからいいのであって、仕事にしたら違ってくるのは致し方ないかもしれません。

J79 は、スレンダーな外見と、盛大に長い A/B が素敵です。

Posted by: 井上 | Jun 30, 2007 at 11:43 PM

>発電機や舶用(蒸気)タービン
 メンテナンスもさることながら、運転員にとっても大型の物の運転(特に起動・停止)には気を遣います。その点では疲れる物かも知れませんが、逆に運転員にとっては腕の見せ所であって、やりがいがあり、私自身は大好きでした。

 余り詳しくはお話しできませんが、大型蒸気タービンには構造上共振を起こす危険速度(回転数)というものがあり、その速度付近での運転は禁止・もしくは最小限の時間で回避することが要求されています。
 もっとも、新しめの物では構造設計の変化(製作技術が向上したため実現)により、問題が軽減されており、昔の物より運転員への負担が小さくなっています。
 もちろん、技術的な解決方法は異なりますが、デジタル制御化でスロットルの操作制限がほぼ無くなったファンジェットエンジンと事情は似ているでしょうか(笑)。その部分は高度なノウハウの固まりですので、各メーカーの考え方の違いがかいま見えて、非常に面白いところですね。
 また、定期検査でタービンを分解点検している際、各部分の構造の違いやその意味、分解・組み立て等のノウハウを、現場の大ベテランである方から懇切丁寧に教えていただいたことがあり、その全てに合理性を持つことが大変興味深く、勉強になったことを今でも覚えています。

 私自身は今でも、すぐに現場に戻りたいと思っています。
 ただ、定期検査の際の分解・復旧作業時の鬼のような制御関係の復旧作業と言ったら、これ以上のものは無かったですね。人が一人入るのがやっとの狭い作業スペースにこもって、一日中絶対にミスが出来ない配線作業を行っていると、さすがに疲れる物で。
 その意味ではメンテナンスの重要性と大変さを身をもって理解しており、仕事では...と思う気持ちと、天職と思う気持ちの両方が理解できるつもりです。
 でも、私自身は天職だと感じることが出来たのは、大変幸せかつ恵まれたことだった、とも考えています。

Posted by: へぼ担当 | Jul 01, 2007 at 12:42 AM

これに限らず、昔の方が職人芸が要求されていた (今はコンピュータ制御で逃げてしまう) 事例って、いろいろあるんでしょうね。便利でもあり、つまらなくもあり。クルマで MT と AT を比較するようなものなのかも知れません。

>構造の違い
それ、ジェットエンジンと同じですね。同じようなものを作っていても、メーカーによって思想や構造が違うところに、メカ好きならではの醍醐味があります。多分、ソフトウェアのソースコードにも同じことがいえると思います。

Posted by: 井上 | Jul 01, 2007 at 01:39 PM

写真は浜松広報館ですよね。アードアエンジンがいいんですよね。
あと珍しいのはバンパイアの・・・。

最近のスマートなエンジンもいいですが、カン型燃焼器剥き出しの
エンジンもずんぐりしていていいですね。

Posted by: ちょろっとすいません | Jul 02, 2007 at 07:45 PM

そうです。浜松広報館です。アドアもそうですが、F-1 のコックピットをのぞき込めたり、電子機器を単体でいっぱい展示していたりと、実に「分かっている」施設だと思います♪

Posted by: 井上 | Jul 02, 2007 at 10:17 PM

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