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Jul 01, 2007

野党の存在意義

またぞろ「久間原爆発言」で野党がハッスルしているみたいですけれど。

確かに、安倍内閣は過去の内閣と比較しても、空気を読めない発言というか、「もうちょっと、ちゃんと考えてから発言しろよ」的な内容の発言をしでかす閣僚が目立つ内閣ですけれど、それにしても。閣僚の失言をつかまえては辞任を要求してばかりの野党というのも、ちと情けないとは思わないんでしょうか。当事者は。

与党関係者の失言をつかまえて辞任に追い込めば、得点になる ? いや、だからそれは敵失による得点であって、政策をアピールして国民から支持を得るのとは、まるで異質の話でしょう。政党というのはそもそも、政策をアピールして、それに対して国民からの支持を得ることで議席を得るのが本来の姿なんでありまして。

もちろん、実際には選挙に際して組織票やらなんやらのファクターが絡んでくるので、単に政策だけで選挙の結果が左右されるわけじゃありません。でも、与党のみならず野党だって組織票に頼っている部分はあるので、その点について与党を一方的に非難できるかというと、疑問です。

与党関係者の失言をあげつらって得点にしようと張り切る野党は、はっきりいってしまえば「相手チームのオウンゴールでしか点を取れないサッカーチーム」「相手チームのピッチャーが暴投や押し出しをやったり、野手がエラーや悪送球をやったりしないと点を取れない野球チーム」と同レベルなんだという自覚が欲しいところです。ほんと。

そんな敵失頼みの野党に対して、有権者が「政権を任せるにたる党だ」と信じて票を投じてくれると思います ?

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Comments

だからと言って、オウンゴール連発のチームを応援するのも抵抗感がありますなあ。
最悪の中からなんぼかマシなのを選ぶのが世の中とはいえ、どっちもあんまりと言えばあんまりですが。

Posted by: Hi-Low-Mix | Jul 01, 2007 at 07:25 PM

ええ。あんまりといえばあんまりなんですけれど、「なんぼかマシな方を選ぶ」を積み重ねて、少しずつまともな方向に近付けていくしかないと思います。そこで「だめだー」といって投げ出してしまったら、独裁者が現れる原因になったりしますし。

Posted by: 井上 | Jul 01, 2007 at 07:44 PM

この国には明確な対立軸がないので、自民党の派閥争いが自民VS民主として顕在化しているだけかと。
やっぱ民主と自民を一緒にして右派左派に分かれるか、あるいは派閥政治に戻るか・・・

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Jul 01, 2007 at 11:03 PM

 不適切ですが今回の選挙は棄権しようかなと思っています。プロゴルファーの父親とか南米の元大統領が候補者ete・・・
国民を馬鹿にしてるんですかね?ここまでやってくれる政党に投票する気はないし、自責点を連発している与党にも投票する気はないし・・・
 

Posted by: ベムパ@ | Jul 01, 2007 at 11:36 PM

逆にいえば、対立軸が明確でないのに明確なふりをしなければならないから、結果として民主党が社民・共産当たりにすり寄ってしまい、墓穴を掘っているのかも知れませんね。民主党にとっては不幸なことですが。

Posted by: 井上 | Jul 01, 2007 at 11:38 PM

>棄権

そこで新社会党… とはいかないですよねえ、やはり。それは私も嫌です。


た し か な 与 党 が 必 要 で す


…うう、全米が泣いた。

Posted by: 井上 | Jul 02, 2007 at 01:07 AM

防衛省のサイトに、大臣記者会見の模様を書いてあるページがあるんですが
年金問題について、首相を「気の毒に感じます」と感じてるようです。
イヤほんと気の毒だなぁ首相は。

Posted by: ちょろっとすいません | Jul 02, 2007 at 07:52 PM

そんな能天気な状態でいられる Q 間大臣の方が (以下略)

それよりなにより、私にとっては防衛省のロゴマークが orz です。

Posted by: 井上 | Jul 02, 2007 at 10:20 PM

そうなんですよね・・・なぜか味方のゴールにばかりシュートを決める与党に嫌気がさして野党を勝たせたいのですが・・・なんだあの候補者はorz
何もしなくても勝てる選挙で自爆する民主・・・
捨民は日本の政党じゃないとして、あぁ~日本って政党幾つもある割りに選択肢が無いですよね(爆

でもまぁ次も自民大勝とかだったらほんと日本に嫌気がさすなぁ。理想としては単独過半数なし、ついでに自公でもぎり届かないくらいでバランスが取れるといいと思うんですが。

Posted by: 通りがかりの | Jul 07, 2007 at 10:15 AM

誰もが主導権を握れなくなって、ついでに「ガラガラポン」してくれると、対立軸が明快になってスッキリするんですが。

ただ、2 大政党制で対立軸が先鋭になりすぎると、政権交代が発生したときの「振れ」が大きくなって、それはそれでどうかと考えたりもします。アメリカやイギリスは二大政党といっていいと思いますけれど、振れ幅は比較的少ない方なんじゃないでしょうか。

Posted by: 井上 | Jul 07, 2007 at 12:00 PM

ただ、久間元大臣の全発言を読んでも同じ事が言えるのかなあと。
マスコミ得意の切り文による真意の捏造にしか見えないのだけど。

オウンゴールというより、良くある政治的冤罪の様に感じます。

確かに広島・長崎の原爆投下は悲劇です。それは確か。
でも、歴史的に見ればどうなんだろう?

落とさず本土決戦が始まり、北から南から西から日本が追いつめられ
た結果、どのような状況が発生しうるのか。

その視点に激しく欠けてる人が日本に非常に多い事も確か。

歴史として冷静に捉えるには6、70年程度の時間はまだまだ無理な
話なのかもしれないけれど。

色々悪い点もあったにはあったけど、それを移動平均で均せば歴史的
なベクトルとしては良い方向だったかもと何時かは捉えられる時代が
100年、200年後にはなるんだろうなあというのが、久間元大臣
の発言に関する感想であったりしますね。

Posted by: あっさむ。 | Jul 07, 2007 at 09:06 PM

ちゃんと書かなかった私もいけないんですけれど、大臣の例の発言、全文を読めば確かにその通りで、間違っているとは思わないです。

ただ、そういう発言をしたときに、野党やマスコミがどういう反応に出るか。それに対する読みが甘かったというか、思慮が足りなかったというか、むしろ、発言そのものよりも、そっちの方がオウンゴールだなあと思うのです。

ちなみに、終戦工作中に「原爆投下やソ連の参戦は、ある意味では天佑だ」と発言した米内海相は、民主党の小沢党首と同じ岩手県出身。同郷の先輩のこの発言、小沢党首はどう考えているのか訊いてみたいところです。

Posted by: 井上 | Jul 07, 2007 at 09:13 PM

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