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Nov 07, 2007

【業界昔話】Office のファイル関連ショートカットキー

Microsoft Office に限らず、Windows 製品の多くは以下のようなショートカットキーを利用できます。

  • [ファイル]-[開く] : [Ctrl]+[O]
  • [ファイル]-[印刷] : [Ctrl]+[P]
  • [ファイル]-[保存] : [Ctrl]+[S]

ところが Excel や Word、PowerPoint だと、こんなショートカットキーも利用できます。

  • [ファイル]-[開く] : [Ctrl]+[F12]
  • [ファイル]-[印刷] : [Shift]+[Ctrl]+[F12]
  • [ファイル]-[保存] : [Shift]+[F12]
  • [ファイル]-[名前をつけて保存] : [F12]

実は Excel や Wrod では、後から紹介したファンクションキーを使うキー操作の方が、古くから存在していました。 Excel 2.1 なんかだと、この操作しかありません。
それに対して、[Ctrl] キーと文字キーの組み合わせは後から加わったものです。その理由は簡単で、Macintosh との相互運用性に配慮したため。

切り取り、コピー、貼り付けのキー操作も同様で、昔は

  • 切り取り : [Shift]+[Del]
  • コピー : [Ctrl]+[Ins]
  • 貼り付け : [Shift]+[Ins]

でした。初めて QuickBasic 4.2 でこのキー操作に遭遇したときには、覚えられなくてジタバタしたものです。そもそも、 国産の MS-DOS アプリケーションは「コピー」と「移動」であって、「切り取り」「コピー」「貼り付け」 の組み合わせは非主流派でしたし。(ちなみに、Windows や Office がバージョンアップする度に、 この辺の訳語が少しずつぶれているのは秘密です)

ところが、Macintosh が [command]+[X][C][V] を使っていたのに合わせて、Windows 製品も [Ctrl]+[X][C][V] を導入したというわけです。でも、先に前述のキー操作を覚えた私、 いまだに昔からある方を使ってしまうことがあります。

逆に、Macintosh が Windows のキー操作を取り入れた例もあります。アプリケーション切り替えの [Alt]+[Tab] (Macintosh では [command]+[tab]) が典型例。これを最初に導入したのは Windows 3.1 です。Macintosh は MacOS 8.0 からだったかな ?

そんなこんなで、同じ操作のために複数のキー操作が発生してしまったというわけです。慣れている方、 あるいは試してみて気に入った方を使えばよいのですけれど。

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Comments

ショートカットキーはひとつの文化ですからねぇ。
一度その文化に慣れてしまうと、それ以外の環境では
仕事の効率が極端に落ちてしまいます。

emacs 派の私は、たまに Office を使うと、カーソルを
上にあげようとして [Ctrl]+[P] を押してしまい、
とても悲しい思いをします。

Posted by: けいす | Nov 07, 2007 at 05:17 PM

[Shift]+[Ins]だけは未だに使います。そういやMacはdeleteがPCの[BS]と同じ動作だったのでQuikeysで"delete[X>]"のキーにはPCの[DEL]と同じになるようにマクロを割り当ててました。

Posted by: AL | Nov 07, 2007 at 06:17 PM

[ファイル]-[名前をつけて保存]のF12だけはよく使いますね。職業柄、元ネタのコピペで複数のドキュメントを量産する事が多くありますから、最初に雛形となるドキュメントだけ作り込んで、以降はF12→細部を修正なんて使い方をします。
まぁ、Alt→F→Aとステップを踏めば、大抵のWindowsアプリケーションで同じ事を実現可能なんですけどね。

Posted by: 五月原清隆 | Nov 08, 2007 at 12:06 AM

>ひとつの文化
そうなんですよね。実のところ、Windows と Macintosh がなにげに相互で研鑽しあっているという、「仲良く喧嘩しな」みたいな状況の一例といえそうです。

>MacはdeleteがPCの[BS]と同じ動作
そうそう。これって switch した人が戸惑いそうなポイントですよね。あと、[enter] キーと [return] キーが別々にあって、同一のキーとは認識されていないこととか。

やはり Apple Extended Keyboard が Macintosh の最良キーボードだった、と思う今日この頃です。

>F12だけはよく使いますね
Excel や Word だったら、テンプレートを作るんじゃいけないんでしょうか… 先刻御承知のことでしょうし、大きなお世話かとは思いますが。

Posted by: 井上 | Nov 08, 2007 at 12:48 AM

概要設計書や詳細設計書は、フォーマットだけでなく本文までコピペの事が多く、プロジェクト毎にフォーマットが大きく異なるのでテンプレートを作るのが面倒臭いんです。極端な場合、本文一括置換だけで設計書を量産できる事もありますからね。
当然ながら、この方法を多用していると、内在しているTypoも複数箇所に転記されてしまいます。後で気付いた時の修正の面倒臭さといったらorz

Posted by: 五月原清隆 | Nov 09, 2007 at 01:30 AM

なるほど、完全に定型ではないんですね。それではテンプレート化するといっても無駄が多そうです。といいつつ、何か自動化する手段はないかと考えてしまうのが業界人のサガ (をひ)

私の著書の中には、Access データベースに文章を格納しておいて、Word の VBA マクロで ADO を使ってデータベースを叩いて条件に合うものだけを抽出、文書ファイルとして保存、なんてことをやっているものもありますけれど。

Posted by: 井上 | Nov 09, 2007 at 10:52 AM

Wordマクロ_〆(。。)メモメモ…
パッケージ開発なら使えそうな手段なんですが、何だかんだでコーディングすら全自動化されていない今日、省力化の手間が決して省力ではなかったりする罠。
本来なら、こういう事を社内ISO担当が整備すべきなんですが、うちのISO担当は全然仕事していませんからね。標準化って何なんだろう( ´Д`)y-~~~~

Posted by: 五月原清隆 | Nov 09, 2007 at 11:02 PM

文書の形式は決まっていて、文面だけすげ替えればいいのであれば、テンプレ呼んで、データベースを叩いて文章を引っ張り出して、という手は使えるかも。
ADO なら、データベースが Access だろうが SQL Server だろうが、同じように使えますし。

Posted by: 井上 | Nov 10, 2007 at 12:30 AM

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