« NGN について、ちょっとだけ | Main | 「...」の理由 »

Apr 17, 2008

正しかったのは、どっち ?

Looming Budget Issues Threaten Defense Readiness (発表本文)
U.S. Defense Modernization: Readiness Now and for the Future (PDF)

これは、アメリカの航空宇宙・防衛産業が集まって構成する業界団体・AIA (Aerospace Industries Association) がまとめた報告書なんですが、骨子は以下の通りです。

「国防予算全体の伸びと比べて、装備調達・研究開発関連の伸び率は低い。これは、(進行中の戦争のために) O&M (Operation and Maintenance) 経費、兵士の待遇改善のための経費、戦闘で損耗した装備の修復・補充にかかる経費が嵩んでいるため。そのせいで、装備の近代化に必要な調達や研究開発に回る資金が不十分になっている。かかる現状が、将来の米軍の即応体制に悪影響をもたらす可能性について懸念する」

さて。

私が以前、本館で「防衛産業って戦争でボロ儲けできるの ?」をライブしてみたら、もう賛否両論が入り乱れて、毀誉褒貶が激しい、スッタモンダ状態になりました。「兵器産業陰謀論者」の皆様方からは、そりゃもうボロクソにいわれたもんです。リファラをたどって片っ端から見に行ってみたから、知ってます。

そして現実にはどういうことになったかといえば、私が 2 年ばかり前に書いていたのと同じことを、当の防衛関連企業の団体が言い出すようになったわけです。

さて、これでもまだ「兵器産業はボロ儲けしたくて戦争を起こさせている」って主張しますかね ?

関連記事 :
AIA: Spend More on Defense (DefenseNews.com)

|

« NGN について、ちょっとだけ | Main | 「...」の理由 »

Comments

しかし、あの手の方々はいつもの事ですが、間違っていたて認めたがりませんからねえ。
しかし、思えば何処の国の軍隊も兵器の更新に苦労しているかと(・ω・)ノ
インドとか予算潤沢に有って楽そうな様なイメージ有りますが、色々トラブル有ってそうでもなさそうですしね。
中東の石油金持ちの王国の場合は必要有って兵器更新よりも高層ビルの高さ競い有ったりする様な王族間の見栄の道具て感が強い感じですし。

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Apr 17, 2008 at 12:53 PM

中東、特にペルシア湾岸諸国の場合、「そんなに兵器ばかり買っても、動かす人がおらんだろう」と突っ込みたくなります。おっしゃる通り、高級車を買うのと似たノリなのかも知れませんね。

でも、いったん "大人買い" してくれれば、その後のメンテなんかでもお金をもらえるので、これはなかなか美味しい市場だと思うのです。

Posted by: 井上 | Apr 17, 2008 at 04:27 PM

この国は統計学というものが顧みられないばかりか、統計=数値の選択でしかないと思っている人ばかりで、ミサイル何発で幾らという見かけの数値で充分なんでしょうが、そういう事で幾ら使ったから強力な軍事力と言う幻想を皆が抱いてしまっているんでしょうね。総支給額じゃなくて、差し引き支給額の中の小遣いの問題ですよ。

Posted by: やのちゃん | Apr 17, 2008 at 05:56 PM

「国防予算 = 兵器を買うおカネ」って単純に考えてるのかも知れませんね。実際には人件糧食費の方が多いのに。

そういえば、昨今の原油高のせいで、米軍が使う燃料代がおそろしいことになっているようです。

Posted by: 井上 | Apr 17, 2008 at 06:07 PM

今、ポール・ホーストの「戦争の経済学」を読み進めているのですが、この本も現代の戦争は儲からないという解説です。経済学は専門じゃないので読み進めるのが大変ですが、そのうち簡単に纏めて見ようかと。

Posted by: JSF | Apr 17, 2008 at 06:27 PM

あり得る反論としては、兵器メーカーじゃなくて、KBR や Blackwater みたいな民間軍事請負業を引き合いに出す議論でしょうか。

ただしこれって、国が税金を正規軍のために使うか民間軍事請負業のために使うかという違いですから、支出の amount にべらぼうな差はないと思うのですね。もちろん、KBR の不正請求問題みたいな話はあるにしても。
だから、合衆国における国防支出の対 GDP 比は、ベトナム戦争の頃と比べても現在の方が低いでしょう。

だいたい、国防予算を削れ、軍縮しろ、という主張のせいで民間軍事請負業の勃興につながった部分もあるわけですしw

ついでにリンクしておきますね。

アメリカの軍需経済と軍事政策
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E8%BB%8D%E9%9C%80%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%81%A8%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E6%94%BF%E7%AD%96#.E3.82.A2.E3.83.A1.E3.83.AA.E3.82.AB.E3.81.AE.E6.94.BF.E5.BA.9C.E6.94.AF.E5.87.BA.E3.81.AE.E5.88.86.E9.87.8E.E5.88.A5.E6.94.AF.E5.87.BA.E3.81.A8.E6.94.BF.E5.BA.9C.E6.94.AF.E5.87.BA.E3.83.BBGDP.E3.81.AB.E5.AF.BE.E3.81.99.E3.82.8B.E6.AF.94.E7.8E.87

Posted by: 井上 | Apr 17, 2008 at 06:55 PM

>さて、これでもまだ「兵器産業はボロ儲けしたくて戦争を起こさせている」って主張しますかね ?

「当事者の言い分など信用まかりならん」というのが目に見えてるモサリモサーリ
じゃぁ何を信じるんだねと聞くと素敵な答えが期待できるモサリね

Posted by: CHF | Apr 17, 2008 at 08:16 PM

そういえばこの間、「MI6 の報告書だ」ってんで、ダボハゼのように食いついた御仁がいたようですねえ…

同じ「MI6 の報告書」でも、気に入らない内容なら「当局の発表なんて信用ならん」といいだしそうなもんですが。

Posted by: 井上 | Apr 17, 2008 at 09:02 PM

そもそも戦争発生の原因を軍需産業といった特定の勢力や分野だけに求める事自体に無理があると思うんですけどね...

結局、自身のスタンスを保つ為に「分かり易い敵」を作っときたいだけなんでしょうね。この辺はタフブックの一件とも共通するのではないかと思います。

Posted by: オヴニル① | Apr 17, 2008 at 10:42 PM

「分かりやすくて」「攻撃しても反撃されない」敵を作ってシャドーボクシングをやっている、というパターンは、これに限らずあちこちで散見されるように思えます。はい。

それだからこそ、共謀罪の時には猛烈に反応することになったんじゃないでしょうか。反撃されないはずの相手が反撃してきたんじゃかなわん、ということで。

Posted by: 井上 | Apr 17, 2008 at 10:49 PM

>素敵な答え

「戦争で損得を考えること自体狂気で非人間的だからやめるべき」
と言ってテーブルをひっくり返すでしょう。
実際「戦争の経済学」でgoogle検索をかけたらこう言ってるブログが一発目ですし。

Posted by: 普段はromのひと | Apr 17, 2008 at 11:06 PM

「非人間的」かあ。便利といえば便利な言葉ですね。これを出せば泣く子も黙る、水戸黄門の印籠みたいなもんでしょうか。

Posted by: 井上 | Apr 17, 2008 at 11:38 PM

>これを出せば泣く子も黙る
黙らない人(ガチなリアリスト系の戦略論者とか)に出会ったときの反応がまた素敵

Posted by: hage | Apr 18, 2008 at 01:49 AM

(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

最後は逆ギレして大爆発 ?
そういう時って、往々にして面白い (コラ) 台詞を聞けるものですけれど。

Posted by: 井上 | Apr 18, 2008 at 10:14 AM

>「戦争で損得を考えること自体狂気で非人間的だからやめるべき」

ここのことでしょうか?
http://nando.seesaa.net/article/56503097.html

一部引用
こういう連中は、学問というものの目的を、履き違えている。「独自の論文さえ書ければそれでいいのさ」「新しい知見を得られればそれでいいのさ」と思い込んでいるのだろう。殺人兵器の開発をする科学者と同様の精神。彼自身が悪であるわけではないが、良心がマヒしている。こういう連中は、死んだ方がマシである、とすら言える。現実には、自分が死なないで、他人を殺すこと[ 正確にはそれを補佐すること ]にばかり熱中しているが。
引用終了

ポール・ポーストの事を米政府の手先のごとく書くあたり、読んでいて頭がくらくらしてくるものでしたが・・・
なんというかこの人から狂気を感じてしまったのは私だけでしょうか?

Posted by: 名無し三頭兵 | Apr 18, 2008 at 12:21 PM

この手の、「不景気になると戦争を欲して云々」というのもよく見る主張ですけれど。
そもそも過去に、不景気だから景気回復のために戦争をやった、って明白に分かる事例がどれぐらいありましたっけ。

第一、ワーキングプアがどうとかいってますけれど、*志願制* の軍隊では、プアでも何でも志願する人が出てこないことには始まらないでしょう。徴兵制と違って、戦争をするから兵隊を増やす、と政府が *直接的に* コントロールできるわけではないのに。

Posted by: 井上 | Apr 18, 2008 at 01:03 PM

初めまして。マック赤松と申します。週刊オブイェクトから来ました。
少々引っかかったのですが、報告書に
>(進行中の戦争のために) O&M (Operation and Maintenance) 経費、兵士の待遇改善のための経費、戦闘で損耗した装備の修復・補充にかかる経費が嵩んでいるため
とあるのは、イラク戦争が長期に及んだ事による影響ですよね。だとすると、当初の見込み通り戦争が短期に終結したとするなら、このような事態にはなってなかったわけでして、その点を陰謀論者の方に「軍需産業のシナリオが崩れただけだろう」と見られてしまうのではないでしょうか。

Posted by: マック赤松 | Apr 18, 2008 at 03:44 PM

でも、大勝利で短期に終結したら、そもそも装備の損耗が少なく、装備を増強する必然性にも乏しいことになってしまいます。実際、湾岸戦争の後はそんな状況でした。減耗補充といってもタカが知れていましたから。

それでは、「兵器をたくさん買ってもらうために戦争を起こさせる」という主張からすると、ちぐはぐなことになってしまいます。

つまり、兵器産業陰謀論者の主張が成立するには、「兵器産業は、自国が苦戦して多数の装備を損耗するような泥沼の長期戦を起こさせている」という話になる必要があるんじゃないでしょうか。

これは、「不景気対策のために戦争を起こす」論者にもいえることで、短期的にポッと戦争があるぐらいでは効果なんて知れていますから、長期の国家総力戦を起こさせる必要がある、という話になりそうです。

Posted by: 井上 | Apr 18, 2008 at 04:00 PM

軍需産業の理想って冷戦なのでしょうか
戦争はおきず戦争の脅威はある。

Posted by: 南の者 | Apr 18, 2008 at 10:57 PM

毎度のことですが、この手の話題は白熱しますね。

どうでもいいことかとも思いますが「マック赤松」氏は兵器産業陰謀論者のようですね。
オルタナのアンチオブイェクトスレで結果報告をしています。

Posted by: 名無し通りすがり | Apr 18, 2008 at 11:05 PM

私はそう考えています。
同じように military expenditure が増えるとしても、実戦を戦っているときと冷戦を戦っているときとでは、兵器メーカーに落ちるお金の比率が違ってきます。後者の方が比率が高まりますから、メーカーとしては美味しい訳です。

しかも、軍拡競争は研究開発費を増やす要因にもなります。数量が同じなら技術的優位に立っている方が有利ですから。
湾岸戦争以来、量よりも質の充実が必要、というのが業界の共通常識になりましたから、兵隊を増やすよりもハイテク化、装備近代化にお金を使うことになります。

現時点で分かりやすい事例というと、インドとパキスタンで起きていることが、これに近いんじゃないでしょうか。

Posted by: 井上 | Apr 18, 2008 at 11:09 PM

>結果報告
偵察してきました。瑕疵ねえ。

「当初の見込み通り戦争が短期に終結するなら」という前提に立っているにもかかわらず、「兵器メーカーに正面装備の注文がバンバン出る」と考えているのなら(そうでなければ、兵器産業陰謀論そのものが瓦解する)、そっちの方が、よほど瑕疵があると思いますけれど。

ついでに余談をひとつ。
オブイェクトのコメ欄で MRAP の話が出てたので、たまたま Excel で集計表を作ってあった MRAP 関連の調達契約データを調べてみたんですけれど、納入後のメンテナンスなんかも含めた累計発注額が 100 億ドルかそこら。
短期的・絶対的にみればでかい数字ですけれど、実は去年・今年あたりの戦時補正予算 1 年分と比べると、その一割にもならない数字なんですよ。

ついでに書くと、「戦争の経済学」に載っている、OIF (のうち、2003/5 に主要戦闘の終結を宣言するまでの期間) にかかった作戦経費の方が、MRAP 関連の費用より多かったりします。

Posted by: 井上 | Apr 18, 2008 at 11:28 PM

兵器関連の企業はダメっぽいのは判ったんですが
兵隊さんの飯やら生活品を供給してる企業は普段より儲かってるんですかね?

一般人だと家(基地)に居るときよか外食の方が高くついたりするんで疑問に思いました

Posted by: | Apr 19, 2008 at 08:01 AM

そうですねえ。
現役については、本国にいても外征していてもメシを食ってウンコをするのは同じですから、大きな差はないと思われます。ただし、予備役・州兵を動員している分だけ仕事の量は増えているでしょう。

一方で、KBR などが中東でやっているように戦地、ないしはそれに近いところで仕事をすることになれば、輸送・危険手当・警備・その他のコストもかかります。
ですから、仕事の量が増えた分だけ利益がストレートに増えるかどうかは、この手のコストに関する負担がどうなっているか、によります。「コスト + 固定利益」形式の契約であれば、案件の数と利益には相関関係が生じると思われますが。

問題は、この手の業務を民間に丸投げするケースと、物資・資材の調達だけ民間からやって軍が業務を担当するケースのコスト比較ですが、これは可変要素が多すぎて即答できないです。

Posted by: 井上 | Apr 19, 2008 at 10:01 AM

追記。

↑で書いたように、なにがしかの増分はあるでしょうけれど、じゃあ、そのために「給養・兵站担当の PMF が政府を焚きつけて戦争を起こさせる」という話に説得力があるかどうか、というのは別次元の問題でしょうね。

よくいわれる KBR と現副大統領の関連にしても、KBR が LOGCAP をやっているのは 10 年かそこら前からで、なにも OIF に合わせて LOGCAP を始めた訳じゃないですし。

Posted by: 井上 | Apr 19, 2008 at 10:16 AM

もひとつ追記。

KBR みたいな PMF が勃興した背景には、冷戦終結後に「平和の配当を」といって軍縮を求める声が強まり、その一方で任務が増えて、そんでもって正規軍の海外派遣を渋る議員や国民が多かったもんだから、DIANE、じゃなくて代案として PMF、という事情があるわけです。

風が吹けば桶屋が、みたいな話ですけれど、PMF を育てる一因になったのは、冷戦終結後の「平和の配当」を求める声だったのかもしれませんね。

Posted by: 井上 | Apr 19, 2008 at 10:23 AM

KBR の Annual Report を調べてみたり、「戦争の経済学」を読んでみたりして、いろいろ面白いネタを仕込んだので、続きは月曜日に本館で♪

Posted by: 井上 | Apr 19, 2008 at 09:52 PM

書いてみたのはいいけれど、次々にネタを盛り込んでいたら、どえらく長くなってしまった。エネルギー充填 120% のつもりが 220% ぐらいに (笑)

2 週に分けようかなあ…

Posted by: 井上 | Apr 20, 2008 at 08:06 PM

http://d.hatena.ne.jp/nankado/20080419/1208567208

元々の記事が「論点をずらしている」ということにして、私が言及もしていない「防衛産業が平和主義に転じた」という前提をでっち上げた上で「痛い」といっている、それこそ「痛い」人を発見。こういうのをシャドーボクシングといいます。

元記事の末尾に「金持ち国に大人買いしてもらう方が儲かる」と書いた話は、見なかったことにしたんでしょうかねえ。

Posted by: 井上 | Apr 21, 2008 at 07:59 AM

だいたい防衛産業でぼろもうけできるんなら、ウチの会社は(ry

ただ、防衛産業に触れてみるまで、エリ8が普通だと思ってましたから私も(w;
興味のない大多数の人らの認識って、「軍事産業=戦争でぼろもうけ」だと思ってるかと思います。

特に親戚筋などには勘違いされテルことも多く、
日本じゃ冷遇されてる産業だと何度言えば・・

Posted by: あるくびゅーず | Apr 21, 2008 at 10:21 AM

いや、ほんとに・・・

自分の家族、親、兄弟、親戚、仲間、etc
これらの人達が危険に曝されるのを防げるこんないい仕事は無いと思って、自分もやっているんですけどね>防衛産業

前線で「少しでも盾になってくれよ~」って車輌の点検をしてたら、裏からきた民間人にナイフで刺されたような気分です。

もっと言えば、そんな気分で「こいつら守ってもしょうがない」と思っちゃいけないんだけど思ってしまう、でも守らねばならない、そんな自衛隊員の複雑な気持ちを察することは出来ないんだろうか、かの方々には・・・

Posted by: Tivonix | Apr 21, 2008 at 04:37 PM

>勘違い
分かりやすい図式ですからね。

でも、誰も触れないタブーみたいな話ですけれど、大戦争があるといちばん張り切り、そしてかき入れ時になるのは、「新聞社」と「テレビ局」なんじゃないでしょうか。

面白いことに、JDW は大きな戦争やその他の事件があっても、せいぜい 1-2 ページ程度の扱いしかなくて、関連する話題で紙面を埋め尽くすことはしません。とことん "business as usual" を貫く雑誌です。

>複雑な気持ち
有名なコピペがありましたね。「そういう人達も護るのが、自衛隊です」ってやつが。吉田茂首相の演説がずしんと来ます。ほんと。

Posted by: 井上 | Apr 21, 2008 at 05:41 PM

いろいろJSF氏や井上氏の餌食(表現がアレですが)になった人を見てきましたが、

>自分はミリタリーオタでも何でもなく、外部的な知識はほとんど無い

ほとんどこのパターンですね。

外部の情報が無いから、
>んで、対テロ戦争がはじまって5年以上も経過したのに、なぜ今更彼らはこういうことを言い始めたのか?
>これについては、 不思議なことに、上記ブログにはなぜか全く言及されず、分析も行われていない(苦笑
となります。

「今更彼らはこういうことを言い始めたのか?」
ここの軍事関連ニュースの過去ログを読めば兆候はたくさんあります。
そうでなくとも「世界の艦船」や「航空ファン」などを読んでいれば、
ズムウォルト級の建造数大幅削減、LCSの先行き不透明、
F-15の早期退役問題がありながらF-22の増産には消極的。
コマンチキャンセル(これは仕様がアレだったせいですが)
アメリカの大口兵器開発が軒並み縮小されて、
メーカーの不満が溜まっているのはオブイェクトに来るような人たちには周知で、
今更語る事ではないから触れられていないだけで。

あそこに来ている人たちは軍事(に限らず)情報に敏感なんですよ。

Posted by: いつもはromの人 | Apr 21, 2008 at 10:29 PM

そう。いちいち言及していればキリがありませんから。

普段からコツコツとデータを集めてウォッチしていれば、御指摘のように兆候なんてのはわんさとあるのです。ところが、たまに戦争みたいなイベントが発生したときだけ入れ食い状態になって「何か都合のいいネタはないか」と鵜の目鷹の目になるような人には、そんな兆候は目に入らないのです。

ただしそれとは別に、「知識がない」と前置きするのは突っ込まれたときに備えたエクスキューズなんじゃないの、という見方もアリかと思いますけれど。

Posted by: 井上 | Apr 21, 2008 at 11:59 PM

5 つ上のコメントで挙げた URL が 404 になってしまいました。何か都合の悪いことでもあったんでしょうか。

Posted by: 井上 | Apr 23, 2008 at 11:46 AM

そういえばガンダムの軍需産業の代表にアナハイム・エレクトロニクス社があるけど宇宙戦国時代で兵器開発技術の遅れを取り戻すチャンスに見えるけどザンスカール帝国やリガ・ミリティアのモビルスーツを鹵獲して研究して新型ガンダム開発チャンスなのにそれがないとこを見たら冷戦終結後に放送されたVガンダムは戦争で割りを食う軍需産業がアナハイムなのかも。  
アナハイムといえばモビルスーツが有名だが実際の利益はソーラー部門とインフラ(コロニー建設)と金融が稼いでいる(後家電も)みたいでザンスカール戦争で民生品が売れないからモビルスーツ開発どころじゃない。ザンスカール帝国との裏取引やリガ・ミリティアのモビルスーツを盗用するどころじゃないってところを見ると実際には軍需産業が戦争では儲からないというのが正しいのか。 

Posted by: 架空の軍需産業 | Mar 08, 2013 at 05:47 PM

いや、その、ガンダムを持ち出されても… (汗)
昔はともかく、当節は「戦争を起こせば大儲け」という公式が怪しくなってきているのは事実ですけれど。昔みたいに国家総力戦を何年もやるわけじゃないですし。

ただ、平時も含めて、利益が出る形は作らないとダメですが、不正請求や不当に高い利潤は問題。というシンプルな話だと思うんですよ、本来。

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 09, 2013 at 10:21 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« NGN について、ちょっとだけ | Main | 「...」の理由 »