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Jun 24, 2008

新たなるビジネスチャンスの創出 (え

JDW (2008/6/25) によると、ノルウェーの弾薬メーカー・Nammo の中の人が「クラスター弾禁止条約により、既存のクラスター弾を廃棄処分する需要が発生する。これで新たなビジネスの機会が創出される」と発言している由。

なんでも、Nammo はドイツ・ノルウェー・スウェーデンに弾薬処分施設を持っていて、東西ドイツ統一で不要になった旧東ドイツのソ聯製弾薬などを廃棄処分しているとのこと。また、クラスター弾規制による需要を見越して、すでに施設増強の投資もやっているという話。

  _ ∩
( ゚∀゚)彡 陰謀論!陰謀論!
⊂彡

「ダブリン会議は、弾薬処分を強制的にやらせるための、弾薬処分業界による陰謀だ」って主張する人はいるかなあ ?

そういえば日本でも、名前を出せば誰でも知ってる某社が、対人地雷の処分を請け負ってたような…

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Comments

新型クラスター弾薬を売り込みたい欧州企業の陰謀論もあったような気がします。

方面特科のMLRSはどうなるのやら・・・長距離気化燃料弾頭とかリリースするかな?

Posted by: にゃんこ | Jun 24, 2008 at 12:00 PM

讀賣では、すでに防衛省で代替品を調達する動きがあると報じてましたね。

昨日、本館でも書きましたけれど、兵器に対する規制が新兵器を生むトリガーになるのは、よくある話です。

これも、やろうと思えば、何でもかんでも陰謀論にできちゃう一例。もちろん実際には、弾薬処分業界による陰謀なんてことはないでしょうけれど。

Posted by: 井上 | Jun 24, 2008 at 12:15 PM

> 兵器に対する規制が新兵器を生むトリガーになる

まぁ、今回のクラスタ規制の場合「現行クラスタ弾は不発弾多すぎでマズいから何とかしよう」というのが目的で「クラスタ弾を口実に軍縮を図る」といったものではない(はず)なんで、不発弾問題をクリアできる代替用の新兵器が配備されれば、目的は果たしたと言えるし、それで良いのでは?

まぁ、代替用兵器がクラスタ弾より質が悪い場合も結構ありそうですが。(FAEあたりは微妙ですよね)

Posted by: H@tokara | Jun 24, 2008 at 01:14 PM

ぶっちゃけ過ぎな気が…
そう言えばシアさんとこ見たら、ロシアの方でソ連崩壊後に大量の原潜解体処分を西側からの援助も受けてしてましたが、どうやら処分の目処ついたらしく、解体している所が次の仕事として英仏の原潜解体請負うつもりみたいですね。
色々仕事有るものです。

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Jun 24, 2008 at 01:36 PM

>といったものではない(はず)
ええ。ただ、大物が誰も参加していなくて実効性があるんかいな、というところに、個人的にはひっかかりを覚えています。

>原潜解体処分
ちなみに、ロシア軍の毒ガスを処分する件でもドイツが資金援助して、ドイツの企業が一枚噛んでますね。


まったくマッチポンプな業界ですが、抑止としての役割を果たして平和なうちに廃棄されるなら、本来の任務をちゃんと果たしたというべきなのでしょう。

Posted by: 井上 | Jun 24, 2008 at 01:43 PM

まあ日本に限定して言えば誰に向けられる訳でも無く使命を終えるわけですから平和的でメデタシメデタシ・・・

まあ同機種がイラクやアフガンでバカスカ使われた訳ですが。

反戦原理主義者の方々なら持つ事自体が許せないでしょうから防衛力の保持が国家としての当たり前の権利だーと言っても聞こえないでしょうけどね。

Posted by: にゃんこ | Jun 24, 2008 at 02:19 PM

>持つ事自体が許せないでしょうから
彼等の場合、叩けさえすれば、理由も対象も何でもいいって感じもします。

冒頭の話に戻すと、いってることは間違ってないけれども、もうちょっと空気読め、と思いました > Nammo の中の人

Posted by: 井上 | Jun 24, 2008 at 02:51 PM

弾薬解体処理ってめんどくさいんですよね・・・
元々分解するように作ってないから大変なんですよ。ファスナー類を使わず、接着等の不可逆組立を使用している個所もありますから。

大抵弾薬の解体は製造元がやりますから、もしその陰謀論が成り立つなら、あとでめんどくさい仕事にならないように最初から分解するつもりで設計しますけどね。

JPNの場合、威嚇だけして使われずに廃棄されていくのが一番幸せな使われ方なんですから、MODの仕様書に「分解作業が容易なこと」となんて文言を入れてくれればいいんですけどね。

Posted by: Tivonix | Jun 24, 2008 at 04:37 PM

>MODの仕様書に「分解作業が容易なこと」となんて文言を入れてくれれば
予算が三倍に増えてもいいなら:)

Posted by: あっさむ。 | Jun 24, 2008 at 09:04 PM

>予算が三倍に
いや、そこまで増えないですよ(笑
ファスナーの設計を工夫すればいいだけですからね。

設計工数で多少取られても、分解工数で安くなれば元は取れると思いますよ。

Posted by: Tivonix | Jun 24, 2008 at 09:22 PM

>昨日、本館でも書きましたけれど、兵器に対する規制が新兵器を生むトリガーになるのは、よくある話です。

これって兵器業界に限らず、万事に言えることなんですよね。

例えば

棒高跳:1930年代までは日本の「竹」がポールとして利用されていましたが、戦争により金属ポールの使用を強いられ記録が停滞。しかし、それがきっかけでグラスファイバーポールが考案され、記録が飛躍的に上昇。

ドーピング:当初は覚醒作用のあるカフェイン、麻薬等を使用→血液検査で禁止→ホルモン薬、血液ドーピング、尿すり替え技術→技術発達、検査方法改善等で対応→(今ココ)遺伝子レベルで身体改造。

ちなみに旧東側諸国の元五輪選手はなぜか異常に平均年齢が低い、なぜなんだろ(ズキュゥゥ―――ン)

Posted by: オヴニル① | Jun 24, 2008 at 09:47 PM

そこまで増えないっていう根拠はどこにあるんでしょう?

因みにいうと、日本においては弾薬は最大で15年、モノによっては25年保管しても何一つ性能が変わらないというレベルまで性能が維持される事が要求されます。強度も特性も何一つ変わらないというレベルでです。

それを小手先の設計技術とかでなんとか出来ると思いますか?

Posted by: あっさむ。 | Jun 24, 2008 at 09:48 PM

>ちなみに旧東側諸国の元五輪選手はなぜか異常に平均年齢が低い、

訂正

平均年齢→平均寿命

Posted by: オヴニル① | Jun 24, 2008 at 10:33 PM

徹甲弾なんかは特に、分解しやすい構造にすると、本来の仕事をする過程で影響が出るんじゃないかとも思えます。

もちろん、強度・特性を維持する面でも影響が皆無ってことはないでしょうし、それを解決しようとすると研究開発・製造にコストがかかる。いきつくところはトレードオフ、というありがちな話になりましょうか。

>平均寿命
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そういえば、女子体操選手の低年齢化、なんて傾向はなかったでしたっけ。

Posted by: 井上 | Jun 25, 2008 at 02:08 AM

今回の規制でもノルウェーは独仏の合意を得るために、彼らがすでに開発済みのモノは規制対象外になるように規制内容を決めたという記事が毎日にありました。代替需要がありますよと独仏を宥めたってことですね。

実を取るためにはこの程度の工作は辞さないってのは、大したものですが、「軍縮だ!よかったね!」程度の認識しかない日本人が馬鹿に見えてきます。

Posted by: | Jun 25, 2008 at 09:43 AM

>>あっさむ様
私に根拠を示させるのであれば、先に予算が3倍になる根拠を示しては如何でしょうか。それが筋というものかと思います。

とは言いつつも、売り言葉に買い言葉では話が進みませんので他人様のブログ汚しに成らないように簡潔(じゃなかったりしますけどすみません)に終わらせたいと思います。
さて、予算が3倍に膨らまない根拠ですが、弾薬の開発・製造にかかる費用は色々なものがあります。
原材料費、設計工数、製造工数、試験工数、打ち合わせ工数、出張費、等々です。
物作りをしたことがあれば、全体費用の中で設計工数が占める割合はそんなに多くないことは分かります。(製造工数が一番多いです、開発が終了した量産品なんかは尚更です) ましてや、分解を楽にするような設計程度ならば数日で済み、設計工数全体に占める割合は更に減るでしょう。
予算を3倍にするためには、数日程度の設計工数がどれくらい膨らめばいいのかご想像出来るかと思います。
終始一般的な話になってしまいましたが、明確な数字の根拠はお話出来ませんのでご理解ください。

>因みに
その件についてはよく存じ上げています。経年劣化には苦労させられていますから。
ところで経年劣化がこの話に何の関係があるんでしょうか?

>小手先の設計技術
なんだか酷い言われ様ですね。何をもって設計技術が「小手先」と言われているのでしょうか。もしその根拠を示せないのであれば、設計屋へ対する大変な侮辱ですので明確な謝罪を求めます。

Posted by: Tivonix | Jun 25, 2008 at 10:15 AM

>工作は辞さない
軍縮条約とか、何らかの軍備制限条約っていうのは、程度の差はあれ、大義名分以外にもなにがしかの政治的目論見を含むものだと思うのです。

そこまで考えが及ばないで、大義名分のところだけで浮かれていたのでは、脳天気といわれても仕方ないかも知れませんね。

ところで予算の話ですが…
破壊処分する際の手間まで考えて設計する、という話になると、これはライフサイクルコストの議論だと思うのです。
そして、設計を変えるとなれば開発や製造にかかるコスト、維持管理のコストも関わってきます。
もちろん兵器ですから、使われずに廃棄する場合だけでなく、実戦で役に立つかどうかという視点を無視することはできません。コストダウンのために実戦で役に立たない兵器を作ってしまったら、とんだコストアップです。

そういったところで、論点の切り分けが必要じゃないかと思えました。

Posted by: 井上 | Jun 25, 2008 at 01:02 PM

>>Tivonix氏
>ところで経年劣化がこの話に何の関係があるんでしょうか?

これが分からなければ何も話せないです。強いて言えば、弾薬類はのべ10年以上倉庫等に寝かされ(温度、気圧、湿度サイクル)、あちらこちらに輸送され(輸送振動)、箱毎落っことされ(輸送事故)ながらも性能が維持され、そして本番の際には「最低限の外観検査」だけで戦場に送られ、そのまま使用されるものであるということを想像できていないのではないか?という程度ですか。

ファスナー、つまりは締結具というものは本質的に永年使用、厳密にはノーメンテナンス品には使用されません。適当な頻度で交換されることがその前提にあるものです。そのようなものをもって永年使用を求めるというのであれば簡単な設計変更だけで済まされないことは容易に想像できるものと考えますよ。

倉庫に10年以上寝かしていた自動車(頻繁なメンテナンスを行うことにより性能が維持されるものの代表)をそのままの状態で何一つ弄らずに倉庫から自走して出庫させるためにはどうすればいいのか。この辺から想像してみれば良いでしょうか。10年以上寝かしていても消耗しないバッテリー、10年以上寝かしていても全く劣化しない燃用、油脂類、10年以上寝かしていても何事もなかったかのように動くエンジン、10年以上寝かしていても劣化しないゴム、樹脂類、等々…設計変更で…と簡単に言えない仕事が待ち抱えています。

Posted by: あっさむ。 | Jun 25, 2008 at 09:40 PM

>そういえば、女子体操選手の低年齢化、なんて傾向はなかったでしたっけ。

70~80年代あたりは体操競技自体が発展途上で、西側のアマチュア選手を東側の超エリート英才教育を受けた十代の若年選手が駆逐していました。
しかし、最近は競技技術が成熟してきたので経験がモノを言うようになり、若年選手の活躍の余地は無くなりつつあります。

>平均寿命

特にパワー・瞬発系の元選手は30代後半から40代前半で心臓発作を起こして死亡っていうパターンが多いですね。兵器業界以上にイタチゴッコの世界です。ホントにドーピング道は地獄だ(ry

ちなみに近年では、中東の金満国が他国のメダリストを金を積んで帰化させる手段を使い始めています。

Posted by: オヴニル① | Jun 25, 2008 at 11:08 PM

>>あっさむ殿
>ノーメンテナンス品には使用されません。
ノーメンテナンス品にファスナーは普通に使用されていますよ。昔某国の物を分解したこともありますが、程度は違えど普通にファスナー結合でしたよ。

というわけで、経年劣化云々に対してファスナーは実用に耐えうる品であると理解しています。

>倉庫に~~~と簡単に言えない仕事が待ち抱えています。
そういう仕事が待ち構えているのは理解していますし、仰ることは事実ですが、ここで話題に出す意図は何でしょうか?
その仕事は、分解しにくい設計をしようが、分解しやすい設計をしようがどちらにせよ発生する設計案件ですから、分解しやすい設計をすることでコストが3倍になる根拠にはなりませんよ。

Posted by: Tivonix | Jun 25, 2008 at 11:58 PM

>心臓発作を起こして死亡
スポーツも命がけですね、こうなると。健康のためのスポーツが命を縮めたのでは、シャレになりません。金満国が帰化させて云々、ぐらいなら笑い話ですけれど。


経年劣化で思い出しましたが、AEY なる会社が、アメリカ政府の規定に反してアフガニスタンに持ち込んだ中国製弾薬。
アルバニア経由で、わざわざ中国製であることの証拠を隠滅した上で持ち込んだんだそうですが、あの弾薬の中には、かなり状態が悪いものもあったようです。弾薬の経年劣化や長期保管での品質維持も、国によって差があるのでしょうね。

Posted by: 井上 | Jun 26, 2008 at 12:02 AM

>Tivonix氏
ここまで返答にもなっていない返答も珍しいです。某国の某か。具体的には何でしょうか?特異点の1つ、しかも何かさえ示せないものをもって全の傾向とするのは詭弁の最たるものです。反証にもなっていません。せめて論拠程度でも出してくれれば良かったのですが、論拠の体すら成していない事をTivonix氏は理解されていますか?

また、素材等の研究、開発及び検証という設計以前の手間を設計と言い切れるセンスに信じられないものを同様に感じています。議論以前に会話すら拒否しているという感があります。単に言い合いに勝ちたいというのなら、相手の議題にのらないという戦略もあるでしょう。

重要なのは貴方が提示した、「限界設計が成されているノーメンテナンス品がその長期信頼性を維持したままで良好なメンテナンス性を、何一つ研究・開発を伴わない従来のノウハウから派生した設計変更だけで安価に確保できる」という、それが可能であれば素晴らしい、だがそれは現実的な話だろうか?という部分の検証です。

せめて、この根幹部分を外さずに反証していただきたいと考えます。

>井上氏
あの例は、異常なコスト低減の背景には必ずカラクリがあるという事を如実に示したものですね。本質的にロシア系の兵器は一見いい加減かと思われる作りをしていながらも、驚くほどに(性能低下はしますが)長期オペレートが可能なものが多いです。だからといって、何一つ新たなものを開発していない訳ではない。

例えばロシア系のMANPADSには射出用のロケットモーターと主ロケットモーター一体化されており、射出用ロケットモーターには黒色火薬が使われていますが、こいつ(黒色火薬)は吸湿性が酷く、黒色火薬ですから吸湿したら火薬としても役に立たなくなるものです。そこでロシアはどうしたのか?というと、吸湿性の低い黒色火薬及び長期密封技術の開発という手法をもって対応し、コスト削減を果たしています。インド人もびっくりさーという手法ではありますが、確かに抜本的な解決手段ではあります。もともとハイスペックを狙っていないという設計コンセプトもその手法を採らせた背景にありますが。

しかし同じロシア系であっても異常に安いものはそういった手間を省くことでコストを削減しています、具体的には普通の黒色火薬を使用したり密封をシール貼るだけでおしまいとかね。

Posted by: あっさむ。 | Jun 26, 2008 at 08:13 AM

AA-11 の推力偏向装置なんかもそうですけれど、ついあれこれと複雑に考えすぎてドツボにはまるような場面で、ビックリするようなシンプルな解決策を出してくることがあるのは、ロシア製品の面白いところですね。

「一方、ロシアは鉛筆を使った」のコピペがウケたのも、その辺をスパッとまとめた点がツボにはまったからじゃないでしょうか。

Posted by: 井上 | Jun 26, 2008 at 09:27 AM

>>あっさむ殿
>全の傾向とするのは
これっぽっちも全の傾向なんかにはしていませんよ。そもそも全の傾向を示す必要はありませんからね。「それは特異点だ」と仰られるのでしたら、どのくらい例をあげれば後納得いただけるのでしょうか。

特異点だろうが何だろうが簡単なファスナー結合をもって組立てられているものは沢山存在しますから、初期の設計から不可逆組立の部分を可逆組立に設計するチャンスはいくらでもあるはずです。それを仕様書に最初から盛込んでもらって、積極的に取り入れていく雰囲気を設計時に作ることはいけませんか?
私の最初の主張はそういうことです。

>素材等の研究、開発及び検証という設計以前の手間
これについては「理解しています」とお答えしているはずです。(11:58の文章の最後) 開発費用にお金がかかることを否定はしません。ただその開発費用はどんな組立方法においても当然同様に発生するものであって、予算が3倍になる根拠にはなりません。

私はあっさむ殿の最初の反論(主張?)である「予算が3倍になるけどいいの?」の根拠を理解したいのです。詭弁だ何だ、勝ち負けなんかどうでもいいです、ディベートをやっている訳では有りませんから。センスが信じられない等の私への評価もいくらでもして頂いて結構です。センスがあるかないかの事実は、あなたの評価によって変わるものではありませんから。

ザックリでよいので、是非3倍の根拠を教えて頂きたく。
元の予算と3倍の予算の間にどんな差があって、それが元予算大体2倍になるんですよ、と言って頂けると理解しやすいので、宜しくお願い致します。あと、どういう前提なのかも確認しあう必要がありそうですね。因みに私は「新たに新規物を開発するに当たって」を想定して話しています。あっさむ殿は設計変更と仰っているので、もしかして既存品を設計変更することを想定していますか?

Posted by: Tivonix | Jun 26, 2008 at 12:28 PM

 うーん、あっさむ氏は要は兵器関係の設計は、簡単なファスナー接合による構造を是としないぐらい一般民用品とは基準が違う(さもなきゃ要求基準が高い)と言う指摘をしたのだと私は理解したんですが。

 たぶん、覗いてきた世界が違うからだと思いますが、仄聞する限りにおいて、兵器(とそれに類する軍用品)の設計基準と言うものは私ら民間人の想像を超える類の水準だと聞いた事があります。

 ぶっちゃけ、タフブックでも本当は基準を満たしてないと言う話もありますしね、ただ、それも最近はゆるくなる傾向にあるらしいですが。

Posted by: ooi | Jun 26, 2008 at 05:14 PM

>Tivonix氏
人に問う前にまずはやることがあるんじゃないか?と思いますがいかが?例はある、だけどそれは普遍的だから具体的に説明しません。設計費なんて微々たるものなので具体的には説明しません。研究開発費が発生するのは分かりました、だけどそれが意図するものが分かりません。これじゃ議論する者としての姿勢に欠く、根拠・論拠無き決めつけと非現実的な意見の開帳にしかなりません。

>井上氏
まぁ、彼ら(ロシア人)のプログマティック溢れる考え方と来たら…という感じではありますね。でも、そういうシャープな視点をもつ人材が多いのに、システム全体で見れば何処か穴があるのも彼らのご愛敬かも。うーん、力を入れるべきポイントはそこじゃないんじゃない?というツッコミポイントも結構ありますしw大体にしてSA系のMANPADSは長期使用可能、だけれどもロックオンに異常に時間が掛かる/撃てる事が希みたいな感じで。あるし動くけど使えなきゃ意味無いだろって感じですw

そのことを踏まえてyoutubeに上がっている、民兵組織がMANPADSを撃ち、翼端ながら命中した瞬間、皆が揃って踊り出すという動画をみると、ホント、彼らはやっと撃てた事が嬉しかったんだな、翼端とはいえ当たったんだ、あんだけの手間(クールボトル消費)と機会(展開したけど何時になったらロックできるんだろう?)を掛けたんだから、そら嬉しくてたまらんだろうな。と彼らに感情移入することができますよ♪不謹慎ではありますけど。

Posted by: | Jun 26, 2008 at 10:10 PM

↑は私でした。

Posted by: あっさむ。 | Jun 26, 2008 at 10:11 PM

クールボトルを消費して、手間暇かけて撃たなきゃいけないけど長持ちするロシア製。
そこまで手間はかからないけれど、電池をちゃんと供給しないと撃てなくなる (?) アメリカ製スティンガー。

お国柄というか、なんというか。

Posted by: 井上 | Jun 26, 2008 at 11:42 PM

>>あっさむ殿
何回言わせるんですか?
その開発費用は可逆組立にしようが、不可逆組立にしようが、どちらにせよその設計の確からしさを確認するための研究や実験は発生するので、研究開発費に差は出ません。一体どんな費用の差があるんですか?

兵器とはいえファスナー部はほとんど既存の規格、JIS、MIL、NAS等です。ノコ歯ねじなんかも使いますがこれも規格ですね。要求基準が高いと言っても、UNFをUNJFにして歯飛びしにくくしたり、細目にして軸力を増したりするくらいで、これも大した技術ではありません。つまりそれほど費用はかからないんですよ。いちいち勝負かけて新しいファスナーを開発するようなことは普通しませんよ。あっさむ殿はどんなすごいファスナーを開発しようとしているんですか?それを具体的に説明して頂かないことには話が前に進みませんよ。

>人に問う前にまずはやることがあるんじゃないか?
つ鏡
 3倍にならない根拠は?という前にあなたが先に提示した3倍の根拠は?

>具体的に説明しません
つ鏡
 3倍の根拠の具体的説明は?

自分の主張の説明根拠も示さない人が何をおっしゃいますか・・・
なぜそんな必至になって3倍の根拠を説明しないようにしているんですか?
つまり
>相手の議題にのらないという戦略もあるでしょう。
ということなんですね。

私は説明しないんじゃなくて、具体的なものを説明したくてもできないんですよ。守秘義務がありますから。だから一般的な話でなんとか理解を得ようとしているんです。
昔の図面を見ても、「もうチョイ工夫すれば分解が楽になる構造にできるのに」ってのが結構ありましてね。実際に私はそういう場面を何回も経験しているんです。だから、初期設計の段階からしっかり分解のことまで考えて作りこめばよいと言っているんですけどね。

Posted by: Tivonix | Jun 27, 2008 at 12:06 AM

守秘義務ねえ。
日本において守秘義務が発生する部分は何処かをまずは考える必要がありますね。残念ながらですが、日本の行政組織においては業務のアウトラインは守秘義務違反に相当しません。何故ならば「何をするのかについて財務省に説明しないと」予算執行すら不可能だからです。実施した「結果」は秘に相当しますが、実施する「内容」に関しては秘に相当しえないのです。ただし大蔵省、防衛省内に提出する概算要求資料が秘に相当するなら話は全く別のものになりますが、その様な例は存在しえないと少なくとも私は考えます。

私が何を言っているか、何を言いたいかが分かりますよね?

Posted by: あっさむ。 | Jun 27, 2008 at 12:24 AM

>初期設計の段階からしっかり分解のことまで考えて作りこめばよい

 …そりゃ普通、分解を検討したくない要素があるから初期設計で分解のことを考えずに作るんでは、あまりにも初期設計を行った人をバカにしてやしませんか。

 その要素は各ケースにおいて様々であるとはいえ、分解を楽に出来るようにするにはデメリットが生じることが多いのはすでに示唆してもらっているはずで、それこそトレードオフな訳で、なんでいちいち三倍の数字に引っかかっているのかそっちの方が解りません、三倍っていわばシンボリックな話で、分解を考えずにやるより、分解のギミックを込みにするならその分の検証をせにゃいかん、それはその部分の検証を行うことでは吸収できないとの示唆なのだな、と理解できますが。

Posted by: ooi | Jun 27, 2008 at 04:05 AM

>分解のことまで考えて

分解しないことを前提にするとサイズや重量、製品のレイアウト的なメリットや自由度が多いことが有りますから、簡単に同意できないかも。

通常のボルト・ナットでは工具を使えるスペースが必要ですし、それが理由でフランジ等の高さが増える場合や、部品点数と重量の増加は一体構造より分解の容易な構造の方が顕著な傾向があります。

また、ボルト・ナットの規格品を使用すると、締め付けトルクの管理問題(公差内であっても緩みやすい場合や、逆に焼きつき傾向になる場合)が時折発生して、組み付け工程やその前後の検査工程が増える結果、気がついてみるとコスト増加傾向になり、上記の重量等の理由とあわせて一体構造への設計変更を検討することも有り得ます。

もちろん使用環境や要求条件では、分解可能な構造にしても大差無い場合もありますが、軍用の場合スペースや重量の制限は厳しいことが多く(例えば現有の魚雷発射管を使うとなれば、サイズは決まってしまいます)より高性能を目指す場合、分解性や整備性を犠牲にするケースは過去にもよく見受けられます。

結果的に信頼性の予想が外れたり、想定外の環境での使用となった場合、思惑が外れて欠陥品のレッテルが貼られたりするわけですが、その意味から考えても最初から廃棄の方法を前提に設計することができる状況は、優先順位を選択できる条件に恵まれていると言えるかと思います。

家電製品や自動車産業はその方向に向かっている部分もありますから、軍事産業もある程度は考慮するのでしょうが、優先順位としてはどの程度を占めることになるのでしょうか? 今後の検討課題と思えます。

Posted by: azuv25 | Jun 27, 2008 at 08:52 PM

前の方のコメントでも「トレードオフ」って書きましたけれど、コストや性能とも釣り合いをとった上で、*実現可能なら* 分解のしやすさまで配慮することもあり得る、というのが現実的な落としどころなのかも知れませんね。

バランスをとれる点がどの辺に来るかは、モノによっても違うでしょうし。

Posted by: 井上 | Jun 28, 2008 at 12:57 PM

>予算が3倍になる根拠
守屋じゃね?

Posted by: 具志堅洋行 | Jun 29, 2008 at 01:15 AM

やはり実際には、井上殿の言うようにトレードオフにかけて殿優先順位で実施するか決まりまいますね。
それが普通のやり方ですし。

ooi殿やazuv25殿が言うように、確かに分解までも考慮して設計出来るのは贅沢だし、分解を視野に入れての設計は優先順位が低いですしなかなかそのチャンスがないのも確かです。私も嫌と言うほど経験してきましたから。
ただ、その中でも性能を満たしたまま分解も視野に入れて設計できるチャンスが無くは無いですよね。簡単な物だとプーラーボルトのねじ穴だけでもいいんですよ。そういうチャンスがあるのに出来ていないのは、「分解」という概念が頭からスッポリ抜けて設計しているからなんでしょう。それはやはり勿体無いと思います。

3倍の根拠については、結局お答え頂けなかった様ですね。
シンボリックな数字であれば、それはそれで「シンボリックないいかげんな数字です」って言っていただければ結構です。
いい加減な数字を世にはびこらせたくは無いですからね。

Posted by: Tivonix | Jul 03, 2008 at 12:30 PM

>そういうチャンスがあるのに出来ていないのは、「分解」という概念が頭からスッポリ抜けて設計しているからなんでしょう。それはやはり勿体無いと思います。

 うーん、そうかなあ。
 なぜ分解が頭からすっぽり抜けてるのか、その辺りの考察が今ひとつ足りてないように思います、そういう点で言えば3倍というのは割とすんなり受け入れられる数字のように思いますな、分解のギミックを組み込めばそこの検証も追加で要るわけで、研究開発費に差が出ないはずもないし、分解を前提にして構造が複雑になればその分性能に響くわけだし、その分多めに工数を見積もればそんなモンじゃないかなあ、そこでいい加減な数字だとか何だとか引っかかるような問題なのかしらとか思いますけどね。
 

Posted by: ooi | Jul 04, 2008 at 12:21 AM

>Tivonix氏
とりあえず、防衛関係の現場にいたという騙り疑惑から説明すべきでは?数日後、何事もなかったかのようにその部分をスルーして勝利宣言するのはちといただけないというか、痛い。ま、自ら違法行為(不発弾頭等を日本に密輸して分解したような)を成したというなら話は別ですが。

そこんところが説明できなきゃ、根っこからおかしな発言になる事が確定されちゃう事になるので何一つ説得力がありませんが?

Posted by: あっさむ。 | Jul 05, 2008 at 12:39 AM

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