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Sep 10, 2008

【速報】KC-X コンペティション中断

DoD Announces Termination of KC-X Tanker Solicitation (DoD)

Today, the Department of Defense notified the Congress and the two competing contractors, Boeing and Northrop Grumman, that it is terminating the current competition for a U.S. Air Force airborne tanker replacement.

Secretary Gates, in consultation with senior Defense and Air Force officials, has determined that the solicitation and award cannot be accomplished by January. Rather than hand the next Administration an incomplete and possibly contested process, Secretary Gates decided that the best course of action is to provide the next Administration with full flexibility regarding the requirements, evaluation criteria and the appropriate allocation of defense budget to this mission.

というわけで、KC-X のコンペティションは一時中断、次期政権の下で再出発ということになってしまいました。「早く必要なんだから、早く納入できる我が社が有利だ」と主張していた Northrop Grumman にとっては、あまり面白くない成り行き ?

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Comments

「今週の軍事関連ニュース」でやたらとノースロップ・グラマンが吼えてるなと思ったら中断。
見事に「大声を出すと聞いてもらえない」ですね。
ボーイングが欲しがっていると言う6ヶ月は稼げるのか?

Posted by: きっど | Sep 11, 2008 at 06:55 PM

新しい大統領が就任するのが年明け。それから RfP を出し直して… なんてやっていたら、今から起算すれば半年は稼げそうな感じです。

これ、KC-30 を採用すれば議会が荒れるのは間違いないし、KC-767AT を採用すれば紙の上の存在だからリスキーだしで、どっちに転んでも嫌な感じです。

日本向けの KC-767 をそのまま転用できれば、と思ってしまいましたが。

Posted by: 井上 | Sep 11, 2008 at 07:38 PM

えー、案の定、Northrop Grumman と EADS が「失望した」とブツブツいっております。次回の更新分に載ります。

Posted by: 井上 | Sep 12, 2008 at 12:14 PM

さぞや裏金が乱れ飛んでそうな話だが、実際問題として民間機のマーケットに比べればそんなたくさん調達するわけでもないタンカーっておいしいのかなあ。

Posted by: 緑川だむ | Sep 13, 2008 at 10:54 AM

いったん納入すれば数十年間はサポート業務の仕事があるでしょうから、長期的にはそれなりのうまみがあると思いますよ。民間機みたいに、途中で別の会社に売り払っちゃうわけでもありませんし。

Posted by: 井上 | Sep 13, 2008 at 11:04 AM

> タンカー
 これが戦闘機のような専用機種なら話は別ですが、中身は別としてドンガラのエアフレームの方が、民間機としても多用されているものですので、薄利多売。実質中身の方を別途見れば良いだけですので、後はサポートで回収というのは説得力のあるものと考えます。
 その点ではガチで実績のあるA330そのままのノースロップ・グラマンの方が有利でしょうね。ただ、ボーイングの場合も枯れまくった部分のつぎはぎ程度なので、さほど大きく変わらないと思いますが、中の人としては大きさは別物として枯れまくった方がベターと考えるでしょうね。
 その点、空自のKC-767はベースが民間のB767-200ERそのままですので、フライングブーム関係は別物として、エアフレームは鉄板そのものだったはずなのですが。
<その点、ボーイングの見込みも甘くなってしまい、納入が遅延しまくったとも言えるでしょうね。

Posted by: へぼ担当 | Sep 13, 2008 at 03:50 PM

KC-X の場合、枯れてるかどうかもさることながら、すでにブツがあるかどうか、がアピールポイントとして大きく響いてくると思うのです。

日程的に問題なければ、B.767 でも大きめのモデルをベースにする方が賢明でしょうけれど、日本向け KC-767 の流用案には「すでにブツがある」というアドバンスがある、と考えました。

とりあえず第一陣は小型の機体でしのいで、後からストレッチした大型に移行するパターンは、C-130J でも例がありますし。

Posted by: 井上 | Sep 13, 2008 at 07:27 PM

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