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Jan 23, 2009

ギニアの閣僚人事

ちと古い記事ですが。

ギニアのクーデター 国民は歓迎 民政への移行を期待 (MSN 産経ニュース)

新着の JDW (Jan. 21st, 2009) に、このギニアのクーデターに関する記事が載ってまして、興味深かったのは「29 の大臣ポストのうち、財務・国防など 10 の重要ポストを軍に配分。民間人が大臣になった唯一の有力ポストが、mine minister」というくだり。

mine といっても「地雷相」じゃありませんよw 「鉱業相」と訳すべきでしょう。

ギニアはボーキサイトの大産地だそうですが、さらに鉄鉱石・金・ダイヤモンド・ニッケルの埋蔵量もそれなりにあるらしいので、鉱業相といえば国の経済を左右する重要ポスト。そこに民間人を据えて対外的な印象を良くして、鉱業収入をうまいこと使っていこう、ということでしょうか。

ただ、天然資源が豊富でも、それによって得られた利益の分配がうまくいかなくてグダグダ、というのはアフリカ諸国に共通してみられる構図なので、ギニアが同じ轍を踏まずに済むかどうかは、現時点ではなんともいえませんが。

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Comments

アマゾンのリンクで「ツルブからの手紙―若き一兵士から愛する息子へ 激戦の地から送られた軍事郵便 東部ニューギニア ニューブリテン島」ってw
ギニアつながりですが、偶然にも軍事的でありますね。
とりあえずニッケルの相場は動いていないので、

なんか腐敗した政府に対して仕方なくクーデターした救国の英雄が、アメリカとかからの非難でおかしくなっちゃう例もあるので、あまりハシゴを外すようなマネはしないほうがいいんじゃないんですかねえ、と。

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Jan 23, 2009 at 09:21 PM

新政権に前政権の関係者が何人も含まれていて、「計画的にクーデターを仕掛けたんじゃないの ? 疑惑」なんてのも囁かれているらしいです。

腐敗を正すと謳っていた反政府組織が、自分が政権の座に就いたら同じように腐敗しちゃった、というのはアフリカではありがちな構図なので、にんともかんとも。
西欧的価値観だけで非難してもねえ、という点は同意なのですが。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 23, 2009 at 11:03 PM

はじめまして。
しかし、アフリカってクーデターは起こるし王様も登場するけど、開発独裁は定着しませんね。何が東南アジアや韓国と違うんだろう。

Posted by: 中山 | Jan 24, 2009 at 04:25 AM

部族の分布と国境線が一致してなくて、かつ部族単位で動くもんだから、国としてのまとまりを実現できないのかなあ、なんてことも考えてみたのですが、それだけではないような気がします。気質とか生活習慣とか教育とか宗教とか、いろいろな要素が絡んでいるのかも知れません。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 24, 2009 at 09:19 AM

部族間の対立なんかは旧宗主国の置き土産地雷なんですけどねえ。
開発独裁を目指すもそもそも経済が成長しなかったとか、人への投資を怠ったとか。
ちょっと調べてみると面白そうですね

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Jan 24, 2009 at 06:50 PM

面白いというか、調べれば調べるほど鬱になるというか…

もちろん宗主国には応分の責任があるはずですが、「宗主国がすべて悪い」と切って捨てるのも抵抗があります。これって、「借金棒引きで問題解決」とぬかすホワイトバンドに対する違和感と、共通するものがあるかも。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 24, 2009 at 09:04 PM

>腐敗を正すと謳っていた反政府組織が、自分が政権の座に就いたら同じように腐敗しちゃった

 なぁに、アフリカならずともどこの世界でも・・・

 あれ、こんな時間にピザの配達なんておかしいな?

Posted by: 整備兵 | Jan 24, 2009 at 10:36 PM

> 天然資源が豊富でも...

「戦争の経済学」に紛争リスクとして最も強力なものとして当該国GDPの相当部分が原材料(天然資源)に負っている場合を上げていますね。(p270)

> 「宗主国がすべて悪い」

物事を何でも「善玉・悪玉モデル」で説明した方が簡単ですから知的コストが抑えられますし、輿論も簡単に煽れるのでマスコミ屋的にはやめられんでしょうね。

Posted by: H@tokara | Jan 24, 2009 at 11:18 PM

完璧にクリーンな政権ってものはないにしても、アフリカの場合、グダグダの度合いがちと激しすぎるような気はします。

ところで、腐敗の話じゃないですけれど、「自分が政権の座に就いたら同じように」な話題で。

Barack Obama 大統領が「イスラエルの自衛権を支持する」とやっちゃったんで、ハシゴを外された気になって涙目な人が、いるとかいないとか。その手の人って、就任前に何を見聞きしていたんだろうと思いました。
"Change" の一言に過大な期待をして、愛と平和の千年王国がやってくるとでも思ったのかしらん。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 24, 2009 at 11:19 PM

>紛争リスク
天然資源は国を豊かにするツールではあるけれども、使い方が難しいってことでしょうね。確かに、貴重な資源があるせいで周辺諸国や超大国が余計なちょっかいを出してくる、というのはありがちな話ですし。

政治体制がしっかりしていて、天然資源だけに頼らない経済基盤があって、国民もちゃんとしていると初めて、天然資源が威力を発揮するということなのかなあ。

>マスコミ屋的にはやめられん
Gaza Strip の件でも何でも、ことごとく「善玉・悪玉モデル」ですからねえ。そんな、リアルワールドが水戸黄門みたいに簡単に片付くもんかとw

Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 24, 2009 at 11:27 PM

確かに天然資源が豊富でも、大統領がアレ過ぎたトルクメニスタンとか有りますからね。
それでも紙とインクの方が下手に紙幣印刷するより価値が有るジンバブエより遥かにマシな気がするのもなんだかなあ…
在京大使館のHPに『タイ式クーデター』の文言載せてしまうタイが物凄く正面に見えたます(マテ

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Jan 24, 2009 at 11:48 PM

>善玉・悪玉モデル
マスコミに限らず某カナダの日本語教師もそうなのは説明する迄も有りませんが。
ところでテスラ・ロードスターてググったら携帯版の最初がカナダの日本語教師の電波発言なのはどうなんだろ?

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Jan 24, 2009 at 11:54 PM

タイのあれは、「馬○正直」というのが適切なのかも知れません (殴)

ジンバブエもいっそのこと、「我が国はインフレネタを輸出商品として生きていきます」と宣言… しても、一銭の得にもならないですよねえ。
一説によると、過去の累積ではすでに無量大数を超えたとかいう話ですが。

カナダの先生もそうだし、焼け野原な人もそうですけど、単純二分の "いちぜろ思考" の度が過ぎると思うのです。はい。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 25, 2009 at 02:45 PM

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