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Feb 20, 2009

バイ・アメリカン

やっと仕事が片付いて落ち着いてきたので、blog のネタを探す気分的余裕ができました。

で、ここで書くことは、先に某所の mixi 日記でコメントしちゃった話なんですけれど、まあいいか。

ショートメール:バイ・アメリカン /静岡」という毎日新聞の記事があるんですが、この記事の内容を見てみる限り、どうも「バイ・アメリカン」のことを "by American" と勘違いしてるんじゃないか、と思えるのです。たとえば、

米国民にカネを渡し、彼らが住宅や自動車を再び買い始めれば、ビッグ3もトヨタも立ち直る。世界的に「バイ・アメリカン」運動をしても効果はあるだろう。

とか、

やっぱりバイ・アメリカンの方がすんなりいくんじゃないの、と思うのは私だけ ?

とかいったあたりで。

 

違うでしょ。

 

バイ・アメリカンって "buy American" のことで、「アメリカ製品を買いましょう」ってことですよ ? しかも、この言葉は日米貿易摩擦が先鋭化していた 1980 年代からある言葉ですよ ?

毎日新聞の記者ともあろうものが、そんなことも知らないでどうするんですか。女子高生の日記みたいな締めくくりの一文については、もう何もいいませんけれど、それより先に "buy American" のことぐらいちゃんと理解して欲しいもんです。

それとも、実は "bye American" といいたかったとか…

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Comments

 「世界中でアメリカ製品を買えば日本の輸出は立ち直る」と読めなくもないですな。だからって「日本でも下手な景気対策よりアメリカ製品を買ったほうがすんなりいくんじゃないの」と思うのは、たぶんこの人だけだと思はれ。

 そもそも、日本が買いたいと思うアメリカ製品には何があって、それをどれだけ買えばアメリカの製造業を支えられると思ってるんだろ。クルマは日本製のほうがモノがいいし、住宅は買えるわけもないし、一番買いたいラプたんは売ってくれないし(ヲイ

 この人どうやら経済記事を書く人みたいですが、麻生政権を腐すためとしてもやぱしコジツケとしか思えませぬ。

Posted by: KWAT | Feb 20, 2009 at 01:32 PM

もっと昔からあった言葉です。
世界恐慌後のブロック化は、この言葉によりアメリカから始りました。

Posted by: K | Feb 20, 2009 at 06:56 PM

>日本が買いたいと思うアメリカ製品
それはもちろんラプ (ry
FMS で代金を支払うときだけ円高に誘導してですね (殴)

>もっと昔
おお、そうでしたか。勉強になります。
やっぱり、不景気になると殻に閉じこもりたくなるのは昔から共通なんでしょうか。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 20, 2009 at 07:23 PM

バイなアメリカ人・・・((((;゜д゜)))ガクガクブルブル


じゃなくて、今アメリカ製品で欲しいものはラプ・・・(ry

Posted by: にゃんこ | Feb 20, 2009 at 07:30 PM

> 米国民にカネを渡し、彼らが住宅や自動車を再び買い始めれば...

もっと米国債とか米国企業の株・社債を買えって言ってるんですかねぇ? 今までもずいぶん買ってるはずですが。(笑)

まさか、ODA?

Posted by: H@tokara | Feb 20, 2009 at 08:08 PM

>バイなアメリカ人
エーリッヒ・バイ提督がアメリカに亡命とか (え

>ODA
Official Development Assistance ならぬ Official Debt Assistance でしょうか ? (マテ)

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 20, 2009 at 08:16 PM

うーっ、やっと卒論提出終了。そして後は、卒研発表が残るだけだ。
んな訳でおひさで御座います。

それにしても、毎日新聞の記者があんな記事を書くのは
馬鹿のレベルを通り越しているとしか・・・・・・・。
梅アメリカンが、愛国産品運動の類なのは周知の事実なのに。
釣り記事にしても、釣り針がデカイとしか。


>ODA
Operaiton Default-economy American?
つまり、これは某国がアメリカを陥れる作戦だったのだよ!?
そして、大規模反攻作戦 Buy Americanを発動という妄想を(ry

Posted by: SCARFACE1 | Feb 20, 2009 at 10:26 PM

> FMS で代金を支払うときだけ円高に
 あははのは。自動的に行き過ぎた円高を是正するおまけまでついてきそうですね。
 実際、日本国内で業績(企業体力)がまともなところにとっては、海外資源や資産(株式他)を買いあさる絶好のチャンスです。弊社も...(企業秘密)なのですが、先を見通せる体力と気力を持つところか、否か大きく二つに分かれているように考えます。

Posted by: へぼ担当 | Feb 20, 2009 at 10:49 PM

ここは一つ、日本の新聞を買うのを止めて、アメリカの新聞を買うってのは?

今はラプより、グリベン買ってあげる方いいかも。いちお、GM傘下だし。

Posted by: 砂兎 | Feb 20, 2009 at 11:25 PM

>卒論提出終了
おお、お疲れ様でした。私も経験がありますが、なんだかすごく肩の荷が下りたような気がするんですよね。

>アメリカを陥れる作戦
反対に「倍・アメリカン」でアメリカ経済倍増計画だったりして… (んなわきゃーない)

>買いあさる絶好のチャンス
ですね。JDW を取り寄せている私の場合、それなりに為替の影響を受けているのです。

>GM傘下
それがどうも、GM の傘下に入った時点で自動車は航空機と別の会社になっちゃってるらしいのです。だから、今回の件は航空機の方には影響しないという話でした。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 21, 2009 at 12:13 AM

何か自動車の方のSAABエラい事になってますが…^^;
自動車と飛行機部門と言えば、Rolls-Royceが有りますね(・ω・)ノ
飛行機部門(て言うかエンジンか)は戦後国営化→サッチャー政権時代民営化となりましたが、自動車は2000年前後の自動車業界再編期にVWとBMWと争った(飛行機の方も絡んでややこしい事に)結果、VWがBentleyをBMWがRolls-Royceを得る結果になりました。
後レース界では御馴染のCosworthもVickersがVWに売却されて、レースエンジン部門をFordが買い戻すも経営不振で売却されましたね。(Jaguarも売られてF1チームはRed Bullに市販車はインドのTATAになりました)
それにしても変化激し過ぎます。

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Feb 21, 2009 at 01:15 AM

1990 年代から 2000 年代にかけては防衛関連企業の大々的な再編がありましたけれど、今度は自動車業界の番ですかねぇ…

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 21, 2009 at 11:32 AM

> サーブ・オートモービルあぼーん
Bloomberg.co.jp: 海外トップニュース
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=a0YQJopNK6Mc&refer=jp_home
とのことですね。
 悪い車ではないと思うのですが、同じ買うならVolvoの方が個人的には好みですし、国産車なら富士重工業の方が好みですね。
 ただ、各社とも大規模再編は避けられないように考えますが。

Posted by: へぼ担当 | Feb 21, 2009 at 12:27 PM

以前の自動車業界再編はアメリカのビッグスリーが中心になりましたけれど、今度はビッグスリーがあんな状況ですから、ひょっとすると、ヨーロッパや日本のメーカーが中心、なんてことになるかもしれませんね。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 21, 2009 at 01:01 PM

80年代貿易摩擦の頃、アメリカで「buy American」というプラカードを掲げた労働者達がデモを行っていた。
何食わぬ顔をして、一人の日本人がやはりプラカードを掲げてそのデモに混じっていた。

彼の掲げていたプラカードをよく見ると、最後のnの字が抜けていた。


…というジョークを思い出しました。

Posted by: 儀狄 | Feb 21, 2009 at 02:44 PM

ジョークならいいですけど、本当にやったら袋叩きじゃ済まなかったかも…
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 21, 2009 at 05:42 PM

その記事は後半も無知を晒していますねえ.

アメリカやフランスあたりじゃもう“給付金”はバラまかれていることは無視するんですよね,この手合は.公共事業と直接給付ってのは各国同じような政策やっていることを知らないわけです.

Posted by: | Feb 21, 2009 at 06:11 PM

だいたい、この書き方が失敬きわまりないですよ。

>納めた税金を「私たちの能力ではうまく使えません」
>と政治家が返してくれるわけで

政治家は無能だけれど、自分達はもっと有能だ、という雰囲気が行間から感じ取れて、すごく嫌ぁな印象があります。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 21, 2009 at 06:20 PM

> 自分達はもっと有能だ
 いやーんな感じですね。
 もちろん例外もありますし、尊敬できる方もいらっしゃいますが、日本国内ではマスコミ(特にTV局)ほど特権階級意識や選民思想(うぬぼれ・自尊心)が強い人種はいないと考えます。
 別段、エリートやジャーナリズムを否定するつもりもありませんが、それに見合うものとして当然として求められる、それなりのことをやらなければ有害なだけであり、今の惨状を見ればその弊害は明らかでしょう。
 私たちにとって非常に不幸なことですが、それが現実であることを思い知らされている毎日です。

Posted by: へぼ担当 | Feb 22, 2009 at 12:51 PM

>特権階級意識や選民思想
ですよね。それだからこそ「世論を自分達が動かしてほにゃららら」なんてことを考えてしまうのかも知れませんが。

日経 BP のサイトに、また「マスゴミ」ネタでなにやら記事が上がってましたけれど、誰が書いても言い訳くさく見えてしまうのは、気のせいでしょうか。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 22, 2009 at 06:04 PM

> 日経 BP のサイトに...

もしかして、これですか?

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090115/164093/?P=1

自分はこの文章、ある程度正直に書かれていて好感持ちました。 件の島田氏の記事に比べれば、ずっと水準が高いのではないかと思います。

マスコミ屋自身のシステム(つまり本質)に一定の限界があって、それを効果的に克服する術が現状では無いこと。 それを自覚しているマスコミ労働者がいることに、多少は安心したとでも言いましょうか。

Posted by: H@tokara | Feb 23, 2009 at 12:32 PM

>>バイ・アメリカン=「アメリカ製品を買いましょう」

そのつもりで読んだらまったく意味不明な文章になるなぁ、>>変態新聞
一つ申せば、こういう現状が気に入らない癖に文句しか言わないのを見てると
「あなた一体何したいのですか?」と聞きたくなる。
とかく陰湿で考える気の失せる文章、物足りない。

>>給付金
こういう状況になった時に使うセオリー通りの手段であること、何カ国かですでに施行されていることを知ると
「テメェ知ってるはずなのにその情報流す気ねぇだろ」と首を絞めたくなる。

>特権階級意識や選民思想
私見として、批判にさらされる環境に居なかった事
何を書こう(しよう)がペナルティが来なかった事
「情報を伝達する」事に対して常に、絶対的に、中心に居た事
これかな、と。

>>日経BP
銭があっても、質の高い報道番組ってあったっけ…と…ふと思ったが資金力でカバーしていたものがドンドン剥がされているのでは?

あと6ページ目の『相手の「欲しい答え」をだしてあげるのが情報生産者の仕事であり~』というくだりで、昔白河某氏の事で書きそびれた奴なんですが。
『現状に不安や不満を抱いているターゲット層に「貴方を見ない周りが悪い」と「貴方は変わらなくていい、貴方にはもっと相応しい世界がある」
と囁きかけて自分の利する方向へ誘導するのが主眼なのではと』
という事を考えておりまして。

Posted by: 杭打ち機 | Feb 23, 2009 at 05:02 PM

>これ
はい。確かに、島田記者の記事よりはずっとマシだとは思いましたが、なんだか最後が煮え切らない感じで。

>相手の「欲しい答え」
私の稼業は「相手が欲しい文章を作って出すこと」ですけれど、それでも最低限の矜持は守りたいなあと思うことがあります。
白河某氏に関する指摘は、おそらく正解でしょう。似たような手口で商売している人は、かなりたくさんいそうですね。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 23, 2009 at 08:06 PM

>相手の「欲しい答え」
これ身に覚えがあります。
詳細は身元がばれるので言えませんが、10年近く前に日経BPの記者から突撃電話取材を受けた覚えがあります。この時は取材を受ける心当たりがあった上に、質問も判りやすい誘導があったので、記者の書こうとしている記事の想定と真逆に答えて、自分の受け答えが日経Eの記事にならずに、まずは一安心でしたが。(相手側のインタビューを入れた記事自体は日経Eに掲載されました。)

そう言えば、青色LED開発競争から特許係争辺りまでの日経新聞・日経BPと某N社とのべったり感も中々のモノでした。業界他社が青色LEDのプレスリリースを出して、各新聞の産業面に掲載された翌日に、日経から某社の青色LED関係記事が必ず掲載されるとか。日経産業新聞なんて必ず一面だったし。

Posted by: 観音旭光の両刀使い | Feb 24, 2009 at 08:34 AM

内部事情をばらすと、雑誌の記事なんかは最初に方向性が決まっていて、それに合いそうな話を探してくることが、往々にしてありますので。

だから、それが自分の意に沿わないなと思った場合には、意図的に真逆のことをいったり、言質を取られないようにのらりくらりとするのも、取材される側のテクニックかと思います。

って、時には取材する立場に回ることもある人が、こんなこと書いちゃっていいのかな。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 24, 2009 at 09:50 AM

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