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Apr 09, 2009

モデリングを間違えたシミュレーションの例

非武装が一番合理的 で話題になったあの方が、またなんか書いていたので、ちょっとネタにしてみます。

状況:
 A村はこれまで経験したことのない長雨や病虫害の被害の為に飢饉の状況にあり、このままでは村人の全員が餓死する状況にある。一方ある程度の武装を持っていた。
 B村も同様の収穫不足の状態にあったが、備蓄や狩猟などでなんとか餓死者を出さずに済む程度。こちらもある程度の武装がある。
 A村とB村は交流がないが、位置的は近い場所にある。

A村の選択:
・B村を襲撃し、収穫物を奪う。
 死者数 = B村全員 + A村の戦闘参加者の何割か
・B村に援助を依頼する。
 死者数 = B村の一部 + A村の一部
・なにもしない。
 死者数 = A村全員

B村の選択:
・襲われる前にA村を襲撃し、B村を守る。(先制攻撃症候群)
 死者数 = A村全員 + B村の戦闘参加者の何割か
・A村に支援する。
 死者数 = A村の一部 + B村の一部
・なにもしない。
 死者数 = A村全員

戦闘行為が発生する場合、他の選択肢に比較して死者数が圧倒的に多くなります。

ttp://jitoh.seesaa.net/article/116862570.html

さあ問題です。このシミュレーションの、どこに問題があるでしょうか。

そもそも、可変要素が多すぎて「どうとでも話を持って行ける」内容になっちゃったので、話になりません。

たとえば、両方の村の人口が等しいのか異なるのか、年齢層分布はどうか、B 村で在庫している食糧の分量がどれくらいか、といった要素が抜けているので、これらの可変要素をどう設定するかで、いかようにも結論を誘導できます。

そして、B 村の在庫を A 村に放出する場合、上の設定では、両方の村で一部の人に行き渡らなくて犠牲者が出ることになってます。誰を犠牲者にするのかを、どうやって決めるんでしょうか。両村の全員に公平に配布するにしても、在庫レベル次第では共倒れ、場合によっては両村全滅です。

あと、犠牲者が出るということは、全員をカバーできるほどの在庫はないということなのでしょう。そうなると、B 村が放出した在庫を食べ尽くした後はどうなるんでしょうか。在庫を食い尽くしたら、次の収穫期まで何を食えと ? 狩猟だって、獲物の数と需要が釣り合わなければ、いずれは破綻します。「大戦略 II」みたいに、補給物資が無尽蔵に沸いて出てくるならいいですけどw

「襲撃された側は必ず全員が死亡する」という前提は攻者 3 倍の法則を無視してますし、戦死者の比率をどう設定するかが不透明という問題もあります。おまけに、この設定では A 村側は餓死寸前のヘロヘロですから、戦力としては多くを見込めないかもしれません。

そんなこんなで、シミュレーションを試みるのは結構ですけれど、その前のモデリングに問題があると、シミュレーション自体の信頼性がなくなるというお話でした。

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Comments

はい、せんせい。

A村の選択に
「・B村に援助を依頼して全て軍備に回す」

が抜けているとおもいまth

Posted by: 73式編 | Apr 09, 2009 at 05:21 PM

A村が武装を利用して狩猟を行い、若干名が生きながらえる。

善、武装は正義だ。

w(ネタですからねっ!)


まじめにバランスとか考えると、前提のあり得無さ(なんで隣接地で片方が壊滅寸前、片方が万端なのさ)で脳がそれ以上の思考を許してくれません。w

Posted by: ぼろねこ2k | Apr 09, 2009 at 05:42 PM

>援助を依頼して全て軍備に回す
それなんて北ちょ(ry

>前提のあり得無さ
ご近所にある村同士なら、一方が疫病や害虫の被害を受ければ、当然ながら他方にも波及しているはずなんですけれどねぇ…

# 「外注の被害」と誤変換したので、いったいどこの
# PMF の不正請求問題かと (え

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2009 at 06:21 PM

援助なしの場合を除いてA村の人間のせいでB村が死者を出すことになるわけで、そんな村をどうにかしないことにはB村にとっての安寧はないのに、その状況において自分の村の人間に向かって「お前氏ね」と言うような人間が上に立ってたりしたらB村で反乱が発生し、それに伴う死者は発生する可能性もあると考えるとどれ選んでも死者多数にしかなりそうにないんですが。

Posted by: U.K.Name | Apr 09, 2009 at 07:49 PM

そうなんですよね。そもそも、当初の設定に無理があるというか、「戦争するのが犠牲最多」という結論をでっちアップするのが目的、としか思えないのであります。

こういう言説は、平和運動のためには有害無益でしょう。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2009 at 08:06 PM

A村、貴重な蛋白源である虫を害などとほざきおって...先生、次は昆虫食の本を出すんですか?((( ;^^)

Posted by: AL | Apr 09, 2009 at 08:32 PM

いえ、次も「鉄」モノであります。
データ集めのために、お役所の Web サイトに始まり、果てはドイツ語版やフィンランド語版やノルウェー語版の Wikipedia まで徘徊しています。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2009 at 08:36 PM

A村では何かの戦略を選択どころか、内乱でも起きて村が散り散りになるんじゃないかと。
どこを探してもカネが無いような状況じゃ軍事的な選択は取れないような気もしますし、それにA村の周りにB村以外にC村、R村、K村、J村のような村が無いのであれば住民が散る先はあるような気がしますんで。

あと
>・B村を襲撃し、収穫物を奪う。
に「先制攻撃症候群」(笑)を付けていない時点で、相手方の言いたいことは想像がつきます。

Posted by: | Apr 09, 2009 at 09:31 PM

共食いを繰り返して延命したけど、最終的にはみんなで仲良くのたれ死に、というのが答えかと。文明崩壊って本に出てきたグリーンランド入植地の末路でございます。

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Apr 09, 2009 at 09:50 PM

実のところ、追い込まれて二進も三進も行かなくなった国が、やけっぱちで戦争を仕掛ける危険性は、その周辺国が先制して予防戦争を仕掛ける可能性よりも高いような気がするのですが。

最終的にはリソースの限界が全体の結末を決めることになるはずで、十分なリソースがなければ

>最終的にはみんなで仲良くのたれ死に

に行き着くのは当然、でしょうねえ。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2009 at 10:49 PM

B村では狩猟で取れるのに人間が移動して戦争できるくらいの距離にあるA村では取れない獲物って。それってA村に棲息する二足歩行する哺乳動物ののことなんだろうかと思った私は。以下ry

Posted by: 砂兎 | Apr 09, 2009 at 11:00 PM

そもそもこの設定って、世界にA村とB村しかなかったら、
という前提がありませんよね。
例えばA村にはC村という同盟関係を結んだ村があって
物資援助を行った、というケースだって考えなければならないでしょうに。

実際の国際社会が多国間の複雑な利害関係の上に成り立っていることを
全然考えてないんでしょうね。
当人は、あえて例え話として単純化したものだと言い張るのかもしれませんけど。

Posted by: kamo | Apr 09, 2009 at 11:04 PM

実情を無視して単純化したものを「シミュレーション」とはいいませんし、モデリングを間違ってるといったのは、そういう意味もあるのです。

単純化して分かりやすくしたつもりが、実は話を拡散させて収拾不能にしていただけだったという事例、他にもあるかも知れません。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2009 at 11:45 PM

仮にすべてを仮定できるとしまして、色々と省きましてA村B村それぞれ100の人口があるとします。

A村の選択:
・B村を襲撃し、収穫物を奪う。
 死者数 = B村全員 + A村の戦闘参加者の何割か
戦闘参加者が10未満とすれば、死者数は最低100です。最大なら190となります。
ただしA村は必ず狩猟による将来の収入を失うため、最終的な死者数は最低101、最大199になります。

・B村に援助を依頼する。
 死者数 = B村の一部 + A村の一部
援助の分量に関わらず、必ず100が死亡します。

・なにもしない。
 死者数 = A村全員
必ず100が死亡します。

B村の選択:
・襲われる前にA村を襲撃し、B村を守る。(先制攻撃症候群)
 死者数 = A村全員 + B村の戦闘参加者の何割か
A村が襲撃した場合と同様ですが、こちらは狩猟による収入が必ず見込める前提のため、死者数は最低100(A村のみ)、最大190になります。

・A村に支援する。
・なにもしない。
共に先と同様です。

結論
B村は軍事力を強化すれば戦闘をしない場合と同等に被害を抑えられる\(^o^)/

Posted by: anbu | Apr 09, 2009 at 11:53 PM

例によって結論ありきで、その補強のための都合の良いお話を拵えているという構図でしょうかね。 これでナッシュ均衡が云々...とか言い出したら大笑いかも。

Posted by: H@tokara | Apr 10, 2009 at 12:11 AM

anbu様

それ以前に、絶望的な状況に陥るまで住民がおとなしくA村に留まることは無く、A村に存在する政府に対して反乱を起こすか、A村を捨てて余力のありそうなB村に難民として流れ込むという可能性の方が高いと思われます。

前者は既にコメントで指摘されていますが。後者の場合、B村に余力が無くなった時点で難民として流れ込んだA村住民にB村住民の恨みが募って、旧A村住民の虐殺が起こるかもしれません。

Posted by: 砂兎 | Apr 10, 2009 at 12:12 AM

anbu さんのコメントを拝見して思ったんですが、Excel のソルバーを使ってトライ & エラーできないもんでしょうか (マテ)

ここまで誰も突っ込んでおられないのですが、例の「非武装がいちばん合理的」は、このシナリオの中ではどこに行っちゃったんでしょうか :-)

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 10, 2009 at 12:32 AM

砂兎様へ

上で掲示しましたのは、あくまで心理や個々人の能力などを無視しての単なる計算です。

「戦闘行為が発生する場合、他の選択肢に比較して死者数が圧倒的に多くなります。」というのが主張していた部分ですけれども、これに対して恐らく"現実性"などといったものでは、あくまで外的要因として無視することも可能でしたので、完璧ではありませんが与えられた条件から合理的に判断できる要素を用いて、数学的にどうなるかを掲示してみたものです。

B村の戦闘参加者が割で必ず1人未満になるのは実数9人以下で、数の上ではこのままで問題はありませんが、実際に9人で100人を殺傷するのは難しいと考えられ、そうなりますとこの9人は100人を殺傷できるだけの戦闘能力を持つ事になります。そしてそれは、戦闘能力が高ければB村に被害が出ない結果を得られるということです。

つまり「B村の戦闘能力=軍事力が高ければ戦闘をしない場合と変わらない死者数になる」ことを反証しない限り、必ずしも「戦闘行為が発生する場合、他の選択肢に比較して死者数が圧倒的に多くなります。」とはならないのです。


井上様へ

ソルバーで出来るかもしれませんが、数学は苦手ですのでこれを数式化するのは私には無理ですorz

>>「非武装がいちばん合理的」
戦闘をすると死者が増える→戦闘が出来ない非武装万歳! だと考えているような気が・・・

Posted by: anbu | Apr 10, 2009 at 12:53 AM

人間本当に合理的に動けるのなら、金融危機で苦しむことも無かったろうに。
人間はあんまり合理的には動けない生き物ではないかと。
そのことを無視してあれこれ考えても机上の空論にしかならない様な気がします。
あと雑なシミュレーションはよく見ると過去の項でもやっていますね。国家間の戦争を語る部分で。

しかし、この人もITコンサルタントですか。
いろんな人がいるものですね。

Posted by: alpha | Apr 10, 2009 at 01:05 AM

先生~(・ω・)ノ
B村の猟師にシモ・ヘイヘさん居た場合は…(w

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Apr 10, 2009 at 01:49 AM

>B村の猟師にシモ・ヘイヘ
一方、A村にはデューク・東郷が・・・(やめれ)

Posted by: ブラック・タロン@窓モード | Apr 10, 2009 at 02:10 AM

二者の関係だけで物事を計れない事はそもそも進歩の無い日本人的な限界かと。
そんなんだからポーツマスで(ry

Posted by: にゃんこ | Apr 10, 2009 at 03:02 AM

>戦闘をすると死者が増える→戦闘が出来ない非武装万歳!
なるほど、確かにあり得ますね。
それなら「A 村は B 村の戦闘員を唆して反乱を起こさせて、B 村の備蓄物資を強奪させる」というシナリオもあったら完璧だったのに (え

人間、常に合理的に動くとは限らないし、時代背景やモノの考え方によっても行動パターンが変わってくるものですから、度が過ぎた単純化は害毒にしかならないと思います。それに、たまにルーデル大佐みたいなのが出てくる可能性もありますし (こらこら)

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 10, 2009 at 09:43 AM

狩猟を素手でやるのか?とか、
採取だって素手だと大変だぞ。とか、
備蓄の場所は道具無しで作ったのか?とか、

もっと言うと素手だって戦闘は出来るぞ、とか
そこらの石も武装と言うのか?とか。

Posted by: ぼろねこ2k | Apr 10, 2009 at 12:47 PM

>>さあ問題です。このシミュレーションの、どこに問題があるでしょうか。
仮説を立てる資料がなさすぎ!行動の選択肢が少なすぎ! これでよろしデスカ?

あと結論出して何がしたいのか何が言いたいのかさっぱり分からない
結論だけ出して後シラネじゃなくて「こういう結果が出たけどどう動くのが最良か」って普通考えね?
う~ん書いててイマイチだな。

Posted by: 杭打ち機 | Apr 10, 2009 at 01:07 PM

思うに、「あの方」は食料がそれぞれ不足した二つのコミュニティー間で殺し合いが起こることが「不合理」と思っている所が大間違いなんじゃないかと思います。

この場合、殺し合いは「当事者にとって合理的」な解決方法ですし、それが合理的であるがゆえに、数知れず繰り返されてきたことなのだと思いますが。

Posted by: H@tokara | Apr 10, 2009 at 02:26 PM

よくよく考えると、当初の問いかけが間違ってたような…

× : このシミュレーションの、どこに問題があるでしょうか
○ : これはシミュレーションの体をなしているでしょうか

結論先行・理屈後付だから、破綻しまくっていて当然なのですが。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 10, 2009 at 04:45 PM

これはこれは…

理論モデルを作る際に最も重要な「モデルの妥当性」と「モデルにおける仮定の説明」が抜け落ちていますね。


「モデルにおける仮定の説明」が不十分なのは問題だと思います。まず、各村の目的がはっきりとしていません。各村における生存者を最大化することが目的なのだとは思いますが、そこをはっきりさせないと理論モデルとしては問題です。また、各村の情報がどこまで相手にわかっているのかも考えなければなりません。相手に情報が筒抜けなのか、わからないのか。筒抜けだとしたら、その筒抜けであることを自分たちはわかっているのか。ここまで考慮しなければなりません。(交流がないのに情報が筒抜けというのもおかしな話ですが…)また、被害がどの程度なのか想定されていないのも問題だと思います。

まぁ、思いつきで書いたモデルだと思うので、そこまで考えることないじゃないかという意見もあるかもしれませんが、このモデルには「妥当性」がありません。「妥当性」とはそのモデルのもっともらしさのことで現実に即しているか否かということです。

経済学でモデルを作る際には結構「モデルの妥当性」が重視されますし、(現実に存在しないようなものを考えても意味がありませんから)プレゼンなんかだと突っ込まれます。ここが理論モデルを作る際の大きな関門だと思います。通常はこうしたモデルの仮定に妥当性を持たせるために現実にある例を引用したり、計量、統計的な分析を行います。

このモデルでは被害(つまり、その選択によってどれだけ死者が出るのか)を例、ないしは計量分析等を使って判断しないといけないと思います。まぁ、思いつきをブラッシュアップしたければですが…。

おそらく、ゲーム理論みたいなモデルが作りたかったのだと思いますが、ハッキリ言ってゲーム理論的のモデルとしては論外です。仮定が不十分すぎます。

こき下ろしたところで、一応ゲーム理論的に解いてみることにします。
仮定は
元々に
・お互いの村は自分たちの損害を最小化するよう(生存者の最大化)に行動する。

・各村はすべての情報を知っている。

・なにもしない。の場合にはB村は全員生存

を追加します。

いわゆる逐次手番のゲームになります(選択肢から考えて)。

時点1 B村がA村を攻撃するかどうか判断する(しなければ時点2へ)。

時点2 A村がB村を攻撃するか、援助を求めるか判断する(援助を求める場合は時点3へ)。

時点3 B村は援助をするかどうか判断する。


こういうモデルを考えていくことにしましょう、まず、A村が援助を頼んだ場合、B村の最適な行動を考えると、援助をしないほうが最適になります。そのほうがB村の生存者が多いですから。

次にA村が攻撃するかどうかの最適な行動を考えます。この場合には攻撃しなければ、全員死んでしまうわけですから、もちろん攻撃するが最適になります。

最後にB村が最初にA村を攻撃するかどうかを考えましょう。B村の最適な行動は攻撃することになります。これは攻撃しなければ全滅するために最適な行動となります。


こうしてゲーム理論的にこれを解いてみた場合、先方が考えていた結論とは全く違った結論が導き出されました(ほとんどモデルをいじってないのに)。

この彼(彼女?)の合理性とは神の目線から見た合理性なのでしょう。つまり、社会全体の目的(この場合は全体の生存者を増やすこと)を設定し、それに向けて各主体が行動すると考えた場合の合理性です。しかし、各主体の目的が異なれば、おそらく合理的な状況も変わるはずで、そこを見間違えたとしか言えません。

モデルの各被害の数字に関しても議論の余地はありそうですが、ゲーム理論的に解いた時にはあまり意味をなさなくなってしまいました。

こうして見るととても長い。稚拙な長文失礼しました。

Posted by: TaKi | Apr 10, 2009 at 11:22 PM

飢餓状態で一定の武力を持っている…
あぁ、つまりA村の最適解は「テポドン衛星を発射しちゃうよ?」っていう‘撃つ撃つ詐欺’での援助引き出しですねっ

…シミュレーションにならないw

Posted by: みたた | Apr 11, 2009 at 03:10 AM

ゲーム理論的な結論をきちんと書いてない…

ゲーム理論的には最初にB村がA村を滅ぼすが答えとして出てきます。

結論も記述できないとは…

もう少し勉強してきます。

しかし、こういうタイミングが重視されるような構造を考えることができるのならもう少し面白いこと言えそうなものなのに。


たびたび失礼しました。

Posted by: TaKi | Apr 11, 2009 at 04:19 AM

 双方非武装の場合、A村は当然全滅、B村は生き長らえられる。ただ人を殺す物を持ち合わせていないで、人の腹を満たすほどの獣の捕獲高が期待できるのだろうかは疑問。そうなれば天災が続けばB村も危険。

 A村が武装してB村が非武装の場合には、A村の侵攻でB村は無抵抗に全滅。A村の損害はなし。しかも近隣の人口が減ることで狩猟での捕獲高が増える可能性があり、A村が生き長らえる。

 B村が武装、A村非武装の場合。何もしないし、出来ない。そもそもB村も備蓄等で辛うじて飢饉を回避している状況では援助を行おうにも援助は行えない。A村は座して死を待つだけ。B村はその後近隣の人口が減る…(以下同文)

 以上のことから非武装の選択は最悪で、一定の武装を持ち合わせる必要がある。

 なんて思ってしまったのだがいかがなものだろうか。

Posted by: Almera WRC | Apr 11, 2009 at 01:37 PM

みたた 様のコメントにも通じる話ですけれど、おそらく元ネタは、北朝鮮のことを念頭に書いていたんじゃないかと思うのです。

Taki 様はこの種の理論が専門なのでしょうか。私は門外漢なので曖昧にしか書けなかったのですが、ビシッと指摘されていたので勉強になります。

ところが元ネタの場合、当事者の目線をそっちのけにして、「犠牲者が少なくて済む選択肢とは」という視点からしか物事を捉えていないのが、非現実的になってしまう理由なのでしょう。まさに「神の目線から見た合理性」というやつで。

現実的に考えれば、「非武装の選択は最悪」ということになるのですが、「武装している = 他者を攻撃する」という短絡が念頭にあると、これも結論をねじ曲げる原因になるのではないか、と思えます。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 11, 2009 at 04:24 PM

「A村は攻撃しない限りB村に生殺与奪の権が奪われちゃうんだから当然攻撃じゃね?」
「B村は先制攻撃してA村滅ぼせば土地も手に入って翌年以降安心じゃね?」
「戦闘するほうが死者数多い?もしかして隣村の死者数数えるの?」
と質問を見て直観的に思った私は人でなしでしょうかorz

Posted by: | Apr 12, 2009 at 10:49 PM

確かに、かような状況に置かれて座して死を待つ国家って、あまり聞いたことはなさそうです。援助を求めるのは無難な選択肢ですが、豊かな隣人ならともかく、そうでなければ話の持って行き方次第では、これまた喧嘩になる可能性もありますし。

という調子で可変要素が多すぎるのに、「戦争か援助か」という単純二元論に落とし込むこと自体に無理があります。はい。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 12, 2009 at 11:00 PM

冷静に考えれば日本は歴史上最も危険な地政学的位置にあると思うんですがね、この人は・・・・・・・・

中国、北、南、ロシアと敵対国家に囲まれ、更にそのうち3ヶ国が核兵器を保有。そしてすべての国が軍拡中。
日本海のおかげで危機感を感じずに済んでいるわけですが、改めて文章にしてみると戦後一度も戦火を交えず、ここまで発展できたのは奇跡としか言えないと思いますね。

2009年04月01日
>現在の有事体制への取り組みとは、ODAを基調とした協調外交をとるのが本来ですが、「勧善懲悪」は、おとぎ話の世界の話なのに、軍事力による敵対外交という時代錯誤の政策を再び取るしかないように思わせるのは、平和にとって非常に危険です。

奴隷の平和ですか・・・・・ もう開いた口が塞がりません・・・・・・・・・・。先に軍事力による敵対外交を行っているのはどっちなんだよ!

Posted by: LEOPARD | Apr 15, 2009 at 01:07 AM

なんか、その引用部分って文章がメチャクチャで、「とにかく軍事力には反対なんだ」という以上のものが何も読み取れないんですが…

月曜日に本館で書いた、とにかく alternative ありき、の典型例みたいですね。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 15, 2009 at 09:27 AM

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