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Jun 05, 2009

【武器輸出】何が売れるだろ ?

「非武装がいちばん合理的」の人が、何やら妙なことを書いておられるようですが、それはさておき。

現実問題、「日本が武器輸出三原則を解禁するなんて怪しからん」にしても「武器輸出三原則を解禁してどんどん輸出しろ」にしても、基本的に買い手が強い昨今の情勢を正しく認識していなくて、「日本の工業製品は優秀だから売れるに違いない」という前提があるように思えます。

兵器に限らず、自動車でも家電製品でも、モノが優秀なだけではダメで、相手の市場・事情に適合していて、サポート体制から何からちゃんと整備できなければ話になりません。あと、特に兵器輸出では買い手の立場が強くて、盛大にオフセットを求められるのが昨今の常。そこまでして輸出して得になるものがどれだけあるよ、というのが私の考えなのですけれど。

現実問題、海外向けに売り出して買い手が付きそうなもの、それもできれば売り手の立場が強くなりそうなものって、何があるでしょうねえ…
US-2 や P-1 はライバルが少ないですけど、市場も小さそうだし。ミッション システムだけ抜き出す手もあるけれど、インテグレーションが大変そう。うーむ。

実のところ、純然たる兵器よりもデュアルユースの民生品の方が、よほど強いと思うのですけれど。タフブックとか、その他の IT 関連製品とか、ピックアップトラックとか、炭素繊維素材とか。あるいは、よくいわれる中古の護衛艦や巡視船とか。

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Comments

ガラパゴスと言われている携帯のような分野と、
国際競争に太刀打ちできている自動車のような分野の違いって一言で言えば、後者の場合は川上から川下までしっかりとメーカーが責任を持っているけど、前者はキャリアやある種の下請けというか庇護の下でやっているかの違いだと思うんですよ。

日本の兵器の場合はどう考えても前者だと思うんですよ。ですから、中古を途上国に売って、経済成長したときにあわよくばぐらいに考えておかないと・・・。

Posted by: あかさたな | Jun 05, 2009 at 11:04 AM

訂正 
× 前者はキャリアやある種の下請けというか庇護の下
○ 前者はキャリアやお役所などのある種の下請けというか庇護の下

Posted by: あかさたな | Jun 05, 2009 at 11:05 AM

ココムの頃も今も、マザーマシンしかないのではないでしょうか。あと、特殊鋼。
「なんちゃって突撃銃」が軟鉄で作ってあるわけではないでしょうから、銃身にコイルに、材料は選ばれるものが必要でしょう。
ロケット弾を作るにも「製粉機」が欠かせないそうですし。
http://myhome.cururu.jp/camuispaceworks/blog/article/81002663594
ロシアも中共も小火器の輸出規制をDPRKに課せば、自国の売上げが拡張し、国連の団結も、「ノーガード」な人達の「やっぱり仲間だ」的賛同を引き出せるのにね。

Posted by: sionoiri | Jun 05, 2009 at 11:15 AM

 もしA400Mがポシャったりしたら、代替機種の候補の一つとしてC-Xが挙がったりしないかな〜と時々妄想する自分が通りますよっと。
 まぁC-Xもかなり日本独自の運用に特化した機体みたいなので、そっくりそのままヨーロッパで使えるわけはないのでしょうが・・・というかそれ以前にC-Xは早く飛んでくれないと(苦笑)少なくともA400Mよりは先に(笑)

 しかし実際の所、もし万一A400Mがコケたりしたら導入予定の各国はどうやって穴埋めするのか気になるところではあります。イギリス辺りはすでにC-17を増やすとかいう話になってましたっけ?

Posted by: ブラック・タロン | Jun 05, 2009 at 11:26 AM

>ガラパゴス
御指摘の通りです。
もっとも、兵器についてはどこの国も自国の国情に合わせて作りますから、基本的にはガラパゴスで、それがどの程度まで他国に通用する普遍性を兼ね備えるか、という話になるのでしょうけれど。

>特殊鋼
素材って大事ですよね。さらに、素材を作れるだけでなく、加工して製品化するノウハウも要りますけれど。この辺で、底の浅い工業国か、そうでないかが分かれてくると思います。

>A400M
あれも一種の意地と公共事業の産物ですから、政治的に「止める」という選択肢はないと思います。ただし、規模を縮小したり抜けたりする国は出てくるかも。
イギリスはまだ「検討中」ですけれど、C-17 の増勢も候補のひとつみたいですね。

国際共同開発も、船頭が多すぎると大変だし、パートナー国の動向に振り回される部分があるので、誰かが主導的に引っ張って他国を従えるのでない限り、2-3 ヶ国が限度かなあという気がします。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 05, 2009 at 01:37 PM

大出の叔父さんやっぱりえらいなぁ、少尉だけある。
「堀田ハガネは焼き入れの甘さでクレームがついて戻されたり」「山陽特殊鋼、ここもうそを言っていますが、…、だからだめなんだ、この砲身は、と言って帰ってきた。らせんも全部切ってしまったものをみんな見せられて。」
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/094/0380/09402050380004a.html
の故事をすぎさまが引いていた
http://www1.jca.apc.org/iken30/News2/N86/SugiharaKouji.htm

Posted by: sionoiri | Jun 05, 2009 at 02:30 PM

74やらはるしおやらだったら台湾辺りが買うかなー、などと考えてみる今日この頃。でも、いまさら74買うくらいだったら、TK-Xでしょうか。後は、お財布と砲弾との相談でしょうけれど。潜水艦だったら、その後日本にとってめんどくさいことにもなりそうですし。

もっとも、いずれにしても中国を刺激しまくりですが。……鉄くずうったら勝手に修復したとか言い訳して(ry

Posted by: TB&SH | Jun 05, 2009 at 02:42 PM

私のハンドルネームの元である
川崎C-1はアメリカが購入を検討していた
などという話もありますが
ちょっと中途半端な機体でしたよねぇ
搭載量の割りにはエンジンがオーバーパワーでしたから...
航空祭では機動飛行なんかで、「おー」なんて言われたりしますが
実際にはあそこまで必要ないわけで

Posted by: Kawasaki C-1 | Jun 05, 2009 at 04:41 PM

>台湾
退役する「ゆき」クラスを白と青で塗り直して「これは巡視船あるよ」といって輸出するとか、「護衛艦テーマパークにするあるよ」といって輸出するとか… 後者なら中国に文句をいわれる筋合はないっ (マテ)

>C-1
もうちょっと機体規模があればと思いますが、軍用機のスペックって政治が介入することも多々ありますし、ほんと難しいです。
よし、FJR を引っ張り出して STOL 輸送機に (こら)

>杉さま
彼等、世界平和って考えてないと思うのですよね。"日本が平和国家である" という状況さえ維持できれば満足なんじゃないでしょうか。
と思うに至った理由は、先日に本館の Opinion で書いた話とかぶりますけれど。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 05, 2009 at 06:49 PM

P-1はP-8がコケたら可能性有るかと思われますが、生産パートナーをBoeingにしないとエクストリーム泥仕合確実になるかと思われますね。それもBoeing社が泣き付いて来る状況にしないと良い条件で受注出来ないかと。(早い話期待しない方が良いのですがw)

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Jun 05, 2009 at 08:44 PM

なんか切ない話だなあと。C1の価値を知らなすぎます。

輸送機は輸送機でもC1は戦術輸送機であり、低空でアプローチしながら貨物を必要な場所にシュート付きスレッドで降ろした後、そのままインメルマンする勢いでハイレートターンを行い、高速で戦場を離脱する運用を形にしたものです。だからこその高耐G仕様の機体ですし、それがための機体重量の増大のためのペイロード不足だったわけです。

むかーし、入間から三沢までよく行ってたんですが(旅費なんて出なかったし)、松島付近でついでに行う訓練ではループかましたりと、良く生きてたな、、、と思うような機動訓練をしてました。全ては本番のために。ですけど。網にくるまれた荷物がゴンゴン動くわ、オイラもベルト一点吊り状態で吐きそうになるわで凄かったです。

もっとも、あの辺で墜落事故が多発したこと、機体もいいかげんボロになってきたことから、在りし日の元気な動きを体感することはなくなりましたが。

Posted by: あっさむ。 | Jun 05, 2009 at 09:04 PM

そ、そうだったんですか… (大汗)
普通、輸送機にカテゴライズされる機体でループをうつことはないと思ってました。

世に戦術輸送機と称する機体はいろいろありますけれど、そこまで想定して設計された機体って、どれくらいあるものでしょうか。

そういえば、P-3C の飛びっぷりも、出自と見かけにはよらないみたいですね。

>P-8A
ボーイングの場合、某国みたいに「アンコが大事、ドンガラは他国に作らせてもおk」というところまでは割り切れないでしょうねぇ。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 05, 2009 at 10:12 PM

>そっくりそのままヨーロッパで
A400Mがそもそも各国の要求を折り合わせて作った妥協の産物みたいなものなので国によってはそのまま受け入れられる可能性は有るモサリ
逆に全く受け入れられないという国もあるかもしれないモサリが
各種要目やシステムは両機とも非常に似てるモサリ
ターボファン双発というデザインを受け入れられるなら給油方式やインターフェイス等の違いは些細なことモサリね

>エンジンがオーバーパワー
最大離陸重量時の推重比はC-17より少し高い程度でしかないモサリよ
An-72やYC-15はもっと高く後継機たるC-2の推重比は更に輪をかけて高いモサリ
ターボファンジェットは偉大モサリ

>もうちょっと機体規模があれば
米軍が採用したとすればG.222のポジションに収まるだろうから機体規模に関してはあのくらいで良かったモサリ
実現していたらPW6000を積んだKawasaki/Lockheed C-27Jが今頃飛んでたモサリかな?

>機体重量の増大
手元の数字を見る限り最大離陸重量/自重の比率はC-130と同程度で良好なものだと思うモサリ
むしろC-160の方が酷いモサリね
流石にもっと後の機体とは比べられないモサリが

C-1はターボファンエンジンを戦術輸送機に乗っけたこと自体が英断だったと思うモサリ
その実績があったからこそ後継機たるC-2がかつての戦略輸送機並みに巨大化してもデザインが破綻せずに済んだモサリね
まぁ未だにAn-72以外の追従者が居ない(居ても実用化してない)モサリが

誰も言って無いから言って見るけどP-1にしてもC-2にしても輸出したらしたで需要に応えられるほどの生産能力があるのかは疑問モサリ
まかり間違ってP-8AやA400Mの市場がゴッソリ転がり込んできてしまったらなおのことモサリね

Posted by: CHF | Jun 05, 2009 at 10:40 PM

> 特殊鋼
 組成以外に熱処理・鍛造や熱延他などの結晶構造制御など、非常に多岐にわたるノウハウが必要ですね。
 こちらについては一朝一夕に身につく物ではなく、技術導入を図ってもなかなか伝承される物ではありません。
 材料とはかくも大切な物かと痛感する毎日です。

Posted by: へぼ担当 | Jun 05, 2009 at 11:26 PM

いろいろ話を伺ってみると、MC-130 なんかも単に「低空飛行と電子戦装置と闇夜に紛れて侵入するだけの機体」じゃなさそうですねえ…

# 何かないかと思って AirForceLink に C-130 の
# 写真を探しに行ったら、イラクに派遣された空自の
# C-130 の写真が何枚も出てきて吹いた :-)

多分、特殊鋼に限らず、素材にはたいてい似たような課題があるんだろうなあと思ってみたり。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 06, 2009 at 09:02 AM

実績という面では機雷処分(掃討)具あたりは売れそうな気はします。まさか、機雷処分具を「攻撃兵器」だなんて言い出す輩が・・・いないと断言できないのが悲しいところですが。

Posted by: 砂兎 | Jun 06, 2009 at 01:54 PM

缶メシなんかはどうでしょうか。

そのままだとあまり売れないと思いますが、購入希望の国、または組織の要望に合わせ味や献立をローカライズ、仕様(食べるのはどんな状況でどんな人が食べるのを想定し、一食あたり何カロリーにするか等)を決めて実際に製造、送り届けるとか。

結構、需要ありそうですし、日清のカップヌードル等が海外の災害で被災者に送られた“実績”もあるのですんなり輸出できそうなんですが、どうでしょう。

まさか、災害発生などの緊急時には民間の人にも配られるような缶メシにまで、
「憲法9条を蔑ろにする非道な死の商人になる道を選んだ日本政府はくぁwせdrftgyふじこlp;」
などといちゃもん付ける人はいないでしょうし(過去に被災地で配られた缶メシを食った後で「平和な市民に自衛隊の装備=兵器である非常食を食べさせるとは何事か」と文句を付けてきた阿呆がいたそうですが)。

あとは、クライアントの要望によっては、
現地でその缶メシを自前で製造・改良できるようにするための技術指導・教育をお付けする「この程度のForeign Milimeshi Salesじゃ、お前さんには失礼だったな。俺とライセンス生産なら、満足してもらえると思うがね…」などと妄想。

Posted by: Echo-10 | Jun 06, 2009 at 04:54 PM

>機雷処分具
PAC-3 で使ったのと同じ理屈に朝鮮戦争のときの話を組み合わせて、「米軍の敵地上陸を支援するための掃海具は攻撃的兵器でホンダララ」とかいう理屈が出てきそうな悪寒がいたします。

これの場合、ハードウェアもさることながら、日本で対機雷戦の要員を訓練するというのもありかも。

>缶メシ
そういえば、カンボジアの UNTAC でコンテストを開いたら陸自の戦闘糧食 II 号が一等賞になったそうですし、これはいけそうな気がします。
なーに、イチャモンをつける人がいたら、入れ物のデザインだけ変えればおk (え

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 06, 2009 at 06:39 PM

いささか凶悪な遊びを考えてしまいました。

「それはどうみても違うだろう」という強引なこじつけをひねり出して、「武器輸出に反対」とか「○○は侵略兵器だ」とか「日本が焦土になる」とかいう無理筋な結論に結びつける遊び。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 06, 2009 at 09:14 PM

>凶悪な遊び
エクストリーム・戦争反対

 ・・・違うな。

Posted by: 通りすがり | Jun 06, 2009 at 09:58 PM

脳味噌を絞って無理無理な話をでっち上げるわけですから、ある意味エクストリームスポーツではないかと愚考いたします。

何かひとつ思いついたら、独立したエントリを立てちゃいましょうか :-)

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 06, 2009 at 10:10 PM

>入れ物のデザイン
痛絵ですか?ヘタリアですか?
>掃海具は攻撃的兵器でホンダララ
防御的兵器である機雷を除去し米帝の上陸を容易にした故事を牽く事は明らかですね。
>攻撃的ホンダワラ
シナ海や日本海をアカモクの森にしてしまえば潜水艦は動けません。それってなんてサルガッッソー。
http://210.239.47.176/news/world/politics_kiji.php?i=zenkoku07050920481601

Posted by: sionoiri | Jun 07, 2009 at 06:08 AM

思いつきだし輸出とはちょっと違って現地生産だけど、中国の軍門に堕ちたハマーの後釜に高機動車の左ハンドル仕様は?

日本から輸出するのは、いろんな意味でアレだろうから、GMとトヨタの合弁会社のNUMMIに作らせればUAWに加盟しているから、労組が地盤の民主党も認めやすいだろうし。

Posted by: あかさたな | Jun 07, 2009 at 07:45 AM

>軍靴の足音
では、対抗して「エクストリーム・日本が焦土」というのはいかが ?

>ホンダワラ
米軍では本気で、藻を使ったバイオ燃料の研究を始めています。ものになるかどうかは分かりませんけれど…
あ、これは使えるかも。

>高機動車
お、これはいけそうですね。もっとも、米陸軍がわざわざプレスリリースを出していたように、Hammer と HMMWV は作っている会社が別、中身も別物、というのが実情なのですけれど。

軽装甲機動車もいけそうな気がするのですが、ライバルが多いのが泣き所かと。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 07, 2009 at 07:50 AM

>ライバルが
なにせキャタピラーがコマツの肩を持つ訳にも
KC-ペケのエクストリーム再び

Posted by: sionoiri | Jun 07, 2009 at 08:42 AM

むしろ IVECO とか KMW とか Panhard あたりの方が競合しそうな希ガス。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 07, 2009 at 11:12 AM

競合が厳しそうですけど、国産ミサイル関係は競争力ありそうですかね? 96式多目的誘導弾とか01式軽対戦車誘導弾なんて良さそうな感じするんですけど。

Posted by: H@tokara | Jun 07, 2009 at 12:49 PM

対戦車ミサイルみたいにスタンドアロンで使うやつだったら、システムインテグレーションがどうのこうのとかいう問題も出にくいので、比較的障壁は低いかと思われます。ただし、仰るように競合もうんとこさございますが。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 07, 2009 at 01:39 PM

話題とは微妙にずれてますが
アメリカ軍の世界最強の戦闘力を維持しているのが
核兵器や空母機動艦隊以上に
タフブックに代表される情報ネットワークで
あることを考えると、既に日本は最も重要な機材を輸出しているということになりませんかね?

あ、そう考えると杉様がタフブックに噛み付くのは
正しい判断なのか・・・

Posted by: とおすがり | Jun 07, 2009 at 08:35 PM

なりますなります。私も以前、IT 関連分野の製品なら輸出できるだろうと本館で書いたような気がします。


杉さまがタフブックの件で大爆発したのは、「軍用とは縁遠いはずの会社が軍用になる品物を作っていた」という事実と、それによって「日本は平和国家である」という己の心の拠り所を破壊されたという衝撃が原因ではないか、と思ったわけです。

あの手の活動家の人って往々にして、世界平和を願っているというよりも、日本が平和国家であるという自己満足、あるいは平和を愛する自分が素晴らしいという自己満足を求めているだけのような気がしてならないのであります。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 07, 2009 at 09:59 PM

> 高機動車
 米国向けには Hammer と HMMWV は作っている会社が別、中身も別物の時点でケリが付いているように感じますが、その他の諸国に輸出する場合もエンジン換装の魔改造が必要でしょうね。

 というのは高機動車の場合、エンジンに市販2tonトラックのターボエンジンを使っています。これは民生用としては十分すぎるのですが、軍用としては適切でないことが指摘されています。自衛隊の場合、高い整備能力を持っていますので全く問題ないところなのですが、自衛隊以外で使いこなせるかと問われれば、疑問なところ。
 HMMWV にしても大排気量のエンジンを考えもなしに使っているわけではなく、整備環境が期待できないところでの軍人の酷使に耐える構造とするためには、その解で正解だったように考えます。

 ことほどかように自衛隊ならではの特殊事情(特殊能力)に支えられている点もありますので、いざ輸出と言われても早々簡単にはいかないだろうな、というのが正直なところです。

Posted by: へぼ担当 | Jun 07, 2009 at 11:39 PM

SM-3 BlockIIなんかの日米共同研究物も、日本が売らずとも、米国が他国に売ろうとすると武器輸出に抵触するんじゃないでしょうかね。
メンテナンスは米国がやってくれるし、日本から直輸入よりは、導入も楽かと思われます。

Posted by: Tivonix | Jun 08, 2009 at 03:38 AM

>2tonトラックのターボエンジン
以前に HMMWV のスペックを見たらノンターボ、それに対して高機動車はターボ、ということでひっかかりを覚えた記憶があります。最近は HMMWV も重量化しているので、ひょっとするとエンジンを替えているかもしれませんけれど。

実は、トヨタの最強商品はランクルだという説がうわーなにをするきさま (ry

>武器輸出に抵触
そういうこともあるので、武器輸出三原則の緩和問題が出てくるんじゃないでしょうか。問題になっているかどうか分かりませんが、イタリア向け KC-767 なんかも「問題ないの ?」と気になっています。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 08, 2009 at 08:08 AM

うーん
わたしの問いかけに、厳しい意見をいただいていますね

わたしのハンドルネームであるC-1には関わっていたこともあって、非常に思い入れがあります
今でも航空祭なんかで機動飛行を見るとわくわくしますしね

ただ、戦術輸送機に限らずとは思いますが
なんでもバランスというのが大事だと思うので
物投したのちハイレートターンとは言ってもPDSにせよLAPESにせよ(LAPESは私の関わっていた当時はできなかったと記憶していますが)ある程度は水平(またはそれに近い)状態で飛行せねばならないわけで、またそういう戦技を使わないといけないシチュエーションは非常にやう゛ぁい状態な訳で
もちろん機動性が良いには越したことはありませんけどね(生存性という意味からも)

そういう意味ではFODで不利なターボファンエンジンを採用したりとか
(パイロンとかポッドの気流の干渉からいろんな難しい問題もでたそうで...)
もう少しもの積めたらとか
思う次第

まぁ当時の政治的背景で搭載量とか航続距離が制限されたりというのは理解していますよ、もちろん

いえいい飛行機だったと思いますよ
故障も少なかったし...

今年は入間行こうかな

Posted by: Kawasaki C-1 | Jun 08, 2009 at 10:08 AM

まだ現役だから難しいかもしれませんけれど、もうちょっとして C-2 の戦力化が進み始めたぐらいの時期に、「世界の傑作機」で C-1 を取り上げてもらって、鳥養先生に技術解説を盛大に書いてもらえたらなあと思いました。

昨今の「世傑」で何が楽しみって、鳥養先生の技術ネタを措いて他にないんです。はい。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 08, 2009 at 10:11 AM

むっかし今は無き「航空ジャーナル」にC-1のいろんな背景がのった特集がありまして
ちょっとぐぐってみたら
こんなサイトみつけました
http://www.corplift.sakura.ne.jp/

Posted by: Kawasaki C-1 | Jun 08, 2009 at 12:05 PM

この内容からすると、関係者が個人的に作ったんでしょうか。外部の人間が作った内容には見えないです。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 08, 2009 at 06:10 PM

C-1のロール性能とか、C-2じゃ厳しい部分があると思うんですが、置き換え後どうするんでしょうね?
個人的には航続力だけどうにかして、エンジン等最低限のアレンジだけで再生産して欲しいんですが。(C-2とおんなじ値段がする悪寒がしますが)

上のC-1についてのカキコを見るに、武器の載っていない前線機なんだなー、としみじみ感じました。90度バンクも考えられた上での機動なんだな、と。
ホントガンシップ向け…w

Posted by: ぼろねこ2k | Jun 09, 2009 at 07:15 PM

C-27J のガンシップ版・AC-27Jなんて噂が囁かれていますが、つい触発されて AC-1 なんて妄想しそうになってしまいました (爆死)

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 09, 2009 at 11:08 PM

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