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Mar 01, 2011

日航ジャンボが第二のお勤め

ちょうど、日本航空の B.747 がラストフライトを実施したところですが、そこにこんなニュースが。

GE Aviation To Invest $60 Million at Its Victorville, California Facility for New Flying Testbed (GE Aviation)

日本航空で用途廃止になった B.747-446 のうち 1 機が、GE Aviation に買い取られたという発表。何に使うかというと、エンジンの空中飛行試験機 (いわゆる FTB : Flying Test Bed)。

GE Aviation が 1992 年から使っている FTB は初期型 B.747 で、なんと世界で 5 番目に旧い機体なのだとか。その代わりに、日航で用廃になった機体を買い取ったわけです。最初の仕事は LEAP-X の FTB になるとのこと。

追記
AviationWeek の blog によると、元 JA8910 とのこと。今の FTB (N747GE) は元 PAN AM の B.747-100 だそうです。

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Comments

日本のジャンボジェット国内線もいつの間にか全滅してたんですね…
日航HPの所有機材の所が2010/12現在で、まだ747-400が残ってたりしますが、A300も残ってたりしますが、4月にはきれいさっぱり無くなる予定、何ともはや。

Posted by: ぼろねこ2k | Mar 02, 2011 at 01:03 PM

日本のマスコミ報道では、B747引退のニュースに合わせて、盛んに「燃費の悪い」という紹介をしているのが、気になります。

現に世界各国では長距離線用としてたくさん飛んでいますし、それこそ燃費の良いB747-8も完成しましたしね。

ところで、JALさんの時刻表を見ると、かつては747が飛んでいた路線がB777どころか、B767だったりしますから、驚きですね。

Posted by: アイゼンシュタイン | Mar 02, 2011 at 05:37 PM

スペースシャトル背負ったりエアフォースワンの撮影に使われたのも元JALの機体でしたね。
結構内装も状態のいいままドナドナされるようですが、座席とか接客用の機材ってJALがはがして保管転用するんですかね、それともアメリカで改修の際に売り飛ばすなり捨てるなりするんですかね

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Mar 02, 2011 at 05:58 PM

>燃費
燃料消費の絶対量よりも、乗客 1 人あたりの燃料消費が問題なのかも知れないですね。A380 は仕方ないとしても、A340 の経済性がどの程度なのかが気になるところです。

>状態
新品で買って、完全にボロボロになる前に売却するから、程度のいい機体が出回りやすいのかも。FTB だと内装は要らないと思うので、MRO 担当の会社なんかに予備品として売り飛ばしたら、案外と買ってもらえるかも。

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 02, 2011 at 06:33 PM

ジャンボ機は本当に「燃費が悪い」のか?・・・JALジャンボついに完全引退 旅するデジカメ・札幌発<見る・残す・伝える>/ウェブリブログ
http://tabidigi.at.webry.info/201103/article_2.html
満員にできれば燃費的にはおk、という状況だそうです。満員にできなくなったことが問題なんでしょうね

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Mar 06, 2011 at 01:09 AM

やはり 1 人あたりの燃費の問題でしたか。
そもそも、まだ改良型の B.747-8 が出てくる状況ですから、B.747 が業界から完全に見放されたわけではないんですよね。エンジンの技術が進歩しているというのもありますけれど。

いっそのこと、余剰になった B.747 をかき集めて機首に COIL を搭載してうわなに (ry

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 06, 2011 at 04:57 AM

そこでEADSが「A380いかがっすか~」とやってきて、どこぞの商戦の二の舞が・・・(爆)

Posted by: 観音旭光の両刀使い | Mar 06, 2011 at 07:32 AM

というか一人あたりの燃費では777>747=767>>DC10世代ということで、そもそも747をまともな運賃で満員にできなくなったという営業的なことに問題がある、という辺りですかね。
羽田の枠が増えて787が大量増備された時点まで現用の機材を継続使用するというのは通常の会社なら経営用合理的な代案もあるんですが、いま747-400やA300-600Rを退役させれば、それに関わる人を首にできるという極めて労務的に冷酷な考えがあるんじゃないのかと。関係者から聞いた話では労務的・派閥的な問題じゃね、とのことでした。
あと伊丹に入れなくなったのは致命的ですね。羽田伊丹で満員で飛んでいればとやかく言われなかったものを

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Mar 06, 2011 at 04:49 PM

伊丹の話はともかく、労務の話は気付かなかったです。確かに、いわれてみれば合点がいく話。

F-X を筆頭とする戦闘機選定なんかでもそうですけれど、技術的な話・スペック面の話だけでは決められないという一例かも知れないですね。

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 06, 2011 at 06:50 PM

あとは、4発機故の基本的な整備費の高さ、でしょうかね、経済的な理由付けをするのでしたら。

米空軍に引き取られたB747ですが、COIL機に更に空中給油プローブを付けてエアガスステーションで是非(w

Posted by: ぼろねこ2k | Mar 07, 2011 at 12:59 PM

エンジンとかのメンテのコストだって、双発機二匹>4発機一匹なわけで、お客が運びきれないほどにいるなら手持ちの4発機を使い倒すのは悪い話ではないんですよね。747を途中で777を玉突きで挟んだとしても767で同数の置き換えているなら、JALは衰退しましたってのは自明だよなってのもありますね
JALとしてはクラシックジャンボと同じエンジン積んだ767の初期型の淘汰が先って議論もあります

Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Mar 07, 2011 at 03:36 PM

機体規模からすると、B.767 初期型の代替が B.787、という理解で正しいんですかねえ…

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 07, 2011 at 07:19 PM

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