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Feb 06, 2013

三原則

といっても、F-35 のコンポーネント輸出を武器輸出三原則等の例外にするという話ではなくて。

人民解放軍の跳ねっ返り連中が、尖閣絡みなんかで何かやらかしたニュース、たとえば昨日の「レーダー照射」みたいな話が出てきたときの三原則。それが、

  • 焦らず
  • 煽らず
  • 侮らず

「侮らず」を入れたのは、「大したことないよー」と思い込もうとするのも弊害があるなと思ったから。もちろん、その反対に振れても問題があるので「煽らず」も必要。必要以上にカッカしてもいいことない、と。

ただし、これは我々一般市民レベルの話。

実際に東シナ海の現場に出ている自衛隊や海保の人は、ほんとピリピリしながら過ごしてるんだろうなあと思うし、そこで一方的にボコられず、かつ日本側から先に手を出して悪者になることもなく、とするにはどうしたらいいんだろう。と考え込んでしまった今日この頃。

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Comments

>日本側から先に手を出して悪者になることもなく

盧溝橋事件を例にする人もいますね。
今回はまだ一本勝負ありってわけではないですが、有効ぐらいのあったかもしれません。

挑発に乗らずに材料を集めてきた海自の現場の人に尊敬です。命を張ってますな。

Posted by: しまだ | Feb 06, 2013 at 09:57 PM

今回の件、いろいろニュースなどを見ているうちに自分なりの見方が固まって来たんですけれど、どこかで原稿にできないかなー、なんて考え始めてます。原稿にならなかったら blog で書いちゃえ !?

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 06, 2013 at 10:16 PM

イランの無人機撃墜の記事も思ったんですが、テクニカルな観点からわかっていること・推測できること、テクニカルな背景説明ってのは、非軍事誌・紙にも必要なのではないかと。

紙でも電波でもクオリティの高い一般メディアが出てきてほしいです。

Posted by: しまだ | Feb 07, 2013 at 10:46 AM

技術の話もそうですけれど、インテリジェンスの観点も大事。ことに安全保障が絡むと、「発表したこと」より「発表してないこと」が大事だったり、その他の「仕草」が真相を暗示していたり、というのはありがちな話ですし。

ただ、そういう話ってどうしても地味になりがちで、煽り報道とは親和性が悪いんですよね。

イランの無人機の話といえば、あれだけ麗々しく「サイバー攻撃で乗っ取った」「情報の解読に成功した」とブチ上げた RQ-170 の件。これまでのところ、複製して世に出たのはオモチャだけっていうのが、なかなか興味深いところですね。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 07, 2013 at 12:03 PM

>一般向け
今回、NHKが読んだ方が、超プロでした。たまに、専門用語を使う方向に口が滑っていたのは、ご愛嬌。

インターネットのコミュニケーションが発達して、リアル書籍では事態に追いつけないですね。
リアル書籍は、その分腰を据えろってことなんでしょう。

Posted by: いーの | Feb 07, 2013 at 01:45 PM

いざというときに呼んでくる人材という点で、NHK は民報に比べて一日の長がある、と思わされることってあると思うんですよね。常にそうなるかどうかはともかく。

雑誌や書籍は速報性では勝てっこないのだから、腰を据えた分析や見解、あるいはきちんと全体像を示せるようなまとめを示すことができないと、生き残っていくのは大変かも。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 07, 2013 at 02:03 PM

確か、オールドコニーさんも同じような事をおっしゃってましたね。

(速報的な)情報では、読者とライターが同等になったので、上乗せで差を付けないとみたいな意味だったと記憶しています。
実際は、読者の大部分において、専門ライターと読者の情報格差はまだあるのでしょうけど。

Posted by: いーの | Feb 07, 2013 at 02:11 PM

確かに、メーカーなどの記者会見、あるいはその後の立話みたいな形で、情報源の差はありますからね。

これの次のエントリなんかが典型例ですけれど、当たるか外れるかはともかく、自分なりにあれこれ考えてシナリオを取捨選択して… という修練を積むか、他人が書いたものを見て「外れたwww」とバカにしたり「デマだ」とケチつけたりしているだけになるかで、結構な差がつくかも。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 07, 2013 at 04:33 PM

そうですよね、EF-2000のネットワーク戦対応の話も、井上さんが記者会見でツッコんで感触を得ないと分からないわけで、そこらへんは青木さんの芸風では期待できないんで。そういう格差はありますよね。

今、電子化中の航空ジャーナルにある徳永さんのエッセイには、F-16XLがテストパイロット達に嫌われた、稀代の欠陥機とか書いてあったりして、この人の記事の端々は注目すべき事が多い。
こういう、断片情報をクロスさせる考察も、差が付く基になったりすると思うんですが。

Posted by: いーの | Feb 08, 2013 at 10:57 AM

あ、実はその話、突っ込んだのは岡部さんなんです。私も含めて、同じテーブルにいた面々で「ネットワーク戦対応はどうなんだろうねえ」という話が出て、それで岡部さんが質疑応答の時にエニスさんに質問を入れた次第でして。

で、そこでどういう受け答えになったのか、なんていう話になると、生で聴いているのと、それを記事にしたのとで違いが出るのは確かですね。

ちなみに、本館でやっている「今週の軍事関連ニュース」。あれ、基本的には断片情報の膨大な集積なんですけれど、元データを持っている本人ならではのデータ活用術というのがあるんです、実は。その辺はその、商売上のノウハウというやつで… (ゴニョゴニョ)

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 08, 2013 at 03:14 PM

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