« 情報保全とロジック | Main | リニモの走り写真 »

Apr 27, 2013

2013 年 4 月のお仕事・その 4

続いては「丸」。今回は特集の中の二番手記事で「システムが支える F-15J 最新メカ事情」を担当しました。

基本的には近代化改修機の話ですが、基本のおさらいということで Pre-MSIP と J-MSIP の違い (これが近代化改修にも影響してるし)、さらに近代化改修に付随して発生する課題や、予想される戦術面の変化にも言及してます。

そしてブツが世に出てみたら、関賢太郎さんが担当された F-2 の記事と私の F-15 の記事とで、同じことを主張しているくだりが出てきて思わず苦笑。

|

« 情報保全とロジック | Main | リニモの走り写真 »

Comments

 正直、うちのイーグルはあんなにいろんなタイプが混在して、オペレーションやメンテナンスに支障は出ないんだろうかと疑問に感じているのですが。

Posted by: えいじ | Apr 27, 2013 at 10:47 PM

確かにその通りなんですよね。支障とまではいわないまでも手間が増えて、それを現場の頑張りでなんとかしてしまっている姿が目に浮かぶのですが、はてさて…

せめて、航空団単位で仕様を揃えたいところではあります。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 27, 2013 at 11:04 PM

完全な後知恵で恐縮ですが、第3次FXで(スパローの携行に不向きなのは承知で)F-16を採用
80年代後半からF-15のJ-MSIPを導入(F-4EJは完全にJ-MSIPで更新)
みたいな事は出来なかったのでしょうか?

Posted by: メリッサ | Apr 28, 2013 at 01:09 PM

その場合、F-16 ではレーダー誘導 AAM を使えなかったことと、戦闘機の機種がひとつ増えてしまうことが問題になったかも知れないですね。F-16A/B-15 ADF しかスパローを撃てず、それ以外だとスラマーが出てくるまでレーダー誘導 AAM を欠いていましたから。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 28, 2013 at 07:50 PM

当時の説明では、CWユニットを追加搭載するなど、F-16ADFの仕様を先取りしたものになるとの事でしたが。(ID用のサーチライトはなかったと思うけど)
YF-16にスパローを積んで発射試験もしています。

Posted by: いーの | Apr 28, 2013 at 09:38 PM

>井上氏

>戦闘機の機種がひとつ増えてしまう

FIのF-4EJを完全に更新出来ていれば、全てのFSをF-4EJ改に出来ると思ったのですが

>いーのさん

朝日ソノラマの単行本には、F-16のスパロー搭載は飛行性能に問題が出るのではないか?と書いてありましたが、大丈夫なのでしょうか?

Posted by: メリッサ | Apr 29, 2013 at 06:46 AM

現実に、F-16ADFではスパローを搭載していますが?

Posted by: いーの | Apr 29, 2013 at 11:35 PM

F-4EJ 改の FS 転用って、F-X の遅れと関係ありましたっけ。当初から FS に EJ 改を持って行くつもりだったのかどうか、その辺の事情が気になるところですね。

身も蓋もないこと書いちゃえば、「レーガン軍拡の時期で追い風が吹いてるし、予算もなんとかなりそうだから、F-16 には目もくれず、最高の機体 (F-15) ばかり揃える方がいいよね」という判断があっても不思議はなさそう。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 30, 2013 at 04:48 PM

>井上氏

>F-16 には目もくれず、最高の機体 (F-15) ばかり揃える方がいいよね

確かにありそうな話ですよね。

>いーのさん

朝日ソノラマの「日本の空軍力」に出てくる防衛庁の文書に「F-16については、全天候性を付与するためにスパロー・ミサイルを装備した場合には上昇性能、高々度飛行性能、速度性能などに問題が生ずる」と書いてありまして
F-16ADFで特に問題が無いのなら、こういう事で減点なんて、F-16もベストセラー機なのにツイてないな。と前から思っていました

大変、失礼いたしました。

Posted by: メリッサ | May 01, 2013 at 10:25 AM

ADF では普通に翼下パイロンを使っていたと記憶してますが、確か最初にスパロー III の試射をしたときって、主脚扉か何かにランチャーを仮設してませんでしたっけ。その影響 ?

Posted by: 井上@Kojii.net | May 01, 2013 at 09:46 PM

>井上氏

私には「防衛庁はそう判断した」としか言いようがないです。(実際に運用してからでないと判明しないことも、あるでしょうし)

Posted by: メリッサ | May 02, 2013 at 08:43 AM

ちょっと穿った見方をすると、F-16 を買えといわせないために掲げた理由、という可能性も皆無じゃないかも。よくある「自国の運用要求に合わない」という定型句とは違いますけれど。

Posted by: 井上@Kojii.net | May 02, 2013 at 06:21 PM

一つ質問!
「F-2B損耗+T-4後釜…」ということで、現在は米空軍留学でしのいでいる状態ですが、
今後の見通し(特に機材面)はどうお考えでしょうか。
F-35A導入も含めて、シミュレーションだけでは補いきれないものをどう持って行くのか、
かと言って、いきなりF-16B,Dの中古機を入れるようなことも…ですし。
想像は楽しいのですが、近代化改修含めて考えどころかな、と思うばかりです。

Posted by: 担当 | May 03, 2013 at 05:51 AM

F-35 世代の戦闘機乗りには、従来以上に「システムオペレーター」としての能力が求められることを考えると、T-4 後継機の話が出た時点で、ウェポン システムのシミュレーション訓練機能を充実させた LIFT 用の派生型を用意するのが筋かなと。

ただ、それより先に F-35 の導入が始まってしまうので、高等訓練にしろ F-35 への転換にしろ、次の訓練体制が確立するまでは、ある程度は米留で対処するのが現実的でしょうねえ。いまさら機種は増やしたくないから。

Posted by: 井上@Kojii.net | May 03, 2013 at 07:31 AM

>F-16 with スパロー
当たり前の話で、スパローって200kg弱だから、500ポンド爆弾並ですよ。それを二発積んで、CWユニット積んで、BADGEのデータリンク積めば、全部合わせて0.5t強の重量増加。
エンジン推力と対比して5分余分な重量が増えて、性能が落ちなかったらおかしいってもんです。

正直、防衛庁/自衛隊の技術行政における成果云々に対して、私は全幅の信頼を置けないと思っています。
J/APG-1のレーダーに平気な顔で「開発は所期の成果を達成した」と書く連中ですから。

スパローが必要となるBVR空戦において、そこまでの性能が必要だったのか? という点はどうかと思います。領空侵犯対処においては、今でも赤外線誘導ミサイルしか積んでいませんしね。スパローを積むなら、全面戦争でしょ。

Posted by: いーの | May 03, 2013 at 11:04 PM

>YF-16のスパロー試験
航空ジャーナルの別冊に載っていましたが、主脚扉は二分割に改造していました。
その仕様での実用化には、内部の複雑化と、扉ロックの補強が必要になっただろうと推定されます。
(当時のニュースでは、スパロー2発どまりなのが14と15に対して劣る要素としていましたが、暗に航空自衛隊は、スパロー4発、サイドワインダー4発を要求していたかもしれませんね)

Posted by: いーの | May 04, 2013 at 11:39 AM

F-4 に続いて導入する機体のミサイル搭載数が F-4 より少ないなんて、という考えがあっても不思議はなかったかも。今も、F-35 がステルス様態をとったときのミサイル搭載数に物言いをつける向きが見受けられますし。

自国で武器開発を目指している多くの国で、R&D (研究・開発) の部分がそれなりのレベルに達していても、T&E (試験・評価) の部分でキャッチアップするのに苦労する、というのはありそうな話じゃないかと思います。

Posted by: 井上@Kojii.net | May 04, 2013 at 06:48 PM

とはいうものの、F-15にするための「作文」という疑いも捨てきれないんですよね。

Posted by: いーの | May 04, 2013 at 11:48 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/135810/57258227

Listed below are links to weblogs that reference 2013 年 4 月のお仕事・その 4:

« 情報保全とロジック | Main | リニモの走り写真 »