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Jun 12, 2013

売り込み経費

今週の JDW に載っていた、BAE Systems の人のコメントで「ひとつの国に戦闘機を売り込むには、数年の時間と数百万ドルの費用と数百名の人手がかかる」というのが。

確かに、日本向けの Typhoon の売り込みを見ていても、この発言の内容は首肯できるもの。その「数百万ドルの経費」って、当然ながら報道関係者向けの説明会や、広報業務の外部委託なんかにかかる費用も含んでいるのだろうなあ。

あと、航空・防衛関連のイベントに出展すれば、その出展費用だってかかるわけで。

首尾良く受注に成功すればいいけれど、受注できなければ「数百万ドルの経費」は回収できないわけで。モノの単価が高いだけに、「勝てば天国、負ければ悪夢」。しんどい商売であります。

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Comments

売り込み経費の事を考えると、昔、ノースロップやロッキードが悪名を馳せた「権力者を抱き込んで採用をプッシュ」ってのは、効率がいいのでしょうねえ。

今の時代には適合していないのですがw。

(F-11J、N-156FとかF-100Jを導入していたらどうなっていたかは別の話として)

Posted by: いーの | Jun 13, 2013 at 09:42 AM

でも、今でも首相・大臣クラスが乗り込んで相手国の政治家と会談してトップセールス、なんていう事例は多いから、政治絡みの売り込みという点では、案外と変わっていないかも。BAE の記者会見だって、何回も英国大使公邸を使ってるぐらいですし。

そういえば、欧州ビジネス協会のシンポジウムも EU の日本代表部を会場にしてたっけ…

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 13, 2013 at 01:22 PM

 BAEは、トップセールスらしいトップセールスも無かったし、最後の最後まで、どこまで本気なのか解らない、というのがちと足を引っ張ったような気がしますが、ただこの商談の経験は、次に活かされるでしょう。次があればの話ですが。
 次あったっけ?(^_^;)。

Posted by: えいじ | Jun 14, 2013 at 08:12 AM

それでも、Quentin Davis 装備相を送り込んできて英国大使公邸で記者会見、なんていうのはあったんですよ。トップセールスといえるかどうかは、ちと疑問符が付きますけれど。

機種選定とは別のところで、まず会見の冒頭で「BAE Systems とは、こういう会社です」という説明から始めなければならない、知名度や理解度におけるハンデはあったと思います。いまだに BAe = British Aerospace だと思っている人はいそうだし、イギリスの武器メーカーといえば Vickers だと思い込んでる人もいるし。

Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 14, 2013 at 08:21 AM

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