2014 年 2 月のお仕事・その 6
今月の殿は「丸」。周りが大和ネタで熱くなっていそうなときに、ひとりマイペースで (?) ズムウォルトのメカ解説を。
少し前に軍研でもズムウォルトの記事が載ってましたけれど、今回は船体・武器・センサーに加えて主機の話についても、相応に突っ込んでみた次第。ステルス技術の話は、まあ「お約束」ということで基本的なところを。
そして、この記事を書いたのがきっかけで、別のところで新企画を思いついて… (続きはそのうち)
今月の殿は「丸」。周りが大和ネタで熱くなっていそうなときに、ひとりマイペースで (?) ズムウォルトのメカ解説を。
少し前に軍研でもズムウォルトの記事が載ってましたけれど、今回は船体・武器・センサーに加えて主機の話についても、相応に突っ込んでみた次第。ステルス技術の話は、まあ「お約束」ということで基本的なところを。
そして、この記事を書いたのがきっかけで、別のところで新企画を思いついて… (続きはそのうち)
というわけで、2 ヶ月続けて広角ズームレンズを買っているという (爆)
「出目金」こと SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM はキヤノン用で、いまや 430EX II と並んで取材の際の必携アイテムになっていますが、今回はペンタックス用。
ペンタだとボディ内手ぶれ補正が使えるので、ノーフラッシュでシャッタースピードが落ちても、EOS で使うときより踏ん張りが効くのではないかと考えた次第。
実際に試してみたところ、確かに踏ん張りは効くものの、シャッタースピードが 1 桁になると、さすがに無理が出て手ブレしやすくなる傾向が。となると、車内見通しを撮る際の ISO は、せめて 1600 ぐらいにしておかないとヤバそう。
画角の広さはさすがで、このレンジになると 2mm の差でも侮れないなという印象。ただ、歪みは出目金より露骨に出るみたい。
取材に行くときには EOS + 出目金 + 430EX II として、K-5 と 10-20mm のコンビは荷物を軽くまとめたいときがメイン、という使い分けが無難かなと。なんだかんだといっても、やはりフラッシュを使う方が歩留まりは良いので。
その一。「八甲田山死の彷徨 (新潮文庫) 」につけられていた POP。
送信者 ネタ写真 |
大雪のときにこの本を読むなんて、洒落になっていませんがな…
その二。特急乗場に通じる中間改札にあった、常磐線特急の車種変更を知らせる張り紙。
送信者 ネタ写真 |
「E651 系」なんて知らんぞ !
続きましては連載中の「航空ファン」。今月は「爆撃機のミッション システム」がお題です。
爆弾を当てる話は戦闘機のときに取り上げているので、今回は爆撃航法システムの話に重点を置いてみました。道を間違えるのは論外ですが、時間をちゃんと守るのも大事です。
あと、もちろん核兵器がらみの話も。でも、フライトマニュアルを見ても分かるような分からないような… (ぇ
続きましては「Jwings」。いつもの「月刊 F-35」に加えて、特集「航空自衛隊 F-35」のうち「世界中で使われる新戦闘機・F-35 が日本を変える」を書きました。
最初のうちはともかく、後の方に行くとなんだか辛口な内容になってきているのですが、フカシやデタラメは書けませんから。取材した話や自分なりに考えた話をまとめたら、こういう風になったということでございます。
あと、私が関わった記事ではないのですが、「楽しいヒコーキ撮影入門」は良企画。私にも参考になりそう。
初登場。Jtrain (Vol.53 / 2014 年 4 月号) の特集「紙を追う !」で、「北王子線と周辺路線の線路事情」を担当しました。
歴史的経緯もあり、かなりカオスな様相を呈しているのが、隅田川・田端・尾久・駒込・十条界隈の鉄道網。その中を縫って行き来している北王子貨物線は、3 月で廃止。
そこで、単なる撮影ガイドではなく、配線・運行・施設面の見どころなどに焦点をあてて書いたのが、件の記事というわけです。もう配線好きの本領発揮というか、なんというか。
…と思ったら、田端付近の配線図で「山手線と京浜東北線の位置関係が逆」というトンでもないポカを発見。以下の図が正しいものです。
なんで今の今まで気付かなかったのか。申し訳ございません (´・ω・`)
あと、地味なところでは EV-E301 系「ACCUM」の紹介記事にも関わっています。なにせ宇都宮まで現車取材に行っていますし。
目下、仕事部屋を中心にして「あれも要らない、これも要らない」と不要品処分大会を展開中。特に PC パーツや周辺機器は、「さすがに、もうこれは要らんだろ」というものがワラワラと出てきて、冷や汗モノ。
そして、昼寝していた PC が 2 台。
8 日前に「ダイヤの乱れとトイレ」というエントリを上げたのですが、訂正します。
「ダイヤが乱れたら食糧確保」「ダイヤが乱れたらとりあえず用を足しておく」に加えて、「ダイヤが乱れたら満充電」も追加。
よくよく考えれば、安比に行った帰りに東北新幹線が強風抑止になって盛岡で足止めされたとき、ThinkPad T42 の電源が危うくなって、洗面所の電源でチビチビと充電しながらしのいでいた経験があります。だから、これも盛り込むべきでありました。
あと、鉄道じゃなくてクルマだと、天候や道路状況がやばそうなときには、「食糧確保」と「用足し」と「電源」に加えて、「ガス満タン」も必要そう。私はたいてい、半分ぐらいまで減ったら満タンにする主義ですが、半分でもやばいことはあるでしょうし。ことに、動けなくなって暖をとる必要が生じた場面では。
そんなこんなで、ストーブ列車は定刻に津軽中里に到着。実はここで「機回しを撮ってから改札を出て切符を買うべきか、先に切符を買ってから機回しを見るべきか」と思案していたけれど、到着したらたちまち機回しが始まったので、まずはそちらを優先。
送信者 青森撮影旅行 (2014/2/9-10) |
「青森旅行記 (1)」の続き。行けるときにどんどん行きますよー。
654M の青森発が遅れたのは、その直前の下り特急が遅れていて、それと青森の構内で競合が発生したためみたい。ともあれ、その 654M は「N35 + N5 (弘前→)」という組み合わせの 5 連。
関東一帯が大雪に見舞われた翌日の 2/9-10 にかけて、青森に行ってきました。メイン ターゲットは下り「あけぼの」の走り撮影ですが、それだけじゃあんまりなので、津軽鉄道のストーブ列車にも乗ってきました。
ただ、前日が降雪で首都圏大混乱だっただけに、翌日もいろいろ尾を引いたわけで…
続きましては「軍事研究」。
今回は、中国の防空識別圏 (ADIZ : Air Defense Identification Zone。「防空圏」じゃないよ) 設定騒動に絡めて、防空に関わるセンサー機材・指揮管制・状況認識の話についてまとめてみました。
たまたまですけれど、「Jships」でも艦隊防空の話を取り上げているので、防空ネタが続いたことになります。これで防空ネタはひとまず打ち止めですけれど。
今日は、大雪の予報が出ていたというのに「ぷち遠出」をして、さあ帰ろうと思ったら足止めを食うわ、在来線が途中で何回も運転間隔調整の大休止をやるわで、ちょっとした騒動になってしまいました。それでもちゃんと家に帰れたのだから、「大騒動」というほどではないかな。
そこで気になったのがトイレ。新幹線ならタンクが満タンにならない限りは問題ないですが、在来線の通勤電車だとトイレがありません。今回みたいなケースだと駅間での停車は避けると思われるので、とりあえず足止めされても駅のホームにはいるはず。それなら、催しても駅のトイレを借りればいいのですが。んが。
運転間隔調整のための足止めだと、ひょっとすると「トイレに行っている間に電車が出て行っちゃって、次の電車はなかなか来ません」なんて悲劇が起きる可能性があるんじゃないかなあ、と思った次第。
「ダイヤが乱れたら食糧確保」という鉄則がありますけれど、「ダイヤが乱れたら行けるときにトイレに行っておく」というのもアリかも。
今月のトップバッターは「Jships」。「特集『対空戦闘』入門」のうち、「対空戦闘の公式」を書きました。水上戦闘艦の対艦ミサイル対処を想定して、探知可能距離や交戦時の要撃成功率など、いろいろと数式をこね回した記事です。
記事中で使っている表、実は Excel でせっせと計算式を入力してこしらえています。計算式そのものは四則演算だけだから簡単ですが、本文を書く際の条件設定は悩んだところ。
気がかりなのは、この「単純化」と「仮定」だらけの下で出した数字が一人歩きして、金科玉条のごとくに振り回して 2ch あたりにコピペする人が出てくる事態にならないかということ。
冒頭で断り書きを入れている通り、あくまでひとつの「考え方」を提示したものですので、お間違いなきよう願う次第です。はい。
普通、「ground」というと「地面」あるいは「運動場」といった意味で使う言葉ですが、それだと対象によっては、なんかしっくり来ません。 たとえばこんな面々。
ところが辞書を調べてみたら、ground には「根拠、理由」という意味もあるんだそうで、それだとことに軍事情報系のシステムではしっくり来そうです。作戦行動の根拠となる情報を提供する、という意味で。
うーん、まだまだ知らないことがいっぱい。人生、終わりが来るまで勉強だなあ。
以前から「行きたい」と思っていた、本郷三丁目の「味噌煮込罠」(みそにこみん) に行ってきました。
やはり、味噌煮込みうどんは寒いときに食べたいぞ、と思っていたので、冬の間に行く機会ができたのはなにより。真夏に行ったら大汗かいちゃいますけれど、それはそれで面白いかも。
バリエーションが何種類かありますが、もちろん基本の「味噌煮込みうどん」で (800JPY)。
以前に読んだ 1・2 巻の続き。いよいよ盛り上がってきます。といいたいところですが、タイトルとは裏腹にドンパチの場面は少なめ。
でも、この本の本題ってサイバー空間における攻防の部分にあると思うので、それで正解かなと。もう IT 屋のギャヴィン・バイアリーが大活躍で、この小説の主役じゃないかと思うぐらい。
以前の「ザ・キャンパス」のシリーズに比べると、サイバー業界・サイバー攻撃関連のネタを、不自然さのない形で取り込めるようになったなと思いました。例の「マンディアント報告書」を参考にしてるんじゃないか、と思ったくだりもチラホラ。
あ、そうそう。Mk.84 爆弾の制動傘に「ドラッグシュート」ってルビを振ったのはいただけません。これってバリュート式減速装置のことなのでは。
Recent Comments