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Apr 09, 2014

内装材を変えるということ

月曜日の W7 系搬出取材の後で、川重の設計担当者やデザイン担当者と質疑応答をする席を設けていただいていて、その席で私が出した質問とも関わる話なんですけれど。

道南スギ内装の北海道新幹線 幻に JR「木材は使用できない」 (北海道新聞)

面白い企画だと思いますけれど、まだ実績がない素材を鉄道車両の内装で使用しようとしたときに、どれだけの手間がかかるか。そして、すでに設計が固まっている車両で仕様を変更するのに、どれだけの手間がかかるか。それに対する認識が、ちょっと甘かったんじゃないかなあ、と思わざるを得ない話。

JR 北海道でトラブルや不祥事がなかったとしても、よほど早いうちから話を通してリードタイムを確保しておかないと、これは実現できなかったんじゃないかと思う次第。

単に新しい素材に合わせて設計図を引いて、サプライヤーを確保して、パーツリストを変更すればいい、っていうほど単純な話でもないんですよ。

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Comments

↓JR九州-水戸岡さんの事例から言って、企画段階から話を盛り込んでいかないと。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130313/244975/
JR九州で出来たんだから、JR北海道でも直ぐに出来ると思われても・・・。

更に言うと、乗り入れのあるJR東日本にも話を通しておかないとOK出ない、と思ったり。

Posted by: 観音旭光の両刀使い | Apr 09, 2014 at 12:13 PM

しかも、話を通してゴーサインが出ても、その後が大変。試作とダメ出しを繰り返すこと数知れず、なんて事例はわんさとありますからね… E7/W7 だって、大変だったみたいですよ。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2014 at 12:37 PM

2012年に提案ということは、九州新幹線全線開業でN700系の内装が変更されたのを見てから、それなら自分たちも、ということか?
はっきりいって認識甘すぎなんじゃないですか? 木材なんてJR九州は九州新幹線全線開業以前から使いまくっているわけですから、提案しようと思えばもっと前から出来たはずです。
仮にもJRなら、他の鉄道事業者が何をやって利用者を呼び込んでいるかぐらい事前に調査して、丸々コピーを超えた新しい発想を出せるべきなのに。
色々な意味での北のレベルの低さが、再び露になった事例かと。
ホント、こいつらに新幹線をまかして大丈夫なんですかね? 函館までならさほど距離も無いし、東北新幹線の延長ということで、名目は兎も角、実質的に東が運行・管理する形にして、札幌まで延長するまでの間に、新幹線をまかせるに値するレベルになるか様子見ということになりませんかね?

Posted by: きっど | Apr 09, 2014 at 12:41 PM

あ、JR北じゃなくて渡島総合振興局からの提案か。
それでも、JR九州のマネをするなら、もっと前から提案できたはずですけどね。

Posted by: きっど | Apr 09, 2014 at 12:44 PM

北が独自の内装にしようと考えるのであれば、九州のノリよりもむしろ、例の「DSB テイスト」にしようとするのではないか、と思った次第。実は好きなんですよ、JR 北の内装デザイン。

ただ、今はああいう状況だから、独自内装のものを作ろうなんていう余裕、ないかもしれないですねえ…

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2014 at 03:11 PM

この際井上さんが「鉄道アナリスト」として、北海道庁に申し入れを(略。 w

…いや、北海道庁(渡島総合振興局は外局です)のやり口なんて、金は出さない、人も出さない、口だけは出す、しかも自分からは何にも言わず美味しいところだけ拾おうとする。で、お役所なので担当が3年で平気な顔して替わる。
件の記事は「寝言だってもう少しマシだよ…」程度の苦言は言わせていただきます。w

いや、北海道は木材加工に実績あるメーカーは山のようにあるので、本気で打診する気があるなら青函トンネルのレールを増やすタイミングで言えた筈ですからね。振興局はこのタイミングで(しかも内容も精査せずに叩きに乗っていますし)よくもまぁ、新聞社も臆面も無く書けたものだな、と。

JR北は、261の増備で車体傾斜やめるかな、そこまで言うほど意気消沈していますからね。北海道で表立って守ってくれる組織、マスコミが何処にも居ませんから。構造的な問題で一つの会社ではどうにもならないのに。

Posted by: ぼろねこ2k | Apr 09, 2014 at 06:42 PM

ここぞとばかりに叩きに回る人がいれば、内心は擁護に回りたいと思っていても、周囲の空気を読んで躊躇してしまう、なんていうのもありそう。もっとも、そういうのって時間が経って新しいネタが出てくると、スーッと忘れ去られてしまうものなのかも知れませんけれど。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2014 at 07:07 PM

まず最初に、トップ直結で無茶を押し込んでくるデザイナーが成功して社内で誰も文句言えないだけの実績を作るところから始めないと

Posted by: だむ | Apr 10, 2014 at 07:31 AM

ですねえ。特に検修部門を納得させないと、まず話は進展しないでしょうし。

デザイナーと検修と、どちらか一方がごり押ししてはダメで、できるだけ高いレベルで妥協できるよう、双方で模索できれば理想的なのでしょうけれど。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 10, 2014 at 08:31 PM

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