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Dec 01, 2005

自席のスペースと荷物の分量

IT 関連業種にはよくある話ですが、マイクロソフトのオフィスも、一人ずつパーティションで区切られたデスクが並んでいます。サイズは内緒ですが、そう狭くもありません。
(でも、本社に行くと小さいながら個室が与えられるんですけどねー。日本の土地事情じゃ無理ですが)

本部長とか役員クラスとか、よほどえらい人になれば別ですが、普通はマネージャーだろうがヒラだろうが、与えられるスペースは同じです。せいぜい、えらい人や古手の人が窓際に席を置けるという程度の違いしかありません。つまり、スペースが同じなのですから、収容能力も同じということです。

ところがどういうわけか、それぞれのスペースの混雑状況は人それぞれ。モノが少なくてスッキリしている人もいれば、本や書類やコンピュータや、その他なにやら得体の知れないモノに埋もれながら仕事をしている人もいます。

こういう違いが明瞭に出るのが、引っ越しのとき。
たとえば、オフィスの移転では、事前に段ボール箱を用意しておいて「各自で期日までに荷造りしておくように」とやります。少ない人なら段ボール箱が 4-5 個程度で済むのですが、多い人だと 20 個ぐらい積み上げてしまう人も。与えられたスペースは同じなのに、どうしてこんなに差が生じるのか不思議です。
後者のような人が会社を辞めるなんてことになると、その物品の山を整理しなければならないので、とんでもないことになります。何かの用事で徹夜したときに、ちょっと離れた場所で物音がするので行ってみたら、近く退社する某さんが必死になって自席の整理をしていた、なんてこともありました。

かと思えば、オフィス移転の前日、朝の 3 番電車ぐらいで早朝出勤してきて、その日一日だけでパッと荷造りしてしまった豪傑も。ちゃんとできたからいいようなものの、間に合わなかったらどうしよう、とは考えなかったのかしらん…

オフィスの移転がなくても、同じオフィスの中で席を移ることもあります。私は自席の内容をモジュール化していたので、席が移動することになってもパッと移れるのでした。モジュール単位で物品を移動して、PC の電源なんかも計画的に割り当ててましたから。

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