相乗りは速い !?
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて。年末年始は世間並みに実家に帰省してました。普段は何をするにも「世間と行動パターンをずらす」というモットーがあるので、スキーに行くのは平日、遊びに行くのはオフシーズン、という方法を通しているのですが、年末年始の帰省だけは例外です。しかたなく、必死になって指定券を取り、ブタ混み状態の新幹線に乗ります。
年末に安比に行ったときにも、もう冬休みに入った後の時期なので、それなりに混んでいました。といっても、「ランチタイムにゲレ食が満員になる」「ゴンドラの待ち行列ができる」という意味です。昔みたいに「ゴンドラ待ち 50 分」なんていうクレイジーな状況ではありません。
それでも、忍耐力がニワトリ並みで、しかも普段はガラ空きの平日に動いている私は「あ゛ー、行列ができてるよ」と思ってしまうわけですが、実は安比のゴンドラに限らず、多くのゴンドラやクワッドで、相乗りレーン、あるいはシングルレーンと呼ばれるものを設定しています。つまり、グループではない客はそこを通って先回りしてしまい、定員に満たないグループ客が乗り込むときに割り込んで相乗りするわけです。
安比のゴンドラは定員 8 名ですから、7 人以下のグループなら相乗りができます。安比ではさほど積極的ではありませんが、混んでいる週末に Hakuba 47 なんか行くと、リフト係の人がグループの人数をマメに確認して、シングルレーンから人を入れて定員発車を励行しています。こうすると、空席を残して搬器が出ていくことがないので、待ってる人のイライラも軽減できますね。
ところが、先日の安比では人数の多いグループが目立ったのと、スノボやショートスキーを搬器の中に持ち込む (= 定員乗車が難しい) という事情で、逆にシングルレーンの方が詰まってしまいました。まずは通常レーンで待っているグループ客をゴボー抜きして「へっへっへ」となるのですが、その先で相乗りがスムーズに行かなくて詰まってしまい、元の木阿弥。といっても、時間を計測したわけじゃないですが。
ヒトリストにとって、基本的には美味しいシングルレーンですが、たまにはこういう失敗もあるというお話でした。
P.S.
そういえば、リフトやゴンドラの搬器には車輪なんて付いていないのに、どうして「乗車」「降車」っていうんでしょうね。乗るのは「搬器」だから、正確には「乗機」「降機」なんでしょうけれど、人口に膾炙した言葉とはいえないから、駄目 ?
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