これはよいミドルターンですね
何を思ったか、SAJ のバッジテストには「パラレルターン中回り」という種目があります。「大回りと小回りの中間だから中回り」?
といっても、具体的なターンサイズの数字が決まってる訳ではないので、「コース幅をめいっぱい使って大回り、フォールラインに正対して真っ直ぐに降りると小回り、その中間が中回り」て感じでしょうか。
大回りは意外とボロが出やすい種目かも知れません。動きがゆったりする分だけ、ごまかしがきかないからです。一方の小回りも、忙しい上に急斜面で多用するので、これまた難しかったり。そのせいか (?)、個人的にいちばんうまく滑れると思っているのが中回りです。それも、中斜面でトップからぐいぐい切り込んでいくようなやつ。
中回りの場合、フォールラインを過ぎてターンを抜け出すところで、すぐに次のターンの先行動作に入ります。だから、板の向きと正対することを意識しすぎてしまうと、次のターンに入るのが遅れやすいかも知れません。
前に本館の方で晒した動画では、上の方で少しだけ中回りをやり、その後は大回りに移行しています。ターン運動の内容そのものは大回りと似てて、でも動きが速いという感じ ? やってみると、そこそこスピーディです。そこでエッジを立てて切っていくと、すんごく痛快です。
# でも、不慣れなうちは斜度が緩いところでやってね
Comments
私は、ビデオをとってもらったことがないので、
自分がはたしてどんな風にすべっているのか、
よくわからないこともあります。
やっぱり、録画して自分のすべりを見られると、直していくのに役立ちそうですね。
Posted by: umm | Feb 28, 2006 11:48 PM
ビデオと連続写真には、それぞれ違った良さがあるので、できれば両方あると嬉しいです。たとえば、重心移動のスムーズさ加減は動画の方が分かりやすいですし、細かいフォームの違いは連続写真の方が分かりやすいですし。
どっちにしても、容赦なくボロが暴き出されるのは同じなんですけど…
その滑りの良し悪しを瞬時に見分ける、検定員や技術選のジャッジってタダモノではないと思います。競馬みたいに「審議ランプ」ってこともありませんし。
Posted by: 井上 | Mar 01, 2006 06:36 PM