状況を楽しむ
なんだか、今年の冬はメチャクチャですね。バカみたいに雪が降り続くかと思えば、いきなり気温が上がって雪が緩んでしまったり、それだけならまだしも雨がザーザー降ってきたり。どんな極上の雪でも、いったん融けてしまえば「もはやこれまで」。その後に冷え込めばアイスバーン確定です。いったん壊れた結晶は、もう元に戻りません。
でもでもでも。
雪質が極上のときでないと、ちゃんと滑れない… というのも、ちと悲しい話。コンディションが悪いときでもメゲずにコースに出て、チャレンジしてみるのも上達の秘訣じゃないかと思うわけです。実際、ボテボテの重い雪では、サラサラのパウダースノーと同じ調子では滑れませんが、それでも状況適応能力を身につけることで、シーズンを長く楽しめるし、脚前もアップ、と二度美味しいわけです。
雪が重いとスピードが出にくく、かつ板を自分でこねくり回すのが難しくなるので、スムーズな滑りを身につけるのに効果的。かもしれません。だから、気後れしないでいろいろなコンディションにチャレンジしてみるようにお勧めします。吹雪だって、新雪を食うチャンスだと思えば楽しめます。リフトさえ動いてくれれば。
ただねえ。雨だけは勘弁して欲しいですね。だから私は、春スキーの時期になると、天気のいいときばかり狙って出動します。
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