エコノミーホテル (1)
分かりやすく総称する言葉を思いつかないんですが、サービスを簡素化してコストダウンしたビジネスホテルの一群というのがあります。R&B ホテル、東横イン、ロイネットホテルズ、スーパーホテルなどなど。
一度、小樽の某所で大ハズレを引いて以来、私は泊まる場所にはそれなりにおカネをかける主義です (といっても程度問題ですが)。ネグラの快適性は仕事や旅行の良し悪しに直結しますから、いくら安上がりでも、著しく快適性を損なう要因があると忌避したくなります。ただ、以前だと「安かろう悪かろう」だったのが、最近の新興ビジネスホテルの一群は、安価でもそれなりに快適に使えるのも事実。
去年の末に安比に行ったとき、「話のタネに使ってみるか」ということで盛岡の東横インに泊まってみました。それなりの予測はしていたのですが、ひとつだけ想像を超えていたのが部屋の狭さで、さすがにこれにはビックリ仰天。ドアを開けて、細長い通路を奧に向かっていった先の風景がこれ。
たまたま、私が泊まった部屋がエレベーター裏の隙間に押し込んだような部屋だった、というのもあるのでしょうが、特にベッドとデスクの間のくっつき加減は超絶モノです。家庭用のエアコンをそのままつけてあったのにも、ちょっとビックリしましたけれど。
Web サイトの写真で見る限り、ノーマルのシングルルームはもうちょっと余裕があるようです (参考)。
次は、このあいだ ARAI にスキーをしに行ったときに泊まった、スーパーホテル新井・新潟の部屋。普通のシングルではなくて、スーパールームと称するツインルームなのですが、ベッドが二段になっているのがキモです。しかも、それぞれが直交しています。
こんなの初めて見ました。でも、こういうレイアウトにすると圧迫感がないのはよいですね。上段に上がるハシゴと洋服掛けを上手く組み合わせてあるのは良いアイデアです。
スーパーホテル新井・新潟では、部屋が狭いという印象はありませんでしたが、ユニットバスが超絶モノの狭さでした。私はスレンダーだから平気ですが、太ってたら辛そうです。まあ、そういう人は温泉大浴場に行ってもらうということで。
あと、部屋に電話がなかったのも特徴的。でも、携帯電話を持っている人が多いでしょうから、これは大して差し支えなさそうです。
(つづく)
Comments