Daytona の思い出
Daytona といっても 24 時間レースではなくて、Windows NT 3.5 のこと。
Windows NT 3.1 が出た途端に、会社で使っていた仕事用 PC (COMPAQ DESKPRO 66M) の OS を Windows NT に切り替えて、16bit アプリケーションに対して個別メモリ空間割り当てをやって使っていました。
安定性は Windows 3.1 と比べると桁違いでしたが、重さも桁違い。Windows 3.1 ならサクサク動く DESKPRO 66M なのに、Windows NT だとモッサリしてしまいました。それでも安定性の方が大事といってやせ我慢、さらには英語版の Excel 5.0 (32 ビット版) なんてもんまで使い始める始末。
そんな中で Daytona のβが出てきたので使い始めたら、ずいぶんと軽快感が増していたので、ホント感激しましたね。確か COMPAQ の DESKPRO XE か何かで、Pentium/60MHz、RAM が 24MB だったかな ?
Windows 史上、バージョンアップで劇的に軽くなったのは、Daytona が最初、かつ最後じゃないでしょうか。もっとも、軽くなったからといってユーザーにガマンを強いるのでは本末転倒なんで、重くなっても CPU パワーで押し切る方が、往々にして幸せになれるのですが。
Windows NT Workstation 3.5 (Daytona) を見て、発作的に書いてしまったエントリ。
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