工場見学
なにも工場と限定することはないのですが、モノを作っている現場、バラして整備している現場、その他諸々、平素は見る機会がない場所を見学する機会があるとワクワクします。
これまでに、いろいろな会社の施設を見学する機会に恵まれました。ありがたいことです。
ところがどういうわけか、鉄道・自動車・航空機の製造現場は見学したことがあるのに、船舶関係は皆無なのです。変わったところでは、小学生のときに遠足で訪れたミカンの選果場とかピアノ工場とか。製造現場以外だと、某エアラインの機体整備工場。これもなかなか面白かったです。
そういえば、かれこれ 18 年前、学生のときに訪れた川重岐阜工場では、最初の概要説明時に一言。
「ミサイル工場はお見せできません」
そりゃそうですよねえ (苦笑)。
でも、あまり開けっぴろげでも却って心配になりますし、ちゃんと警戒しているぐらいでちょうどいいのです。
Comments
私も工場見学が何より好きですね。普通の観光地より、物作りの現場の方が断然良いです。ただ、残念ながら当たり前のように撮影禁止なのが、無念でなりませんが。
そう言う意味でも、以前いた部署で仕事の合間を縫って、約1年以上かけて作成した現場デジタル写真データベース(定期検査などで分解写真も含む、約3000枚:CD-R4枚組)はいまや大変貴重な物となってしまいました。作成から5年がたった今でも、当該部署だけではなく、本店など各所で重宝されていると聞きます。また、特殊分野のため、規制が厳しくなってしまった今、同じような物はもうもはや作れないとまで言われ、高い評価を受けているのが心の支えです。
ちなみに今日職場に行ったら、いつも食堂で会うお兄さんが、いつもとは違う銃(ただし弾倉は外していた模様)を持っていました(激謎)。
事情は知っていました(ただし絶対に口外できません)が、いつもの通り「お疲れさまです!」と声をかけたら、一瞬いつもの表情に戻って「お疲れさまです!」と返してくれたので、心強く思うのと同時に安心した次第です。
Posted by: へぼ担当 | Oct 28, 2006 03:59 AM
>撮影禁止
残念でもあり、その分だけしっかりと目に焼き付けようとするので良くもあり、というところでしょうか。カメラを持って行くと、どうも撮影にばかり力が入ってしまって、「自分の目で見る」ということが疎かになるような気がいたします。
Posted by: 井上 | Oct 28, 2006 02:17 PM
一昨日、会社の組合の関係で東京ガスの磯子の事業所を見学してきました。実のところウチの会社はLPG使ってますし、会社の仕事にはほとんど関係ないので、場内見学のバスの中ではもっぱらテロリストの視点になって、「最初に制圧するのはこのコントロールルームのある建物だな」とか「この施設を破壊すれば首都圏のガス事情は壊滅するのだな」とか、良からぬ事を考えておりました(笑)。海からすぐに上がってこれるので、あの工場をテロリストが乗っ取るのは至極簡単に思えましたねぇ。(゚∀゚)
Posted by: KWAT | Oct 29, 2006 12:40 AM
そ、そういうコメントをなさるときには、せめて社名と場所は伏せ字にしましょうよ (汗)
Posted by: 井上 | Oct 29, 2006 12:56 AM
>撮影禁止
そのようなところは逆にじっと見るので良く覚えているのですが、場数を踏んで大量に写真を撮っていると、とりあえず状況説明用の物を撮った後「ここぞ」というポイントの所を押さえるのが得意になってしまいます。そのため、「ああ、ここだけでも撮りたい!」と思うのですが、そこがノウハウの固まりだったりする訳で。
あんまりじっと見ていたため、まずいと思われたのでしょうか、広報さんではない「現場の案内補助」の方から「ここのところの様子は口外しないでくださいね」なんて念を押されたことも(大汗)。
>テロリスト目線
ひーガクガクブルブルですが、仕事上そのような目線が要求されたり、自らセキュリティチェックもすることも。また、社内事情通として意見を聞かれることも(汗)。そのため巡り巡って、極めて特殊な職種となってしまいました(大汗)。
正直いやーんな気分ですが、避けられないところでもあるため、極度に警戒しなければならないところで、悩みの種です。
Posted by: へぼ担当 | Oct 29, 2006 05:15 AM
>口外しないでくださいね
ありますあります。しげしげと眺めた後で「見なかったふり~」とか。
川重岐阜では、外の駐機場に P-3C が置いてあったら「そっちには行かないで」と制止されました。格納庫では EC-1 を間近で見られたのに (をい)
というかそもそも、拙宅には横田の基地祭で撮影した米海軍 P-3C の機内写真がゴロゴロしていますよ。
>テロリスト目線
防御策を講じるには、攻撃側の目線を知る必要があるのは事実。コンピュータの世界でも一緒です。両方の立場をコウモリのように行ったり来たりして、なんとも微妙な状況です。
Posted by: 井上 | Oct 29, 2006 12:07 PM
>テロリスト目線
労災目線
http://www.ncopn16-niigata.jp/program.html
Posted by: sionoiri | Oct 29, 2006 04:02 PM
ううむ、そういう目線もあるのですか…
どう res したらいいものかと、考え込んでしまいますた。
Posted by: 井上 | Oct 30, 2006 01:15 PM