« 謹賀新年 (・∀・) | Main | ブッシュと悍馬 »

Jan 04, 2007

美しい国 (?)

私、普段は混雑する時期を避けて動く人ですが、年末年始だけは例外です。混雑する新幹線で帰省して、実家で両親と過ごすことにしています。

当然ながら、大晦日の TV は「紅白」で決定。父親の好みなどにより、年が明けると「ニューイヤー駅伝」「天皇杯サッカー」「箱根駅伝」などとスポーツ中継三昧。それを横目に、雑煮だの、その他のおせち料理だのと美味しいモノを食べまくる生活をするのですが、こんなときに「ああ、やっぱり自分は日本人だなあ」と思います。いくら時代が変化しても、こういう生活までなくしてしまうことはないでしょう。

こんな「日本ならではの伝統」を (いくらか手抜きしつつも) 守ることも、ある種の愛国心というか、「美しい国」なんじゃないかと思ってみたり。「日本人であることが、特別に神聖で誇るべきことだ」などとゴーマンかます必要はないですけれど、逆に日本的なるものを片っ端から否定して回るのも、また大人気ないんじゃないかと。もっと肩の力を抜きましょうよ。

|

« 謹賀新年 (・∀・) | Main | ブッシュと悍馬 »

Comments

私も、正月に実家にいないことは、ほとんどなかったですねぇ。
でもいつか、松明滑走して、正月スキーをするのが夢です。

美しくなくてもいいから、優しい国がいいなぁーと思います。

Posted by: umm | Jan 06, 2007 08:12 PM

年末年始は名目が立ちやすいのですけれど、それ以外でももうちょっと、両親のところに顔を出す機会を作ったほうがいいのかもしれません。

>松明滑走
私はぶきっちょなので、松明なんか持って滑ったら、たちまち転んでしまうかもしれません (凹)

そういえば、「強く、優しく、美しく」なんて校訓を掲げている女子校が某所にあったような。なんて話を唐突に思い出してしまいました (謎)

Posted by: 井上 | Jan 06, 2007 08:37 PM

安比の松明滑走の条件に「2級」が盛り込まれたので、当分私は無理そうです。でも、ハの字じゃだめなのー?

Posted by: umm | Jan 06, 2007 10:55 PM

えっ、「2 級」って最近になって加わった条件だったのですか。
他の人と同じスピードで滑れるようにという理由なのか、ターンサイズが小さいからなのか、松明滑走の現場を見ていないので、よくわかりません。

そういえば、スキースクールでも上級クラスでは「2 級」と条件をつけてるのが普通ですね。


「強く、優しく、美しく」じゃなくて「強く、正しく、美しく」だったような気がしてきました < 校訓

Posted by: 井上 | Jan 06, 2007 10:59 PM

 愛国心も国会答弁ではありませんが、間違っても行政立法府や特定政党・宗教を愛する心ではなく、お正月等の行事や地域、良き習慣など、人間が元来その土地に持っている愛着心を育てるのなら、全く問題ないと考えるところで。野球などの地元代表チームびいきや出身校びいき(これが学閥に至るとやっかいですが<特に教員・公務員には顕著(大汗))などのようにリラックスしていきたいと思うところ。

>校訓
 宝塚音楽学校では「清く、正しく、美しく」と聞いています。ちなみに私の母校(高校)は「紳士淑女たれ!」であり、密かながら誇りにしている次第。

Posted by: へぼ担当 | Jan 07, 2007 08:15 PM

日本だと、生まれ育った土地とか自然とか、あるいはそこに暮らす人々が、「愛着」の主たる対象になると思うのです。でも、アメリカみたいな人工国家だと、「国家」そのものが愛着の対象になりやすいのかなと思っています。
国の出自や歴史によって、「愛国心」の在り様もさまざまなんじゃないでしょうか。

宝塚の校訓はそうですね。大妻の「恥を知れ」なんかも有名です。そういえば「怒るな働け」なんてのもあったな、と思ってググったら、嘉悦でした。

Posted by: 井上 | Jan 07, 2007 09:20 PM

>強く、正しく、美しく

あったあった。
http://www.seien.ed.jp/about/moral.php

Posted by: 井上 | Jan 07, 2007 09:21 PM

>校訓
高校の時は「自敬」「精思」「清純」でした。(…orz)

>伝統行事
自分が子供の頃は、それを楽しむ側でしたけど、大人になってそれを支える側になると、「親って大変だったんだなぁ…」と呟いてみたりします(苦笑)。

Posted by: Takaya Mane | Jan 10, 2007 05:29 PM

>支える側
そうなんですよね。うちでも正月にその話で盛り上がったのですが、父方の祖父のところでは昔、正月というとお年始のお客様が引きも切らなくて、台所では終日 "とんでもない騒ぎ" だったそうです。

Posted by: 井上 | Jan 10, 2007 07:32 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 謹賀新年 (・∀・) | Main | ブッシュと悍馬 »