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January 2007

Jan 31, 2007

凸凹凸凹凸凹…

「びゅう」の「スクール GALA」を利用して、GALA 湯沢で「コブレッスン」を、午前・午後とフルタイムで受講してきました。毎日開講しているのは、実にありがたい話です。平日でもそれなりに受講者がいるので、納得。

最初はお約束で 1-2 コブ目で "発射" してしまいましたけれど、いろいろ足掻いていたら、だんだんと感触が掴めてきました。完走こそならなかったものの、途中まで連続ターンできるようになったのだから、初回の成果としては満足してます。しばらく、あまり厳しくないコブ斜面を見つけてガンガン滑りこんでおこうと思ってます。

そんなわけで、GALA 湯沢のコブレッスン、コブ斜面に挑戦してみたいという人にはお勧めです。基本からしっかり教えてくれますし、この運動音痴の私を、まがりなりにも連続ターンできるところまで引っ張り上げたのですから。

以下、レッスン中に出てきた整地用練習メニューと、「コブの腹を削ってズルズルドスン」する際の個人的備忘録。バンク滑りになるとコブ初心者には荷が重かったので、これはとりあえず後回し。

整地用メニュー :

  • プルークボーゲン。ただし荷重した足と反対側の肩を前に出して、上体をフォールラインに向け続ける
  • ダブルストックを突きながらテールジャンプ
  • ダブルストックを突きながら小回り。板を身体の下から外さないように注意
  • 横滑り → ダブルストックで前方に乗り込みながら切り替え → 反対側に横滑り

備忘録 :
  1. とにかく上体をフォールラインに向け続けるように意識する (←とても重要)
  2. 削るのは、コブの向こう側の腹。雪面コンタクトを維持し続けるように注意
  3. 溝の底に着くか着かないかというところで、上体を斜面の下に落下させる。その際にコブに乗り上げる形になるので、吸収しながら板をクルンと回して切り替える
  4. 乗り上げて切り替える際に、コブの頂上より向こう側にダブルストックを突いて、上体を安定させるとともに後傾を防ぐ
  5. 脚が伸びきってしまうと身動きが取れなくなってアウトなので、とにかく股関節・膝・足首を適度に曲げたポジションを維持すること、かつ上体のかぶり過ぎに注意

※この辺のメモ書きは、後で思い出した追加ネタがあったら書き換えるかも。

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Jan 28, 2007

獅子身中の蟲

「弱小国の戦い」(飯山幸伸著) を読了しました。

ネタバレになるので詳しい内容は書きませんが、どこの国にも「自国を付け狙っている近隣諸国に間違ったファンタジーや親近感を抱いてしまい、結果として外患誘致を引き起こす」手合はいるものなのだなあ、というのが主な読後感です。それが結果として自国の崩壊、あるいは分裂につながる事例が多いものなのですね。

さて、振り返ってみたときに、今の日本は大丈夫といえるんでしょうか。

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Jan 27, 2007

スゴいゲレ食

あれこれ御託を並べるよりも、とにかく写真を御覧下さい。

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白馬五竜・とおみゲレンデにて。ふー、びっくりした。

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Jan 26, 2007

阿部知子事件で再確認したこと

社民党に限らず、民主党や共産党にも似た傾向があるように思えるのですが、万年野党をやっていると、ついつい政府・与党のあら探しさえしていれば満足してしまう… そんなことはないでしょうか。そんなポジションに居続けると、自分たちで何かを立案して提唱するスキル、あるいは自らが危機に見舞われて守勢に立ったときの対応スキルが錆び付くんじゃないかと思います。

たとえば社民党、以前の「"ざまーみろっ" 事件」でも、「辻元秘書給与事件」でも、「拉致疑惑否定論文隠蔽事件」でも、そして今回の「阿部知子事件」でも、守勢に回ったときの対応が稚拙です。まるで、操典に攻撃の方法しか書いてなくて、防禦や撤退の方法をまるで訓練していなかった軍隊みたいです。

野党としての立場から与党のあら探しをして攻撃するだけの立場って、ある意味、楽だと思うんですよ。でも、それしかできない党に政権を任せたくはありません。それに、たまたま不幸なことにそれが実現してしまったタイミングで阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生してしまったのは、日本憲政史上有数の痛恨事なのかもしれません。

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Jan 25, 2007

阿部知子事件の本質

本館でも書いた阿部知子事件ですけれど、さらにいろいろな話が発掘されてきて、ちとゴチャゴチャしている感じもあります。そもそもの騒動の発端になった発言について問題点を整理すると、以下の 2 点に収斂するのかな、と思いました。


  • 震災当時、最高責任者たる内閣総理大臣は社民党の村山富市氏だったというのに、そのことについて知らん顔を決め込んだ「お前がいうな問題」
  • 自衛隊批判のために阪神淡路大震災とその被災者をダシに使った、とてつもない節操のなさ

もちろん前者も問題なんですが、目的のためなら手段は選ばずという後者の方が "罪が大きい" のかなー、と思ったりもします。さらに、サイトが炎上して焼け落ちるときの典型パターンを地で行っている「対応のまずさ」や、後から発覚した以前から問題になっていたのが誘爆する形で露見したセクハラ事件がらみの件なんかが、特大級の燃料を投下しているという感じでしょうか。

社民党って、過去の大物や先輩を批判してはならない、という内規、あるいは不文律でもあるんですかね。そんな政党が「思想信条の自由」を旗印にして何か主張しても、正直いって信用したくないです。はい。

追記 (2007/1/26)
阿部議員の秘書 blog が炎上 (という言葉は不適切かも) したときに寄せられたコメントは「全消し」されましたが、やまめさんのところでサルベージされています。見るのも辛くなるような言葉が並んでいますが、これが現実なのです。その現実から目を背けて全消しした秘書、それを承知していたであろう阿部議員は、さらに「してはならないこと」をしてしまったといえるんじゃないでしょうか。

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Jan 22, 2007

ブームに頼るな

「あるある」で納豆ダイエットを取り上げたせいで、納豆業者に注文が殺到。と思ったら、やらせ発覚でキャンセルが相次いで業者が悲鳴、なんだそうです。

今回のはちょっと極端ですけど、以前にも「ナタデココブーム」に乗っかってフィリピンで増産体制を取ったのに、ブーム終焉で生産能力過剰、現地はさんざん、なんてことがありました。

やはり、対象が何であれ、所詮ブームは一過性のもの。それに頼ってしまい、ブームがずっと続くと思っちゃいけません。スキー業界でもときどき、かつてのブームを懐かしむ声があるようですけれど、ブームを仕掛けてもいずれは終わりが来て、その後に反動でもっと酷いことになるんじゃないでしょうか。


ついでに、冗談になってない冗談をひとつ。

納豆ダイエットはヤラセ

納豆では痩せない

NATO は痩せない。もっと拡大する

カナダの先生が怒る

(゚Д゚) ウマー

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Jan 21, 2007

実名主義には無理がある

以前にトラバを頂戴した「孤高」さんの最近のエントリで、

「(フリーメールではない) メールアドレスや自分の Web サイトの URL を明らかにせず、匿名で批判を書いている人かいるのは怪しからん」
という主張をコメント欄で展開している人がいるようです。

でも、ここのところ一挙に盛り上がっている、社民党・阿部知子議員のオイタ発言は、議員という立場も自身の名前も明らかにして、本人の文責としてなされたものなんですよね。「実名主義の優越」を主張するオーマイニュースの鳥越編集長にもいえることですけれど、どちらも実名で書くということを過大評価しすぎ。

実名だろうが匿名だろうが、オイタをする人はするんです。逆に、しっかりした知識や識見がある人なら、実名でも匿名でも、ちゃんとしたものを書けます。政治家やその他の著名人の失言だって、みんな実名でやってるじゃないですか (笑)

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Jan 20, 2007

どっかーん

さっき体重計に乗ってみたら、「体重 45.9kg、体脂肪率 5.9%」だって…
昨日、ハッスルして身体を動かしすぎたかも。

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Jan 19, 2007

日本は NATO との連携強化を

いきなりタイトルで結論を書いてしまいましたが、そういうことです。
もっとも、地理的な位置関係を考慮すると、NATO "加盟国" になるのは難しいでしょうけれど。

日独伊三国同盟の場合、地理的に隔絶していて直接の行き来が難しい相手と「三軒長屋入り」をしてしまったのは、どうみても失敗です。でも NATO の場合には太平洋を挟んだ同盟国・アメリカがいるので、事情がまるで違います。故に、三国同盟と絡めて NATO への接近を批判するのは、的外れもいいところでしょう。そういう主張をしている人がいるかどうか分かりませんが、一応、予防線を。

冷戦期には、NATO といえば「西欧をソ聯軍の侵攻から防衛する組織」と言い換えてもよかったのですが、冷戦終結後には、そんな定義は当てはまらなくなってきています。"Operation Allied Force" を初めとしてバルカン半島で紛争に介入する、最近だとアフガニスタンで ISAF の指揮権を担当する、といった具合に、活動範囲は過去の枠組みをはるかに超えています。

そうなってくると、平和維持活動その他で自衛隊が NATO 諸国と関わる機会が増えるだろうと思われます。そして、アメリカ以外の国とも付き合いを広げられる (結果として視野を広く持つことができる) というメリットもあります。さらにいえば、NATO が実施している演習や作戦行動にオブザーバーを送り込むぐらいのことをしても、絶対に損はないはずです。NATO が地中海でやっている "Active Endeavour"なんか、日本の近所で洋上阻止行動を発動することになったら、きっと参考になるんじゃありませんか ?

余談ですが、もしも NATO に加盟することになった場合、国防予算を対 GDP 比 2% ぐらいまで引き上げるように求める話がセットになる可能性が高いと考えられます。東欧の新規加盟国がコミットしているのが、おおむねこの水準なのですね。

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Jan 17, 2007

1 月 17 日というと

…思い出すのは、1991 年の「湾岸戦争」と、1995 年の「阪神淡路大震災」。
でも、個人的にはもうひとつあって、MSKK の面接 (1 回目) を受けた日 (1992 年)。なにせ日付が覚えやすいので、忘れません。

何かの本で、「大事件のニュースを聞いたときに、自分がどこで何をしているかを覚えている人が多い」って書いてあったけれど、それって本当かも。その本で例示していたのは、アメリカにおける「ケネディ暗殺」と、イギリスにおける「フッド沈没」だったけれど、日本でこれらに匹敵する大事件というと、何でしょうね。

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Jan 16, 2007

「落選運動」の間違い

昨日、ポストにどこかの革新系政治家が撒いたビラが入っていて、「石原知事は怪しからん」とわめく内容だったので書きたくなった話。

カナダの先生なんかも「石原知事の落選運動」とやらに手を染めているみたいですけど、この手の運動って、ひとつ大きな勘違いをしていると思います。それは、「選挙とは基本的に、複数の候補者の中からもっとも票を取った人が当選する制度である」ということ。

つまり、誰か気に入らない候補者がいて、その人を落としたいのなら、もっと競争力のある候補者を出すことにエナジーを使えよ、ということです。石原知事が嫌いだから落としたいと主張するのは自由ですけど、他に投票したくなるような候補者が出てこなかったら、話にならんでしょう。現職にケチを付けるヒマがあったら、現職を越えられるような候補者を探すとか、カナダの先生が日本に舞い戻って自ら立候補するとか (木亥火暴)、もっとするべきことはあるでしょうに。

こういうのって、相対的なモノの見方と絶対的なモノの見方を勘違いしているといわざるを得ません。

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Jan 13, 2007

ちょっと嬉しいロングターン

白馬五竜に行って、EN 写真工房の中村さんに連続写真を撮っていただきました。その中から、比較的まともだったロングターンの連続シーケンスを載せちゃいます。サイズの関係で、画がちょっと小さいのは御勘弁。

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Jan 10, 2007

軍事英語入門 VI (TDY と Det)

TBS が (もともとのソースは AP らしい) 「F-22A の沖縄配備」なんてことを報じていますが、米空軍が発表している F-22A の "配備" 先は、実戦部隊では Langley AFB (VA)、Elmendorf AFB (AK)、Holloman AFB (NM)、Hickam AFB (HI) の 4 ヶ所だけです。第一、嘉手納は F-35 の配備先として真っ先に名前が挙がっている場所で、これでは整合性がとれません。

現時点で実働可能な体制にある F-22A 部隊は、第 1 戦闘航空団 (1st FW。Langley AFB, VA) 麾下の 2 個飛行隊だけで、これから Elmendorf AFB の第 3 航空団 (3rd WG) に配備が始まるところです。ですから、嘉手納にやってくるとすれば前者しかありません。

この件では、機数が 1 個飛行隊に満たない端数 (12 機)、人員もわずか 250 名と少ないのがミソです。
このように、飛行隊の一部 (半個飛行隊・8-12 機程度が多い) を一時的に別の基地に展開させるのは、「配備」ではなくて「一時派遣任務」(TDY : Temporary Duty) といいます。派遣期間が終わると母基地に帰ります。

恒久的に展開するけれども母基地は別、というときには「分遣隊」(Det : Detachment) といい、1 個フライト (4 機) から半個飛行隊程度の規模になることが多いです。親部隊の名称に「Det.○○」と付けた表記になり、「○○」の部分には展開先の基地名、あるいは数字やアルファベットが入ります。

ぶっちゃけ、今回の TBS の報道では単なる TDY を「配備」と表現しているところに、ちょっとした悪意を感じるわけです。別に嘉手納の第 18 航空団 (18th WG) が F-22A に機種改変するわけではないのですから、厳密にいうと誤報です。

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Jan 06, 2007

ブッシュと悍馬

ブッシュといっても合衆国の大統領じゃなくて、スキー用語で雪の上に突き出した草木なんかのことです。草木ならまだしも、石や土が出ているところをうっかり滑ると、板の滑走面 (ソール) に傷がついてしまいます。

昨日・今日と夏油高原で滑ってきました。ブッシュがほとんど出ていないという恵まれたコンディションでしたが、DEMO 9 3V を乗りこなすのに、ちょいと苦労してます。

というか、この板は正しい位置に乗っているとちゃんとコントロールできるのですが、ちょっと後傾気味になるとテール側のエッジが噛んで走り出すので、コントロールが難しくなって "発射" しそうになります。買ったままの状態で滑っていたときにはもっとマイルドだったような気がするのですが、しっかりエッジを研いでもらったら悍馬に化けました (おい) でも、これが本来の姿だと思うと、「なにくそ、やっつけてやるぞ」と闘争心が燃え上がります。昨日はまだグダグダでしたが、今日はだいぶ自在に操れるようになりましたし。残る課題は急斜面。

もう 1 台の FISCHER AMC600 だと「乗りこなしてるぞー」といえるんですが、DEMO 9 3V だと、まだ「板に乗せられてる」感じが残ってます。なにせ "ザ・カービングマシーン" ですから、トップコントロールで切り込んでいくと素晴らしいのですが、それだけじゃマズいので。もっと2 修練しないと。

その DEMO 9 3V、昨年暮れに安比に行ったときにブッシュの上を滑ってしまい、ソールにいくつも傷がついています。そこでとうとう、こんな替え歌を作ってしまいました。

♪ソールの傷は年末の~
♪ブッシュだらけの爪の跡~

板を外したとき、板を出し入れするとき、ホットワックスするときなど、いくつも傷がついた滑走面を眺めては悲しい気分になります。とほほ。

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Jan 04, 2007

美しい国 (?)

私、普段は混雑する時期を避けて動く人ですが、年末年始だけは例外です。混雑する新幹線で帰省して、実家で両親と過ごすことにしています。

当然ながら、大晦日の TV は「紅白」で決定。父親の好みなどにより、年が明けると「ニューイヤー駅伝」「天皇杯サッカー」「箱根駅伝」などとスポーツ中継三昧。それを横目に、雑煮だの、その他のおせち料理だのと美味しいモノを食べまくる生活をするのですが、こんなときに「ああ、やっぱり自分は日本人だなあ」と思います。いくら時代が変化しても、こういう生活までなくしてしまうことはないでしょう。

こんな「日本ならではの伝統」を (いくらか手抜きしつつも) 守ることも、ある種の愛国心というか、「美しい国」なんじゃないかと思ってみたり。「日本人であることが、特別に神聖で誇るべきことだ」などとゴーマンかます必要はないですけれど、逆に日本的なるものを片っ端から否定して回るのも、また大人気ないんじゃないかと。もっと肩の力を抜きましょうよ。

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Jan 01, 2007

謹賀新年 (・∀・)

今年も、本館ともどもよろしくお願いいたします。

mixi 日記に書き込みしようとしたらサーバエラーになってしまったので、そっちは朝になってから (やれやれ)。

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