ブッシュと悍馬
ブッシュといっても合衆国の大統領じゃなくて、スキー用語で雪の上に突き出した草木なんかのことです。草木ならまだしも、石や土が出ているところをうっかり滑ると、板の滑走面 (ソール) に傷がついてしまいます。
昨日・今日と夏油高原で滑ってきました。ブッシュがほとんど出ていないという恵まれたコンディションでしたが、DEMO 9 3V を乗りこなすのに、ちょいと苦労してます。
というか、この板は正しい位置に乗っているとちゃんとコントロールできるのですが、ちょっと後傾気味になるとテール側のエッジが噛んで走り出すので、コントロールが難しくなって "発射" しそうになります。買ったままの状態で滑っていたときにはもっとマイルドだったような気がするのですが、しっかりエッジを研いでもらったら悍馬に化けました (おい) でも、これが本来の姿だと思うと、「なにくそ、やっつけてやるぞ」と闘争心が燃え上がります。昨日はまだグダグダでしたが、今日はだいぶ自在に操れるようになりましたし。残る課題は急斜面。
もう 1 台の FISCHER AMC600 だと「乗りこなしてるぞー」といえるんですが、DEMO 9 3V だと、まだ「板に乗せられてる」感じが残ってます。なにせ "ザ・カービングマシーン" ですから、トップコントロールで切り込んでいくと素晴らしいのですが、それだけじゃマズいので。もっと2 修練しないと。
その DEMO 9 3V、昨年暮れに安比に行ったときにブッシュの上を滑ってしまい、ソールにいくつも傷がついています。そこでとうとう、こんな替え歌を作ってしまいました。
♪ソールの傷は年末の~
♪ブッシュだらけの爪の跡~
板を外したとき、板を出し入れするとき、ホットワックスするときなど、いくつも傷がついた滑走面を眺めては悲しい気分になります。とほほ。
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