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May 18, 2007

空前のともしび

http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-May/013503.html
より。

辺野古の自衛隊投入は独裁軍国主義国家することで、反対する非暴力な市民への不当威嚇、弾圧だと思います。 日本の民主主義は、空前のともし火であり、軍隊が国民を守らない、というのを目の前に見せつけられた思いです。

日本の民主主義は沖縄において、前例のない勢いで燃えさかっているようですよ ?


追記 (2007/5/19)
この件で、海中で作業しているダイバーからレギュレーターをもぎ取った反対派がいた、という報道があったそうです (ネタ元 : 週刊オブイェクト)。えーと、「反対する非暴力な市民」って、誰のことでしたっけ ?

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Comments

こういう人たちの脳内ではどらまちっくな現代史が展開しているのでしょうねえ……ちょっとうらやましいかも。

Posted by: なかた | May 19, 2007 12:44 AM

ここは何処かの国と違いますから、何を主張するのも御自由なんですけれど、せめて日本語ぐらいはまともに書いてもらいたいなあと思いました。はい。

Posted by: 井上 | May 19, 2007 11:45 AM

 沖縄タイムズ(大本営発表とも言うな(ヲ)等からひっぱると
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705191300_01.html

 だそうですが

> 現場海域で、作業監視のために潜水した市民団体の平良夏芽さん(44)は「海保こそ、エンジン付きのゴムボートをダイバーの真上に通過させるなど、危険な行為を繰り返していた」と指摘した。

 船外機付きのゾディアックだったのは写真で確認しましたが、一つ、そのダイバーは何のためにそこにいたのかと言う辺りがねえ・・・
 まさかその仕返しとばかりにレギュレータを外したってのかしら、と言うか、そんなことで正当化できるのかよ。

http://www.kyokiren.net/_info/0507/zenkoku_okinawa
>辺野古のたたかいの原則は、沖縄の武器なきたたかいの財産の蓄積に則り、完全非暴力の座り込みです。政府に対しての不服従と抵抗と勇気こそ、私たちの完全非暴力のたたかいであります。

http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2007/05/post_d600.html#comments
>このブログでは「革命的暴力」については積極的に容認する立場にあることは皆さん「理解」してもらっている前提の中で、辺野古現地の闘いは徹底的に「非暴力」を貫いていることを伝えたい。
>非暴力は、単に相手に暴力をふるわないだけでなく、「言葉による暴力」もいけないと徹底してます。環境調査を行なう作業員さん達に対しても、罵倒されても罵倒しないということが徹底されています。電話・FAXの抗議等を行なうにあたっても、それを徹底しようと呼びかけられています。』

 レギュレーターを外すのは明らかに実力行使で暴力の一種です、ありがとうございました。

Posted by: ooi | May 20, 2007 07:26 AM

意図的なのか、それともうっかりなのか判断致しかねるところですが、「海保こそ~」のフレーズは案外と重要かと思われます。

世の中が思い通りに動いてくれなくて焦燥感が強まっている「そっち系」の人達と、暴力的体制転覆を企図する過激派との結びつきが一気に強まる可能性を懸念した方がいいんじゃないか、と考える今日この頃です。はい。

Posted by: 井上 | May 20, 2007 12:45 PM

>過激派との結びつき
 元々あり(特に沖縄)、単に公然化していなかったことと、メディアが伝えなかっただけ、と考えていますが、何か。<マテ
 昔ならともかく、現在ではそのような結びつきが公然化することは、自滅行為以外の何物でもないでしょう。下手をすれば成田闘争のようにグズグズになる可能性もありますが、その可能性は少ないでしょう。その場合は普天間の返還が遅れるだけ。いずれにしても沖縄にとっては部のない話です。
 単なる反対運動ならともかく、如何に沖縄メディアが偏向していたとしても、長い目で見て過激派の公然活動に賛同が集まるとは思えません。また、その実態は徐々に、時間はかかるかも知れませんが、広まっていくでしょう。これは成田闘争で実証済みの話。
 一方、取り締まる側にとって見れば、強制排除・徹底的な取り締まりの根拠が与えられる訳で、「自爆テロ」ならぬ「自滅テロ」と表現したのはそう言う意味であって。はい。

Posted by: へぼ担当 | May 20, 2007 02:27 PM

あ゛ー、人がせっかくオブラートをかぶせて控えめに書いていたのに、なんとゆーことを (マテ)

理詰めで考えれば御指摘の通りなんですけれど、なにせ理詰めで物事を考えるのが苦手な人達ですから、世の中が思い通りに動かないとなったときに、「平和的暴力」(なんもこっちゃ) が暴発するんじゃないか、と心配でなりません。「市民が権力に立ち向かうのは正しい暴力、権力が市民に行使するのは間違った暴力」ぐらいのことは本気で信じ込んでいそうですし。

Posted by: 井上 | May 20, 2007 04:17 PM

>「平和的暴力」(なんもこっちゃ) が暴発
 確かに仰るとおりですね。反対派がどのようになろうと私個人が関知するところではありませんが、人的被害が発生するのをもっとも恐れるところでして。<マジにシャレになっていないように思いますが。
 ただ、本当に発生した場合、これが究極の「自滅テロ」になるのでしょうね。その場合の沖縄の反応が試されるように思います。下手をすれば時計が30年以上前に戻るのかも知れませんが、それは沖縄の人々の民主主義における責任と選択。さて、どうなるでしょうか。

Posted by: へぼ担当 | May 20, 2007 04:44 PM

本筋には関係ないですが
「風前の灯火」でググったら97,700件ヒット。引っ掛からないと思いつつ「空前の灯火」でググったら、それでも741件ヒットしました。
こういう皆さんは「史上空前」とか「空前絶後」とかの意味も解らないのかも…(--;)。

Posted by: Takaya Mane | May 20, 2007 06:16 PM

>自滅テロ
早い話が、「基地 or 自衛隊にまつわることなら何でも反対」というだけなんですよね。どうやって日本の安全と繁栄を維持していくかという *現実的な* グランドデザインを欠いているところが、最大の問題点であり、広範な支持を得られない理由でもあるかと。
そのことを無視して「とにかく我々が正しい。それを通すためなら何をやってもいい」といわんばかりの行状を続けるのは、本当の平和主義者にとって大迷惑な話です。これはリアリズムです (マテ)

>空前
そのうち「史上風前の憲法 9 条」といいだす、に 100 ペリカ (マテ)
ついでに書くと、「独裁軍国主義国家することで」だって、相当にヘンな日本語です。

Posted by: 井上 | May 20, 2007 06:31 PM

>空前の灯火
森を伐って火を放ち夜間爆撃機を照らしたと言う…ネタがあったな。東部戦線もの架空戦記。実話なら、「そらのまえ」だし、「しじょうくうぜん」。

Posted by: sionoiri | May 20, 2007 06:33 PM

つ 座布団三枚

爆撃機を照らすのが目的でなければ、WWII のイギリスで、スターフィッシュ作戦というのがございましたが。

Posted by: 井上 | May 20, 2007 06:52 PM

 あっはっはっは、現場海域で、作業監視のために潜水した市民団体の平良夏芽さん(44)は実にご立派なプロ市民でいらっしゃいました。
http://ja.wikinews.org/wiki/%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E7%A7%BB%E8%A8%AD%E3%81%AB%E4%BC%B4%E3%81%86%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%82%92%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E3%81%97%E3%81%9F%E7%89%A7%E5%B8%AB%E3%80%81%E9%80%AE%E6%8D%95

 何ともまあ、ご立派な市民団体幹部でいらっしゃるようです。

Posted by: ooi | May 20, 2007 10:14 PM

海自の EOD が、レギュレータを外されるような状況まで厳しく訓練していたのは、こういう事態に備えてのことじゃなかったハズなんだけどなあ…

辺野古が「第二の三里塚」になりそうで不安です。はい。

Posted by: 井上 | May 20, 2007 11:02 PM

うわー、別のところでもいい加減なことを書いている人がいるのでメモ。

ttp://d.hatena.ne.jp/azamiko/20070518
>朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク爆撃・・・。
>沖縄の基地から出撃しているそうだ。

イラクに向かう爆撃機が沖縄から発進してたっけ ?
デタラメを書かれては困りますなあ。

>沖縄が陥落して以後、本土への空襲も。
>原爆投下も。
>(帰りに沖縄で給油をすることなしにはありえなかった)

エノラ・ゲイは、広島からテニアンに直帰してますが何か。
ボックス・カーが沖縄に降りたのは、視界不良なんかであちこちしているうちにガス欠になったせいで、当初は沖縄に降りる予定はなかったというのに。(当事者のスウィーニーがそう書いておる)

正しい話を持ち出して批判するならまだしも、ウソはいかんですよ、ウソは。

Posted by: 井上 | May 20, 2007 11:35 PM

 ああ、ROMしてるさるBLOGで活動家を弁護しようと暴れてますねえ、この人。

Posted by: ooi | May 21, 2007 01:16 PM

面白いのは、「事実関係がハッキリしていない」という人はいても「そういう事実はない」と言い切っちゃう人がいないことでしょうか。当事者からして、明確には否定していないみたいですし。

検索キーワード「活動家」でヘンなのがやってこられても困るから、

三舌重力家

って書こうかなあ (ばかもん)

Posted by: 井上 | May 21, 2007 01:20 PM

>三舌重力家
舌は二枚で十分です。民団にいる北のヒトだけど公安とズルズルとか、キューバ系の左翼のベトナム反戦運動家のFBIのモグラの振りをしたGRUのアセットとか、「モニンボ@早川文庫」みたいな話はザラでしょうが.
「さんした」なら「三下」でも、語義に狂いは無いかも…

Posted by: sionoiri | May 21, 2007 06:31 PM

GRU だけにグルなんですね。

…お後がよろしいようで。

Posted by: 井上 | May 21, 2007 09:10 PM

 ・・・誰が上手い事言えと(^^;

Posted by: ooi | May 21, 2007 10:04 PM

自分が良く見ているきっこのブログで、レギュレーターを外したのは、自作自演だと主張してます。どっちが本当なんでしょうか?
自作自演だとすればちょっとセコイという印象ですが・・・。

Posted by: 市左衛門 | May 24, 2007 11:08 PM

個人的には、海中でもみ合ったときにレギュレータに手か何かが当たったために、外れた (or 外れそうになった) というのが、真相に近いんじゃないかと思うのですけれど。

反対派が「やってない、潔白だ」と明言していませんから、まるっきり平穏だったということはないのでしょう。本当に何もなければ、ビデオのような物証があろうがなかろうが、潔白をガンガン主張するのが筋というものです。それをしないのは、できない事情があるのだと思われても致し方ありますまい。

でもって、反対派が「殴る蹴る云々」ということをいっているようですけれど、海中で陸上と同様に殴ったり蹴ったりするのは、物理的に無理です。とはいえ、こういう文言が出てくるということは、海中でなにがしかのもみ合いがあったと見ていいんじゃないかと思うわけです。

となると、意図的かどうかはともかく、もみ合った際にレギュレータに累が及ぶようなことがあっても、不思議はないんじゃないでしょうか。

Posted by: 井上 | May 25, 2007 12:09 AM

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