売れてもらっては困る ?
例の、ホホイ語氏の「反戦軍事学」について、amazon に出現した書評。
罵詈雑言の多さが、逆にこの本の価値を証明している。買おうかどうか迷っている人は、下にずらっと並んでいるレビュワーが、なぜこれほどまでに熱心に叩きたがるのかを考えてみてほしい。タカ派にとって売れてもらっては非常に「まずい」本であるからこそ、です。
ふー、びっくりしなかった。これ、ほんとなのかなあ。
この本のコンセプトはともかく、内容が「○○学」としての体を成していないことは以前にも指摘しましたし、内容に間違いが多いという指摘も多々あります。つまり、この本を手にして、その内容を信じ込んでしまった反戦派の人は、「熱湯浴との議論に勝つ」どころか、むしろ「竹槍持たされてバンザイ突撃」という事態になります。いってみれば、これは「熱湯浴に塩を贈る本」という結果になってしまっているのですね。
だから、右派の立場からすれば、論敵を弱体化させる「反戦軍事学」というのはありがたい本である、ということになってしまうわけで、アマゾン太郎氏のレビューは的外れもいいところじゃないのかなあ。と思うのです。
どっとはらい。
Comments
ただこの論調、mixiの書評レビューで鷲○が書いているものと全く同じなんですよね。
・・・犯人は奴か。
Posted by: JSF | May 14, 2007 05:05 PM
そういえば、そのあたりは確かに似てますね。
上で引用した文面、最初は「である」調で書いたものを、後からとってつけたように「ですます調」に手直しした感じもあります。この辺はなんとなくホホイ語氏の風味にも感じられますが、にんともかんとも。
Posted by: 井上 | May 14, 2007 05:31 PM