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September 2007

Sep 29, 2007

調布市花火大会 '07

わけあって「花火の写真」を撮る必要があり、α-sweet Digital と AF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6 を抱えて、調布の花火大会に行ってきました。

朝から天気が悪くて「どうなることか」と思ったのですが、幸い、開始前に小雨がちょっとぱらついた程度で済みました。しかも、会場とは対岸の稲田堤側に開始 2 時間前から乗り込んで、京王線のガード下に陣取ったので、多少の雨なら平気という布陣。電車が通る度にうるさかったですけど。

白状すると、花火の写真って初めて撮ったんですが、面白かったです。ハゼるタイミングを把握するのが難しくて、それを外すとまことにみっともない写真になってしまうのですけれど。

比較的、まともに撮れていた奴を晒すので、御笑覧ください。ただし、1 枚を除いて、mixi のフォトアルバムに上げたのと同じです。

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Sep 28, 2007

核拡散すると通常兵器は無駄 ?

核拡散が進んでいて、通常兵力の拡充に意味がなくなった。また、開戦はすぐに人類の絶滅につながるため、その方法は取れなくなった。(クイナハウス: 軍備はムダ)

一旦戦争が起これば、エスカレートして、簡単に絶滅に至るという現実を貴殿は理解していないようですが、武装推進される方々は、あまりに楽観的過ぎるのです。
通常兵器のみの使用で収まると考えるのは、楽観的過ぎます。膠着状態となり互いに被害が大きくなり、もう勝ち目がないとなれば、核を使うでしょう? これはそもそも鶏と卵だということに気付いてください。(クイナハウス 荒らし対策)

あのね、核兵器があれば通常兵器は無意味、あるいは不要っていうのは、1950 年代の発想ですよ。そんなもん、ベトナム戦争があった時点で突き崩されてます。21 世紀にもなって、なんだってまた、こんな時代錯誤なことを主張なさるのでしょうか。むしろ、核兵器による相互確証破壊理論が確立しているからこそ、全面核戦争にならないという前提の下で通常兵器を安心して使いまくれる状況にある、といってもいいぐらいなのに。

第一、核兵器というものがこの世に登場して 60 年ばかり経ちますけれど、その間に戦争がなくなったかというと、正反対。その時点でもう、「核拡散 → 通常兵器不要」という理屈は成り立たないというのに。それに、戦争がエスカレートして核兵器を使いそうになったけれど止めた、という事例ならありますが、実際に使った事例はないですよ。存在しない事例を根拠にされてもねえ。

そもそも、核兵器といえども目的地までデリバリーして起爆させなければ意味はないので、デリバリーする手段があって初めて、核兵器に存在価値が出てくるんです。核兵器の開発に手を染めた国がおしなべて弾道ミサイルにも手を付けているのは、そのせい。
第二次世界大戦でも、B-29 があったからマリアナから日本に原爆攻撃をかけられたので、B-17 や B-24 じゃ搭載量の面でも航続距離の面でも無理。爆弾だけじゃなくて、デリバリーする手段がないと駄目、という一例。

いいかえれば、核弾頭のデリバリー手段を潰すことで、結果として敵国の核兵器を使いづらい状態に追い込むことは不可能じゃないんです。その考え方の延長線上にあるのが MD で、だからこそ中国やロシアは MD 潰しに血道を上げてるわけでして。また、デリバリー以前の話として、核開発計画を潰すという考え方もあって、これはイスラエルが得意ですが。

そんなこんなで、核兵器が拡散しているという話を無理やり「通常兵器不要論」にこじつけようとしても、無理だってことです。

それにしても、かくも次から次へと突っ込みどころ満載の珍説を出してくるって、ある意味すごいわ。

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Sep 26, 2007

トマホークの失意体前屈

Halsey Fires Tomahawk Missile (NavNews)

SAN DIEGO (NNS) -- USS Halsey (DDG 97) successfully fired a Tomahawk Land Attack Missile off the coast of Southern California, Sept. 12.
The shot was an Operational Test Launch (OTL) to exercise the new capabilities and flexibility of the latest versions of the Tomahawk Missile and Tactical Tomahawk Weapons Control System. Halsey demonstrated the ability of a Block IV Tomahawk to be retargeted while in flight.

>Operational Test Launch (OTL)
>Operational Test Launch (OTL)
>Operational Test Launch (OTL)

なんだか、トマホークを試射したら失意体前屈したみたいに見えます (見えません)。

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Sep 25, 2007

IAF の爆撃作戦@JDW

Jane's Defence Weekly (2007/9/26) に、"Israel remains tight-lipped over Syrian air strike" なる記事が載っていました。この記事の中で、イスラエル空軍 (IAF) がシリアの Deir Az-Zor  にある "核施設" を爆撃した際の話が、ちょっと詳しく載っていたので紹介します。

  1. 発端は、3 月初めに Mossad 長官の Meir Dagan 氏が Olmert 首相に対して、件の施設に関する情報をもたらしたこと。
  2. 当初は懐疑的な人もいたが、7 月になってさらに証拠が集まり、8 月にはイスラエル政府が合計 6 回の会議を実施して対応策を検討。
  3. 9/3 に、核物質を積んでいるらしい北朝鮮の貨物船が韓国船に偽装してシリアの Tartous に入港、「セメント」と称する貨物を荷下ろしした。それを受けてイスラエル政府は緊急会議を実施、実力行使に乗り出す。
  4. 9/4 の晩に、コマンドー部隊を現地に潜入させた。これは、レーザー目標指示器でターゲットを照射するため。
  5. 続いて、爆装した F-15I×4 機と護衛役の F-16×4 機、それと支援にあたる Eitam G550 AEW&C 機が発進。ユーフラテス川沿い・イラクとの国境から 50 マイルほどのところにある現場を爆撃。

とまあ、こんな内容です。

そこで、UT Library Online の Syria Maps にある地図を調べてみました。

現場はユーフラテス川沿いでイラクとの国境に近い、シリアの北東部にあたるそうです。とはいっても、イスラエルの北端から 500-600km 程度で、イラクのバクダッドにあるオシラク原子炉を爆撃したときと比べれば、ずっと近くです。

ただし問題は、現場に直行すると、目下「世界でもっとも稠密な防空網がある」といわれている、シリアの首都・ダマスカスをかすめるルートになる点。大事な任務を抱えていて、しかも重たい積荷を抱えた状態で寝た子を起こすような真似をして、そんでもって SAM 回避機動をするのはゾッとしません。それに、F-15I Ra'am はもともと FAST パック付きなのに、さらに増槽を付けていったとなると、相当な長距離飛行をしたはずです。

このことと、トルコ国内に増槽が落ちていたという話からすると、往路はいったん西に向かい、地中海に出てからシリア国内に侵入した可能性が考えられそうです。F-16 は護衛役なら爆装していませんから、増槽を積めるだけ積んで対処すると。

地上でレーザー照射をしたのは、確実を期したためでしょう。このことが、LGB を使用したことの傍証になります。ただし、爆装はひょっとすると GBU-24 じゃなくて、GBU-28/B (2005 年に DSCA が FMS 購入案件を通告済み) かもしれません。

行きは見つからないように遠回りの低空飛行、帰りは高空をショートカット、と考えた場合、SAM 銀座のダマスカス界隈を強行突破したか、(バビロン作戦の時もそうだったように) ヨルダン国内におじゃました可能性も考えられます。

ただし謎なのは、例のコマンドー部隊の侵入ルート。ヘリコプターで送り込んだのでしょうが (まさか地上をノソノソ移動していったわけでもあるまい)、これが地中海まわりというのはなんぼなんでも考えにくいので、よくわかりません。

とりあえず、「JDW でこんなことを書いていた」という話と個人的な推測の組み合わせなので、話半分程度に聞いておいてください (え

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Sep 24, 2007

シリアをめぐる情勢に関するメモ

まだピースがバラバラで、自分の考えもまとまりきっていないのですが、情報を整理する意味で、手元にある関連ネタをまとめてみました。

◎シリア-イラン関係
シリアとイランは 2004 年に包括的戦略合意を締結、経済・軍事の両面で協力するという内容の MoU を取り交わしているが、2005 年暮になって協力関係を深度化、国際社会から制裁を受ける事態に対する備えを盛り込んだ。具体的には、こんな内容。

  • シリアはイランに対して、ヤバい事態になったときにイランの兵器やその他の重要物資、汚染物質などをシリア国内で保管すると申し出た
  • シリアは、Hizbullah に対する武器・弾薬・通信機材の支援を継続する
  • イランは、シリアが西側諸国から経済制裁を受ける事態になったときに経済援助を行うと申し出た。シリア国内の石油関連施設や工場への支援、シリアが制裁措置によって海外と商取引を行えなくなった場合のイランによる代行取引など
  • また、シリアに対する武器・弾薬の提供、シリア軍兵士の訓練、大量破壊兵器に関する装備・技術の引き渡しも申し出た
  • 西側諸国で迫害、あるいは嫌がらせを受けたシリア軍幹部をイランは歓迎する、という意志表明も
  • さらに、シリアで軍事的衝突が発生したときにイラン軍兵士を投入すると表明

実際、昨年にイスラエルと Hizbullah が戦闘を交えたときには、Hizbullah 側にイラン革命防衛隊関係者がいた、という話が伝えられている。

◎シリアで発生した謎の爆発事故
先の秘密協定の絡みで、イランとシリアは Scud B/C/D の化学兵器弾頭付きモデルを共同開発している。このコネクションにより、シリア国内に化学兵器製造施設 5 ヶ所を建設して、いずれも稼働中。
ところが 7/26 に、シリアの Aleppo 北方にある秘密工場でマスタードガスを弾頭部に積んだ Scud C (射程 500km) のテストをしていたときに爆発事故が発生。隣接する研究施設から化学兵器保管施設にかけての一帯で被害が出た。シリア人 15 名とイラン人 数ダースほどの死者が出たほか、爆風で VX やサリンなどの毒ガスが散乱して多数の重傷者が出た。その結果、このプロジェクトは頓挫中。
爆発事故の原因については、シリアの保安部門が調査中。爆発が起きたのが午前 4 時半ということで、まだ夜明け前で気温が低い。そのため、高温に起因する自然発火の可能性は薄く、人為的な爆発ではないかという見方がある。

◎シリアをめぐる核開発コネクション
シリアはもともと、中国の支援を受けて Dayr Al-Hajar に小型の研究炉を設置しているが、これは IAEA の監視下にある上に、兵器グレードのウラン燃料は扱えない。もっと大型の原子炉を購入する件でロシアと 10 年前から協議しているが、具現化はしていない。
ところが、それとは別に、シリア国内に秘密核施設があるという話が出た。半年ばかり前にイスラエルからアメリカに情報が伝わったもので、制裁に直面している北朝鮮が、濃縮ウランの製造を (制裁対象外の) シリアにアウトソースしたのではないか、という話。また、北朝鮮と同様に核開発をめぐって制裁を受けているイランにとっても、濃縮ウランの製造をシリアにアウトソースできれば美味しい話だが、この辺は推測も混じる。
さらに韓国の Yonhap news agency が、シリアのミサイル技術者が北朝鮮で訓練を受けていると報じている。これは 1995 年に両国間で成立したバーター取引によるもので、シリアは北朝鮮に 綿花・食料品・コンピュータを輸出して、それに対して北朝鮮は短射程の弾道ミサイルを輸出するほか、核・ミサイル関連のノウハウを提供する構図。

◎IAF によるシリア爆撃
9/5 にイスラエル空軍機がシリアを爆撃したという話が伝えられているが、これは件の秘密核施設がターゲットだったという話。もしもシリアが核兵器を手に入れれば、イスラエルにとってはおおごと。それと関連するものか、イスラエルは最近、シリア上空に航空機を侵入させて偵察飛行を行っていた、とする報道もある。
当初、爆撃の有無について関係各国はいずれも沈黙していたが、「砂漠に大穴が開いている」「F-15I が投棄した増槽がトルコ国内・シリアとの国境近くに落ちていた」といった話が報じられている。 後者については写真も出回っている。

参考 :
JDW 2005/12/21 "Iran and Syria sign mutual assistance accord"
JDW 2007/9/19 "Israeli attack on Syria linked to secret facility"
JDW 2007/9/19 "Explosion aborts CW project run by Iran and Syria"
DefenseNews 2007/9/21 "Report: N. Korea Training Syrian Missile Engineers"

P.S.
週刊オブイェクトのコメ欄でもいろいろ話題になっているので、トラバ送信。

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Sep 23, 2007

FY2008 の MD 関連予算

ど~こ~の誰とはい~わな~いけ~れ~ど~、

MD が実際には役に立たないとして、米国議会が NO を出した

というガセネタを書いている人がいました。ガセネタです。以下、米上院が承認した FY2008 国防予算のサマリー (PDF) より引用。

MISSILE DEFENSE $8.5 billion, $310 million under the President’s budget request.
・Fully funds near-term missile defense programs, including ground-based
missile defense, Aegis ballistic missile defense, Theater High Altitude
Area Defense, and Airborne Laser
・Provides an additional $100 million for test and training range upgrades
and support and ground-based missile defense upgrades
・Adds $75 million for Arrow co-production, the Arrow System Improvement Program, and Short Range Ballistic Missile Defense
・Reduces funding for the European Third Site program by $85 million
・Reduces funding for the Kinetic Energy Interceptor by $30 million
・Provides no funding for the Space Test Bed and the Space Experimentation Center

というわけで、GBI・イージス BMD・THAAD・ABL は要求通りに満額、さらに GBI では射場の施設更新で増額、イスラエルと共同でやっているアローも増額、減額になったのは東欧への MD エレメント配備関連と KEI ぐらいのもんです。

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Sep 22, 2007

アタルとラムの追いかけっこ

もう、真面目に反論するのもアホくさくなってきたので、お笑い路線で。

戦争するのは理由があります。もし交渉がこじれたら、サッカーで決めるとか、ボクシングで決めるとか、あるいはアタルとラムの追いかけっこで決めれば良いと思うんですが。
Posted by Jitoh at 2007年09月22日 15:10

クイナハウス: 非武装が一番合理的  コメント欄より引用

つ「サッカー戦争

「アタルとラムの追いかけっこ」と聞いて、AA-2 アトール (a.k.a. K-13) と RIM-116 RAM (Rolling Airframe Missile) の追いかけっこを想像してしまいました。さて、どっちが勝つでしょうか。

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艦艇の燃料とトマホークの燃料

あまり何回も、同じ blog にネタ元を求めるのもマンネリ化しそうなのでなんなんですが、あまりにもすっ飛んでいて笑っちゃったので。

2、3 日前、何気なく TV をみていたら、補給艦の記録から、やはり自衛隊の補給はイラク爆撃に向かうトマホーク (?) に使われたという事を調べた市民団体の NEWS をやっていました。
なんともやりきれない思いになります。
Posted by あざみ子 at 2007年09月21日 23:55
http://jitoh.seesaa.net/article/56390647.html#comment より引用

ななななんですって、海自の補給艦が給油した燃料がトマホークに。それは大変だー (棒読み

now restarting...

えーと。

BGM-109 トマホークのパワープラントは F107 ターボファンエンジン (最新のブロック IV TACTOM は F415 ターボジェットエンジン) ですから、燃料は航空機と同じです。海軍のミサイルですから、 米海軍のジェット燃料と同じ、ケロシン系の JP-5 (MIL-DTL-5624T) を使っていると考えるのが自然でしょう。 訂正。JP-10 ではないかという指摘を頂戴しました。これもヘリコプター・航空機用燃料の JP-5 と同様にケロシン系、つまり灯油です。

一方、海自が給油しているのは大半が艦艇用燃料で、後はヘリコプター用の燃料が少し (防衛省の公表資料による)。 艦艇用燃料とは、日本でいうところの軽油 2 号 (艦船用)、米軍でいうところの F-76 (MIL-F-16884J) で、 日本における名称の通りに軽油です。これは航空燃料としては使えません。

ヘリコプター用の燃料は JP-5 ですが、 あいにくとトマホークの燃料は発射時に積み込むようなモノじゃなくて、ミサイルを艦に積み込んだ時点ですでに装填済みですから、 海自がインド洋上で給油した燃料がトマホークに積み込まれることはあり得ません。Mk.41 VLS に装填したトマホークに、後から燃料を補給して発射するなんて、物理的に不可能です。

そもそも、OEF が始まった当初ならともかく、ここのところ、 アフガニスタンにトマホークを撃ち込んだことなんてありましたっけか ? アフガニスタン国内の Bagram や Kandahar に飛行場を確保して、そこからハリアーや A-10 を飛ばせるんだから、 わざわざインド洋から何時間もかけてトマホークを飛ばすような、そんな迂遠なことをする理由も意味もないんですよ。 そんなことやってる間にターゲットがどこか行っちゃうから。

(以下、2007/9/22 19:47 加筆) この辺の事情はイラクも同じです。OIF の戦闘行動が終わった後はもう、Balad を初めとするイラク国内各地に米空軍の戦闘機や米陸軍の攻撃ヘリがいるんですから、トマホークなんか撃ち込む理由はありません。さらにいえば、昨今のイラクにおける戦闘様態にはトマホークはオーバーキルで使えません。ヘルファイアですらオーバーキルっていわれてるのに。

余談ですが、タジキスタンの Duchanbe に駐留しているフランス空軍のミラージュ 2000D×6 機と ミラージュ F1×3 機が、アフガニスタンの Kandahar に配置替えされることになっています (JDW 2007/9/5 "France plans build-up in Afghanistan")。

というわけで、ガセネタに騙された気の毒な人が一名、というお話でした。

追記 (2010/9/27)
なぜか spam コメントがこのエントリに集中するので、コメント受け付けを切りました。

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Sep 21, 2007

裏切り者はアテにならない

クイナハウス: 軍備はムダ

リンク先の記事にある内容のうち、インターネット云々については「非武装の成功例 ?」でさんざん突っ込んだので措いておくとして、もうひとつの笑いどころを。それがこれ。

特に、今ってそんなことしなくたってもっと簡単に相手を攻撃する方法があるんですよ。各国と協力して、経済封鎖する、ってのはよくされますが、もっと簡単な方法がありますよね。

・軍施設関係者を買収して、自分の国を攻撃させる。

 そんなに簡単に買収なんてできないと感じるかもしれませんが、家族や親類や友達に危害を加えるといわれたら、抵抗するのは難しいでしょう。ポイントは、自衛の手段のつもりで確保している武器が、自分たちを滅ぼすことになるという点です。

な、なんだってー (AA 略

       。 。
       / / ポーン!
     ( Д )

 

       * *   * *
      * * * * * *
       * *    * *
           パーン!
     ( Д )

 

            スポポポポポポーン!!!
      。     。   
        。  。 。 。 ゚
       。  。゚。゜。 ゚。 。
      /  // / /
     ( Д ) Д)Д))

            スパパパパパパーン!!!!!!
         + ,,  *    +
   " +※" + ∴  * ※ *
    *  * +※ ゙* ※ * +
   +  "※ ∴ * + *  ∴ +
      * ※"+* ∵ ※ *" 
     ( Д ) Д)Д))

えーと。

常識的な軍人なら、自分の家族・友人に危害が及ぶとなった日には、その家族・友人に仇なす者達に刃を向けるんじゃありませんか ?

どうして、自分の家族・友人に危害が加わるとなったら、その危害を加えようとしている相手じゃなくて、自分が忠誠を誓った (はずの) 自国に刃を向けないといけないんですか。古今東西、そんなことをやって他国の転覆に成功した事例が、いったいどれだけありましたっけ ?

よしんば、そんな馬鹿げたことを試みたとしても。自分が忠誠を誓った (はずの) 自国政府に対してコロッと寝返って刃を向けるような裏切り者が、どれだけ信頼に値すると思います ? そんな信頼のおけない連中を頼って他国の転覆という形の "政治の延長行為" を行うのって、ちとリスクが多すぎると考えるのが、常識的な判断ってものじゃあーりませんか。

一度裏切った者は、いつまた逆の裏切りをやらかすか分からない。だから、裏切り者は簡単には信用できないと考えるのが基本です。戦争になってから、捕虜になった敵兵を寝返らせた事例ならありますけれど、最初から寝返りをアテにして工作を仕掛けた成功事例って…

それから。
そもそも件のエントリは「軍備はムダ」っていうタイトルなんですけれど、そこに書かれている「他国を攻撃する方法」を実現するには、ターゲットとなった国に軍備がないと駄目なんですよね。自国の軍備はムダだから否定する、他国の軍備は寝返らせるために必要って、そりゃ調子が良すぎませんか。ダブスタってレベルじゃないですよ。

そ・も・そ・も。

他国の軍人を脅して政府を転覆させるのに、軍備を持たない国が、いったいどうやって「危害を加える」って脅すんでしょうね ?

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Sep 20, 2007

誰でもパウダーラン

今日の東京の気温は 30 度オーバーだというのに、おっそろしく季節感のない話題ですが。

安比高原のメールマガジンに、興味深い話が載ってました。次の冬に、「イージーパウダーコース」を新設するとかいう話です。

もともと、安比ではセントラルのオオタカ第 4 区間、西森、第 2 ザイラー A、セカンド第 3 (変なネーミングだ…) が非圧雪ですが、どこも 30 度超の急斜面で、初・中級者には荷が重いです。

私は前から、「『安比は似たようなコースばかりがいっぱいある』っていわれてるんだから、それを逆手にとって、一部の中・緩斜面を初・中級者向けに非圧雪にしたら」といっていたのですが、どうやら実現しそうな雲行きになってきたのは、いいことです。

ただ、「そこしか通り道がない」というコースを非圧雪にするのは不親切。斜度がなさすぎても行き脚が停まってしまって具合が悪いので、そのへんを考慮すると、第 1 ザイラー B か C、オオタカの第 3 区間あたりかなあと。白樺みたいに幅の広い場所で、半分だけ非圧雪にする手もアリですね。

写真は、2005 年 1 月に第 1 ザイラー C で撮影したもの。このコース、これまでにもときどき、圧雪をサボって新雪食い放題になったことがあります。

第 1 ザイラー C ('05/01)

第 1 ザイラー C ('05/01)

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Sep 19, 2007

非武装の成功例 ?

非武装が一番合理的 (クイナハウス)

非武装の成功例
 上記で少し触れている非武装国が侵略を受けて無条件降伏するのパターンですが、過去の歴史でから幾つか目にすることができます。
 インドもそうですが、私が感銘を受けたのは琉球国が薩摩の侵略を受けたときのケースです。
 非武装中立を守ってきた琉球は武器による抵抗をしなかったことから、殆ど血を流すことなく陥落します。薩摩に侵略されてその後、重税や不平等な扱いを受けるという苦渋の歴史を歩んでいて、現在でもそれは変わっていないという問題は勿論在ります。しかしそれは努力によって少しずつ改善できるものですし、全滅させられるよりは遥かにマシで合理的な選択です。
 単純なシミュレーションでもわかりますが、交戦を避ければ、双方の死者数は最小限にできます。

えーと。ここ、笑いどころですか ?
降伏するか制圧されるかに関係なく、他国に占領されて国家が消滅したら、その時点で非武装もヘッタクレもないですよね。それのどこが「非武装の成功例」なんでしょう ?

成功例というからには、非武装によって独立を護った例を挙げないと駄目でしょう。占領されちゃったら、犠牲者の多寡に関係なく、失敗例以外の何者でもありません。第一、ある国が他の国に占領されるということは、とてもとても過酷なことですよ ? 「最後の授業」って読んだことないんでしょうか ?

それとも、非武装によって外患誘致することが「成功」って定義なんでしょうか。

もっともこの方、別のエントリでもすごいことを書いておられます。

インターネットの普及で情報交換が進んで国家間の国民の間で意思疎通がしやすくなった為、戦争を始めようとしても国民の同意が得られにくくなった。

あいにく、そんな事例があったとは聞いたことがありません。戦争が始まってから、インターネットを使って自らの正当性をアピールした例なら、"Operation Allied Force" におけるセルビア、昨年の Hizbullah がありますけれど。

第一、同じ日本人同士で議論するときですら、話はかみ合わないわ、気に入らないことを書き込まれると削除するわ、しまいにゃ「私はこう主張します。でも、証拠はそっちで探してね」とか「私が第三者として客観的に」なんてスットコドッコイな主張をする人がいるわで、なかなかまっとうな議論が成立しないというのに。

それなのに、国もバックグラウンドも立場も異なる人同士が、通信回線がつながっただけでまともに議論できるか、それが戦争を止めるような力につながるかといえば、まことに疑問ですね。インターネットはあくまで手段。それがどう役立つかは使う人次第。

それに、国によってはネットにおける言論、アクセス可能な情報に制限を加えている場合もあるから、ネットの普及が正しい情報へのアクセスに直結するとは限らないし、正しい情報にアクセスできたとしても、先入観や思いこみが邪魔をして解釈を誤ることだってあるわけでして。

率直にいって、インターネットの草創期ならともかく、この時期に及んで、こんなノーテンキな主張をする人がいる、ということがオドロキでした。はい。

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Sep 18, 2007

耳かき

長いこと、妹が高校の修学旅行でお土産に買ってきた耳掻きを使い続けていたのですが (それは物持ちが良すぎる)、私はいつも風呂上がりに耳掻きをする関係で、竹製の耳掻きが水分にやられて、ある日、パックリと壊れてしまいました。

それで、代替品を探していろいろ試した結果、たどり着いたのがこれ。確か、新宿南口の東急ハンズで買ったやつで、1,500JPY ぐらいした記憶があります。ひょっとすると、もうちょっと高かったかも。

耳かき

ステンレス製なので、水分にやられることはありません。よくあるプラスチック製の耳かきと違って先端が丸まりすぎていないので、ちゃんと掃除できます。とてもいい買い物でした。

ただ、以前に使っていた竹製の耳かきですら 20 年近く使ったので、こんな長持ちしそうなものを買った日には、もう人生最後の日を迎えるまで使えるかもしれません (えー)

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Sep 17, 2007

日本が軍拡中 ?

今日はなんだか調子が悪くて、大寝坊するわ、頭痛薬を幾つも消費するわで散々だったのですが。

なんか、どこだかで「日本が軍拡中」って駄法螺を吹いている人がいるそうですが。

  • 予算 : 対 GDP 費も含めて横ばい、ないしは微減 (SIPRI データベースで確認可能)
  • 人員 : 陸自の定員削減により、減少傾向
  • 装備 : 横ばい。ただし F-4EJ の減勢で低落傾向に転じる可能性あり

MD 関連で多額の支出が必要になっていますけれど、これは既存の装備を MD 対応にアップグレードするだけなので、 数は増えていません。第一、PAC-3 でも SM-3 でも陸上攻撃には使えないし、無理やり陸地に撃ち込んだところで、 ほとんど効果は見込めません。よって「MD = 軍拡」というのはウソ。
第一、MD 関連の費用は既存の予算枠の中から出しているんですから、その分だけ、他にしわ寄せが行っているんです。防衛省で、 こっそりと一万円札を刷ってるんなら話は別ですけど (マテ)

このあいだ、16DDH こと「ひゅうが」が進水しましたけれど、あれは「はるな」の代艦なので、数は変わりません。 能力的には向上しますが、それは主として C4ISR 分野の話であり、打撃力がドッと増えるわけではありません。第一、SH-60K を何機積んだところで、対潜戦にはおおいに役立っても他国に侵略する役には立ちません。

そもそも自衛隊の戦力というのは、「迎え撃つ」ようにはできていますが、「こちらから出掛けていく」ようにはできていません。 そこがアメリカやイギリスと違うところです。たとえ政治がその気になったとしても、実行能力が伴いません。

そんなわけで、「日本が軍拡している」というのは根拠がない駄法螺です。
ちなみに、中国・韓国・台湾なら、いずれも国防支出の 2 桁増って話が報じられてますけれど。

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Sep 15, 2007

きっかけと継続

Kojii.net ココログ別館: イカリンガーの弁護は正当か ? のコメ欄におけるやりとりから、つらつらと考えてみた話を。

あまり一般的に馴染みのない問題についてアピールしたい、多くの人に知ってもらいたいと思ったときに、敷居を下げたり、興味を持たせるための工夫を取り入れたりすることは必要。それはいいです。でも、それだけで終わっちゃった場合には、問題なんだろうなと。

ホワイトバンドの場合、貧困問題がテーマなわけですけれど、貧困問題に関心を持ってもらいたくて、有名人を起用してキャンペーンを打つ。まあ、そこまではいいでしょう。ただ、その際にやらかした「オイタ」が 2 つ。

ひとつはいうまでもなく、「意思表示」とか「アドボカシー」とかいう話よりも、「キャンペーンの公式ホワイトバンドを売る」という行為に重点が変わってしまったこと。

もうひとつは、「きっかけ」の先に続くロードマップに問題があったこと。まず「貧困問題」の存在を知ってもらったとしても、それだけだと、「ねえねえ、知ってた、3 秒に 1 人ね…」と語るだけで終わってしまい、背景事情まで話が続かない。

その「きっかけ」に続けて、どうしてそういうことになったのか、現状はどうなのか、どうすれば事態を改善できるのか、ということを真剣に考えてもらえるようなことを何かしていたか ? まことに疑問です。そういう、地道で継続的な取り組みこそが必要とされているはずなのに、人目につく、派手な打ち上げ花火ばかり上げていた。

実際のところ、「欧米先進国が搾取しているから、債務免除すべきです」という程度のことしかいっていない。天然資源や農産物に恵まれているはずの国は少なくないのに、どうして債務を負うことになったのか、債務を返済できないのはなぜか、といったところまで考える材料が、どれだけ出てきていたか。

私はこの件について、安全保障の見地からも眺めているけれども、そういう視点からモノをいっている団体がどれだけあるか (現実問題として、政情の安定や治安の確保が実現できなければ、投資を呼び込めないし、安定した商取引も難しい)。

そういう、「きっかけの先」まで視野に入れたキャンペーンならともかく、「関心を持ってもらうために、クリエイティブが格好いい、オシャレなキャンペーンを」というところにばかり目が行ったことも、これまた重大な失点だったんじゃないかと。アドボカシーとかいったところで、又聞きの表面的な話しか語れないのでは、政治を動かすこともままならないでしょ ?

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Sep 13, 2007

テロ特措法延長反対 !

実は私、テロ特措法の延長には反対なんです。

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誤変換された総理

日本国の総理大臣は数々あれど、安倍晋三氏ほど、名前を多く誤変換された総理はいないんじゃないかと。「安倍首相」と「阿部首相」と、 どっちが多かったかというぐらい。

「阿部首相」では、阿部信行内閣 (1939/8/30-1940/1/16) になってしまいますぞ !

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Sep 12, 2007

きょとん

さて。ここらへんで、ちょっとムードを変えて和みましょうか。

きょとん

まさに「きょとん」。まさに和みの王道 (*´Д`)

なぜか、ぬいというのは同じ型紙から作っても顔が違ってくるもの。そんなところから「人格」ならぬ「ぬい格」が生じるのですね。

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Sep 11, 2007

イカリンガーの弁護は正当か ?

ホワイトバンド関連エントリのまとめ の続き。ホワイトバンドを弁護する人が多用する主張について、 とりあげてみました。


【珍説】これが貧困問題を考えるきっかけになったんだから、いいじゃない !

【回答】で、その「きっかけ」から後、どれくらいの期間、貧困問題に対する関心が持続したの ?
アドボカシーというからには、多くの人が長きにわたって関心を持続させないと意味ないよ ?


【珍説】ホワイトバンドプロジェクトの公式サイト (http://hottokenai.jp/) の内容にきちんと目を通していれば、「募金ではないのか」というクレームは発生しないはずだ !

【回答】クルマみたいな高額商品ならいざ知らず、たかだか 300JPY 程度のモノを買うのに、いちいち Web サイトを熟読して内容を確認する人がどれだけいるだろう。テレビ CM で「3 秒に 1 人~」という映像を見て、雑誌なんかで 「話題のオシャレなセレブバンド」と煽られて、店頭で「300 円で救える命がある」なんて POP を書いてあれば、 それだけ見てすぐに買ってしまうのが普通の反応。

しかも、その公式 Web サイトの内容がコロコロ変わってきているのだから、現在の状態を基準にして 2 年前に適用するのは大間違い。当初は「ホワイトバンドを買ってください」を前面に押し出していたのだから、それを買わなきゃ、と思うでしょ ?

「白いモノなら何でもいい」という文言が加わったのは、さんざ批判された後の話。会計報告の予定を繰り上げたのも、 資金の使途について記者会見を開いたのも、店頭販売用の箱に「募金ではありません」というシールを慌てて貼り付けたのも、これみんな、 批判の声が高まった後の話。

それに、関係者が当初に「白いモノなら何でもいい」と思っていなかったのは、「週刊文春」の対談でサニーサイドアップの次原社長が 「贋物も出回っています」と発言していることからも明らか。何でもいいと思っていれば、本物も贋物もないのだから。

だいたい、Web サイトに書いてある内容を端から端まで読んで理解してから買えば間違いはないはずだ、なんて…  保険の約款か何かじゃあるまいし。


【珍説】私は、「募金ではない」ということを理解して買っている !

【回答】よしんば貴方がそうだったとしても、大半の人はそうは思わなかった。その理由は上で書いた通り。

そもそも、多くの人の関心を呼び覚まして、それを誘い水にして政治を動かそうというキャンペーン (のはず) なのだから、 誰が見ても趣旨を一発で理解できる、曖昧さのない、分かりやすいキャンペーンにしなければ意味がない。しかし実態はというと、「(公式の) ホワイトバンドを買ってください」が前面に出ていて、イメージ優先のキャンペーン作りで、 資金の使途についても明瞭に述べていない内容でスタートした。これ事実。

誰が見てもメッセージが一発で伝わるようなキャンペーンをやらなかったくせに、これはアドボカシー活動です、だなんて片腹痛いよ ?

それに、アドボカシーだというなら、資金の使途だけでなく、このキャンペーンでどれだけ政治が動いて、 どれだけの成果が上がったのかを示さないと。それを (状況証拠ではなく) 誰が見ても納得する形で論拠を示して、 継続的に報告するのが筋というもの。
たとえば、東京タワーをライトアップしたことと、それによって得られた具体的な成果について、誰か説明したっけか ? さいたまスーパーアリーナのコンサートイベントは ?

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国家航空警備隊 !?

Blue Coat、米国家航空警備隊に Blue Coat ProxySG アプライアンスを導入 - ITmedia エンタープライズ

Blue Coat Systems (Blue Coat) は 9 月 10 日、アメリカの国家航空警備隊が管轄する 200 カ所以上の基地に、Blue Coat ProxySG アプライアンスを選定したことを発表した。

えーと、「国家航空警備隊」って何だろう… Air National Guard かあー !
念のために元ネタを当たってみたら、これみたいですね。

あのねえ。Air National Guard は「州兵航空隊」と訳すんですよ。これはひどい。

ちなみに、陸軍にも州兵がありますが、こちらは National Guard といいます。州名を頭につけて「○○州兵」とするのが普通です。州兵航空隊だと、めんどくさいんで「○○ ANG」と書くことが多いみたいです。

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Sep 10, 2007

【審議中】

審議中

ああもう、このぷくぷくしたお尻がたまりません !

     ∧,,∧ ∧,,∧
  ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
 ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) <やっぱり、わんこが一番だよね
 | U (  ´・) (・`  ) と ノ
  u-u (l    ) (   ノu-u <そうだよね
      `u-u'. `u-u'

わんこで悶え死にそうになりたい方は、「柴犬」 (鬼速) もお薦めです。
(via 障害報告@ webry)

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Sep 09, 2007

ホワイトバンド関連エントリのまとめ

実は、久しぶりの犬写真 (え) を用意していたのですが、それは明日に回して、っと。

本館で書いたホワイトバンド批判から考える NGO のコミュニケーションギャップ」(日経 Ecolomy) に関連する blog 記事をいくつか、まとめてリンクしておきます。みなさん、お怒りの様子です。

世界の中心で左右をヲチするノケモノ - 日経 Ecolomy のホワイトバンド関連コラムがひどい

夢幻の如 改めて、WB 批判その 1
夢幻の如 改めて、WB 批判その 2
夢幻の如 改めて、WB 批判その 3
夢幻の如 改めて、WB 批判その 4

WIND BENEATH MY WINGS 「ホワイトバンド批判から考える NGO のコミュニケーションギャップ」 を読んで

強引矢如 コレ、 なんて責任転嫁 善意のひと言で片づけるな

NC-15 - 意志表明ならホワイトバンドじゃなくてイカリング付けてもよかったわけで

01 から 36 で 666 - 2007-09-09

ε/ c‘ω)キュー あざらしがなく頃に - ~/  ´・ω)ミ<欧米

「あたし達はバッシングされた被害者だ。アドボカシーという概念を理解できないで叩いた方が悪い」なんて調子でいわれたら、 そりゃ怒りますわなぁ。

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Sep 08, 2007

レガの好燃費

P9010549

先日、某所の高速道路を走っている途中で撮影。最初に 30-40 分ほど渋滞気味の下道を走った後、数時間ほど 100-110km/h ペースで、それなりにアップダウンのある高速を走って、この数字。すごい。

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Sep 07, 2007

シャレになってません

例の「うっかりして核弾頭付きの巡航ミサイルを積んで飛んじゃいました」ネタに絡めて、Defense Tech で拾ってきたネタ。

なんというかこう、第二次世界大戦モノの戦争映画と、デイル・ブラウンの「シルヴァー・タワー」のごった煮という感じが…

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Sep 06, 2007

台風接近中

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(Photo by MoD UK)


台風は台風でも台風違い。つい調子に乗っちゃいました (´・ω・)

ちなみに上の写真は、先日、QRA (Quick Reaction Alert) に就いたばかりの Typhoon が、大西洋上で熊さんをインターセプトしたときのものです。

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Sep 04, 2007

フリーマン大将のお道楽

きゃー、モッシーだ。
さすが YouTube、まさか実際に飛んでいるモッシーの映像が見られるなんて、もう感激qあwせdrftgyふじこlp





now restarting...






数あるウォーバードの中でもお気に入りなのが、"Mossy" こと、de Havilland DH.98 Mosquito。
イギリス人だって、その気になればこんな流麗な外見の飛行機を作れるじゃないの (失礼)。それなのにどうしてまあ、他では無骨な機体ばかりこしらえて。

RAF の名機にはよくあるパターンで、これもメーカー側からの持ち込み企画。他の空軍幹部が相手にしなかったのに、この構想に惚れ込んで後押しした Wilfrid Freeman 大将 (Air Marshal Sir Wilfrid R. Freeman) のおかげで、無事に世に出ることができたという曰く付きの機体。そのため、「Freeman 大将のお道楽 (Freeman's Folly)」なんて綽名まで付けられて。

しかも、空軍公認だかなんだかよく分からない機体を de Havilland 社の工場で作ると横槍がうるさいし、機密保護も必要だからってんで、近所にあった Salisbury Hall という幽霊屋敷 (本当に、幽霊が出るという噂があったそうな) で設計とプロトタイプの試作をやったというおまけ付き。でもって、この屋敷にあった "カワカマス" の剥製が、機体を設計する際にインスピレーションを与えたなんていう、ウソだか本当だか分からないエピソードまであったりして。

実際に機体ができて空軍で任務に就いた後は、もうあれよあれよの大出世で、爆撃機、嚮導爆撃機、偵察機、夜間戦闘機、高速連絡機、57mm 砲を積んだ対潜攻撃機、しまいにゃ "ハイボール" なんていう怪しい爆弾を抱えた対艦攻撃型までできて、「お道楽」転じて「驚異の木製機 (wooden wonder)」なんて呼ばれるようになって。そんでもって、主翼にキノコが生えたとか、戦闘で壊れた機体の修理に棺桶屋を動員したとかいう話も。

とどめは、件の Freeman 大将の御子息が Mosquito の搭乗員になったことで、1944 年 6 月に 21st Sqn. に着任。で、自分専用の機体を割り当てられたら、その機体に「お道楽」という綽名を付けたのが、またこの機体らしいエピソードというか、なんというか。

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Sep 02, 2007

ソースカツ丼@姨捨 SA

「カツ丼」というと、トンカツをタマネギなんかと一緒に卵とじにしたものを連想するのが普通ですが、長野など一部の地域では、ソースを使った「ソースカツ丼」がデフォルトになります。

東京ではなかなかソースカツ丼にありつけないのですが、長野自動車道・姨捨 SA に行くと食べられます。ここではなんと、上下線それぞれのレストランにソースカツ丼があり、さらにスナックコーナーにもソースカツ丼がある (下り線のみ未確認) というスゴい場所。とりあえずレストランの分だけ、比較してみました。

どちらも、丼に御飯を盛った上に千切りキャベツを敷き詰めて、その上にトンカツを載せているのは共通。
ボリューム満点。というか、少食の私には過剰なぐらい。見た目に大差はなさそうなのに、ショーウィンドウのサンプルに併記してあったカロリーの数字がだいぶ違うのですが、カツの厚みの違いに起因するものかも。第一印象とカツの厚みでは下り線が圧倒するけれど、上り線も違った良さがありますね。どちらを食べてもハズレはないと思います。

◎下り線レストラン (諏訪バス)
特製ソースカツ丼
お値段 : \1,155- (税込)
カロリー : 1,445.9kcal

分厚くて立派なトンカツ。ただし、自分が食べたものは少し固い感じがしたのが残念。
画期的なのは、ソースとマスタードが別の器になっていること。だから、味付けの調整はお好み次第。

◎上り線レストラン (アルピコ観光サービス)
姨捨ソースカツ丼
お値段 : \980- (税込)
カロリー : 1,012kcal

トンカツは下り線のよりも薄いように見受けられる。ただし、斜めに切ってあるので、大口開けて食らいつかなくても食べやすい。ソースは最初からかけてある。
マスタードは野菜の切れっ端に載せて丼の上に載せてあるので、好きなようにつけられる。この野菜までしっかり食べたら、マスタードが効きすぎて「ヒー」となってしまった (凹)

なお、長野道の下り線とは「松本→更埴」方向、上り線とは「更埴→松本」方向のことです。
駒ヶ岳 SA にもソースカツ丼があって、これもうまいらしいのですが、東京から駒ヶ岳まで行くのは楽じゃありません。というか、気分的に遠く感じます。

(追記 : 続編はこちら)

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Sep 01, 2007

新宿

いまさらながら「山手線占い」をやってみたわけですが、結果は「新宿」。

ふむふむ。山手線の主要ターミナルでどこがいちばん好きかと訊かれたら、「新宿」と答えます。訳の分からないエネルギッシュさがあるし、たいがいのものはあるし (謎)。そういう意味では、ちょうどよい結果かも。

どんな性格 ?
自信に満ちあふれ、常にポジティブ・シンキングのエネルギッシュな人。弁が立ち、芸術的センスを持ち合わせているためどこか底知れぬ大物感が漂う。ガシガシと人生を切り開くタイプだが、もともと実力があり器用なので、他人の心の痛みを理解するのは不得意。気づけば、ひとりぼっちなんてことも。アイデア豊富な面を生かせば財運も。

はあ。そんなに弁が立つ方でもなければ、大物でもないんだけどなあ。

恋愛の傾向
征服欲、嫉妬心が強く、相手のすべてを手に入れなければ気がすまないタイプ。無意識に相手をコントロールしようとしてしまうため、過干渉で恋愛をダメにすることも多い。自信家なので相手が同じ自信家だと猛烈な勢いで衝突して地獄へ直行まちがいなし。恋人にするならボーッとした、なごみ系のタイプが理想的だ。

「なごみ系が理想的」。うん、これは当たってるかも。

しまった、ネタにマジレスしてしまった (´・ω・)

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