ホワイトバンド関連エントリのまとめ
実は、久しぶりの犬写真 (え) を用意していたのですが、それは明日に回して、っと。
本館で書いた「ホワイトバンド批判から考える NGO のコミュニケーションギャップ」(日経 Ecolomy) に関連する blog 記事をいくつか、まとめてリンクしておきます。みなさん、お怒りの様子です。
世界の中心で左右をヲチするノケモノ - 日経 Ecolomy のホワイトバンド関連コラムがひどい
夢幻の如 改めて、WB 批判その 1
夢幻の如 改めて、WB 批判その 2
夢幻の如 改めて、WB 批判その 3
夢幻の如 改めて、WB 批判その 4
WIND BENEATH MY WINGS 「ホワイトバンド批判から考える NGO のコミュニケーションギャップ」 を読んで
NC-15 - 意志表明ならホワイトバンドじゃなくてイカリング付けてもよかったわけで
ε/ c‘ω)キュー あざらしがなく頃に - ~/ ´・ω)ミ<欧米
「あたし達はバッシングされた被害者だ。アドボカシーという概念を理解できないで叩いた方が悪い」なんて調子でいわれたら、 そりゃ怒りますわなぁ。
Comments
ホワイトバンドは、色々と怪しすぎて手を出さなかった自分が来ましたよ。
こういう手のものは、善意を利用した悪にしか見えない訳で。
横浜駅や桜木町駅周辺には募金厨や署名厨がいっぱい涌いているし、もう何だかなぁと思いつつ。
そう言えば、献血を今年は3回やったから、もう無理だった事を忘れてた。
(二輪の免許を取りに二俣川まで行った時に献血したんだ。)
Posted by: SCARFACE1 | Sep 10, 2007 12:41 AM
あたしもお花畑に引っ越したいですなぁ(棒読み
んで、あっしは悪くねぇんで
悪いのは世の中でがんす
とか、ほざける神経が欲し・・・くはないな別に
Posted by: 二枚橋 | Sep 10, 2007 12:49 AM
本日発売だったんですか[Opinion]、テンポ壊して申し訳ありません。
http://www.kojii.net/opinion/col070910.html
Posted by: sionoiri | Sep 10, 2007 05:56 AM
>善意を利用した悪
ホワイトバンドがうまくやったところ (棒読み) は、「いいことをした気分」を売ったことだと思うのですね。「貧困問題に関心を持っている自分」「それに対して何らかの貢献をした自分」という自己満足を手に入れることができる。それが実際に長続きしたのか、どういう効果があったのかということは抜きで。
>ほざける神経
ホワイトバンドに関わったのは広告屋さんですから、今まで通りに「マスコミをきちんと押さえておけば OK」と思っていたら、ネット住民から火の手が上がってオタオタ、というところなのかもしれません。私も火を付けて回ったクチですけれど。
>テンポ壊して
いえいえ、気になさらないでください。いちいち予告している訳じゃありませんから。
Posted by: 井上 | Sep 10, 2007 07:57 AM
あ…
× : 火を付けて
○ : 火を点けて
Posted by: 井上 | Sep 10, 2007 07:58 AM
アドボカシーなんてカタカナ語、初めて聞きました。「アド(=広告)ぼかし」ぢゃないんですかそれ?
Posted by: KWAT | Sep 10, 2007 09:20 AM
それ、私もだいぶ前からいってるんです。「アドぼかし」でググると、当 blog が三番、本館が一番ですね。二番目も当 blog からの引用だから、実質的にトップ 3 を押さえてます。
ちなみに、テクノラティで「ホワイトバンド」と指定して検索すると、怪しげな宣伝サイトがゾロゾロでてきて、これまたアドぼかしです。広告のノイズで本筋のサイトが埋もれるという意味で。
Posted by: 井上 | Sep 10, 2007 09:54 AM
えー。わんわん見たかったのにー(´・ω・`)
「アドボカシーが理解できない日本なんてダメダメだわキー」なんていう前に、事前リサーチ、PR戦略、情報開示のあり方とか色々反省すべきネタがあるのに、それらを全スルーしてあさっての方向に批判対象を向けるあたり、なんだかなあとしか言いようがありません。
失敗の分析を行うって大事なことですね。イカリング問題はまさに反面教師ということですか。
Posted by: kamo | Sep 10, 2007 12:03 PM
救いようがないのは、PR を本業とする人達が PR 戦略において根本的誤謬をやって、しかもその責任を他人に転嫁しているところではないか、と思うのです。
犬写真は後でライブするので、ぷくぷくのお尻を堪能してください (え
Posted by: 井上 | Sep 10, 2007 12:14 PM
本館のコラムも拝見しましたが,タイフォンは「失敗例」なんでしょうか?
Posted by: 消印所沢 | Sep 10, 2007 09:31 PM
あれをもって成功したとはいえんでしょう。イージスのために貴重な遺灰を提供した、とはいえますけれど。
もちろん、タイフォンといっても電車の警笛じゃないですよ (をひ)
Posted by: 井上 | Sep 10, 2007 09:46 PM
まあ、去年か一昨年の冬コミで売ってた「ほっとけない、私の貧しさ。」と称したブラックバンド(500円)のほうがよほど売ってる本人の貧困には貢献してましたしな。
Posted by: 緑川だむ | Sep 10, 2007 10:05 PM
少なくとも、使途を明確にしているのは立派ですw
> ブラックバンド
Posted by: 井上 | Sep 11, 2007 12:37 AM
なんだか、マエキタさんのお友達らしき人達が、一生懸命擁護しているようですが、「マエキタさんはいい人」とか「アドボカシー」は必要だとか的外れなことばかりに思える。
問題はマエキタさんがコラムの中で「ホワイトバンド批判」は「アドボカシーは日本で浸透していないから」と論点をすりかえ、その上「わかってくれない周りが悪い」的な、誤解を生む発言をしたことなのでは。
誰も「アドボカシーは必要ない」とは言っていないでしょ?誰もマエキタさんの人格は否定していないでしょ?公の場で発表された文章にみんなが???って思っているだけ。
お友達の皆さんも、擁護するんだったら、何を批判されているんだか、きちっと理解した上で、したらどうだろうか。
Posted by: お友達ではない人間 | Sep 11, 2007 06:31 PM
まったく、仰るとおりです。
マエキタさんだろうがウシロイッタさんだろうが知ったことじゃないし、人格がどうとか、バックグラウンドがどうとかいう話も批判とは無関係。
本館でも書きましたけれど、今回の件も 2 年前の件も、アドボカシーとかどうとかいうよりも、ずっと前のところで発生している問題なんですよね。貧困をネタにしたファッション化と、意思表示のハズの運動を中国製イカリングを売りさばく活動にすり替えてしまったことが最大の焦点なんですから。
そういえば、「きっかけ~」と並ぶ擁護派のメジャーな主張で「Web をちゃんと読めば~」と「私は分かっていて買った」がありますけれど、それについて突っ込むエントリを、後で上げるつもりです。
Posted by: 井上 | Sep 11, 2007 06:43 PM
是非お願いします。「夢幻」さんにも同じことを書いたんですけど、
擁護されている方たちの発言を読んでいると「字が読めないのかしら」と思ってしまいます。
「ほっとけない」HPをじっくりみてきましたが、会計報告のところで、第三者って書いてあるだけで、どの第三者がみたのかは、みつけることは出来ませんでした。
WBの責任がぜんぶマエキタさんにあるわけではないけれど、公の場での文章で「アドボカシーを理解しない周りが悪い」的発言は、関わった人間として無責任すぎると思いました。
おっしゃるとおり、彼女の人格とかバックグラウンドは全く関係なく、
「書いた内容」が問われているのだと思います。
Posted by: お友達ではない人間 | Sep 11, 2007 07:08 PM
「ホワイトバンド批判から考えるNGOのコミュニケーションギャップ」を読んでみました。
私の脳裏に「高射砲で戦車を撃つのは卑怯ですな」という言葉が浮かびました。
この言葉を言ったという捕虜の英軍戦車兵自身は、その言葉の無意味さを理解した上で発言だと思いますが。
「ホワイトバンド批判~」の筆者は「高射砲砲以外では撃破できない戦車で攻めてくるのはそれ以上に卑怯だ」と返された時にその意味を受け入れる事ができるのでしょうか。
私は疑わしいと思わざるを得ません。
Posted by: NoiseMaker | Sep 12, 2007 12:20 AM
しかも、未だに失敗の原因を正しく受け止めていないのが、にんともかんとも。世界でもっとも濃密な防空網に対して、ステルスも SEAD も ECM もない状態で単機突入するようなことをやって…
Posted by: 井上 | Sep 12, 2007 09:43 AM
>世界でもっとも濃密な防空網に対して、ステルスも SEAD も ECM もない状態で単機突入
サンタクロースのことか
ちゃんと追いかけてる人達の努力には頭が下がるものがあります
Posted by: 遊び人 | Sep 12, 2007 05:38 PM
>サンタクロース
NORAD に追跡されまくってますよね (笑)
それにつけてもマスコミの飽きっぽいことといったら。本来、テレビは難しいとしても、新聞なんか後追いをしっかりやるべきなんですよ。
Posted by: 井上 | Sep 12, 2007 06:50 PM