アメリカ海兵隊最強説
無茶な企画を、合衆国海兵隊さまが承諾してくれました
アメリカ海兵隊、恐るべし !
(以上、アキバ blog。via 障害報告@ webry)
こんな調子で来られたのでは、誰も海兵隊には勝てません、と思いました。
普通だったら怒っちゃってもおかしくないシチュエーションだと思うのですが、一緒になって面白がって取材まで受けてしまうあたりが、広報活動に長けているというか、余裕のある態度というか。海兵隊恐るべし。
基本的に、何かと目の仇にされたり叩かれたりする機会が多い個人や組織は、その分だけ強かになって、広報対応がうまくなったり、スルー力が強まったりするんじゃないかという気がしています。その一例がこれ。
パートナー企業の NTT 東日本の副社長が、 MS を批判 (asahi.com)
古賀副社長は、ブロードバンド化が進み、ネットサービスが拡大していけば、将来的には画面とキーボードだけが必要で、パソコン本体は不要になる、という持論を展開。
(中略)
分厚い説明書と共に、空気と発泡スチロールを大きな箱に詰め込んで売るのは、本当はおかしいと思う」と MS の商法を批判した。
(中略)
MS の笹本裕事業部長は、「古賀様の力強いお話を聞いた。サービスを充実させ、ネット上の環境を整えていきたい」と話した。
どこの誰とはいわないですけれど、同じような立場に立たされたら真っ赤になって怒り出しそうな人、あるいは組織も存在すると思いますよ。
# ところで上の記事って、まさか「アサヒった」記事じゃないですよね (マテ)
Comments
正直私も必要なんですが…^^;
しかし、アメリカ軍て広報活動凄いですねえ。
確かNASCARにもスポンサーしていた事が有りますねえ。(・ω・)ノ
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Nov 19, 2007 05:37 PM
>NASCAR
はい。海軍のニュースメールで、しばしば出てきていました。勝てばいいけれど、レースで負けたら海軍の士気まで下がりそうで、ちょっと嫌かも。
最近は日本でも、自動車レースなんかでブルーインパルスが飛ぶようになる等、だいぶ欧米諸国に似てまいりました。いいことだと思います。
Posted by: 井上 | Nov 19, 2007 07:52 PM
確かブルーインパルス先日のF1日本GPにも飛ぶ予定だったかと。
但しあの状況につき、中止になりましたが。
こんなんでも、『ぐんくつのあしおとが…』なんて言う人がいますが、朝日はともかく東京新聞は流石に書かないかと。そりゃトーチュウの正式名称の東京中日スポーツの『中日』がねえ…w
(ちと毒舌w)
で下らない話はともかく後、鈴鹿8耐にフランス警察チームも参戦していたり、99年にはスウェーデン軍のパイロットも参戦したりしてました。
Peter Lindenて方て当時の8耐速報誌のプロフィール見るとスウェーデン選手権で3度500ccチャンピオン、89年ヨーロッパ選手権500ccチャンピオンで世界GP500ccにも参戦経験有りのなかなかのお人です。
ちなみに空軍では当時グリペンに乗っていた様です。
(57年生れなのでおそらくもう現役では無いでしょうが)
インタビューでバイクと戦闘機どっちが難しいかて質問にグリペンはコンピューター化されているが、9Gて強力なGがかかるが、バイクも全身使うのでどちらも難しいて答えてました。
でバイクはホビー、戦闘機はペイドホビーだとの事。
うーん、凄いなあ(・ω・)ノ
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Nov 19, 2007 09:56 PM
そういえば、キミ・ライコネン (祝チャンプ !) って、軍歴がありますよね。徴兵されてるから。
まさか戦闘機に乗ってたわけじゃないと思いますが、違ったパイロットになってしまいました。
それにつけてもイギリスの Drayson 卿って、ある意味、漢ですわ。「レースやりたい」っていって大臣辞めちゃうんだから…
Posted by: 井上 | Nov 19, 2007 10:40 PM
これ私も見た瞬間
「海兵隊ばんじゃーい」
とか思って「勝てる気がしねぇ・・・」と.
しかし自衛隊も音楽祭で陸自がSF交響曲(ゴジラのテーマ他含特撮テーマ)演奏してくれたりするので・・・
釈由美子+ゴジラを自衛隊に配備しる!
と叫んでみますw
Posted by: 通りがかりの | Nov 20, 2007 03:28 PM
そういえば、「ファミコンウォーズ」の CM で「母ちゃん達にはナイショだぞ !」と歌いながらランニングしていたのも、一部を除いて本物の海兵隊員でしたっけ。
海兵隊の広報担当官って、すごすぎます。
Posted by: 井上 | Nov 20, 2007 08:06 PM
>「アサヒった」記事
ならば、「Windows7からはサーバー施設負担金として初回7.2万円、あとは月額2千円の低料金で提供するということで…」と全面戦争に発展させないと(笑)
Posted by: AL | Nov 20, 2007 09:14 PM
あと、「ユニバーサル鯖負担金」として月額 7 円ぐらい必要かもしれません (殴)
Posted by: 井上 | Nov 21, 2007 12:11 AM
戦争ってのは根回しで結果が決まるって俺様理論からすれば、こういう広報能力とか愛想の良さってのは実際の強さにつながるんじゃないでしょうか
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Nov 21, 2007 03:35 AM
まったくその通りなんですが、なぜか戦争しに行った先で民心掌握のヘタクソぶりを発揮して gdgd にしてしまうのも、また米軍だったりします。実に困ったものです。
Posted by: 井上 | Nov 21, 2007 08:25 AM
日本国自衛隊の皆さんにも見習ってほしいものです。
Posted by: にゃんこ | Nov 21, 2007 04:11 PM
自衛隊がイラクに行った場合には、現地の俗調にねっとりと根回しをしてまわったそうです。バグダットの日本大使館の警備隊はイラク軍のOBだったそうですが、いろいろな部族の出身者を集めてあったので情報が入るのも速かったそうな。
部族社会のような情報が表面化しないボトムアップの前近代的な社会が世界では主流であり、ご多分に漏れず日本のムラ社会もその様相を呈しているわけです。その点アメリカは表に情報の出る近代的な社会なので、ムラ社会や部族社会の扱い方を分かっていないのでしょう(´・ω・`)
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Nov 21, 2007 05:39 PM
>自衛隊
それでも、自衛隊の広報も以前よりずいぶん良くなった、なんて話を聞きますが…
昔、P-3C の爆弾倉扉が開いている写真が雑誌に載ったらメーカーともども大目玉、なんて事件があったそうですが、今では何もいわれないですし。ってなんだそれ。
>ムラ社会や部族社会の扱い方
それもありますし、なによりも「アメリカ式」を恩着せがましくも押しつけてしまいがちなところが、そもそもマズいのではないかと。
アメリカって「土地」とか「自然」じゃなくて、「合衆国という体制」の旗印の下で成り立っている国家ですよね。だから、「うちの国の体制や流儀が最高なんだ」という思い入れがいささか過剰気味なほどに強くて、それをそのまま他国にも押しつけるのがいけないんじゃないかなあ、なんてことを考えてみたり。
Posted by: 井上 | Nov 21, 2007 06:58 PM
要するに米軍も米帝もKYってことで
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Nov 22, 2007 12:26 AM
そのネタもろた。
Posted by: 井上 | Nov 22, 2007 12:30 AM
はじめまして。いつも楽しく閲覧させて頂いております。
自衛隊の広報活動なら、一つ思い当たるネタが。
『MAMOR』2007年3月号(だったはず)の記事より。
陸海空の三自衛隊の音楽隊による演奏会で、最初と最後に演奏した陸と海の音楽隊は、伝統的な「君が代」や旧軍由来の曲、クラシックを演奏したのに対し、
空の音楽隊は、「機動戦士Ζガンダム」のオーケストラメドレーを演奏したそうです。
なぜ空だけアニメの曲、それも、Ζガンダムなんだ。
・・・ハッ、これはまさか、陸自がガンダムを配備するのに対抗して空自はΖガンダムやΖプラスA1を配備するという伏線なのか!?そうだな!?そうなのだな!?そうだといってよバーニぃてちょ何だオマエら僕をドコにtUあsだsg(以下あまりに下らんのでPAM!)
そういえば、話題になった「自衛隊のガンダム(先進個人装具システム)」も、同じ号の連載記事『技本リポート』で紹介されていました。「ガンダムと呼んでいる」という技本の中の人のコメントも、しっかりと乗ってます。
こういうのって、紙媒体では誰も驚いたり騒いだりしないのに、Webで出た途端に、それこそ『蜘蛛』の子を散らしたような騒ぎになるんですよね。
たぶん、元記事の話もWebではなく紙媒体だけに載ったのなら、あまり誰も驚かないんじゃないでしょうか。
そう考えると、改めてITがもたらした情報革命ってヤツを実感します。
Posted by: Echo-10 | Nov 22, 2007 12:30 AM
う、うーん、まさに「勇猛果敢、支離滅裂」(失礼)。
空自の人ってすごいなあ。
紙媒体だと基本的に買った人の目にしか触れないですし、情報の伝播速度も遅いですけれど、ネットだと URL のコピペひとつで情報が伝搬してしまうところ、そして「ガンダム」というインパクトありすぎのキーワードが、おおいに効果を発揮したのではないかと愚考してみました。
Posted by: 井上 | Nov 22, 2007 08:50 AM
http://www.rose-ridge.com/NOSE%20ART%20WORKS.htm
空自だとこんな事も。
204sqF-15改編10周年記念塗装なんかは驚きを通り越して感動しますw
Posted by: hide | Nov 23, 2007 06:06 PM
おお、これは御本人のサイトではありませんか。
そういえば、204SQ のイーグルヘッドも、この方のデザインだったんですよね。
Posted by: 井上 | Nov 23, 2007 06:34 PM
> 空自の人
ヲタ率が異常に高いことは有名(?)ですが、元々メカの固まりなどメカニカルな分野が多いところですからね。中の人も「遊びや余芸の部分になればなるほど目が輝く」と表する始末で、米空軍など他の空軍でも同じような傾向があるようです。
<まあ、誰でも仕事だけではなく、趣味が入ると俄然力の入れようが異なりますが(笑)。
Posted by: へぼ担当 | Dec 02, 2007 08:23 AM
いいことだと思います。「笑って、お仕事」ってやつですね (古)
どうも日本人は仕事を苦行扱いしたがるというか、修行か何かと間違えている節があるのですが、楽しむことができるのであれば、それに越したことはないと思います。もちろん、常に楽しんでばかりはいられないにしても。
Posted by: 井上 | Dec 02, 2007 09:40 AM