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January 2008

Jan 31, 2008

【Day 17】ぷち自信回復

日付 : 2008/1/30
場所 : サンメドウズ清里
天候 : 晴後曇
板 : AMC776

急ぎの仕事が片付いて、フッと隙間ができたところで出動決定。やっと先日の筋肉痛が治ってきたし、翌日は仕事の予定が入っているので、30 日しか使えなかった。

しかも、30 日も朝は自宅にいないといけない用事があったので、それが片付いたところで出動。そんなこんなで遠出はできず、Yeti・ふじてん・サンメドウズ・軽井沢プリンスを天秤にかけて、行ったことがないサンメドウズにした。

本来は晴天率が高いエリアだけれど、前日に天気が悪かったせいで、清泉寮から先は道路のあちこちで積雪と凍結が。スタッドレス + AWD ならスピードの出し過ぎに気をつければ乗り切れるけれど、ノーマルで来るのは自殺行為。そういえば、FF 車だと思うけど、後ろにチェーンを巻いてる軽自動車がいたぞ ?

1230 頃に現着、パッパと着替えてゲレンデに出たら… 修学旅行生の大群がいた。ここ、平日はメインのゲレ食が修学旅行受け入れのために貸切になってしまうと Web で読んでいたので覚悟はしてたけれど、実際に見るとなかなか強烈。

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(いやあ、いい天気。右手の奥に見えるのは赤岳)

P1301220
(でたあ !)

とりあえず緩斜面沿いのフラワーリフトで 1 本、それからメインのパノラマリフトで上がって 1 本。A コースの出だしにあったコブで "発射" して、凹みながら降りてきたところで、とりあえず飯にした。

気を取り直して、再び A コースへ。場所柄、表面の雪が剥がされて固いコブになっていたけれど、ピッチはゆったりしているので、後傾に気をつけて腹を削れば降りられる。まあ、斜度も距離も大したことないし。

感じをつかんできたところで、今度は上体のローテーション対策で視線に注意するなど、徐々にパワーアップ。スピードは出ていないし一直線にもならないけれど、とりあえず完走はできたので、ちょっぴり自信回復。

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(パノラマリフトを降りたあたり。標高 1,900m)

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(その右手にある、問題のコブ斜面)

コブ以外のところでは、A コースで下まで降りたり、分岐している B・C コースに浮気したりしながら、相変わらずの整地トレーニング。キリのいいところで休憩してソフトクリーム。ちゃんと「乳製品」の味がするのはよい。

その後、上級者専用と銘打つ D コースにも行ってみた。斜度だけみると、他所なら中級表示にされそうな内容。ただ、看板のせいか人が少ないので、表面の雪が剥がされていなくて柔らかい状態を保っていたのは良かった。A コースはところどころで氷が顔を出していたから。

そういえば、G コースの左端にウェーブを作ってあった。吸収動作の練習に良さそう。

P1301243
(フラワーリフト沿いの G コースは、とことん緩斜面。この正面に富士山が見えるはず)

P1301247
(途中、天気が怪しくなって雲がかかりかけた)

そんなこんなで、たかだか 3 時間足らずの滞在だったけれど、それなりの収穫を得て終了。ただ時間が長ければいいってもんじゃない。

片付けてクルマを出し、清里から R141 を下って韮崎に出て、韮崎 IC 近くのマクドナルドで休憩して時間をつぶす。1700 を回ったところで韮崎から中央道に上がり、八王子までの分を通勤割引で半額にして帰宅。

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Jan 30, 2008

冬の八ヶ岳

P1301216

清泉寮付近から撮影した、南八ヶ岳。

穏やかに晴れた日の雪山って、眺めている分には素敵です。 でも、実際に登ると天候の急変で牙をむくことがあるので、油断がなりませんけれど。

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Jan 28, 2008

クラック発生

…といっても、F-15 の前部胴体縦通材の話ではなくて、うちの携帯電話・A1101S (SONY Ericsson) の話。

機種変したのが 2003 年 1 月なので、もう 5 年ばかり使っている計算。その間にバッテリを 2 個使いつぶして、今は 3 個目です。去年、交換用のバッテリを 2 個買って「あと 4 年は使える」というつもりでいたのですが、んが。

匡体の角の部分がハゲちょろけて来たのはともかく、巷では「ヒゲ剃り」といわれているアンテナ内蔵部分に、何ヶ所かクラックが発生しているのを発見してしまいました
(´・ω・`)

もともと通話専用だし、ジョグダイヤルが気に入っているので変えたくないんですが、どうもそのうち、電話機の匡体がバラバラになりはしないかという不安が生じている今日この頃。買い置きしたバッテリが無駄になるのは、大して高いものじゃないからいいんですが、ジョグダイヤルを失うのは嫌です。

さて、困りました。一応、代わりの機種の物色だけでもしておいた方がいいかも。

ううむ、まさに「何でもいつかは寿命が来る」を地で行ってしまった感が。

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Jan 27, 2008

MacOS X 10.5 になって助かったこと

現在、Windows で利用できるファイル共有プロトコルには、NBT (NetBIOS over TCP/IP) とダイレクト・ホスティング SMB があります。後者は Windows 2000 から加わったもので、Windows 2000/XP/Vista、Windows Server 2003/2008 で利用できます。

それならあえて NBT を使うこともあるまい、と思ったのですが、そこで過去に足を引っ張っていたのが、 以前に使っていたバッファローの NAS と Macintosh。iBook で MacOS X 10.2~10.3 を使っていたときには NBT しか使えなかったので、仕方なく Windows 側でも NBT を有効にしてました。

ところが、MacOS X 10.5 ではダイレクト・ホスティング SMB を使えるようになりましたし、NAS の方も代替わりしてダイレクト・ホスティング SMB を使えるようになったので、TCP ポート 445 番だけで用が足りるようになりました。

さっき、念のためにと思って Mac をポートスキャンしてみたら (するなよ)、ちゃんと TCP ポート 445 番をリッスンしております。

C:\>spp 192.168.0.10

Target '192.168.***.***' port scan 0 to 1000 start.
  Proto  Remote Address         State
  TCP    192.168.***.***:139               LISTENING
  TCP    192.168.***.***:88                LISTENING
  TCP    192.168.***.***:88                LISTENING
  TCP    192.168.***.***:445               LISTENING
Completed.

C:\>

88 って何だっけと思ったら、Kerberos か… そういえばそうでした。忘れてたw

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Jan 26, 2008

【Day 16】もうどこも人大杉

日付 : 2008/1/26
場所 : ノルン水上
天候 : 晴後曇後雪
板 : AMC776

ひと仕事片付いたことだし、どこかに行こうと思い、真っ先に考えたのがノルン水上。まだ行ったことがないし、手近で、しかも IC から近いから行きやすい。場所柄、ハイシーズンに行かないと楽しめないという理由も。

ところが、天気予報を見ると「雪」だという。それで「晴」の予報が出ていた富士見パノラマかサンメドウズにしようかとも思ったのだけれど、成り行きで突発性のオフ会ということになり、結局はノルンに。

交通費を計算してみたら、クルマで早朝夜間割引を効かせても、普通に電車で往復しても大差がないので、「それなら、寝坊ができて、車中で仕事ができる電車の方がいい」となった。かくして、2001M「水上 1 号」の 185 系 200 番台トップナンバーに乗って出撃。在来線でスキーに行くのは、昨年 3/11 の富士パラ以来。すごく珍しい。

P1261177
(シャトルバスは補助席まで満員。でも、マイクロバスじゃないと駅周辺の道に入れない感じなので、大型化は無理そう)

水上駅の第一次合流・現地での第二次合流は無事に完了。確かに雪は降っているものの、晴れ間がのぞいているので予報よりもいい感じ。おかげで雪質はなかなか良くて、しっとり・フラットのカービング日和。ただ、これなら DEMO 9 3V の方が楽しめたかも。

まずは足慣らしに第 2 ペアから E コースに出て 1 本、クワッドで上がって第 4  ペアに乗り継いで 1 本、その後はクワッドで C~D コースあたりをぐるぐる。普段、練習メインだと「少し滑っては立ち止まる」を繰り返すのだけれど、今日は一気に下まで飛ばすので、ちょいとくたびれた。

P1261185
(雪がちらつきつつも、晴れ)

けっこう人が多くて、この分だと昼食難民になると思われたので、「早めに飯にしちゃいましょう」といって、1140 ぐらいにゲレ食に行ってみたら… すでに満タンで、自分達が昼食難民になった orz
それでもなんとか空きテーブルを確保、新しく行った場所では恒例のカレーをいただく。
そうこうしているうちに、ランチタイムだというのに周囲が空いてきた。みんな同じことを考えたせいで裏目に出たか… (凹)

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(レストランは満タン)

P1261196
(コンパクトだけど機能的にまとまった、こぎれいなセンターハウス。ところで、人大杉)

午後は、難易度高めの B コースや不整地の A コースにも行ってみた。不整地の滑りが良くないのは相変わらずだけれど、それよりなによりコブの溝でブッシュが出まくっていたのには閉口。滑走面にうっすらと傷が付いてしまったぞ。

P1261200
(A コース。ここには写っていないけれど、ところどころにブッシュが)

その後は C コースで横滑りをズリズリと練習したり、以前からの続きでショートターンのポジション確認や圧変化を抑えたロングターンなどを練習したり。途中で休憩を入れて、アイスクリームをいただく。

P1261207
(夕方には曇って、吹雪に近くなってきた)

最後に E コースを何本か回して終了。この頃にはだいぶ凸凹が目立ってきていて、ターンマキシマムで飛ばされて焦ることがあった。他の皆さんはまだ滑るというので、先に失礼して撤収した後、1600 のバスで水上駅に移動、1640 発の 2006M「水上 6 号」で帰京。

ちなみにここ、確かに IC から近いことは近いけれど、途中の上り坂は決して馬鹿にできない。くれぐれも、ハイシーズンにノーマルタイヤで来ようなんて考えちゃダメ。
あと、ベース付近の斜度が案外とあるので、まったくの初心者を連れてくるには向かないなと思った。 そこそこ滑れる人なら、短時間の間に集中的に滑りこむにはいい場所だけれど。

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Jan 24, 2008

ラッキーな買い物

ゲラを届けた帰りに新宿に行き、「そういえば、文房具屋に行かないと」ということで、小田急 10 階の伊東屋に行こうと思ったわけです。

ところが、普段なら 10 階以上に直通する急行エレベーターが今日に限って、11 階の催事場との間を行き来するピストン運転になっていて、10 階に止まりません。

それで思案していたら、B1 のエレベーター乗り場にいた、「実習生」のプレートを付けた女の子が「どちらまで ?」と。それで「10 階まで」と答えたら「それでしたら、これで 11 階まで上がってから降りていただくのは」ということで、そうしたわけです。

催事場でやっていたのは「北海道物産展」。ついでだから見て回ろうと思って一周してみたら、六花亭の「マルセイバターサンド」が目についたので買っちゃいました。5 個入り・550JPY。

P1241168

好きなんですよー、これ。エレベーターがいつものように 10 階に停止していたら買わなかったでしょうから、もうラッキーとしかいいようがありません。下で案内してくれた、店員の女の子に感謝。

以前にもネット通販で買ったことがありましたが、そのときには品物より送料の方が高かった記憶が。

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Jan 23, 2008

何でもいつかは寿命が来る

UK considers alternatives to Nimrod upgrade
(Jane's Defence Weekly 2008/1/23)

えっ、Nimrod MRA.4 の計画を見直し !? と思ったら、Project Helix こと Nimrod R.1 の方でした。ELINT 機なんですが、L-3 Communications がプライムになってアップグレード改修を実施、2025 年まで使い続けることになっています。

ところが、2006 年 9 月にアフガニスタンで墜落した Nimrod MR.2 (S/N XV230) の事故原因が燃料系の火災だったと判明したため、「こりゃ計画を見直した方がいいんじゃね ?」という話が出てきてしまったわけです。ただ、 この手の機体のキモはドンガラじゃなくてミッション・システムですから、開発しているミッション・システムはそのまま使い、 機体を別のものに変えてはどうか、と。

現実問題、Nimrod って元をたどれば Comet 旅客機ですから、ええ加減に設計が旧いわけです。ところが、Nimrod R.1 にしろ Nimrod MRA.4 にしろ、さらにそれを補修・改修して使い続けようというのだから、イギリス人の執念恐るべし。

でも、どんなにアップグレードや補修を重ねても、飛行してストレスがかかる状態が続けば、いつかは寿命が来るわけでして。 飛行機ほどクリティカルではないにしても、艦艇なんかも同じことです。

特に 1990 年代以降、予算の関係で既存の装備をアップグレードして使い続ける事例が多々ありますけれど、 それらがそのうちバタバタと使い物にならなくなって、業界大騒ぎ、なんてことになりはしないかと心配になります。なにせこの業界、 極端なことをいえば 1980 年代・冷戦末期の軍拡で揃えた装備を食い延ばしているようなところがありますから。

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Jan 22, 2008

【Day 15】練習・観戦・美味いメシ

日付 : 2008/1/20
場所 : 富士見パノラマ
天候 : 曇後雪
板 : AMC776

珍しく、だいぶ前から予定していた行程で、富士見パノラマに出動。当初の目的は「師匠がシニア技術選に出るので観戦に」。さらに加わったのが「GALA で駄目出しされた部分の練習」。そして、MSKK 時代の元同僚が加わり、なかなか賑やかな出撃に。

0500 頃に自宅を出発、途中で元同僚をピックアップしてから C2 に上がって、0800 に現着。週末だと混むので、遠くの駐車場に回されるかと思ったけれど、左手の第 2 駐車場で済んだ。ここならそれほど遠くない。

001
(駐車場にはうっすらと雪が積もっていた)

マッタリと着替えてコースに出て、まずセンターで 1 本滑ってからゴンドラに。その後はしばらくコナシ~アルパインと回して、こちらは駄目出し対策の基礎練習、元同僚の方はスキッディングのパラレルターンを練習。前に一緒に滑ったときよりもいいフィーリングになってきたようで、なにより。

002
(朝のうちは富士山が見えたんだけれど…)

その合間に、ペアリフト「アルタイル」の乗場付近でシニア技術選を観戦。そこに師匠が最初の競技を終えて降りてきたので、一緒にリフトで上がってから下まで滑り、ゴンドラで上がる。師匠は次の競技に戻り、こちらは早めの昼飯としてチキンライスをいただく。美味いんだこれが。

003
(シニア技術選のジャッジ席)

その後も、上の方で回して、ときどき下に降りるパターン。ただ、だんだんと上層の雪がのけられて土台のアイスバーンが出てきた上に、疲れが出てきた。おまけに天気が悪くなって小雪がちらつき始めたもんだから「早めに撤収しよう」と衆議一決。とかいってる割には、下に降りてからアイスクリームを食べつつ、小一時間ぐらい休憩してしまった。まあ、疲れた身体で運転したくないし。

その後、着替えてマテリアルを片付けて帰宅。幸い、ほとんど渋滞らしい渋滞はなく、中央道にチェーン規制がかかる前に抜け出せたので、早めの撤収は大正解。

004
(お昼はチキンライスだよ)

005
(一日 50 食限定の担々麺を作っていた。今度来たときに食べてみようかな ?)

久しぶりに一緒に滑った師匠「うまくなったねえ~ 技術選に出てみない ?」。いや、それは無理です。買いかぶりすぎです。とりあえず急斜面ショートをまともにしないことには。1 級をとるまで待ってください (汗)

とはいえ、いろいろ練習してみたら、急斜面ショートのポジション作りに「内脚の膝を触る」がいちばん効いた感じ。これ、金曜日に GALA のスクールでやった練習法だけど、以前に買ってあった「スキージャーナル」2 月号のショートターン特集でも、中田良子デモが同じ練習法を紹介していた。ちゃんと読んどけ > おれ

ターン弧を深く取って、しっかりひねり回して仕上げると、結果的に 2 軸のショートターンに近付いてくるような希ガス。これがちゃんとできるようになったら、次は落差とスピードが課題かな。

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Jan 21, 2008

故障した搬器を押し出す現場

1/13 に安比高原のビスタクワッドで。急にリフトが停止したから何事かと思ったら、セフティバーとフードの上げ下げがちゃんと機能しなくなった搬器がいた模様。

P1131096

しばらく、棒でつつくなどしてゴチャゴチャやっていたけれど、「ダメだこりゃ」となったのか、車庫線に押し出して一件落着、運転再開。

しかしこれ、車庫線がないところだったらどうするんでしょうね。ビスタクワッドは確か、山頂と山麓の両方に車庫線がありますけれど (かなり珍しいと思う)。

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たまにこういうことがあるから、リフト係って案外と大変なお仕事。
そういえば、去年の 2 月に来たときにも、ビスタクワッドが故障して待ち行列を作っていたけれど、大丈夫 ?

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Jan 19, 2008

唐揚丼物三題@GALA 湯沢

GALA 湯沢で、メインのゲレ食といえば「チアーズ」1F の「パルパル」ですが、ここに「鶏唐揚のピリ辛丼」 というメニューがあって、私のお気に入りです。分量がホドホドで具合がいいとか、そもそも唐揚が好きだとかいう理由で、 カレーそっちのけで食べています。

昨日のエントリでも触れましたが、 昨日食べたやつはマイナーチェンジしてネギが載りました。

鶏唐揚のピリ辛丼 '2008

こちらが昨年までのバージョン。ネギがありません。

鶏唐揚のピリ辛丼 '2007

これは昨シーズンの冒頭にちょっとだけ出現して、すぐ消えてしまった幻のメニュー「油淋鶏丼」。味付けは似ていますけれど、 上に載ってるものには違いがあります。ネギが載っていますが、さらにキュウリやミニトマトなんかも載っています。

油淋鶏丼 '2007

こだわりがあっていろいろ試行錯誤しているのか、単に食材の都合で変えているのか、その辺の事情はよく分かりません。主役の唐揚は、 単品で出しているのと同じだと思うんですけれど。

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Jan 18, 2008

【Day 14】宿題がいろいろできたぞ

日付 : 2008/1/18
場所 : GALA 湯沢
天候 : 雪時々曇時々晴時々吹雪
板 : AMC776

K26 編成の 75C で GALA 湯沢に。スクール 1 日レッスンのために、ちょいと早起きした。たまに晴れ間がのぞいたものの、基本的には雪。新雪がふんわりと積もった、とても良いコンディション。

なぜスクールかといえば話は簡単で、ここらで滑りをチェックしてもらって、課題を洗い出しておく必要があると思ったから。だから「何も問題ありません」じゃ意味がなくて、まずいところとか、トレーニング方法とか、いろいろ仕入れて帰ってこられれば OK。

GALA のスクールは 5 段階のクラス分けで、2 級持ちは自動的に最上級の E クラスに入れられる。以前、E クラスでコブに連れて行かれたことがあったけれど、今回、それはなかった。基本的には 1 級の整地種目を念頭に置いたレッスン。

◎午前中 : 整地ロングターン

基本的な課題は「スキーを止めずに滑らせる。その際に、板に置いて行かれないように正しい位置に乗り続ける。荷重・抜重をしないで圧変化の少ない滑りをする」といったところ。メニューはこんな感じ。

  1. プルークで外スキーを縦方向に滑らせる (ひねらない、押し出さない)
  2. 外脚だけでずらしながらターンして、その際に内脚を上げ下げ (乗る位置が悪いと上げ下げできなかったり、トップだけ/テールだけ上がったりする)
  3. 外脚と内脚を交互に前後させながらパラレルターン (走る板に乗り込み続ける練習)
  4. ストックを束ねて両手で持って、フォールライン方向に向け続けて外向を維持しながらパラレルターン
  5. 仕上げに、トップ & テールのロングターン

外脚にしっかり乗り込みながら、ブレーキング動作を排して縦方向に走らせるように、と。

ちなみに午前中、E クラスは受講者が 12 人もいて、待ち時間が長くて寒かった。午後は一気に半減したけれど。

◎午後 : 整地ショートターン

午前中に習った話の延長線で、ひねり操作主体のショートターンが課題。いきなり「グルノーブル」に上がって、こんな感じのトレーニングをこなす。

  1. プルークで外脚だけひねる
  2. シュテムで外脚に続いて内脚もひねる
  3. ひねる際に外側の手を前に出して、逆ひねりの体制を作る
  4. 下半身の伸び上がりを防ぐ狙いも兼ねて、ひねった際に内側の手で外脚の膝を触りながら滑る
  5. さらに深度化して、ひねった際に内側の手で内脚の膝を触りながら滑る
  6. ストックを束ねて両手で持って、フォールライン方向に向けて水平を維持しながらパラレルターン
  7. 仕上げに、トップ & テールのショートターン

あと、確か午前だったと思うけど、切り替え時の抜重による伸び上がりを防ぐ目的で「ストックを引きずりながら滑る」というのもあった。

午前・午後を通じて指摘されたのは…

  • 足首のブロックが甘くなりやすい (後傾の原因になる)
  • 切り替えの際に伸び上がりやすい (同上)
  • 急斜面の整地ショートで、谷回りがしっかりできないことがある (ターン「弧」にならない)
  • 急斜面の整地ショートで、山回りのひねりが足りない (同上)
  • 急斜面の整地ショートで、脚が伸びきって「突っ張った状態」になりがち

押し出し操作でずらしながらスピードを抑えるのではなく、ひねり操作でターン弧を深く取ることでスピードを制御するのだ、ともいわれた。コブのバンク滑りと共通するものがありますな。

自分で挙げた課題としては、安定した雪面コンタクトを維持できていない点 (特にショート)。雪面コンタクトが安定しないので、滑りも安定しない。

 

さーて、宿題がいっぱいできた。当分、練習するネタには困らんなあ。
といったところで、M2 編成の 420C で帰宅。わざわざリクエストしてフラット席を取ったのは正解。スキーを担いで階段を上り下りするのは嫌だもの。

 

今日の昼飯は毎度恒例、「パルパル」で鶏唐揚のピリ辛丼。「はて、去年はネギなんて載ってたっけか ?」と思って帰宅後に去年の写真を確認したら、載っていなかった。誰か「♪ネギはついてないけど、できれば欲しいな♪」ってリクエストしたんだろうか (え

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Jan 17, 2008

Air Force Roadmap

米空軍が最新版の Air Force Roadmap をリリースしました (参考)。基本的には 「何をどこに配備するか」の予定表みたいなものです。

ただ、メールで回ってきた分と上記リンク先に載っている分とで、内容にちょっとズレがあるのが気になるところ。具体的にいうと、 以下の項目はメールには載っていたのに Web には載っていません。

F-35A Lightning II or F-22 Raptor :

  • Atlantic City IAP, NJ
  • Barnes ANGB, MA
  • Fresno Air Terminal, CA
  • Great Falls IAP, MT
  • Jacksonville IAP, FL
  • Klamath Falls IAP, OR
  • NAS JRB New Orleans, LA
  • Portland IAP, OR

みんな州兵航空隊がらみなのと、F-22A の追加調達が決まったわけではないことから、州兵航空隊に F-22A ないしは F-35A を装備するアソシエート部隊を増強するのか (これなら増えるのは人だけで機体は増えない)、あるいは単なる誤掲載か。 ちょいと気になるところではあります。

そもそも、予定を立てないと何も進まないとはいえ、今から四半世紀近く先、FY2030 の話なんかされても、 「どーせそのうち変わるだろう」とぼやいてみたくなりました。はい。

ときに、今日は「F-117 の日」? 他にも「阪神淡路大震災」とか「湾岸戦争」とか「私が MSKK の入社試験面接を受けに行った」とか、いろいろあるわけですけれど。

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初心者・初級者向けの板の買い方

自分のスキー板を買おう ! パート 5(2007 年版) (ski jam)

上のサイトは、私がいつも巡回しているサイトのコンテンツなんですが、「ふむふむ、それで ?」というところで話が切れちゃってる感じがしたので、自分で書くことにしました。

全くの初心者、あるいは「とりあえずレンタルで済ませてきたけど、そろそろ自分のマテリアルが欲しい」という人が板を買おうと思ったときの話です。

これがパソコンだったら、予算が許すのであれば「長く使えるように良いものを買ってもよい」というところですが、スキー板はちょっと事情が違います。なんでかといえば、あまり背伸びをして上級モデルを買うと、却って上達を妨げる可能性が高いから。

# 板にかけるカネがあったら、むしろ自分の足に合うブーツを探す
# ために使ってください

私は「横滑りマンセー」な人ですが、この横滑りも、板によって、容易だったり難しかったりします。上級モデルの方がエッジの食いつきがいいので、横滑りやずらす滑りは難しくなります。そんでもって、まずはちゃんとずらせるようにしないと、スピードが出過ぎて危険です。自分だけでなく、まわりの人にとっても。

それに、初心者・初級者のうちはよく転ぶので、すぐ傷だらけになります。これも、あまり高いものを買わない方がいい理由のひとつ。

もっとも、安いからといってみてくれが貧弱だったりすると、それはそれで気勢が上がらないので、どこで妥協するか、って話になっちゃうんですけれど。

型落ちも含めて視野に入れて、2-4 万円台ぐらいで、あまりサイドカーブがきつくなくて (R=14m 程度かな)、テールが丸みを帯びている板、ぐらいの基準で探してみると良いと思います。長さは、身長マイナス 10-15cm ぐらいが基準でしょうか。

ちなみにテールの形状とは、こういう意味です。

1
テールが丸みを帯びている板 (FISCHER AMC776)

2
テールが角張ってる板 (SALOMON DEMO 9 3V)

角張っている方がテールがずれにくくなる傾向があるので、コントロールが難しくなります。カービングを覚えるぐらいになると、ビュンビュン切れて快感になるんですけれど。 :-)

多分、これで 2 級を取るぐらいまでは通用するはずです。2 級では基本的にスピードは求められませんし。でも、2 級を狙う頃には何十日か滑りこんでいるでしょうし、そうなると最初に買ったやつでは物足りなくなって、新しいのが欲しくなっちゃいますよね。多分。

2 級が射程内に入る頃には、それなりにいい板を買っても乗りこなせると思います。自分の脚前よりちょっと上のレベルを基準にして、体重や脚力が少なければ 1 ランク落とす、って感じでしょうか。でも、2 級レベルではズレのコントロールが重要ですから、あまりずらしにくい板は買わん方がいいです。

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Jan 15, 2008

【Day 13】コブはひと休み、新雪三昧

日付 : 2008/1/13
場所 : 安比高原
天候 : 猛吹雪
板 : AMC776

早起きして、週末限定・0720 発のバスで出動。さすがにこの時間だと、板とブーツだけ持った身軽な地元住民ばかり。で、現場に着いてみたら酷寒の猛吹雪だった。これでは、コブはみんな新雪で埋もれてしまったに違いない (と日記には書いておこう)。

P1131089

ゴンドラで上がってハヤブサ→オオタカと流したら、どこも一面の新雪。特にオオタカ第 3 区間はパフパフの新雪が膝下までテンコ盛り。面白いけれど、つんのめらないようにカカト荷重にしてトップを軽くして滑らないといけないから、えらく疲れる。おまけに寒いので、さらにハヤブサ第 3 区間を 1 本滑ったところで下まで降りて、早くも休憩。

P1131090
(ゴンドラ山頂駅付近)

P1131093
(空間識失調になりそうな、オオタカ第 3 区間の出だし )

その後、ゴンドラで上がってセカンドに。セカンド第 2 を 1 本、忘れ物のセカンド第 3 から "2C" につないで 1 本。最初にセカンドに出たとき、視界はきかないし足元は不安定だしで、空間識失調になりかけた。あぶねえあぶねえ。

セカンド第 3 はコブじゃなくて一面の新雪フカフカ、数ターンずつ慎重に降りる (急斜面の新雪には慣れてないし)。なにせ人が少ないから、転んで動けなくなったら遭難しそうだと思ったもので…

P1131098
("忘れ物" のセカンド第 3。剣呑な急斜面は短いから "2A" よりマシ)

そこを抜け出して気が抜けたせいか、"2C" に向かう途中のセカンド第 1 でコース脇に飛び出してしまい、ちょっと落ち込んだところで新雪にダイビング、背中から大転倒。そのままザイラーのベースまで降りて休憩。このとき、スキーウェアのフードの中に雪が入っているのを失念していて、持ち上げたら頭上から雪の塊が降ってきた (←馬鹿)

なにせ寒くて手足の指先の感覚がなくなりかけていたので、手を温めるために缶コーヒーを買って、そのまま身体が温まるまで休憩。

その後はザイラーゴンドラで上がり、以後はハヤブサやオオタカを回す。なにせ寒いので休憩をこまめに入れたけれど、レッドハウスで食べたお汁粉は、こういう場面で助かる。オオタカの方が新雪が深くて、そのせいか空いていた。

P1131102

そんなこんなで、新雪三昧でヘトヘトになって 1320 頃に撤収。そのまま着替えて 1405 のバスで盛岡に戻る。当初の予定より 1 時間早かったので、指定席券売機で乗変、J2 + R21 編成の 3020B に変更して帰宅。R21 の方が「凍結でドアが開かない」なんてやっていたせいで遅延したけれど、昨年 2 月みたいに強風で止まるよりマシ。

P1131101
(自分のことを棚に上げて書いちゃうけど、みんな好きだよねえ… ザイラーゴンドラ山頂駅付近で)

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Jan 14, 2008

【Day 12】コブ斜面で自分にコブを作った (凹)

日付 : 2008/1/12
場所 : 安比高原
天候 : 吹雪
板 : AMC776

J10 + R26 編成の 3001B で、またもや安比に出動。まあ、7・8 号車に乗っている分には 0 番台でも 1000 番台でも変わらないし。
カネはかかるけれど、確実にコンディションはいいし、新幹線なら行き帰りの時間を有効に使えるから元は取れる、とみた。白馬方面か白樺湖方面に行こうかとも思ったけれど、後で雨が降っていたと知り、ガッツポーズ。安比は、ちょっと重めながら雪がボンボン降っていたから。

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(なにこの待ち行列… しかも、この後でさらに激しく列が延びた)

毎度のように、白樺で流してからゴンドラで上がる。西森に行くつもりで第 4 リフトの降り場を通り過ぎたら、オオタカの第 4 が開いていた。さっそく突撃してみたら… 圧雪車を入れたばかりみたいで、真っ平らだった orz

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(オオタカ第 4 区間は真っ平ら)

そのまま第 3 区間に降りてみたら、中間部のコブだけ残して、後はつぶされていた。その中間部のコブに突撃したら、いきなり転んで左の向こう脛をぶつける始末。コブ斜面で自分の脚にもコブを作ってしまったけれど、骨まで逝っちゃったわけじゃないし。

気を取り直してレッドハウスでソースカツ丼を食べた後、しばらくオオタカを回す。だんだん調子がまともになってきたけれど、先週と比べるとコブが不規則になっているので手強い。

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(ソースカツ丼でコブに勝つ ! (え)

とにかく寒い一日で、疲れより先に寒さで参ってしまったので、下まで降りて安比プラザで身体が温まるまで休憩 (なのになぜ、ソフトクリームなんか喰うかね)。その後、ゴンドラで上がって第 2 ザイラー A に突撃してみたら… また初っ端で転んだ (凹)

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(また第 2 ザイラー A でやっつけられた orz)

もっとも、その後は転ばないで降りてこられたのだから、去年よりはちょっとマシになったかなと思う。といっても連続ターンできるのは数ターン程度だから、内容はグダグダ。その後、ザイラークワッドで上がり、セカンドのコブを 1 本滑ってから、ザイラークワッドで降りてハヤブサ→オオタカと戻り、レッドハウスで少し昼寝。

目覚めてみたら、相変わらず寒いものの、雪は止んでいた。そこでオオタカに上がってみたら、第 3 区間の上の方と下の方でコブの造成が始まっていたので、ちょっとだけ手を貸して、そのまま下に降りる。そしたらなんと、タッチの差でゴンドラが営業終了になってしまったので脱力して、そのまま終了。

時間的に 16:05 のバスは辛いかなと思ってノンビリ着替えて片付けたのだけれど、終わって外に出てみたら、ちょっと遅れていた盛岡行きのバスが停まっていたので、飛び乗ってしまった。

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(オオタカで唯一、残されていたコブ)

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超薄型 Macintosh ?

http://japanese.engadget.com/2008/01/02/ultrathin-macbook-pic-or-not/

うーん。キーボードのサイズから判断すると、フットプリントは現行 MacBook の 15in モデルよりひとまわり小さいぐらいの感じに見えますね。となると、いま手元にある MacBook と同じくらいでしょうか ?

光学ドライブを外付けにして薄型化すれば、確かに軽くはなります。でも、設置する際に占める面積があまり変わらないとなると微妙。携帯性の高さを売りにするなら、2 スピンドルでもいいから、もうひとまわりフットプリントを抑えてくれた方が、個人的には嬉しいかもです。フットプリントが大きいと、喫茶店なんかの狭いテーブルで広げるのに不便なのですね (←激しく個人的な事情)。

もちろん、小さくするとキーのピッチが詰まって配列に悪影響が出る等のネガがあります。だから、どこでバランスをとるかという問題なのですけれど。実際問題、ThinkPad X3* シリーズみたいに右の方のキーを切り詰められると、かな入力の人としては極めて具合が悪いですし。

VAIO SZ や MacBook みたいな 13in 横長画面の 2 スピンドルノートって、そういう意味ではバランスのいいフォームファクタだと思います。

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Jan 13, 2008

寒冷耐久試験 (え

うちで使っている 3 台のデジカメのうち、もっとも小型軽量なのが「たたかうデジカメ」こと μ770SW です。メーカーの宣伝では「氷点下 10 度でも使える」ことになっています。

ところが本日、μ770SW は氷点下 15 度の吹雪の中でも作動することを確認できました。すごいです。

もっとも、暖かい場所に持ち込むと結露して撮影どころじゃなくなりますけれど、これはどんなカメラでも同じですからいいです。

私は氷点下 15 度でも震え上がってしまいましたが、それを考えると 1941 年の冬、氷点下 30-40 度に達したモスクワ近郊で、たいした冬季装備も持たずに戦争する羽目になったドイツ軍は大変だったでしょうねえ… (急にそっちに話が飛ぶか :-p)

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Jan 12, 2008

忘れ物 (汗)

前に、安比の全コースを制覇したって書いたんですが、今日になって「忘れ物」があったのに気付きました。

それが「セカンド第 3 コース」。ええ、もちろん不整地コブ斜面です。ビスタクワッドの降り場付近から東方に分岐しているんですが、安比でも一番奥にあるので、つい存在を失念してました (ぶわっかもん)

そんなわけで、おいおい仕切り直しに行ってきます (´・ω・`)

それにしても、「セカンド第 2」とか「セカンド第 3」とか、ネーミングとしてはどうかと。誰かヘンだといわなかったんでしょうか。「セカンド安比」というエリアにあるコースだから「セカンド○○」なのはいいとして、その先については、もうちょっと言い様があっんじゃないかと…

ちなみに、「安比のリフト完全制覇」はやっていません。動いている機会に行き当たらないリフトが何基かあるものでして。もっとも、それをいいだすと、八方尾根とか山形蔵王とか赤倉とか石打丸山とか、リフトだらけのスキー場で完全制覇するのは大変ですけれど。

追記 (Jan 15th, 2008)
猛吹雪の中、仕切り直してきました。新雪でパフパフ、フカフカでした♪
でも、コブができているときにもう一度行ってみないと。

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Jan 11, 2008

今日は何の日 ?

「ワンワンワン」だから「犬の日」だという話もあるようですが、やはり「ワンイレブン」で「F-111 の日」という方が説得力があるような気がいたします (ん ?)。

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(Photo by US Air Force)

ただでさえ、並列複座とかカプセル式射出座席とか Pave Tac とか、とにかく特徴ありすぎ。さらに、A/B 付きターボファンだの可変翼だのと (当時としては) チャレンジングなことをやり、アビオニクスの整備に手間をかけさせられて、と苦労の種が尽きない機体だったようですが、これがあったからこそ F-14 や F-15E につながっていったのも事実。そういう意味では、偉大なる踏み台だったのかもしれません。

とはいえ、湾岸戦争がなかったら、この機体の評価ってずいぶんと違ったものになったでしょうねえ…

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Jan 10, 2008

目線と吸収動作

昨年の 4 月に GALA 湯沢に行ったとき、いちめんコブだらけの「グルノーブル」で上から下まで完走して、 バンザイしちゃいました。ただし、その後で「調子良さそうだから」といってビデオ撮影をやったら、 撮影者の目の前ですっころんでしまったのですけれど (凹)

先週末に安比に行ったとき、今シーズンとしては初めてまともにコブを滑りましたが、 思ったより早く感覚を取り戻すことができて良かったです。ただし、ときどき脚がばらけたり、 スピードコントロールが怪しくなったりするのは大問題 (をひ)。
そのときに初めて「分かった」と思ったのが、目線と吸収動作。

昨シーズンに撮影したビデオを見ると、ひとコブごとにローテーションしちゃってるんですが、 これは目の前のコブに目線が行っちゃってるのが一因。先日に安比で滑ったときには初めて、2-3 コブ先に目線をやる余裕ができました。 もっとも、これでローテーションが直ってきているかどうかは、ビデオや写真を撮ってみないと分かりません。

初心者の頃は整地でもそうですよね。ついつい足元を見てしまいますが、慣れてくると遠くを見られるようになります。 足元の状況は足裏感覚で知る… のかな ? (←ちょっと自信がない)

あと、コブには必須の吸収動作。慣れないうちはおっかなびっくりでコブに入るもんだから、どうしても上体が山側に引けて、 かつ脚が伸びきって、へっぴり腰になってしまいます。すると、コブに乗り上げたときに跳ね上げられて、吸収も何もあったもんじゃありません。 結果として、"発射" する原因になります。

先日の安比では、スタート時に意識的にポジションを低めに取るようにしました。ただしこのとき、 上体が前のめりになるのは良くないので、腰から上は立て気味にしないといけませんけれど。ともあれ、 脚の三関節がしっかり曲がった状態でスタートするので、凹で伸ばして凸で吸収、という動きがやりやすくなったように思えます。

本当は、これを練習するには整地でピッチが超細かいウェーブがあるといいんですけれど、 そんなひねくれたアイテムはどこにもありません。でも、普通のウェーブでも、跳ね上げられないように意識して、 腰の高さを一定に保って脚の曲げ伸ばしで乗り切る練習をするのは、決して無駄じゃないと思います。

あと、狭いスタンスで両足をくっつけて滑る練習も必要ですね。私はまだ、コブに入るとこの点が怪しいです。

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Jan 09, 2008

相性問題に悩む

先に mixi 日記で書いていたネタなんですけれど。

うちの MacBook には、BootCamp を使って Windows Vista Business をセットアップしてあります。最初は何も問題なかったのですが、いつ頃からか、 頻繁にブルースクリーンで吹っ飛ぶようになって困ってしまいました。多くの場合、何かキーを押した拍子にすっ飛ぶので、USB まわりが怪しいのかなー、なんて疑っていたわけですが…

Intel のチップセットに関連するデバイスドライバを更新したり、USB ハブを替えてみたり止めてみたり、 画面設定を変えて透明表示を止めてみたりと、関係があるのかないのか分からないままに試行錯誤していたのですが、状況は改善せず。

⊂⌒~⊃*。Д。)-з

それで、改めて過去に追加したハード/ソフトを洗い直した結果、やけくそでアンチウィルスソフトの avast! をアンインストールしてみたのが去年の暮れ。それから MacOS X そっちのけで使い続けていぢめてみましたが、何も問題がありません。 アンインストール後のブルースクリーン発生はゼロ。

となると、状況証拠としては avast! が怪しい、ってことになります。ただ、これだけで avast! がダメだと判断するのは早計というもの。ThinkPad T42 と Windows Vista の組み合わせに avast! を入れていたときには、何も問題なかったですし。

だから、avast! が何かと衝突して、いわゆる相性問題を起こして吹っ飛んでいたのだろう、という結論に落ち着いたのですが、 にんともかんとも。

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Jan 08, 2008

【Day 11】結局は不整地三昧

日付 : 2008/1/6
場所 : 安比高原
天候 : 雪ときどき晴
板 : AMC776

今日も安比。前夜から雪がボコボコと降っていたので、真面目に練習するのは止めて新雪と戯れちゃおうか、なんて考えていたのだけれど…

いつものように白樺で 1 本流してからゴンドラに乗り、セカンド~ザイラー方面を流したあたりまでは、想定通り。うまく滑るとかキレイに滑るとかいうことよりも、ふんわりと溜まった新雪を蹴散らしながらぶっ飛ばすのが楽しい。なにせ AMC776 はセミファットといっていいぐらいの太さがあるから、こういう状況には滅法強い。

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(セカンドのラインはえぐれ過ぎ。入ってみたら散々だった)

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(とにかく雲底が低くて、中腹のレッドハウスですら雲の上)

レッドハウスで休憩してソフトクリームを食べた後、カッコウに行ってみようと思った。いったん下に降りてゴンドラで上がり、ヤマバトを降り始めたら… 目の前には西森リフト。これまでは「西森 = 非圧雪」という先入観があるから避けて通っていたけれど、下から見上げたらイヌワシは圧雪してある模様。

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(左の広いのがイヌワシ、右のリフト沿いがヤマガラ)

「よし、まだ行ったことがないから行ってみよう」と思い、突発的に西森リフトに乗ってしまった。そのリフトの上からヤマガラコースを眺めていたら、「なんか滑れそうじゃね ?」と思えてきた。非圧雪だから凸凹だけれど、そんなにエグいコブではなさそう。

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(これなら滑れそうじゃね ?)

そこで作戦変更してヤマガラに突撃。ところどころに深く掘れたコブがあったものの、それなりに降りてこられる。なんだか面白いじゃないかということで、しばらく西森に張り付いてイヌワシ・ヤマガラを制覇。これで安比の全コースを滑ったことになる。

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(この写真だと、雪面の状況が分からないのが残念)

その後、本来の目的だったカッコウに行ってみたら、ちょっと荒れ気味なので 1 本だけでパス、そのままベースに向かったら…

ちょうど、週末恒例の「日中圧雪」の最中。その間、白樺ゲレンデはクローズになるのだけれど、出だしで待っている人がたくさんいる。「ははあ、圧雪したてのところを狙ってるな」ということで自分も待ち行列に加わり、閉鎖が解けたところで雄叫びを上げながら突撃。

その後、安比プラザで「華龍」の「麻婆小丼」とかいうのを食べて小腹を満たしてから、ゴンドラに乗ってハヤブサを下って… 結局、オオタカ第 3 区間のコブに行ってしまった。

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(麻婆小丼 380JPY)

昨日よりもえぐれて手強くなっていたけれど、コブを乗り越える際の吸収動作とか、目の前のコブじゃなくて 2-3 コブ先を見る目線の置き方とかいったあたりの要領が、やっと分かってきたような。まだ、ちょっと気を抜くとオーバースピードになってコースアウトしてしまうけれど、ちょっとは進歩した希ガス。

それでへたばってしまったので、ちょっと早めに撤収。15:05 のバスで盛岡に戻り、J10 編成の 26B で帰京。さすがに今日は、盛岡行きのバスも新幹線も満タン。

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(西森側から見ると、ヤマバトコースの序盤がすごい急斜面に見える :-)

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Jan 07, 2008

ソースカツ丼@安比高原

そろそろ「ソースカツ丼」というカテを立てた方がいいかも (え

「なりたま通信所」で福井のソースカツ丼を取り上げているのに対抗するわけじゃありませんが、ソースカツ丼界の隠し球 (?) をひとつ。

安比高原・セントラルゲレンデの中腹に「レッドハウス」というゲレ食があります。安比ではここのカレーがいちばん美味いと思っているのと、常駐することが多いオオタカコース第 3 区間に隣接していることから愛用するようになったのですが、ここに八幡平ポークを使ったソースカツ丼があります。

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ソースカツ丼 (味噌汁付き) 1,200JPY

それでさっそく食べてみたのですが、分厚い揚げたてのカツが載ってきました。待たされただけのことはあります。ゴマを散らしてあるあたり、なかなか芸が細かいですし、ソースの味加減も出しゃばりすぎなくてよいです。ただし、お肉が微妙に固かったかも。

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いくらなんでも、スキー場のソースカツ丼だけで Web 記事を作るのは無理そう。カレーなら何処に行ってもありますけれど、ソースカツ丼はさすがに場所を選びますよねえ…

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Jan 06, 2008

【Day 10】カツ丼 & 凸凹の一日

日付 : 2008/1/5
場所 : 安比高原
天候 : 曇
板 : AMC776

J13 + R1 編成の 3001B で、今季初の安比に出動。「なんか、ヘッドライトの配置が違うな」と思ったら R1 編成だった。行きは人の流れと逆方向だから空いているけれど、明日の帰りは大変だろうなぁ。

年末に出動しても良かったけれど、年末年始に低気圧が来てドカ雪が降るという予報が出ていたので、「それなら降雪後に」というわけで年明けに決定。これが大当たりで、曇りながら風はほとんどない穏やかな天候、バーン状況はもちろん良好。

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(岩手山がちゃんと見える日は、ホントに少ない)

まず白樺で 1 本、それからゴンドラで上がってセカンド~ザイラー方面からハヤブサへ。ところがどうも調子が良くない。重心移動が怪しいし、足首がちゃんと使えていない感じがする。前回の出動から 10 日も経っていないのに、こんなに差がつく理由って…

あ゛。「安比は寒そうだから」といって、ブーツを '07 モデルの Forte 97 に変えていたのだ。これか !

というわけで、レッドハウスで昼飯のソースカツ丼を食べたときに、#3 と #4 のバックルをいちばん外に調整し直してみたら、だいぶ滑りがまともになった (当社比)。その後、ベースに降りて週末恒例のシュークリームを食べて、リフトを乗り継いでオオタカ第 3 区間に。

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(週末に安比に来たら、これを食べなきゃね)

ありがたいことに、あまりえぐれていないコブがコース右側にずーっと連なっている。そこで、この後はほとんどここで過ごした。最初は 2-3 コブでコースアウトしていたけれど、腹を削るのを諦めて縦方向に、あるいはバンクを突っ走るようにしたら、それなりに続くようになった。

といっても、スピードオーバーでコースアウトしたり、脚がばらけたり、上体がローテーションしたりと散々ではあるけれど。でも、一度も転ばなかったもんね♪

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(左手に、ずーっと 1 本のラインが連なっている)

レッドハウスでひと休みした後、ゴンドラで上がってハヤブサ→オオタカ→ハヤブサ→オオタカと回したところで、下まで降りて終了。疲れてきていたので、無理はしない。

それにしても。まだ正月休みは終わっていないというのに、スキー場もバスも「多少は人が多いかな」という程度で、むやみには混雑していない。大丈夫かオイ。

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(安比でいちばん好きな風景。セカンド第 2 の最終区間)

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Jan 05, 2008

安比のリフトの上で思いついた

元歌 : 【初音ミク】みくみくにしてあげる【してやんよ】

9 ヶ月のブランクを超えて 私は来たんだよ
1 級はまだないけど できれば欲しいな

あのね早く コブ斜に入れてよ
どうしたの クローズの (オオタカ) 第 4 を見つめてる

君のこと

ボッコボコにしてあげる 整地はまたね頑張るから
ボッコボコにしてあげる だからちょっと覚悟をしててよね

してあげるから~

ボッコボコにしてやんよ 今シーズンも頑張るから
ボッコボコにしてやんよ だからもっとコブ斜を滑らせてね

ボッコボコにしてあげる 日本中のどこよりも
ボッコボコにしてあげる だからもっと私に滑らせてね

注 : 安比高原のオオタカコース第 4 区間は、コブになっているのがお約束

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Jan 04, 2008

W05K の使用感 (1)

目下、いろいろな状況で W05K を試しています。基本的には速くて快適ですが、混雑状況とか、自分が発生させるトラフィックの内容によって、性能のばらつきが激しくなる傾向はあるかも。

特に、でかい添付ファイルがあるメールをダウンロードするとか、FTP でログをダウンロードするとかいった、いわゆる連続的に大量のトラフィックが発生する場面では、自動的にブレーキがかかって超低速に。FTP のダウンロードなんか、60-80kbps ぐらいしか出てないし。

ただ、そんなトラフィックと平行して Web ブラウズなんかやっても遅い感じはしないので、個別の通信ごとに規制をかけてるのかなあ、と推測していますが、真相はいかに。

あと、さすがに新幹線の全力走行ぐらいになると電波状況の影響が出てくるようなので、外部アンテナを付けた方がいいみたいです。窓に面したところにアンテナを置こうとすると、アンテナ付属のクリップで自分の肩に付けるのがいいかな ?
とはいえ、在来線程度のスピードなら問題ないみたいなので、PHS より頼りになるのは間違いないです。

困るのは、電波状態が悪い等の理由で切れたとき。知らない間に切れているので、ボーッとしていると待ちぼうけ。常に通知領域の通信状況表示を見張ってないと駄目みたいです。

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Jan 03, 2008

対テロ戦と洋上哨戒の関係

W05K のインプレを上げようと思ったんですが、それは明日に回して。

インド洋で実施している対テロ洋上哨戒作戦が、実はテロ対策とは関係ないんじゃないか、と主張している人がいるみたいですね。なんでも、「海賊事件といったって、大した事件は起きていない。それなのに軍艦が出ていって洋上哨戒をやるなんておかしい」なんてことを主張しているらしいのですが。

まず、陸の上と海の上に共通する話ですけれど。

テロリストにとって好ましい土地とはどんな土地かといえば、政府のコントロールが効かない無政府状態。もっとも理想的なのは、政府が崩壊状態になっている国です。裏を返せば、治安維持組織がちゃんと機能していて、悪いこと、怪しいことをするとたちまち通報されて警察が駆けつけてくるような場所は嬉しくありません。

ということは、テロリストの聖域を潰して追い込みをかけるためには、各国政府がちゃんと機能する治安維持部隊を擁している必要があります。ところが、「おたくの国の治安維持体制はなっていない。うちが代わりに出ていく」といって他国が乗り込むのは無理があります。そこで、テロリストが好みそうな状況になっている国に対して治安維持部隊を対象とする訓練を提供して、自力で治安維持をできるようにするという考えが出てきます。

その一例が TSCTI (Trans-Sahara Counter-Terrorism Initiative) で、後に TSCTP (Trans Sahara Counter Terrorism Partnership) と改称しました。これはサハラ砂漠周辺諸国が対象。アフリカの広大な砂漠地帯がテロリストにとっての聖域になっているのではないか、という懸念を受けてアメリカが打ち出した構想で、米軍が地元の当事国に対して訓練を施すものです。似たようなことを他の地域でもやっていますね。武器を供与しても効果がないということで反省して、代わりに訓練を施すことにした経緯があります。

陸の上なら、たいていの国に (内容は千差万別ながら) 軍や警察はありますから、それを育成することができます。ところが問題は海の上。IMB (International Maritime Bureau) がまとめている海賊事件の発生状況 (例 : 2006 年版) を見れば分かりますけれど、政府の治安維持能力やシーパワーに限りがある国、あるいは政府が崩壊状態にある国の近辺海域で、海賊事件が多く発生しています。

まともな海軍を育成するには、たとえそれが沿岸警備海軍程度であっても、カネもノウハウも必要です。ところが現実には、それができない国が多いわけです。公海まで出ていって警備行動を行えるような海軍を育成するなんていったら、さらにハードルが高くなります。

だから、まともな海軍力がある NATO 諸国などが中心になって公海上で警備のための哨戒を行い、テロリストや海賊などが自由に往来できる洋上の聖域を塞ぐことには、間接的な抑止効果があるわけです。実際、スリランカの LTTE みたいに、海上輸送ルートを通じて武器を手に入れている反政府武装組織もありますし。

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Jan 02, 2008

極限の設計と逆噴射

いま、N700 系の 40A で東京に向かっているところです。なるほど、トンネルを走っているときの揺れが、従来よりも少なくなっている感じがします。内装もよくなりましたね。先頭部はどうもブサイクに思えますけれど、環境対策優先だから仕方ないのかなあ…

揺れという点で対極にあるのが 300 系。トンネルで激しく揺れるのは以前からのことですけれど、トンネルに入る度に車体がミシミシと軋むのって…

300 系では 270km/h 運転のために突き詰めた軽量化設計をやり、その際に揺れや空調の効きなど、いろいろとネガが出ました。そこで、問題点をつぶして快適性の側にベクトルを引き戻したのが 700 系や N700 系、と位置付けられると思います。

最初のチャレンジとして極限の設計をやったという点では、300 系は 209 系と似たところがあるかも、なんてことを考えてみた次第。209 系も、その後で改良型の E231 系や E233 系につながっていくわけですし。

最初に理想を突き詰めてみたけれど、後になって不具合や周辺状況の変化で揺り戻しが生じるのは、鉄道に限ったことじゃなくて、戦闘機でも企業経営でも何でも同じ。F-16 や F/A-18 なんか、当初の LWF としての理想はどこへ行ったんだ、って感じですけれど、マルチロール化したから生き残ってこられたのも事実ですし。

何事も、設計するって難しいですねえ。

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