【Day 22】我の強い板
日付 : 2008/2/15
場所 : GALA 湯沢
天候 : 雪
板 : DEMO X3 (160cm)
K41 編成の 405C で GALA 湯沢に出動。2 月も半ばになって、やっと GALA に 3 日目というペースの遅さは、今季の特徴といえるかも。これまでなら、日帰りの湯沢通いはもっと多かったから。
前日、「窓側の席は満タンです」といわれたのでビックリ。実際、乗ってみたら 405C としては珍しいぐらい混んでいた。なにがあったんだ。もっとも、越後湯沢でワッと降りたので、GALA はそれほど混んでいなかったけれど。
今日は珍しく、板は持参せず。
GALA 湯沢のエキスパートレンタルに、最新型の DEMO X シリーズが入っていないかと思って偵察してみたら… 入っていなかった。カウンターの人に訊いてみたら、「今期中に入るかどうか…」と弱気な返事。おいおい、何のためのサロモンステーションだ。
そこで事前の代案通り、'08 モデルの DEMO X3 (160cm) を借り出す。レンタルもチケット引き替えも「午後」だと 1145 にならないと受け付けないので、空いている平日ならまだしも、週末だと大変かも。
さっそくゲレンデに出てみたら、昨シーズンに乗ってみた DEMO XR と同様、なんだか張りが強くてテールが強い。カラカラした軽い乗り味はサロモンの常だから驚かないけれど。
おまけに雪がボンボン降っているので、バーンが凸凹して滑りが安定しない。腹が減っていたせいもあり、数本滑ったところで昼飯。
(降雪が続いていたせいか、バーンはちょっと凸凹)
その後でいろいろ試してみたら。
どうやら、AMC776 でやっているようにひねり回す滑りをすると、テールが噛んでしまって滑りがギクシャクする模様。そこで滑りを変えて、落差をとって外力を使うようにしてみたら豹変。いったんスイートスポットをつかむと、もうギュンギュン回る。
これで一気に気分が良くなったので、さらにトップコントロールのミドルターンも試す。これも面白いけれど、オートマチックというか、板に "乗せられている感" は否めず。ロングターンになると、板の回転性が良すぎてうまくいかない。なにしろ、平らなところで片脚だけ使って滑ると、それだけで板が勝手に回り出すぐらいだから。
ひねり系のショートターンをやった場合、「強いテール」が邪魔をする感じ。それを力ずくでねじ伏せることもできるけれど、どえらく疲れる。つまり、板が主張するように乗ってあげると素晴らしいけれども、いったんそこから外れると、いうことを聞いてくれないで逆らう。なんともデジタルで我の強い板だと思った。
これが自分の AMC776 だと、どんな滑りでもそれなりにできる。その代わり、どの分野でも際立った性能は発揮しない。うーん、キャラが違いすぎる。
ともあれ、最初の 1 時間ぐらいはおっかなびっくりだったけれど、いったん感じをつかんだ後はガンガン滑れるようになった。途中、寒くなったり疲れたりする度に何回か休憩を入れて、缶コーヒーで暖まったりアイスクリームを食べたり。1630 ぐらいに撤収して、P5+P17 編成の 4338C で帰京。
グルノーブルに上がってみたら、下界は雲
エーデルワイスは何故かクローズ。まさか「圧雪車がエンコしたから」ってわけでもあるまい
♪クワッドリフト「バルーシュ」を降りたときから~
♪グルノーブルは雲の中~
♪上に向かう人の群れは誰も無口で~
♪リフトの椅子に腰掛けて~
Comments