首の皮はつながった模様
Poor Air Power Planning Exposed But Super Hornet to Stay
(Australian DoD via Defense-Aerospace.com)
オーストラリア国防省が評価作業の俎上にのせていた F/A-18F×24 機の調達案件ですが、ボツになる事態は避けられる模様です。上のリンク先の内容を見る限り、かなり消極的な継続勧告という印象ですが、事情はどうあれ継続は継続。
そもそも、すでにオーストラリア向け F/A-18F に関して米海軍がメーカーに幾つも契約を発注してしまっているので、この期に及んでキャンセルなんていったら、上のレポートにもある「受け入れがたい緊張を引き起こす」「大きな財務的ペナルティ」どころの話じゃ済まないかもしれません。
Comments
この機能を武器の照準に組み込んですごい兵器ができそうな悪寒・・・
「松下、画面でタッチした被写体追いかけるデジカメ 」
松下電器産業は19日、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC―FX500」を4月12日に発売すると発表した。液晶画面に触って被写体を選ぶと、その位置を自動的に追跡してピントや露出を合わせ続ける機能を初めてつけた。写真の削除やサイズ変更、タイトルをつけるといった作業も、タッチパネルで簡単にできる。有効画素数は1010万画素。
本日付の日経新聞より
Posted by: 金珍宝 | Mar 19, 2008 03:30 PM
武器の照準に使う場合、足場が揺れてたり、走りながら (または走って止まった直後) だったりと不安定な状況で使う場面が多そうなので、それをどう克服するかが鍵になりそうな気がします。
そういう意味では、音声入力も微妙かなあと。以前から喧伝されている割には流行らないですよね、音声入力なんかは。視線入力に近い形のものなら、JHMCS みたいな事例がありますけれど。
Posted by: 井上 | Mar 20, 2008 02:00 PM
> 追尾可能デジカメ
タフブックどころではなく、数の出る民生用デジカメでその様なことが出来るとは...。
画像認識処理で追尾するミサイルなどは既に実用化されていますが、それとほぼ同等の機能がごくごく一般的な民生用機器として現れ、劇的に重量・コストを削減できることが驚きですね。
いわゆる技研の「ガンダム」構想も、実現は案外近く、コスト低減もより早く進むのかも知れませんね。
Posted by: へぼ担当 | Mar 20, 2008 09:59 PM
ふと思ったんですが。
実はこの手の技術って、UAV に搭載する監視用カメラと組み合わせたら、けっこう役立ちそうですよね。特定の車輌を追尾する使い方なんかで。
Posted by: 井上 | Mar 21, 2008 02:00 PM
> UAV に搭載する監視用カメラ
最も有効な活用方法の1つと考えます。
実際は自分の動きと、対象物の動きで視野から外れてしまうことが多いようですが、UAVの航法システムと武器管制システムを組み合わせれば最強かも知れませんね。
ほぼ自動で追尾していき、ゲリラ等のアジトに着いたら、マーベリックなど空対地ミサイルを打ち込むなど、イスラムテロ首謀者等の殺害には非常に効果的でしょう。
<ただ、そう書いていて背筋が寒くなりましたが(大汗)。
Posted by: へぼ担当 | Mar 22, 2008 04:02 PM
あと、フォース プロテクション用途で、味方の基地に迫撃砲やロケットを撃ち込んで逃走する敵を追跡するような場面にも使えそうです。
ただ、UAV が勝手に戦争を始めたり、間違って味方を撃っちゃったりしては困るので、攻撃する段でオペレーターを介入させる必要があるのではないかと愚考します。
Posted by: 井上 | Mar 22, 2008 04:53 PM