「...」の理由
正解は、
「選択するとダイアログを表示するアイテムには "..." が付く。
直ちにアクションを起こすアイテムには付かない」
です。
たとえば、[ファイル]-[開く...] を選択すると、ファイル選択のダイアログが現れます。[書式]-[フォント...] を選択すると、フォント指定のダイアログが現れます。でも、[編集]-[貼り付け] は直ちに貼り付けを行ってしまうのでダイアログは現れず、よって "..." は付きません。
ちなみに、ダイアログの中のボタンでも、クリックすると別のダイアログを表示するものがありますが、その場合には "..." を付けるのが正しいお作法です。
Windows や Mac のアプリケーションを開発している人、デザインやローカライズをやっている人にとっては常識のはずですが、ひょっとして、世間一般にはあまり知られていない話でしたか ?
ついでに書くと、サブメニューがあるときには右向きの三角を右端に表示します。これは分かりやすいですよね。
Comments
Macでは最初からそうだったような記憶がありますけど、LISAとかもっと昔のsmalltalkとかもそうなんでしょうかね?
Posted by: H@tokara | Apr 19, 2008 08:35 AM
さすがにその辺は触ったことがないので、なんとも…
Windows も、最初からこうなっていたと思います。1.x はさすがに覚えていませんが、2.x 以降は間違いなく。あと、当然ながら OS/2 1.1~1.3 も (warp は知らない)。
Posted by: 井上 | Apr 19, 2008 09:55 AM