聞き覚えのある名前
昨日発売の「航空ファン」に、航空自衛隊・飛行教導隊の黒住英正 3 佐が、F-15 での飛行時間 4,000 時間を達成した、という記事が載っていました。
「はて、なんか聞き覚えがある名前だなあ」と思ったら…
「兵士を見よ」(杉山隆男著) の後の方で飛行教導隊の話が出てくるのですが、そこに同名の方が登場しています。20 代後半で教導隊からお呼びがかかり、本人が「自分ではつとまりそうにない」といって辞退しかかった、という話からすると、同一人物と見て間違いないと思います。
この「兵士~」のシリーズ、ありがちなイデオロギー論議、あるいは兵器がどうとかいう話よりも、現場にいる生身の「人間」に焦点を当てているところに好感が持てます。ここにいらっしゃる方でしたら既読のことも多いと思いますが、もしもまだでしたらお薦めです。
Comments
聞き覚えのある名前だと今ネットで検索してみますと、なんと「昨日の祖国」の著者であると確認。東西対立での東側エージェント代行との舌戦に明け暮れた後の至福の時に読んだのでしたが、何故その後の著作に辿り着かなかったのかと、1995に四川への派遣隊を生み出す事になった一件が影響したのかも知れません。早速に読んでみたいと思います。
Posted by: やのちゃん | May 22, 2008 07:12 PM
おお、そんな本も出していたんですね。
よくよく考えると、いまどきの高校生がすでに、「ソ聯」も「東ドイツ」も生まれる前の出来事になりかかってるんですよねえ…
Posted by: 井上 | May 22, 2008 07:35 PM