ドイツとオランダの因縁
ドイツ人とオランダ人の深い因縁 (小沢コージの勢いまかせ !! @ WebCG)
ドイツ人とオランダ人、そこには狭くて深ーい因縁があったのだ。古くは第2次大戦、いやもっと深くから問題があったのだろうか。言わばそれは日本人とその他アジア諸国のような関係で、ドイツはオランダをバカにし、オランダはドイツを忌嫌う。
という割には、兵器の面で縁があるのがドイツとオランダ。
- MRAV (Multi Role Armoured Vehicle) こと Boxer を共同開発中
- 過去には基本的に同一設計のフリゲートを建造したことも
- 最近だと、オランダ海軍の De Zeven Provinciën 級とドイツ海軍の Sachsen 級が使っている対空戦システムが同じ
- オランダ軍が使っているドイツ製 AFV : PzH2000 自走榴弾砲, ゲパルト自走対空砲, レオパルト 1 戦車, レオパルト 2 戦車
- オランダ軍で余剰になった中古の P-3C を買い取ったのがドイツ
現場で喧嘩になったりしないのかなあ…
Comments
Fokker、フォッカー、フォッカチャー
さぁ間違いはどれ、続きはこちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC
Posted by: sionoiri | Jun 13, 2008 08:30 PM
この人が、Fokker が今では Stork という会社の傘下ブランドになっていると知ったら、
「そんな、アフォッカー !!」
といって信じてくれないかも知れません (え
Posted by: 井上 | Jun 13, 2008 11:00 PM
最近はEU統合のせいで特に若年層はそうしたお隣憎し的感情が失われつつあるそうです。英語化というかマクドナルド化というか。
それで民族アイデンティティ危機を感じてしまう人(保守層のお年寄り)も多く、フランに戻せとか回帰的な考え方につながっている面もあるとか。
とはいえサッカーはその辺の弱まったナショナリズムを一時的に蘇らせるようですが。
Posted by: flanker | Jun 13, 2008 11:41 PM
ナショナル アイデンティティというのは難しくて、出過ぎるとケンカの元ですし、なさ過ぎてもどうかと思いますし。
ただ、これも「民族」が対象の場合と「土地」が対象の場合と「国家」が対象の場合とで、また違いがありそうですね。
Posted by: 井上 | Jun 14, 2008 05:46 AM
ドイツがオランダの中古P-3Cを導入する際にオランダだかドイツだかがサッカー関係のペイントをしたのがばれて、所有権の問題で直ぐ消した、と言うお話がつい最近あったと記憶していますが。（確か航空ファン）
Posted by: ooi | Jun 14, 2008 06:59 AM
ドイツの場合、連邦諸国内でも仲悪いそうですからねぇ。
Posted by: H@tokara | Jun 14, 2008 08:17 AM
>ペイント
合同演習のときに、イタズラでカンガルーの画を描いて回る空軍もありますね :-)
>連邦諸国内
アメリカで、州によって仲が悪いという話はあまり聞きませんが、ドイツの場合には、小さな独立国が集まった経緯が響いてるんでしょうか。
もっとも、日本でも横須賀籍の水兵が佐世保籍の水兵を田舎者扱いしたことがあったようですが。
Posted by: 井上 | Jun 14, 2008 10:42 AM
映画、遠すぎた橋のかっこいいOPを思い出しました XD
オランダは東京裁判で有名ですが、現在の対日感情はもうドイツに対するそれらまでに回復しているんでしょうかね。
併合国だったオーストリアとの国境沿いでも、バイエルンはどうだのオーストリアはこうだのと、職場で毎日のように聞きましたよw
Posted by: silvard | Jun 14, 2008 07:58 PM
国同士の罵り合いって、ヨーロッパの伝統芸能なのかも知れませんね。冗談交じりに言い合っている分には、大して害はないでしょうし。
Posted by: 井上 | Jun 14, 2008 10:05 PM