サポート技術情報の日本語化
元麻布春男の週刊PCホットライン 新体制となったMicrosoftへの期待
「企業向け製品の会社とコンシューマー向け製品の会社に分割すると、競争促進になる」という理屈は、個人的には理解しづらいものがあります。ただ、サポート技術情報の日本語をまともに、という主張は首肯できます。
もっとも、出た当初に翻訳の凄さで話題になった機械翻訳も、「とりあえず、日本語で概要が掴めるようにする」という点では意味があると思います。とはいっても、機械翻訳の質を上げる工夫は続けてもらいたいですし、そのまま放置しないで優先度が高そうなものから順次、人力翻訳のまともな日本語にしていって欲しいところ。
それに、サポート技術情報をダシにして質の高い機械翻訳のエンジンができると、いろいろなところで応用できるんじゃないかと思うんですよね。
なんといっても、「英語で書いてるってことは、秘密裏にやっているっていうこと」じゃないですかあ (轟爆)
Comments
英→日の機械翻訳も出た当初はすさまじい品質でしたが、最近は結構よくなってきましたよね。
仕事柄、MSのKBはよく検索するんですが、数年前に比べると日本語だけでも概要はある程度つかめるようになってきたと感じます。
とはいえ、使う前にかならず英語表記にして、機械翻訳で内容が変化していないか確認してますけど(^^;
# 正直、まだ信頼は置けない>英和機械翻訳
Posted by: Null-Device | Jul 05, 2008 10:13 AM
私も、「microsoft.com 大全」で「機械翻訳したものは、英語の原文と突き合わせながら見る方がいい」と書きました。特に専門性が高い文章では、どうしても機械翻訳だとアラが出やすいですから。
とはいえ、存在価値がまったくない、ということはないと思うのです。こういうテクノロジーの需要は必ずありますから。
Posted by: 井上 | Jul 05, 2008 10:49 AM
ああ、でも自社の商品名だけでもデータベースに入れてからやってくれないと・・・
門外漢が見ると、動物が一杯いたり、天使がバスで何タラ間とか、話題に事欠かない楽しい寓話集になっていたと聞いております。
Posted by: 部外者 | Jul 05, 2008 11:45 AM
Controled Englishを1歩進めて、原文を直子の代筆みたいなテンプレートに埋め込むシステムで書いたら翻訳の手間も省けて品質も上がるんじゃ?と提案してみたことがあったのですが、好き勝手に書けないのを嫌がりますしねぇ。
Posted by: AL | Jul 05, 2008 12:24 PM
>自社の商品名
「マイクロソフト犬」とか(爆笑)
これはもう、開発の際にボケかました、としかいいようがない話ですが、そうやって笑われて改良されていくのだということで、許してあげてください (マテ)
>翻訳の手間
ええと、その辺の話については、またいろいろあるのですが… ケホンケホン (以下自主規制)
どこかの原稿に書いた気もする話ですが、Cut, Copy & Paste がらみの訳語が、Windows や Office のバージョンアップごとに「ブレ」を生じていたりもします。
Posted by: 井上 | Jul 05, 2008 12:44 PM