その後の EOS 40D
ミノルタさんごめんなさい の続き。
1 ヶ月ほど、EOS 40D をゴリゴリと使い込んでみたのですが、たった一点を除いて、たいへん気に入っています。
特に連写機能は、新幹線みたいな速い被写体を相手にするときに諜報。じゃなくて重宝。シャッター音にケチをつける人が多いみたいですけれど、私は軽快な感じがして好きです。AF センサーの選択機能もバリバリ使っています。撮影後に、どのセンサーで合焦したのかを確認できるのは便利。
唯一、気に入らないポイントが背面の液晶ディスプレイ。液晶ディスプレイの画質がイマイチで、ピントや露出の仕上がりを正確に確認できない場合があるなと感じています。液晶ディスプレイで確認して「アンダー気味だなあ」と思ってプラスに露出補正、ところが自宅に戻ってから PC の画面で確認してみたらオーバーだった、とか。
ズームリングの回転方向がミノルタと逆で、未だにオタオタすることがあります。でも、これは慣れの問題ですから、キヤノンの責任じゃありません。
最大サイズ・最低圧縮率の JPEG で撮影するのが常ですが、これだとファイルサイズが 4-5MB ぐらいになります。だから、連写を多用すると 1GB のメモリカードでは心許なくて、2GB は欲しい感じです。1GB だと、200 枚も撮れば満タンですから。
ハイ・ロー・ミックスということで、CF は Sandisk の 4GB を 2 枚 (Extreme III と Ultra II)、SD は Panasonic の 1GB (Class 4) と Sandisk の 2GB (Ultra II) という陣容。常用するのは SD で、連写を多用するときは高速な CF を引っ張り出します。
もっとも、一度に連写するコマ数が少なければ、(変換アダプタ経由のせいで) 書き込みが速くない SD でも用が足りるので、費用対効果を考えて、SD を少し増やすかもしれません。
Comments
今日Bカメラで現物見てきました。
・・・自分にはD40でも充分そう・・・40Dは使いこなせそうもないかも・・・orz
Posted by: にゃんこ | Aug 13, 2008 10:13 PM
確かに、ボタンがいっぱい付いていて、慣れないうちはバタバタしました。さんざん使い倒したら、よく使う機能についてはスッと動かせるようになってきましたけれど。
Posted by: 井上 | Aug 13, 2008 10:48 PM
> よく使う機能についてはスッと動かせる
「ボタンごてごて」は大変ですが、このような利点もあるわけで。逆にボタンが少なく、整理しすぎたためにその人にとってよく使う(切り替える)機能であっても、メニューの奥底に沈んでしまったりということも。
結局は使い手の練度、使い方にも依るわけで、エントリー機、中級機、ハイアマチュア・プロ用機材によって、ボタンやダイヤル類の数が異なる物と愚考します。
ちなみに私個人は、下手の物好きですが、それでも有る程度以上の数が必要であり、航空祭等であってもしょっちゅうモードや感度他切り替えて使っているため、中級機以上の物でないと追いつかないところがあります。
Posted by: へぼ担当 | Aug 17, 2008 11:15 AM
確か、ミノルタの銀塩一眼が Xi シリーズから Si シリーズに移行したときにも、そんな話があったような…
特にカメラの場合、パッと切り替えたい機能が案外と多いせいもあり、ユーザー インターフェイスの設計は大変そうです。
「スイッチだらけ」に対するひとつの逃げ道はタッチパネルなのでしょうが、偶発的な操作 & 操作ミスへの備えやインターフェイスのデザインなど、経験の蓄積と煮詰めが、かなり必要になりそうですね。
Posted by: 井上 | Aug 17, 2008 11:20 AM