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Nov 27, 2008

感謝祭の犠牲者 (ぉ

米国防兵站局 (DLA : Defense Logistics Agency) の発表。

今年の感謝祭 (Thanksgiving Day) で、中東方面に出征している米軍兵士に供したターキーは約 12 万ポンド、パイは 17 万個とのこと。その他のものも含めた食い物の内訳は以下の通り。

  • Whole turkey: 121,108 pounds, worth $323,228.60
  • Turkey breast meat: 109,780 pounds, worth $437,991.49
  • Turkey thigh meat: 145,780 pounds, worth $361,852.66
  • Ham: 95,826 pounds, worth $263,199.92
  • Beef: 178,466 pounds, worth $1,139,970.37
  • Shrimp: 131,359 pounds, worth $1,712,960.70
  • Stuffing mix: 16,874 containers, worth $149,025.40
  • Potatoes: 14,308 containers, worth $64,181.47
  • Sweet potatoes, 56,104 cans, worth $137,584.15
  • Cranberry sauce, 10,994 cans, worth $74,683.30
  • Corn: 32,535 pounds, worth $155,874.42
  • Assorted pies: 179,810 individual pies, worth $1,451,491.36.

イラクだけで 15 万人かそこらいるわけだから、えらい分量になってます。全世界の米軍兵士が食べた分を合計すると、どれだけのターキーが…

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Comments

七面鳥の受難・・・(笑)

Posted by: にゃんこ | Nov 27, 2008 10:51 AM

「アメリカは、大量の七面鳥を毎年のように虐殺するテロ国家です !!1111!!1!」とかいって暴れる電波さんはいないかしら (マテ)

Posted by: 井上 | Nov 27, 2008 02:17 PM

そこらへんはアメリカの政界も気にしているようでして(違
Bush's turkey pardon takes Pumpkin and Pecan off the menu this Thanksgiving
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/asia/la-na-turkey-pardon27-2008nov27,0,3253895.story

#実際には結構昔からある伝統行事ですけど。

Posted by: ターキーよりローストビーフ | Nov 27, 2008 02:20 PM

とはいえ、本質的には牛さんや豚さんや鶏さんと同じなんですから、グダグダと目くじらを立てる方がどうかと思うのです。

伝統行事として年に一度、家長や大統領や司令官などがターキーを切り分けて皆に配る。いいじゃないですか。ねえ。
米軍の公表写真でも、四つ星つけた空軍大将がターキー相手にナイフを振るっている写真、なんてのがあります。

イギリスの家庭では、ローストビーフを家族に切り分けるのは父親の仕事と決まってるみたいですが、それの影響でしょうか。ひょっとして。

Posted by: 井上 | Nov 27, 2008 03:21 PM

本邦においては多くの場合鶏が身代わりですね
健太君(あ、米国資本?)

Posted by: bugaisha | Nov 27, 2008 07:01 PM

そう言えば、七面鳥はアメリカの国鳥候補だったて本当でしょうねえ?
日本も雉なので、日米とも国鳥食う事に(雉はそんな一般で普段から食さないですが)
F-15の愛称がturkeyになっていたのかなあ?何か撃墜されまくりそうだw
後アポロ11号の月着陸船も「ターキーが舞い降りた」て表現になったり、84年のロス五輪(古っ!)のマスコットも七面鳥になっていたかも?

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Nov 27, 2008 07:39 PM

>鶏が身代わり
私、ビーフやポークよりもチキンの摂取量の方が多いと思います。多分。

でも、ケンタッキーは行かないですねぇ。

>F-15
F-14 の非公式な内輪ニックネームが「ターキー」ですよね。B-1B の「ボーン」と一緒で、ちょっと公式ニックネームにはいたしかねる感じですが。

必ずしも強そうな鳥ばかりがシンボルになるわけではないのでしょうが、ことアメリカの場合、強そうでないと拒絶反応が出そうです。

Posted by: 井上 | Nov 27, 2008 10:22 PM

ファイティングファルコンが決定する前にコンドルという説が航空雑誌に流れた気がしますが、屍肉喰いが嫌われたんでしょうか?

と、話の流れの堤に亀裂を入れてみる

Posted by: bugaisha | Nov 28, 2008 10:33 AM

ボツになった空対地ミサイルで AGM-53 Condor というのがあったので、その関係かも。

Posted by: 井上 | Nov 28, 2008 11:06 AM

>電波さん
伝統行事ですから、マッチョなお父さんを見せ付けるためには、チンで済ませるわけには行かないでしょう。え?違うの。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/col/20061202/120009/

Posted by: sionoiri | Nov 28, 2008 11:57 AM

こうなると、ターキー食うのも命懸け、なんてことになりそう…

Posted by: 井上 | Nov 28, 2008 12:05 PM

七面鳥丸揚げて、まして専用の機械まで有るとは…
七面鳥用電動ナイフもアメリカンな商品ですな(・ω・)ノ
一瞬蛇鳥の丸揚げて下らない事思ったw

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Nov 28, 2008 04:56 PM

>蛇鳥の丸揚げ
ドラム缶が必要じゃないか、という気がいたします。
でも、アメリカっていう国は「でっかいもの」が大好きだから、案外とウケちゃうかもしれません。

Posted by: 井上 | Nov 28, 2008 10:00 PM

雑煮
ぞうに
象煮

え、ああ、大昔のアホな漫画の一こまです。(馬鹿モン)

Posted by: bugaisha | Nov 29, 2008 12:27 AM

 F-15と七面鳥をむりやり結びつけるならば、F100エンジンのアイリス板が確か「ターキーフェザー」と呼ばれていたような。記憶違いだったら申し訳なし。あれを外した理由って、確か共振かなんか起こして脱落事故が相次いだからでしたっけ?

Posted by: KWAT | Nov 29, 2008 01:21 AM

>象煮
何百人分ぐらいになるだろう…

ただ、見た目から勝手に判断すると、象ってお肉が固くて不味そうな感じがします。

>脱落事故
ええ。ただ、同じ F100 エンジンを使っている F-16 ではアイリス板を外していないのが、面白いところです。双発なのが祟ったんでしょうか。

Posted by: 井上 | Nov 29, 2008 09:49 PM

普仏戦争でパリが包囲されたときとかには食べたそうです。
上野動物園の象の花子はそんな目に遭いませんでした。
http://www.ilyfunet.com/a-table/plat/viande/514_plat.html
http://www.foxnews.com/story/0,2933,279080,00.html

Posted by: sionoiri | Nov 30, 2008 08:44 AM

(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

さすがに、象となると 10 時間も煮ないとダメですか。それはそうでしょうねえ。

「ロスチャイルド家のシェフ、デュグレレーズ氏のレシピを記している」なんて書いてありましたけれど、これを読んで「象が減ったのもロスチャイルドの陰謀」と早とちりする電波さんがいたら大笑いであります。

Posted by: 井上 | Nov 30, 2008 09:13 AM

象 余談

図説・動物文化史事典に出ていたと思いますけど、アフリカ象とインド象の学名(ラテン語)だとインド象の方が巨大な生き物の様にになってます。
これって、ローマ人あたりの記述が元になってます。
で、この古代の記述が間違いなのか?と言うとどうもそうではないようで、小型のいわゆるアフリカ象として、一部でインド象のように使役似も使われたことがあるらしい森林型アフリカ象と言われたマルミミゾウ(最近のDNA解析で一般にイメージされるところの草原型のアフリカ象とは別種と証明された様です)か、それに似た今は絶滅した種類の象が北アフリカ~中東地域に存在していた可能性を指摘する文が書かれていたと思います。
象が減ったのは古代から戦争に利用されていたからです、って人が出てきそうな気も。

Posted by: 部外者 | Dec 01, 2008 09:25 AM

生き物の世界って、奥が深いですね。私は専門外なので、詳しい話になるとサッパリですけれど…

>人が出てきそうな気も
大丈夫です。利用するどころか、戦争そのものの主役を務めている人類は、戦乱が止まないにもかかわらず、数が増え続けてますから (え

Posted by: 井上 | Dec 01, 2008 05:33 PM

象だとかつて木数える仕事が有る地に居た毛で覆われた象なら、先史時代人間が狩って食っていたかと(・ω・)ノ
(骨を住居の骨組に使用していた様です)
そう言えば、日本でも別種の毛が生えた象狩っていたなあ。(北海道は木数える仕事の地の象だったかな?)
北アフリカの象(ハンニバルがローマ遠征に使った奴ですな)の絶滅は気候の変化や人間の開発による砂漠化で環境が悪化したからだったかな?
北アフリカにはローマ都市の遺跡が残ってますからね。
リビアには長年軍事基地が有った為に公開されて無かったローマ都市遺跡(良い状態の物)が有りますねえ。

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Dec 02, 2008 02:19 AM

そうか、貴重な遺跡を保護するには軍用地にしちゃえばいいんだ ! (違)

人間と象の関わりって、けっこう古いんですね。勉強になります。馬に乗ると騎兵隊だけれど、象に乗ると象兵隊 ? (ばかもん)

Posted by: 井上 | Dec 02, 2008 05:18 AM

>軍用地にしちゃえば
ヤンバルクイナも北部訓練場あってのことです。
末永く軍用地代が国から地主に手渡されればこそ(藁)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/kounyu/20080125/20080125080.pdf
38度線もトラの特区のようなものだそうです。

Posted by: sionoiri | Dec 02, 2008 07:35 AM

すると、東富士演習場は鹿の特区ですね。
と、富士山スカイラインで鹿を轢き殺しそうになった私が書いてみます。

先日、苗場の近くでエテ公が何匹も道を横切っていて、もうちょっと飛ばしてたら轢き殺すところでした。

Posted by: 井上 | Dec 02, 2008 10:16 AM

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