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Dec 12, 2008

横須賀での収穫

6 日に横須賀に行って、USS George Washington (CVN-73) を見物してきたときの写真を二点。

DSC01087

アレスティングワイヤーを外して、丸めて置いてありました。そこでめざとく見つけたのが、このワイヤーの断面部。左側に置いた W61K は幅が 47mm あるので、アレスティングワイヤーの直径は 40mm か、それよりちょっと細いぐらいみたいです。案外と細いですね。

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こちらは、屋台で売っていたクッキー。いかにもアメリカンなしっとり風味で、お約束のチョコチップ入り。なかなか美味かったです。お値段は 200JPY。温めて食べるのもよいそうです。

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Comments

ずっと考えてるんですが、色々な取り扱い資格というものが存在する国ですが、こういうワイヤーの取り扱い資格はどこが縄張り主張するんでしょうか?なんか楽しい命名になると思うんですよ、こういう資格は。

Posted by: やのちゃん | Dec 12, 2008 06:32 PM

比較的近そうなのは、クレーン関連の資格でしょうか。ワイヤーとフックを扱うという以外には、なにも共通点はないんですけれど。

Posted by: 井上 | Dec 12, 2008 07:09 PM

……ケーブルつながりで鉄道関連?

Posted by: TB&SH | Dec 12, 2008 07:18 PM

まかり間違って海上自衛隊が CTOL 空母を保有したら、着艦拘束装置が「鉄道要覧」に載っちゃうとか… (殴)

ちなみに、スキー場の索道は当然ながら載ってるそうです。

Posted by: 井上 | Dec 12, 2008 07:29 PM

どちらかと言うと「鉄道要覧」にはカタパルトの方が載っちゃいそう・・・。(苦笑)

ワイヤーが細いのは、着艦速度が速過ぎたときに引っかかると飛行機・飛行甲板ともやばいことになるので、一定の力で切れないと困るのでは? と素人考えで思ったりして。

それにしても、インディもキティも見に行ったことがある身としてはウラヤマシス。早く島流し・・・、もとい、地方勤務が終わらないかな・・・。

Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 13, 2008 10:07 AM

アレスティングワイヤーが切れると、切れたワイヤーが振り回されて血の雨が降りそうな気もいたします。どのみち、規定の回数だけ使用したら取り替えるんだそうですが。

EMALS なんかだと、一種のリニアモーターカーですから、確かに「鉄道」といえそうですね !

Posted by: 井上 | Dec 13, 2008 10:37 AM

いつも楽しく拝見しております。

建設分野では、クレーンによる吊上げ作業に関する資格があります。
吊上げ対象物にワイヤーを掛ける作業を「玉掛け」と言い、技能講習が
あります。
http://www.osakatokushu.co.jp/kigixyou/kamoku/tamakake.html

ただこれは クレーン作業時の事故防止を目的としたもので、ワイヤー本体
に関する資格とは言いかねますが。

Posted by: カオス | Dec 13, 2008 11:29 AM

そうそう。あれはなぜか「玉掛け」っていうんですよね。玉じゃないのに。

考えてみると、ワイヤーが出てきそうな場面って、あるような、ないような。

Posted by: 井上 | Dec 13, 2008 02:13 PM

> 玉掛け
 超重量物を扱ったり、落としたら大変では済まない物を扱う関係上、これだけは絶対に甘く見ては成らず、いつも神経をすり減らすところです。
 実際、その取り扱いを誤り大けがをする方が少なくありませんし、死亡災害もありますので。

ちなみに「玉掛け」の語源はこちらを参照願います
http://www.crane-club.com/license/question.html#label05
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 玉掛けという用語は、昭和22年に公布された労働安全規則に記載されているため、それ以前から玉掛けと言われていたようです。玉掛けの語源には諸説あります。つり具のワイヤロープのアイの部分を玉といい、これをフックに掛けるところから玉掛けとなったという説、勾玉がフックに似ているという説、大砲の弾をクレーンで運搬する作業から生まれたという説、大切な物や貴重な物を玉と称していたためという説があり、真相は明らかではありません。
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Posted by: へぼ担当 | Dec 13, 2008 11:47 PM

( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー

毎度のことながら勉強になります。

そういえば、潜水艦やミサイル艇を進水させる際にクレーンで吊り降ろす場合がありますけれど、担当者は胃が痛くなりそうですね。

Posted by: 井上 | Dec 14, 2008 10:21 AM

> 担当者
 確かに。実際に水切り・荷下ろし作業が完了するまでは、段取八分どころか95%位で大変です。一方、現場の職人さんの方は重ければ重いほど、難しければ難しいほど燃えるのだそうで。職人さんだなぁ、としみじみ思うところ。
 ちなみに、こちらの方ではそれを一手に引き受けている某社さんが完全にオーバーワーク状態。
 全国から応援を呼んでいるそうなのですが、普通トラックにくっついているユニック(車載簡易クレーン)で取り扱える物でない限り、ほとんどの重要設備が超重量物品のため、某社さんの手配に縛られてしまう状態。
 そのため、普通は事務処理で忙しいはずの所長さんまで、直々に現場で指揮を執ることに。
「久しぶりの現場指揮ですが、貧乏暇無しですよ!」
とはいつも明るい所長さんの言ですが、忙しすぎるのも安全上考え物で、日々の安全管理に頭を悩ましているとのことです。

Posted by: へぼ担当 | Dec 14, 2008 12:06 PM

そういう職人さんが、日本を支えてるんですよねえ…

昨今の情勢を見ていると、やはりモノやサービスを作ったり売ったりしている人を大事にしないとなあ、と再認識します。はい。もちろん金融も大事ですけれど、金融「だけ」になっちゃいかんでしょう。

Posted by: 井上 | Dec 14, 2008 05:39 PM

>アレスティングワイヤーが切れると、切れたワイヤーが振り回されて血の雨が降りそうな気もいたします。

 記憶に間違いがなければ鳴海章の「原子力空母「信濃」 南シナ海海戦」の中にフックランナーの親子のエピソードで血の雨が降ったような記憶があるのですが、もう15年ぐらい前の本だったと思いますけど。まぁだからどうしたと言われればそれまでですけど(笑)

Posted by: Almera WRC | Dec 14, 2008 09:54 PM

やはりありましたか。

洋上補給のときに使うワイヤーも、切れるとえらいことになるらしいです。

Posted by: 井上 | Dec 14, 2008 10:30 PM

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