スキー日記 2008

May 20, 2008

【Day 41】最終日 (多分)

日付 : 2008/5/16
場所 : かぐら 
天候 : 曇ときどき晴
板 : Powdergirl PG-BW ('06, 160cm)

滑り納め (多分) のために、早起きしてかぐらに出動。今日は一緒に行く連れがいたので、まず目的地とは違う方向にピックアップしに行った後、とって返して関越に上がる。ちゃんと 6 時前に新座料金所を通過して、「駒寄ターン」も忘れずに。

EN 写真工房 の中村さんとは現地で合流して、3 人で 0845 のロープウェイに。先週の時点で「そろそろダメじゃないか ?」と思っていた「命の道」は、今日も根性で維持していた (ちなみに、バス連絡になったのは 20 日から)。クワッドで上がってゴンドラに乗り継ぎ、0920 頃にかぐらメインゲレンデに到着。さっそく滑り出す。

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May 10, 2008

【Day 40】向く・突く・回すぅ Mk.II

日付 : 2008/5/9
場所 : かぐら 
天候 : 薄曇
板 : AMC600

シーズンもいよいよ終盤。AMC776 はシーズン終了を待たずにチューンに出してしまったので、AMC600 を携えて、かぐらに出撃。MSKK 時代の元同僚を途中でピックアップして、2 人での出撃。

ただ、車中で話に夢中になっていたら駒寄 PA で出るのを忘れて、行きも帰りも正規料金を支払うという間抜けなハプニングが。

0810 に、みつまた駐車場に現着。平日だからガラガラ。関越で自分の車を抜いていったスノボ搭載のオデッセイが、ここに現れていたような… まあ、かぐらじゃなければ奥只見しかあり得ないし。

P5091998
(朝イチの駐車場はガラガラ。お昼になってもガラガラ)

さっそく準備をして 0830 のロープウェイに乗り、クワッドとゴンドラを乗り継いで、0910 頃にかぐらメインゲレンデに到着。きれいに圧雪してあるのは嬉しい限りで、とりあえずロング・ミドル・ショートと適当に切り替えながら、何本か足慣らし。幅と落差をとったショートターンが快感。

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(みつまたのファミリーコースは、もはや「命の道」状態 (not ラドガ湖)。板が走らない上に、ここを下る途中には、ちょっとした登りまである !)

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(ゴンドラ山麓駅に降りるところも、もうギリギリ)

かぐらメインゲレンデ
(かぐらメインゲレンデは、なかなかのコンディション - ただし朝イチのみ)

身体がほぐれてきたところで、コース脇のコブに突撃。テクニカルコースに行ってみようかと思ったけれど、だいぶ土が出ているので敬遠して、かぐらメインゲレンデ脇のラインを次々に滑る。もちろん、例の呪文「向く・突く・回すぅ」を唱えながら。1 本目は途中で飛び出してしまったけれど、後はおおむねノープロブレム。

なんて調子で、しばらく滑ったところで缶コーヒーを飲みつつ休憩。再びゲレンデに戻り、「向く・突く・回すぅ」を唱えながらコブ斜面を滑る。切り替え時の吸収動作ができるようになってきたし、暴走や脚のばらけは少なくなってきたし、同じようにバンクを滑るのでも、1 月の安比とは明らかに内容が違ってきている (当社比)。

問題は、これを来シーズンまで維持できるかどうかだよなあ。

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(途中から晴れて暑くなってきた)

ガンガン滑っていたらたちまち疲れてしまい、お昼ちょっと前に撤収、1215 のロープウェイで下山。行きと同様に月夜野 IC 経由で関越に上がり、赤城高原 SA のスナックコーナーでソースカツ丼を食す。帰りの練馬 IC から先の下道以外は渋滞にも引っかからず、短時間ながら充実した出撃、いい気分転換になった。明日から仕事を頑張ろう。

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(かぐら第 1 高速を降りたところで。春山の風景も、これはこれで好き)

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May 05, 2008

【Day 39】向く・突く・回すぅ

日付 : 2008/5/2
場所 : GALA 湯沢 
天候 : 薄曇
板 : AMC776

今日の足は P12+P19 編成の 4311C。当日の朝に状況を見て、突発的に「日帰りきっぷ」を買って出動。

まず、いつものようにエンターテイメントとジジで何本か回しながら足慣らし。4/21 に来た時みたいに、前日に歩きすぎてヘロヘロになってはいないので、特に問題はない様子。

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(だいぶ "黒い" 部分がでてきたエンターテイメント。とにかく雪が重くて滑りにくい)

昼飯を食べた後で、グルノーブルに突撃。相変わらず、全面がコブだらけ。だから自重 (ry

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(曇りがちだったせいか、この写真ではコブの形がよく分からん)

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Apr 30, 2008

【Day 38】スキースタジアムで 2 台試乗

日付 : 2008/4/28
場所 : 白馬五竜
天候 : 晴
板 : Power Thang & FR9

白馬五竜に「スキースタジアム」というのがあって、けっこう豊富に揃った最新モデルを有料で試乗できる。3 月の試乗会だけではちょっと食い足りなかったのと、乗ってみたい板があったのとで、五竜に行っておかなければと思っていた。

大急ぎで朝飯をかき込んでチェックアウトして、0715 頃に出発。途中でセルフのガススタを見つけて、満タンに (長野はガソリンが高いもんで…)。そしてオリンピック道路を疾走して、0800 頃に現着。駐車場はガラガラで、エスカルプラザのすぐそばに駐められた。

着替えてから「スキースタジアム」に行って、もくろみ通りに HEAD の Power Thang (163cm) を借り出す。そして、ゴンドラでアルプス平に上がってアルプス第 1 ペアに乗ったら、EN 写真工房の中村さんから電話。話してみたらなんと、同じリフトに乗っている最中とのこと。自分の方が少し遅れていて、降り場で中村さん、それと師匠と合流。

まずは、圧雪したばかりできれいなパノラマコースで回した。Power Thang の試乗レポは別に書くとして、もう狂喜乱舞の好感触。その後、師匠と中村さんは Hakuba 47 側に降りていき、こちらはチャンピオングランプリを 2 本滑って、斜度があるところでの挙動を見る。

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(最初にリフトに乗ったときに、パノラマコースと ALPS 360 を。このときはきれいなバーン。このときは)

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(師匠、フォームチェックのために撮影中)

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(チャンピオングランプリ側。手前にラインが 1 本できている)

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(アルプス第 3 ペアの乗り場で。手書きのパネルがいい味出してるなあ)

いったんゴンドラでベースに降りて、今度は ATOMIC の FR9 (162cm) を借りる。ゴンドラで上がりながら中村さんに電話したら、Hakuba 47 のゴンドラ山頂駅にいて、これからトップに上がってくるとのこと。そこで ALPS360 の前で待ってますと伝えて、無事に合流。

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(すでに麓ではペアリフトから搬器を外してあった。知らないと、なんだかよく分からないよねえ)

その後、アルプス第 1 ペアで上がり、テクニカルコースに行ってみた。といっても本格的なモーグルバーンは手が (足が) 出ないので、あまりえぐれていないところを選んで 1 本。その後、中村さんは休憩、こちらは師匠とチャンピオングランプリでショートターンの練習。左ターンに比べると右ターンが良くないとあっさり見抜かれて、そこを重点的に。

この頃にはバーンがだいぶ荒れてきて、ヘロヘロ。といったところでベースに降りて中村さんと合流、エスカルプラザで昼飯に「黒ゴマおろしそば」を食す。その後、しばらく雑談したところで解散。パッパと着替えて荷物を片付けて、1350 頃にエスカルプラザ前を出発。

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(黒ゴマおろしそば。面白い)

ナビは長野 IC に行けといっていたけれど、ちょっと逆らって更埴 IC に向かい、すぐ先の更埴 JCT から上信越道に。 途中、練馬出口を先頭とする渋滞にちょっと引っかかったのと、下道に降りてから別件の渋滞に引っかかり (どこかのスカタンが警察に捕まっていて、そのせいで片方の車線を塞いでいるせいだった !)、ヘロヘロになって帰宅。

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(朝のうちは少し雲がかかっていたけれど、後で五龍岳がしっかり見えた)

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(山頂のレストラン・ALPS360 で。ナンですかこれは !)

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Apr 29, 2008

【Day 37】いい感じのコブ斜面を堪能

日付 : 2008/4/27
場所 : 志賀高原 (熊ノ湯)
天候 : 晴時々曇
板 : AMC776

前日まで体調がイマイチだったけれど、朝の 5 時過ぎに目覚めてみたら特に問題なさそうだったので、突発的に出撃決定。先に予定していた内容をそのまま、日付だけスライドさせて、出かける前にネグラの予約だけネット経由で済ませた。

下道も高速も渋滞はゼロで、自宅を 0620 頃に出発、0750 過ぎに横川 SA で小休止、碓井軽井沢 IC で降りて、軽井沢-中軽井沢-峰の茶屋-羽根尾-草津温泉と経由、草津白根火山ルートを駆け上がって、1000 頃に現着。草津白根火山ルートの道路部分はしっかり除雪してあったけれど、道端の駐車スペースは雪が溜まったままだし、渋峠付近のスノーシェッドでも凍結の警告が出る状況だから、スタッドレスのままにしておいたのは正解。

ともあれ、とっとと着替えて準備完了。ところが、駐車場からゲレンデに出るまでのダラダラ登りだけで疲れてしまった。舗装路なら特に問題ないところだけれど、熊ノ湯ホテルの前までスキーで降りられるように雪をつけてあるもんだから、そこを板を担いで登るのは疲れる。

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(左側が第 3 クワッドがある山、右側が第 2 ペアがある山。両方のピークから降りてきて鞍部で合流するルートもある)

ともあれ、一日券 (4,800JPY, 高いぞ !) を買ってゲレンデに出る。まず右端の第 1 ペアで上がって白樺ゲレンデで 1 本、左手の第 2 ペアで上がって急斜面の第 2 コースでショートターンの練習、と何本か回したところで休憩。ソースカツ丼を食べる。

その後、クワッドで上がって、その左手にある第 3 コースに行ってみた。これが実に滑りやすいコブ斜面で、今まででもっともまともに滑れたような気がする (当社比)。すっかり気に入ってしまい、ここを何本も回した。ただ、クワッド降り場からこのコースの出だしに行く連絡路が狭くて、それがもうボコボコに荒れている。コブ斜面よりそっちの方が難しかったわい。

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(問題の連絡路を振り返って見たところ)

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(なかなか滑りやすいコブでありました)

コブで疲れたところで、ハーゲンダッツのアイスクリームを食べつつ休憩。晴れた日にオープンテラスでアイスクリームを食べながらマッタリするのは、春スキーの醍醐味。この日は一時的に曇ったりガスったりしたけれど、また晴に戻った。

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その後、また第 3 コースのコブ斜面を回してから、「整地ショートもやっとくか」ということで第 2 コースに行ってみたら… 午前中にはそれほどでもなかったのに、今度はコブだらけになっていた。

なにせ熊ノ湯はスキー専用、どうやら上手な基礎系スキーヤーとレーサーが集中したようで、滑っている人のレベルが異様に高い。しかもスクールっぽい集団だらけ。ただし日曜だから、午後には大半がいなくなってガラ空きになってしまい、後には猛烈に荒れた緩斜面が残された。

熊ノ湯はどのコースも、下の方が超緩斜面で、奥に行くと急にせせり上がる構成。だから、1 本滑るたびに荒れまくった緩斜面を滑らないといけなくて、それがまた疲れた。そんなこんなで 1400 過ぎに撤収、リフト券を返却してクルマに戻り、長野まで降りてきて投宿。

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(道路標識みたいで面白い。これ以外に「合流注意」のバリエーションも)

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(第 2 ペアを上がって右手に行ったあたりからの遠景。手前は前山。奥は焼額山と寺小屋かな ?)

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Apr 23, 2008

【Day 36】グルノーブル自重しろw

日付 : 2008/4/21
場所 : GALA 湯沢
天候 : 晴
板 : AMC776

当日の朝に「日帰りきっぷ」を買って、4311C (P9 + P2 編成) で GALA 湯沢にリベンジ出撃。念のために、出掛ける直前に営業しているかどうか確認。
春スキーのセオリーからすれば、早起きしてワッと滑ってとっとと帰る方が賢いけれど、前日に JAXA の一般公開に行ってヘロヘロだったので、早起きできなかった。

ともあれ、駅に降り立ってみたら… 自分以外にいたのは一人だけ。その後から降りてきた人もいたようだけれど、4311C で来た人は極めて少数だった模様。

さっそく着替えてコースに出たら、もう天気が良すぎて暑い。とりあえずエンターテイメントとジジを滑って足慣らしして、早めの昼飯。こんな状況のときには、トップを踏むと板がつんのめって走らない。カカト荷重で板を走らせる方が楽。

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(天気が良すぎる。おかげで眺めはよろしい)

両脚にサロンパスをベタベタ貼って寝たおかげで、筋肉痛にはなっていない。ところが、股関節が微妙に痛むために、いまひとつ調子が上がらない。そこで、しばらく休憩してからグルノーブルに行った。

去年だと、出だしの部分は左手に 2 レーンばかりコブがあり、それ以外は整地 (比較の問題ね)。落ち込んだ先から全面コブだった。今年も同じかと思ったら… 最初から全面コブだった。こら、少しは自重しろw

前日が日曜で混んでいたせいもあるだろうし、その全面のコブがまた育ちまくり。こうなると、もはや「滑った」ではなくて、「降りた」という。2 本目ではたまりかねて、すでにできているラインをそのままトレースせずに、ラインとラインの間を滑るインチキをやってみたら、だいぶ楽になった (おい)。

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(((( ;゚Д゚))))

おまけに、グルノーブルは斜度がなくなった後にリフト乗り場まで、しばらく平らな部分がある。今日みたいな天気と雪質だと、この平らな部分が辛い。コブよりもこれが原因で、早々にグルノーブルから撤収して休憩。アイスクリームを食べる。

その後は、エンターテイメントとジジで回した。エンターテイメントでは大回り、ジジでは小回り。特に小回りでは、コブを意識してクローズスタンスで滑る練習も混ぜてみた。

股関節の違和感は相変わらずだけれど、身体がほぐれてきたら、ちょっとマシになった模様。そのおかげで、ジジの最後の一枚バーンで小回りしたときには、割といい感触だった (当社比)。ただ、エンターテイメントの後半で、湿った雪のせいで急に板の走りが悪くなるのには困った。

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(ジジでショートターンしたときは、なかなか良い感触)

疲れてなくて、曇っていればもうちょっと粘ったところだけれど、暑さが疲れを増幅したので早めの撤収。1500 のシャトルバスで駅に移動して、1537 発の 330C (P12 編成) で帰京。帰りがけに駅ナカの書店に立ち寄って、「鉄道ジャーナル」と「航空ファン」を査収。

一人で滑りに行くなら、晴でも雨でもなく、曇りの日がいちばんいいなあ (←欲張り)。

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(さすがにこの時期になると、シャトルバス乗り場もノンビリムード)

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(ハイシーズンなら別々のコーナーにあるものを集約して、レストランは縮小営業中)

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Apr 15, 2008

【Day 35】GALA 難民と昼食難民

日付 : 2008/4/13
場所 : GALA 湯沢 パインリッジリゾート神立 
天候 : 曇
板 : AMC776

書籍校正の合間を縫って、GALA 湯沢に出動することにした。週末だけ営業続行中の ASAMA 2000 とどちらにしようかと悩んだけれど、ASAMA 2000 は営業しているコースが少ないと判明、ボツ。

雨が降っていたら嫌だなあと思ったけれど、幸いにも曇りで済んだので、駅まで行く間に濡れる事態は回避。なんていってたら、いざ 4403C (P10 編成) に乗ろうという段になって「強風閉鎖」の放送が。今日までは神立が営業しているので、そのまま出撃強行。

普通なら、GALA で着替えて荷物をロッカーに入れてから振替先に向かうところだけれど、それをやると融通がきかなくなるので、荷物を抱えたままでバスに乗って神立に移動。神立のロッカーに荷物を入れておいた。

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(「PR 神立」って、いい PR ですな (違))

今日は某掲示板で知り合った Q さんと待ち合わせ。といっても初対面なので、どんな方なのかが分からない。目印を書き込んでおいたので、うまく行けば見つかるだろうというぐらいのつもり。

ところがところがところが。ペアリフトで上がってゲレンデに出て、さらにクワッドに乗り継いでトップに上がって準備体操していたら、いきなり声をかけられた。「GALA が閉鎖だから、たぶん今ごろ現れるだろうと思いました」とのこと。うーんお見事。

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(少なくとも、前回と違って視界はきくのが救い)

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(難民が押しかけたせいか、数分程度のリフト待ちが発生)

とりあえず Q さん達と一緒に 1 本滑ったところで、休憩して雑談。その後、レグルス→ポルックスと何本か回したところで、「早めに帰ります」という Q さん達は離脱。こちらはさらに何本か回したところで、お昼過ぎに「パインリッジカフェ」に。

ところが、GALA 難民が押しかけたせいもあるのか、かなりの混みよう。それよりなにより、次々に料理が品切れになる惨事が発生。自分はフライドチキンだけにしたから助かったけれど、まともな一品料理を頼むつもりだった人は悲惨。

さらに、「お食事をお待ちの方にお知らせします。ハンバーグは残り 9 個です」なんて放送が入り、待っている人の間からは「えー」という不満の声。最終日だから食材を大量に用意するわけにも行かず、そこに GALA 難民が押しかけたせいで、需要予測が狂ったのだと推測。GALA 難民の次は昼食難民か。

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(昼食難民になりそうな皆様)

その後は、ヘラクレスに行こうとして道を間違えて、ペルセウスに行くパターンを何度か繰り返しつつ、急斜面ショートの練習。ちょっと膝の調子が良くなかったので、あまり無理せず早めに帰ろうと思った。

とはいっても、一度もコブに入らないのも癪。そこで、道を間違えずにヘラクレスに行ってみたら、サイズも形も、案外と滑りやすいコブ。最大 40 度の急斜面だし深くえぐれているけれど、「腹」の部分がちゃんとあるし、ピッチが細かすぎないのがよい。

もちろん「頭よりも先に板を走らせる」と切り替えがうまく行かなくなって飛び出してしまうけれど、吸収動作の加減をつかんでからは、多少は連続ターンらしくなってきた気がする (当社比)。そうはいっても、脚がばらけたり、回りきれずにラインを崩したり、板を横に向けすぎたりしているわけだけど。

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(ヘラクレスのコブ。麓にはプライズテストの御一行様が)

この日、神立ではテクニカルプライズ検定をやっていて、リフトの上で聞いた話では 97 人も受検していた由。そのプライズ検定の人がバンバン滑っているのを横目に、ヘラクレスの端の方でノソノソとコブの練習を何本か繰り返した。

そして、疲れてきたところで 1415 頃に撤収。1445 のバスで越後湯沢駅に移動して、予定を繰り上げて 1505 発の 416C (P17 編成) で帰京。GALA に荷物を置くと、こうはいかない。

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(GALA のスクールが、神立でレッスンしてた。クラウンプライズの One Day キャンプがあったみたいだから、それかな ?)

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(とあるリフト待ちのときに、AMC970・AMC873・AMC776 が揃った :-)

ところで。「パインリッジカフェ」のお食事メニューは、ちょっと割高に過ぎるんじゃなかろうか。NASPA なら「ニューオータニだし」と納得されそうだけど (え)、神立で軒並み千数百円台のメニューばかりなのは、どうなんだろう。麓の「チロル」は問題ないけれど。

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Apr 09, 2008

【Day 34】晴天のもとでマッタリ

日付 : 2008/4/6
場所 : 富士見パノラマ 
天候 : 晴
板 : AMC776

今年、富士パラは「積雪が多いから」といって、ゴンドラ 3km コースの営業終了を当初の予定より一週間延ばした。その最終日が 4/6。そこで仲間が何人か集まり、一緒に滑ることになった。

0715 頃に諏訪市内の宿を出て、ガススタやコンビニに立ち寄り、30 分ほどで現着。キョロキョロして仲間の車を発見、その隣が空いていたので滑り込ませた。ハイシーズンなら、この時間帯には第二駐車場に回されるのに、今日はセンターハウスの真ん前。

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(0800 頃の駐車場はガラガラ)

少しおしゃべりした後でノンビリと支度をしてチケットを購入、0830 の稼働開始に合わせてゴンドラ駅まで歩いて移動。毎度のことながら、この横移動がつらい。ゴンドラで上がった後は、上のコナシ~アルパインをしばらく回して休憩。

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(朝一番だけはきれいなバーンだった)

上のペアリフト 2 本は動いているけれど、ファミリーゲレンデはすでに雪が消えて、シーダーゲレンデ沿いのペアリフトも山頂レストランも足湯も、すでに営業終了。

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(ペアリフト「アルタイル」の乗り場に無料休憩所。お菓子・甘酒付き)

「そろそろ滑ろうか」といって準備していたら、タイミング良く F さん登場。さらに F さんのお友達の M さんも加わり、4 人で上の方を回したり、下まで降りてゴンドラで上がったり。そうこうしているうちに、朝から滑っている自分を含む 2 名が疲れてしまい、先に下まで降りて休憩。

しばらくしたら F さんと M さんも降りてきたので、昼飯。ただし自分はあまり腹が減っていなかったので、フライドチキンだけにしておいた。その後はしばらく、スキー談義に花を咲かせて、滑るのはそっちのけ。

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(最終日だけに、麓のレストランもガラガラ)

1300 過ぎまでそんな調子だったけれど、「このまま帰るのもナンだよね」となり、再び板を担いでゴンドラ山麓駅まで行き、山頂に。上で少し回した後、下まで降りて解散。

雲ひとつない晴天だったおかげで、きれいなバーンを滑れたのは最初の数十分程度。それほど混んでいなかったのに、たちまち荒れてしまい、午後にはもうボコンボコン。特にリンデンの壁から下がひどくて、さらにあちこちで土が出かかっていた。

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(リンデンの壁。ここから下は雪質がグッと落ちる)

こんなときは、横ズレを使おうとしても凸凹に邪魔されてうまくいかないから、板が滑らないのに乗じて縦に走らせる。その際に、滑走面全体でヌメーッと舐めるようにして滑ると楽。落差を使ってあげると、ショートターンも案外としやすい。そんなこんなで、ボコボコの悪雪で滑りまくってヘトヘトになり、撤収。

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(最後に山頂から。また来年もよろしくぅ !)

1500 頃に出発して双葉 SA までは順調だったけれど、その時点で「小仏 TN を頭に 3km の渋滞」という情報。それがあっという間に育ってしまい、「小仏 TN を頭に 17km の渋滞」に。

とりあえず談合坂 SA まで行ったら、出口から小仏 TN まで全部渋滞。少し休憩して英気を養ったところで「とりあえず石川 PA まで行こう」といって出発。ところが、まず SA を出る時点で渋滞していた (苦笑)

救いは、下り坂が多かったこと。一時間半ばかりトロトロ走り、石川 PA で休憩。その先にも渋滞があるという情報だったけれど、ここで下道に降りるのもゾッとしなかったので、少し休憩した後で強行突破。そしたら案外と流れが良くて、いくらかスピードが遅い程度で済んだ。

ただし調布 IC と国立府中 IC で出る車は相当な行列で、そのトバッチリで下り線まで渋滞を作っていた (出口が上り線からの車で混雑して、下り線から出る車にも影響したせい)。

ここまで 2 台でタンデム走行してきたけれど、永福 PA で分離。順調に首都高速をかっ飛ばして、スーパーに寄って買物をしてから帰宅。普通なら 2 時間ちょっとで済む行程に 5 時間かけた ⊂⌒~⊃*。Д。)-з

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Apr 08, 2008

【Day 33】目覚めたヴィーナス (違)

日付 : 2008/4/5
場所 : 車山高原 
天候 : 晴
板 : AMC776

6 日に富士見パノラマに行く予定が先に決まり、「それなら、諏訪に泊まって 5 日もどこかに行こう」と考えた。白馬方面はちょっと遠いので、白樺湖エリアで検討した結果、まだ行ったことがない車山高原に決定 (正確には、中学の時に夏山リフトに乗ったことがあるけど)。

もう最終日の 2 日前だし、そんなに混まないだろうと思って寝坊して、0620 頃に出発。0910 頃に現着したけれど、満タンだったのはセンターハウス前の狭い駐車場だけで、ビーナスラインを隔てた反対側の第 1 駐車場すら空きがあった。

規模を考えれば、3,900JPY の一日券ではなく 3,300JPY の 4 時間券で十分。それを買ったら、0930 頃の発券なのに有効時間が 1350 まで。そりゃ 4 時間半券だ。

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とりあえず、麓のクワッド「スカイライナー」で上がり、緩斜面を 1 本。そこから、リフトで上がるごとに 1 本ずつ左に移動していって、緩斜面を滑りながら足慣らし。最初のうちはバーンが少し固かったけれど、すぐに緩んできた。

早めの休憩に入ったスカイシティの 2F にトンカツ専門店があったので、「ミニソースカツ丼」を頼んでみた (700JPY)。ところが、メニューの写真よりもカツがだいぶ小さいのでガックリ。カツそのものと、具だくさんの味噌汁は良かったんだけど。

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(こちらがメニューの写真)

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(こちらが現物)

エンジンがかかったところで、左端の第 4 ロマンスでトップに上がる。車山は基本的に緩斜面が多いけれど、最急斜度 38 度の「スポーツマン」「キャプテン」と、30 度超の「ヴィーナス」という、トンでもない急斜面がある。真冬に来るとアイスバーンになり、車山が「氷山」と綽名される原因になるのだけれど、さすがにこの時期なら緩んでいる。

まずヴィーナス。ビビりながら滑り出したけれど、雪が柔らかいから足場ができるし、それなりに降りられる (当社比)。さすがにスポーツマンではビビってトップを下に向けるのを躊躇してしまい、中回り気味でターン弧もグダグダ。

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(ヴィーナスの中腹から。ここから下は難しくない)

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(リフトから見たヴィーナスの上半分。ひょえー)

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(スポーツマンの滑り出しから下を見下ろす。ひょえー)

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(左がヴィーナス、右がスポーツマン。ひょえー)

その後はヴィーナスで回した。疲れてきたら怪しくなってきたけれど、思ったよりちゃんと降りられる。1 月からこちら、急斜面対策のトレーニングを積んできたのは無駄じゃなかった模様。

疲れたところで、アイスクリームを食べつつ大休止。ついでにベースをウロウロしてみた。テストセンターに置いてある板を見てみたら、オガサカばかりだったのでガックリ。

一度だけ、奥のパノラマコースに行ってみた。こちらはペッタンコの緩斜面なので、初級者でも安心してトップに上がれる。ところで、車山は立木が少なくて妙に開放感があるけれど、これは在りし日の ARAI によく似てるね。

P4051760
(ペアリフトを降りてパリラマコースに向かうところ。この辺が ARAI ちっく)

だんだん疲れが溜まってきたので、缶コーヒーを飲みつつ休憩。最後にヴィーナスとスラロームで 1 本ずつ回して 1330 頃に終了。ちんたらと諏訪市内に移動して投宿。

車山は開放感が売りだからか「空」にこだわりがあるようで、施設もクワッドも「スカイ○○」と名付けている。それならいっそ、ダグラス社の海軍機の名前にしたら。「スカイレイダー」「スカイレイ」「スカイナイト」「スカイウォーリア」「スカイホーク」「スカイシャーク」「スカイランサー」などなど (覚えらんねーよ)。

P.S.
ここ、リフトが軒並み太平索道製だったのにビックリ。見慣れない椅子を使った搬器だと思ったら…

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Apr 02, 2008

【Day 32】なんで今ごろ吹雪くかね

日付 : 2008/3/231
場所 : GALA 湯沢 
天候 : 吹雪
板 : AMC600

天気予報とニラメッコした結果、日曜ではなく月曜日の出動と決定。P10 編成の 4403C で出撃して、帰りはとりあえず 4420C を押さえておいた。あえて、「びゅう」ではなく日帰りきっぷにして、スケジュールの自由度を持たせているのがポイント。

朝のうちは雪でも、気温が上がると雨になるかもしれない。だから、早く行って早く帰るのが正解っぽいけど、春スキーのシーズンに入ると GALA 発の上り列車が激減する。
よって、場合によってはシャトルバスで越後湯沢に出て、早い電車で帰ろうという作戦。「びゅう」だと列車が完全に固定になってしまうので、それができない。

現着して準備してゴンドラで上がってみたら、雪がボンボン降っていた

P3311726 
(なにしろ視界の悪い日で、グルノーブルは雲の中だったので遠慮した)

ただ、実際に滑ってみると嫌らしいコンディションで、前に気温が上がって緩んだところが凸凹のままで堅くなっていて、その上に新雪が乗っている (特にジジの後半がひどい)。ところどころ、アイスバーンが顔を出している箇所も。だから、足元がすごく不安定で滑りにくい。しかもエッジグリップが弱い AMC600 だから、なおさら。

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(3 月末とは思えない雪質だったけれど、土台がねえ…)

それで、コース端の吹き溜まりになったところを選んで滑っていたけれど、2 本目にジジを滑ったときに、凸凹に足を取られて顔面ダイブ、板が外れる大転倒をやってしまった。ゴーグルのフレームで叩かれた顔面がちょっと痛む。

こういうときは、とりあえず休憩して気を取り直すのがよい。腹が減っていたこともあり、早めの昼飯。

その後は、中央エリアと北エリアを行き来しながら、もっぱら整地ショートの練習をやっていた。雪がいい具合にふんわり溜まったところだと足場ができるので問題ないけれど、凸凹のままで堅くなったところではつらい。

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(エンターテイメントの分岐路。ちょっと斜度があって練習によい)

天候はというと、雪というより吹雪。それも、だんだん雪質が乾き雪になってきた。1300 過ぎになると、チアーズのあたりでは雪が止んだけれど、クワッドで上がると相変わらずの吹雪。グルノーブルなんか雲の中。風向きの関係で北エリアだと吹雪が直撃するので、午後はこまめに休憩しながら中央エリアで滑った。

ショートターンばかりやっていると疲れるので、スキッド系の滑りもやってみた。ただし、もろにズレズレにするのではなくて、微妙にずらしながら板を縦に走らせる滑り。今日みたいに足元が安定しないコンディションでは、この滑りが最善だったかも。

そんなこんなで案外と疲れてしまったのと、風が強くなってゴンドラの心配が出てきたので、1450 頃に撤収。1530 のシャトルバスで越後湯沢駅に移動して、P18 + P11 編成の 418C で帰京。国境の長いトンネルを抜けてみたら晴れていた。

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(帰る頃には、下界が少し明るくなってきた。ただし山頂ではずっと吹雪)

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